スポーツとカイロプラクティックについて



アスリートからも支持されているカイロプラクティックの効果

 

カイロプラクティック(日本の整体とは異なります)が普及している欧米では、多くのアスリート達がコンディショニング管理に、そしてパフォーマンスを最大限に引き出すことを目的に、カイロプラクティック・ケアを活用しています。例えば・・・

プロゴルファーのタイガー・ウッズ氏は、彼専属のカイロプラクター(整体師ではありません)を雇っており、「私はカイロプラクティック・ケアによって多くのものを手に入れることが出来た。私にとってカイロプラクティックは、スウィングやパターの練習と同じぐらいに習慣的なものだ・・」とコメントしています。

アトランタ・オリンピック、陸上十種競技の金メダリストのダン・オブライエン氏は、「私にとってカイロプラクティックは、痛みを治療するものからパフォーマンスを引き出す大きな要素へと変わり、ライフスタイルの一部となった。そして今後もそうあり続けるだろう。」とコメントしています。

また最近では、アスリートへの治療的な効果やパフォーマンス向上効果なども認められ、IOC(国際オリンピック委員会)は、ロンドン、そしてリオ・オリンピックの選手村や競技会場でのケアとして、カイロプラクティックを正式採用しています。

 

陸上男子100m&200mの世界記録保持者のウサイン・ボルト選手がカイロプラクティックを受けてることは有名で、「私は勝つために、先ず、カイロプラクティックを受けている・・」とコメントしています。(画像はカイロを受けているボルト選手)

当院にも、学校の部活動~トップクラスのアスリートまで、様々な競技の選手がケアに訪れています。

以前は痛みなどを改善する目的のみで来院する人が殆どでしたが、カイロの持つ様々な効果が認知されて来た最近では、体調管理やパフォーマンスの向上を目的に施術を受けられる人も増えており、「以前よりも動きが良くなりました」「自己ベストが出ました」「優勝しました」などの嬉しい声もいただいております。

 

関節の機能障害を修正して、神経の感覚センサーをリセットしよう!


背骨や骨盤などの関節に関節機能障害(動きの異常)があると、体からの情報が司令塔である脳・脊髄に上手く届き難くなります。

 

 

すると、脳や脊髄からは、その関節を動かす筋肉に適切な命令を送ることが出来なくなります。筋肉を必要以上に収縮させたり、収縮不足になったり…これではパフォーマンスが低下するだけでなく、故障の原因にもなってしまいます。

また、末梢からの不適切な情報によって、脳(大脳・小脳)の左右の機能にもアンバランスが生じやすくなります。

とりわけ、小脳は姿勢の維持や平衡バランス、手足の運動の調節を行う中枢であるため、素早く、無駄なく、的確に体を動かすことが要求されるアスリートにとって、小脳のはたらきはとても重要です。(大脳皮質運動野⇔大脳基底核⇔小脳のトライアングル連携によりスムーズな運動が行われています)

スポーツなどではよく「体」で覚えると言いますが、実際には「小脳」が新しい神経ネットワークを構築する要ということなのです。

「フィジカル・トレーニングをしても、思うような結果がでない・・」、「怪我はとっくに治ったのに、なかなか調子が上がらない」、「記録、成績のバラツキが大きい」・・など、それらの本当の原因が、脳や神経機能のアンバランス(病気ではありません)にあることに気づかずにいるアスリートは、潜在的には多いものと考えられます。

 

関連事項として、体幹筋(インナーマッスル)を積極的に鍛えているアスリートも多いことと思います。

 

但し、筋電計で体幹筋の活動を調べた近年の研究(Eyal Lederman PH.D)では、体幹筋は体軸や姿勢の維持には予想したほど働いていないという事実が判明しています。また、鍛えすぎた体幹筋群の強い収縮が起こると、背骨を痛めるリスクが高まることが指摘されています。(鍛えるのは良いと言えますが、程々にしておいた方が良さそうです)

 

体軸感覚や姿勢バランスで最も重要なのは、脳や神経、前庭・三半規管の働きです。

 

仮に、それらが自覚症状としては現れないレベルであっても、特に100分の1秒を争うような競技種目、とりわけトップレベルで競い合う選手にもなれば、その影響は無視のできないものとなります。(時には人生を左右する事さえもあるでしょう・・)

当院のカイロプラクティックが、あなたの持つパフォーマンスを最大限に引き出し、更なる進化・向上を促すための「リーサル・ウェポン」になるかもしれません。

「筋肉を鍛えれば腰痛は治る・・」は都市伝説?

 

慢性的な腰痛などに悩まされているスポーツ選手も多いのですが、原因が関節機能障害(動きの異常)にある場合、筋肉を鍛えたりストレッチをしても、根本的な解消は見込めません。(※これは腰痛以外の症状にもあてはまります)

なぜかと言うと、関節機能障害が発生している関節では周囲の組織が緊張している(関節静的反射)ために、その関節は自力では正常に動くことが出来なくなっているからです。

具体的には、関節を動かした際の関節内部の副運動Ⅰ(エンドフィール)と静止状態での副運動Ⅱ(遊びの動き)に制限が生じています。この状況下では、関節包、靭帯、筋膜、腱膜、骨膜が緊張した状態のままで維持されます。

その為、特に仙腸関節に機能障害がある状態で繰り返し負荷のかかる運動を続けると、関節周囲の組織への大きな負担となり、慢性的な炎症状態を起こすなどして治り難くなります。

また関節に機能障害のある状態で無理なストレッチを行うと、痛みが誘発されることも多く、それを我慢して行なうことで筋線維や筋膜組織を損傷し、修復時の組織の癒着によって、関節そのものの可動域が減少したりします。

関節機能障害が軽度の場合では、温めたりマッサージを行うことで、緊張した組織が緩むため、痛みや凝りなどの症状が一時的に軽減される場合もありますが、しばらくすると直ぐに元に戻ってしまいます。

そもそも、筋肉を鍛えたり運動をして腰痛が治るのであれば、スポーツ選手で慢性腰痛に悩む人などいないはずです。

また仮にそうだとすれば、スポーツとは無縁だという人の殆どが、酷い腰痛に悩まされていてもおかしくないはずなのですが、全くそんなことはありません。

確かに、筋力を増強したり、柔軟性を保つことは「腰痛の予防」にはなります。しかし「腰痛の治療」にはならない場合の方が圧倒的に多いのです。治すことと予防することとを混同しないことが肝要なのです。

関節に機能障害があれば、それらを修正し、感覚センサー(受容器)の誤作動状態がリセットされた上で(必要ならば、しばらく積極的な運動を控えた上で)、適切なトレーニングを行うことが望ましいでしょう。

アスリートやスポーツ愛好者の方は、当院の施術を試されることをオススメします。

 

関節機能障害(動きの異常)が原因である可能性があるもの


頭痛/顔の痛み/原因不明の歯の痛み/顎関節の痛み/かみ合わせの異常/原因不明の耳鳴り/ムチウチで長期間にわたる首の痛みやコリ/首の痛み/腕や手指の痛み、シビレ/肩こりの大半/肩の痛み/野球肘、テニス肘とされる痛み/背中の痛みやコリ/肋骨の痛み/腰痛/椎間板や軟骨の異常が原因と考えられている腰痛、および下肢の痛み、シビレの多く/老化や骨粗鬆が原因と考えられている腰痛の多く/軟骨の変形が原因と考えられている股関節痛や膝関節痛の多く/原因不明の大腿部、ふくらはぎ、足の痛み、アキレス腱や踵の痛み/成長痛とされている痛み/自律神経の異常とされている症状/便秘/生理痛/手足の冷え/むくみ/身体のゆがみ/など