英国の大学に新たなカイロプラクティック学科が開校&ダイアナ元王妃

 

海外の話題ですが、

 

2018年9月、英国にあるロンドンサウスバンク大学にてカイロプラクティック学科が開校しました。

 

英国内のカイロプラクティック教育機関には、AECCユニバーシティー大学、サウスウェールズ大学、マクティモニー・カイロプラクティック大学があり、同大学は英国では4校目のカイロプラクティックの教育機関となります。(追記:英国の総合大学ティーズサンド大学が2019年にカイロプラクティック学部を開設することも決定しています。)

 

英国ではカイロプラクティックが法制化されており、英国内でのWHO(世界保健機関)基準の正規なカイロプラクターは約3,100人いますが、新たな教育機関を開設することで、2025年までに5,000人にまで増やす計画があるそうです。

 

英国の人口はおよそ6,600万人ですから、対応するカイロプラクターの数がまだまだ足りないということなのでしょう。

 

ちなみに、日本の人口はおよそ12,000万人ですが、カイロプラクティックが法制化されていない日本では、WHO基準を満たすカイロプラクターは約800人(甲信越では数名)というのが現状です。人口15万人に対して1人のカイロプラクター...足りないと言うよりも、殆どいないと言うべきでしょうか。

 

英国の大学で取得できるWHO基準のカイロプラクティック学位ですが、B.C.Sc.(カイロプラクティック理学士)やM.C.Sc.(カイロプラクティック理学修士)などのアカデミック(学術)系の学位が発行されています。これは英国文化圏の豪州でも同様です。

 

また米国やカナダなど北米圏の大学では、D.C.(ドクター・オブ・カイロプラクティック)というプロフェッショナル(職業)系の学位が発行されています。※各国の文化や学制の違いによるものです。

 

現在、日本でWHO基準の正規なカイロプラクターを養成する教育機関は1校存在(TCC 東京カレッジ・オブ・カイロプラクティック)します。全日4年制(4,200h以上)で、TCCではD.C.号を発行しています。

 

TCCは世界のカイロプラクティック大学などの教育施設に認可を与える機関であるCCEA(オセアニア・カイロプラクティック教育審議会)により認可承認を受けています。カイロプラクティックが法制化されている国でカイロプラクターの養成を行う教育施設は、全て地域管轄のCCE(世界に4つあり、4つのCCEの相互機関としてCCE-Iがあります)の認可承認を受けなければなりません。(当たり前でしょうが、審査基準は多岐に渡り、認可また更新は容易ではない様です)

 

TCCを卒業し、同審議会が学位として承認するD.C.号を取得すれば、欧米のカイロ大学卒業(学位称号)と同等に扱われるため、海外の大学院に進学したり、米国などの法制化国での開業試験を受けられるなど、国際社会では十分通用するのですが、日本の文部科学省認可の大学ではありません。

 

この様な(国内と海外での)いびつな状態は、日本国内で正しいカイロ教育の普及や研究を推進して行く上で、何かと足かせにもなります。

 

日本にお住まいの皆さんが、どこでも容易に安全で効果的な施術を受けることが出来る様になるには、WHO(世界保健機関)ガイドラインに準拠した正規なカイロプラクター数の大幅な増加が必要不可欠となるでしょう。

 

そのため、文部科学省認可の大学で正規なカイロプラクティック教育が設置される様、現在、WHOに所属する世界カイロプラクティック連合(WFC)の日本代表団体である日本カイロプラクターズ協会(JAC)が、関係省庁や大学などとの折衝をしています。

 

PS:今回、英国のカイロプラクティック大学の話題を知って、私が直ぐに連想したのは故ダイアナ元王妃」です。

 

ダイアナ妃はカイロプラクティックの理解者で、英国で法制化される以前から、AECCユニバーシティー大学(当時はアングロ・ヨーロピアン・カイロプラクティック大学)のパトロンをしていました。(本人、または家族がカイロ治療を受けていたのかもしれませんね)

 

彼女の意思は引き継がれ、そして着実に発展しています。

 

下の画像はダイアナ妃が同大学を訪問された時の様子です。

 

 

 

長野県松本市 日本カイロプラクティックセンター松本東・整体院

 

2018年09月10日