1月31日(火) 11月16、18日日誌ですでにお伝えしてあったが、11月16日の委員協議会で、委員長として結論を持ち越す意味で「聞きおいた」とまとめ、12月15日から28日の間行われたパブリックコメントを経ての議論となる。 さて、本条例案に関しての論議として、前回の委員協議会では、「拘束力」と「実効性」のことが話題となった。 そのときは、当日の委員会での協議内容との関係だけを主にお伝えした訳だが、この「防犯条例(案)」に関しては、根本的な問題の一つに「市民の責務」条項のことがある。 条例案については、ここをクリック もともと、憲法は、時の為政者、政府に守らせる立場から作られているが、そんな中でも、国民に義務を課しているがそれは次の3つだけである。
地方自治体の条例についても同様で、住民の「責務」を定める場合には特別の配慮が求められます。 その中には、「責任として果すべきつとめ」として妥当と思われるものもありますが、首を傾げたくなるものや、たとえば「松本市部落差別をはじめとするあらゆる差別撤廃と人権擁護に関する条例」に見られるように、市民の内心にまで及ぶことを「強制することにつながる危惧」があるものまで制定されています。 「責務」を辞書で引くと そうした意味で、私は、この間も 「市民の責務」と、条例にうたわれるときは、かなりの慎重に対応して、その態度を決めてきました。
ぜひともご意見をお寄せいただければ、幸いです。
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1月30日(月) 議会事務局からは、前回の会議録が今日の会議までに事前に委員には配布され、目撃者証人の結果に関して、まったく目撃しなかった24人を除き、目撃した議員13人に関する証言の一覧(別紙)が、本日配布された。 委員長が事実確認に関しての意見を求めたので、私は、 議論の中では、経過すべての事実関係の確認を求める委員の発言もあったが、この際、いわばビデオテープの再生のようにその経過の一部始終に関しての事実認定の必要はないと考えたので、私は改めて、争点となっている、吉江議員が「突然襲われるという事件」があったのかなかったのかの事実認定のみで十分であることを主張した。 証言を総合すると吉江議員が「現場」と主張する議場で入り口に於いて、身体的接触があったとする証言はひとりだけで、もしかすれば接触すらなかった可能性もある。 13人の証言内容に関しては、ここをクリック 次回、第6回委員会は、2月6日(月)午後1時半からです。
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1月28日(土) 菖蒲という地域には、家は4軒ほど確認できるが、住んでいるのは1件のみ。 「私ら、若けいしょにお世話になっているので、言うと通りにするだけ。」 そうこうしているうちに、相手候補の宣伝カーが、伴走車を1台連れて、私たちの車の後をつけてくる形になった。 チラシをお届けして別の場所に移動すると、ある集落に続く入り口道路には、1台の軽トラックが、まさに進入をふさぐ形で止められていた。 合併しての心配事は、とお聞きすると 「旧村内には、5つの建設業者があったが、合併のよってすでに大町市内の業者が仕事をしに来ている。5社のうち残れるのは2社だけという事が聞かれる中で、自分は3社のグループに入るか、2社のグループで残れるかの心配がある中で、先行きのことを考えての選挙となっている。みんな語らないのはそうしたことが背景にある。」 「村の選挙」のしこりは、100年残るとも言われている。 夕方からは、最後の訴えを行う候補者とともに候補者カーに乗って、アナウンサーを務めてきた。
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1月25日(水) 「今年は景気が少し上向き傾向で、その時流に乗り遅れることなくそのチャンスを生かす年に」 などなど、昨年からの思いも込め、それぞれの立場からのお話がある中で、今日の中信勤労者医療協会の新年会での松本協立病院院長の乾杯の発声の際のごあいさつは、実に共感できるお話だった。 「少なくない皆さんから、『今年も正直、おめでたくない』年と言われることが多い中で、私はそうは思いません。」
「3年半前から院長の職にあるが、医療分野への荒波の連続だった。 どうしても、小泉内閣の「大勝」を引きずっての今年の幕開けという事もあり、暗い気持ちで新年を迎えている人が多い中で、マスコミの役割の部分を除き、実に共感できる納得できたお話だった。 さて、そのマスコミだが、「ホリエモン逮捕劇」から、すでに時間が経過する中で、やはり次のようなコメンテーター、司会者の発言が出始め、特集の仕方も少しずつ変わって来ている。 「ネガティブな面だけでなく、ホリエモンが時代的に果たした役割をどう評価するかが大事だ。」 予想されたように、明らかに変化が見られる。 物事には、現象と本質がある。 今度の事件を見る際に、誰がこうした事件が生まれる温床を作ったか、許したかを究明することが、本質も探る上で、そして見失わないために重要だと思う。
マスコミが、昨日までの段階では志位委員長の質問を取り上げて、「規制緩和万能路線が、事件の土壌をつくった」事を伝えたが、耐震偽装問題など一連のことを含め、ここに事件の核心があることは誰もが気がつくことだ。 それがやはり枉げられてきている。 しかし、「今年がかなり変わり始める年」であることに変わりはないと私も確信する。
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1月24日(火) 志位和夫委員長が今日の衆院本会議でおこなった代表質問の部分で、「ライブドア事件」に関する部分の大要は、以下の中身。 「この事件の根本にあるのは何か。ライブドアが株価つりあげに使った手法は、株式交換、株式分割、投資事業組合という三つの手法を組み合わせて「錬金術」を行うというもの。
株式交換は九九年の商法改正で導入されたもの。」 テロップは、各社ほぼ共通、「規制緩和万能路線が、事件の土壌をつくった」と報じた。 これに対する、小泉首相答弁は、根拠を示さず「批判はあたらない」と述べただけだった。 「3つの手法」を組み合わせた錬金術。 そのうちのひとつ、株式分割に関して言えば、これも例の「年次改革要求書」によるアメリカからの要求に基づくもの。
明らかに、土壌を作ったものにほかなりません。 今のところというかこの時点までは、マスコミも本質に迫る報道を行っているが・・・。
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1月23日(月) 国民全体の所得が連続的に減少するなかで、貧困層が広がるという事態は、戦後初めての異常事態であります。 24回党大会の特集の部分は、ここをクリック そして、もう一つ重要な分析に、大会関連の時点では強調されなかったが、志位委員長が国会議員団総会で紹介した「小泉内閣は、"負担押しつけ王"であり"史上最悪の借金王"」の暴露の部分がある。 詳細は、ここをクリック (最後のほうに具体的なグラフと図があります。) 昨年の暮れの12月定例市議会で、私は「負担の問題」をテーマに代表質問を行なったが、重要な事は、負担の押し付けと同時に格差の拡大という事態が進行し、そしてその事が健康をも害しているという調査結果が出ているという事だ。
松本市の国民健康保険証の問題に関しては、この間、前市長時代に何度か市議会で取り上げてきたことがある。 続く)
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1月22日(日) 波田町後援会の席では、24回党大会の報告も兼ねてのあいさつの場を頂いた。 昨年は、選挙がたくさん行なわれた年でした。 そして、今週のしんぶん赤旗「日曜版」は、実にその編集がこうした事態を物語り、さらに党大会の中身にもふさわしい記事になっていることを紹介した。 今週の日曜版(本日1月22日付)では、「新自由主義」路線は、中東をはじめとして、南アメリカで失敗・破綻していることを地図入りで報道している。
参加者から、「新自由主義」の意味がよくわかったとの感想をもらった。 さて、マスコミも「テレビ劇場」として、「ライブドア問題」の本質に触れるような報道をし始めた。 ところで、正午から始まった中条町会の新年会の席には、民主党下條みつ衆議院議員が顔を見せ、あいさつを行なった。
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1月21日(土) そんな中注目したのは、菅谷市長が質問したことだ。 市長は次のように質問した。 それに対する松永氏の話は、次のようだった。 松永支店長さんには、まことに申し訳ないが、さしずめ、「質問しなかったほうが良かった。」と思わせる話の中身だった。 今年のキーワードは、小泉構造改革の「新自由主義」にあることが改めて解る。 「弱肉強食」の社会は、もともと動物界の世界。人間らしい社会とは無縁だ。
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1月20日(金) 「ルールなき資本主義」のもとでの貧困と社会的格差の新たなひろがり…… 国際比較でみても、日本における貧困層と社会的格差の広がりは顕著である。OECD(経済協力開発機構)の調査では、日本の貧困率(全世帯の等価可処分所得の半分以下しか収入のない世帯を貧困としてその人口比率を出したもの)は、15・3%に達している。貧困率は、調査した加盟二十五カ国のなかで第五位で、OECD諸国の平均10・2%を大きく上回っている。 これらの根底には、人間らしい雇用の破壊がある。大企業・財界は、中高年への「リストラ」と新規採用抑制によって、正社員を減らし、派遣や請負、パート、アルバイトなど非正規雇用への置き換えをすすめ、労働者の三人に一人、若者の二人に一人は、不安定雇用のもとにおかれ、極端な低賃金や無権利状態に苦しめられている。
少し長くなった引用だが、松本市の現状との関係で、1999年から今年度2005年度の就学援助認定者数の推移を職員の協力いただいて調査してみた。 夕方から、松本市社会福祉協議会鎌田支会の毎年恒例の新年会が、夕方6時から開かれることもあり、こうした事実をお知らせし、「社会的連帯による社会的反撃を」の訴えをしたくて、事前に原稿を準備して、臨んだ。 乾杯の後の懇親の席で、何人もの方から、
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1月17日(火) 関係者は、大きく「コントローラー」=統制部と「プレイヤー」=演習部の2つに別れ、事前には演習部の関係者には知らされていないシナリオ=状況付与計画に基づき241件の「状況」が、ほぼ10分刻みに出され、それに対して「総務・政策部」「健康福祉部」「上下水道部」などの部門が、お互いにおきた状況に応じて、判断し、意思決定・処置していく過程が目の前で繰り広げられた。
この訓練方式は、やはりアメリカ仕込のもので、CPX(Command Post Exercise=図上訓練)と軍事訓練によく使われる方法だが、(「状況付与」という言葉は、何の直訳か?)、参加者からのアンケートなどをとり、今回の訓練の結果・経験・教訓を明確にするというが、かなり興味のあるものだ。 この訓練に関しては、昨年の17日の総合防災訓練の際、菅谷市長から行なわれることが表明されていたもの。
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1月16日(月) 「審査に先立ちまして、前々回の委員会におきまして、本日の会議からは公開しないということで協議いたしましたが、正式にはその日の会議の都度決定する必要がございます。その後、全国的な動向を調査をいたしましたところ、平成16年に設置された各市議会の懲罰委員会はすべて公開をされている状況でございます. したがいまして、私といたしましては、当委員会は公開することにいたしたいと思いますが、いかがでしょうか。」 それに対して、 前回あれほど頑強に「秘密会」を主張した委員も、今日はそろって、「異議なし」と呼び、私のほうから公開で行うことの提案をする必要がなくなった。
委員長は、 さて、今日は、議員による「目撃証言」。 まず、共通していたのは、「襲われたという事件性」についての認識はなく、そのため誰もその場では、「何かあった」程度の記憶だったことがわかる。
前回1月6日の日誌で、 「襲われた」行為があった場所については、 次回は、1月30日午後1時からと確認された。 (追伸:遅ればせながらの発信です。)
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1月15日(日) マスコミにとっての今度の大会の関心事は、この1点にあることは、だいぶ以前から伝わって来ていた。 不破議長が、議長職を退いたことの経過等については、不破前議長自らの発言を読んでいただくのが一番いい。 今度の大会は、新しい綱領を決定してのはじめての大会。 24回党大会の特集は、ここをぜひご覧下さい。 ここをクリック 以下今後続く)
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1月13日(金) 「小泉内閣が、『構造改革』としてすすめてきた『新自由主義』の経済路線――大企業の利潤追求を最優先にし、規制緩和万能、市場原理主義、弱肉強食をすすめる経済路線は、日本経済と国民生活の矛盾をあらゆる分野で深刻にしている。」 そして、志井委員長は、中央委員会報告の中で、次のように報告している。 実は、この「新自由主義」の経済路線に関しては、私たち議員団も何度もその本質と地方政治への表れ、それとのたたかいというテーマで、具体的に松本市政との関係で、何度か議論を繰り返してきた経過がある。 次回に続く) (注:熱海市にPCを持ち込んで、書き込んだメモに関して、少しずつ加筆してお知らせします。)
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1月12日(木) 昨夜は、新網代トンネルをくぐって、宇佐美方面まで足を伸ばしたが、今夜は、その宿から伊豆多賀駅方面まで、走ってきた。
さて党大会二日目。 そうだ。何とかしなければいけない。 そんな中でも、「青年の実態は、涙なしには語れない」と切り出した千葉県の神部紅(じんぶ・あかい)さん(23)。 千葉県 神部紅(じんぶあかい)さん(23)の発言(要旨)は、ここをクリック 私も例外ではなく、発言が続いた後の休憩時間に、眼鏡をはずしたら、その眼鏡には乾いた大小の丸い曇りが両方のレンズに残っていた。
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1月11日(水)
日本共産党の大会は、2年に一回開かれるが、たとえば、自民、民主などの大会と違って、大会そのものの日程が長いだけでなく、その準備も、大会決議案は、すでに2ヶ月前から、全国の組織での討論が行われて、今日を迎えている。 続いて行われた志位委員長の中央委員会を代表しての報告は、そうしたこの間の各党組織での討論と新しい情勢の変化を加えながら行われた。 その印象は、ただ決議案を補完するにとどまらない、全体としてたたかう姿勢をかなり鮮明にした勢いあるものに聞こえた。 そして、そのことは休憩後、志位委員長が第3章の報告に入った冒頭で以下のように述べたことで裏付けられた。 また、報告の方法も、それも今までと違って、たとえば、労働組合運動の部分の(13)の部分と党建設の(16)の職場支部の活動の抜本的強化を図る部分とを合わせてたたかう方針という形に特徴付けることができる。 私の記憶でも、大会決議案が、青年問題で締めくくられるのは、おそらく今回が初めてだろう。 大会は、今日から4日間の日程で開かれるが、13日まで討議した後、14日(土)に採決が行われ、続いて役員選挙が行われ、閉会する。
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1月9日(月) 7日(土)の夜は、泊まりだったので、朝のその番組は、事務所見ることになり、十分なメモを取ることができなかったが、実は、このアメリカの記者の第二の突っ込みに期待をしたのだが、残念ながらその先は、まったく記者からの反論がなかった。
11日から14日土曜日まで4日間の予定で、熱海で行なわれる日本共産党の第24回党大会に、私も参加することになった。 「首相による靖国参拝が、日本の国策として固定化される危険が生まれていることは重大である。かりに日本がそうした方向にすすむならば、日本の国益の損失ははかりしれないものとなる。」(大会決議案) 安部官房長官は、いわばポスト小泉の最右翼と言われる人物だ。 日本政府が"靖国史観"を肯定する行動をとりつづけるならば、日本外交のゆきづまりと孤立は、いよいよ深刻にならざるをえない。
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1月8日(日) 新成人を前に菅谷市長は、 3Kプランに関しての話の中で、 それを受けての新成人を代表しての二人は、次のように述べた。 冒頭紹介したように、少し心配をはらんでの始まりだったが、今までになく静かで、心に残る成人式となった。
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1月6日(金) さて、それはともかく、第3回目の会議の日程は、1月16日(月)午後1時からの開会が決定され、とりあえず議員全員を対象とした「目撃証言」が行われることとなります。
さて、本題です。 上條議員からの趣旨説明は、本会議での提案説明とほとんど変わりないものだったが、 私の方から質疑する中で、以下のことが確認できた。
続く吉江議員に対する質疑は、かなり長時間にわたり議場での「現場検証」も行なわれた。 「襲う」の意味は、 =不意に人に危害を加えること。 吉江議員: 尚、上條、吉江両議員の発言を要約すると、 「襲う」行為については、 と言うもので、「トントン」と「強く触られた」の違いがある。 第3回は、1月16日(月)午後1時からの予定です。
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1月5日(木) まさにその通りと受け止める事ができたように思う。 火災や災害現場での消防局職員と市内各分団の団員との連携・役割分担のなかでその活動が行なわれる。 1月2日のテレビ松本の「松本市新年座談会」の後の「塩尻市新年座談会」の番組の中で、出演していたひとりの委員長が、塩尻市の消防署に勤務する消防職員の人数を最低でもすぐに国の基準にすることが求められる(主旨)との発言をしていた。
安心して市民の安全確保のための活動ができる本体の体制の強化は実に急務だ。
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1月4日(水) 以下その部分をご紹介します。 私は、市長就任以来、10のまちづくりの柱を公約として掲げ、市民の目線に立って、市民が主役の市政運営を目指し、市民の皆様とともに、取り組んでまいりました。
市長は、昨年暮れ28日の仕事納めの席で、職員を前にかなりリラックスしてあいさつを述べていたことを思い出す。
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1月2日(月) 四賀トンネル問題は、現在10日締め切りの全市域対象とした「3%の市民アンケート」が実施されている。 「意見広告だから問題ない。」 12月29日付けの「意見広告」は、その中身からして、四賀地域に配られた出処不明の謀略ビラと同じものだ。 それにしても、松本市がつけ込まれる「弱み」があることも残念ながら事実だ。 重大な教訓だ。
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1月1日(日) 今年はオリンピックイヤーであり、W杯の年。 デッドマール・クラマーと言えば、誰もが知っている「日本サッカーの父」。 「アンフェアで、人々をすさませる最大のものは戦争です。」 私は、この記事を読んだ時に、同じ日刊しんぶん「赤旗」に連載されていた永井洋一氏の「子どもとスポーツ」を思い出した。
ドイツW杯は、6月9日に開幕。 今年もよろしくお願いいたします。
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