国際疼痛学会のカイロの有効性を示す研究報告


2018年7月、痛みに関する世界的権威である国際疼痛学会(IPSP)の機関誌「Pain」に「思春期の腰痛に対する脊椎マニピュレーション(カイロプラクティックで行う脊椎の調整)と運動療法」の研究報告が掲載されました。


研究は慢性腰痛を持つ思春期(12歳~18歳)患者を対象に行われました。


研究では、慢性腰痛を持つ185人の被験者を12週間の脊椎マニピュレーションと運動療法(リハビリ・体操)の併用グループと、運動療法のみのグループとの比較が行われました。


結果、開始から6ヶ月目に両グループの間に大きな差が出始め、脊椎マニピュレーション(カイロプラクティックで行う脊椎の調整)と運動療法との併用は、運動療法のみよりも1年以上の長期間で効果が見られることが分かりました。


また今回の研究(ランダム化試験)の結果は、慢性腰痛の治療への費用対効果についての答え&評価に役立つとしています。


PS:こうした有益な情報が日本の医師会から公表されることは、多分ありません。

理由については皆さん各自でお考え下さい。


参考:Pain (https://journals.lww.com/pain/pages/default.aspx)


 

日本カイロプラクティックセンター松本東(NO整体院)

 

2018年10月02日