7月31日(月)

 「総力をつくして、県知事選挙をたたかいます。」 
  

 共産党今井誠長野県委員長が、知事選挙に関連して、記者会見を行なった。
  「情勢は、両者互角、接戦」という中で、

  「県民のくらし、福祉、教育をまもる立場で、利権県政、自民党県政の復活を許さないために県党組織をあげて総力をつくす決意を固め、残された期間、156人の地方議員、700の支部、1万人の党員のもてる力のすべてをつくしてたたかう」
  ことを明らかにした。  

 「声明」全文は、ここをクリック  

 そして、同時に「民主長野8月号外」を発行した。  
  私も早速その配布を始めた。
   「民主長野8月号外」は、ここをクリック(PDF)

  ところで、今日は、第2回臨時議会。
  気象庁が「平成18年7月豪雨」と命名した大雨による被害を受けて、市長は提案説明の中で、約半分の時間を割いて、この点について説明した。
  その中で、最後に次の行(くだり)がある。  

 「なお、情報収集と伝達など、情報管理面について、改善すべき点もございますので、今回の反省点を踏まえ、今後十分な検証を行い、引き続き、危機管理体制の一層の強化充実を図ってまいりたいと考えております。」  

 詳細は、確認してないが、防災課が市民芸術館にあることの弊害に関して、公式に述べた部分といえる。  
  今度の水害の特徴は、24時間雨量で見ると 観測史上1位を更新したのが特徴だ。
  これまでのレコードは、1983年9月28日の159ミリが最高だったが、今回のそれは、7月18日AM9:20〜19日AM9:20までの雨量は、173ミリという量だった。  
  一昨年の台風23の時は、141ミリだったというから、かなり集中して降った豪雨だったが、この2年間の対策が功を奏した部分がいくつか見られる。  

 その一つに田川の河床の掘り下げも上げられるだろう。  
  薄川については、市長も記者会見で触れたように、逢初橋周辺の住民の避難勧告も考えるほど、増水したが、何とか害を防ぐ事が出来た。  
  田中知事が就任して、「脱ダム宣言」で「大仏ダム」の問題に決着がついたわけだが、その際河床の改修、堀下げが行なわれ、それ以来毎年河床の掘り下げが行なわれている。  

 堆積した河川の土砂の管理の重要性は、改めて感じる。

 ところで、今回の水害を利用し、選挙の争点にしようとしている向きがある。  
 これに関しては、さらに詳細な分析が必要だが、事実をリアルに見ることが大事だ。  
  そうした点で言えば、次の論文は、一見に値する。  
  以下、「災害は「脱ダム」のせいではありません。」は、ここをクリック

  また、田中知事は、先日の駅前での「第一声」で、新潟県のことを紹介している。
  (この点に関しては、精査してすぐに発信したいと思います。)

 また、「四賀直結道路」問題についても、一定の前進が見られたことも市長は述べている。  

 詳細は、提案説明全文をご覧ください。 全文は、ここをクリック

 さて、戻って県知事選挙だ。
  どうやら村井氏は、松本での街頭宣伝や個人演説会を近々に行なう予定はなく、投票日前日の5日土曜日まで来松しない事が伝わってきている。
  公平性を考えて、村井氏のものと一緒にお知らせしようと思ったが、田中氏のもののテープお越しを精査して、すぐにでも発表したいと思います。  

 

 戻る


7月29日(土)

 「借金の山、コンクリートの山ではなく、緑の山々を」 
  

 田中康夫氏の文字通りの第一声が朝8時から松本駅前で行なわれた。
  選挙に入って、肉声を聞くのは初めてだ。

 導入部は、水害対策がテーマでもあり、「この信州の山が、これまで多くの災害を防いでくれていたこの長野県で、あまたの命が失われました。」から始まった入りはいたって静かだった。  

 「借金の山、コンクリートの山ではなく、緑の山を私たちは、後世に残そうではありませんか。」  

 このフレーズは、都合5回演説の中で使われた。  
  最初は、「借金の山ではなく、緑の山を子ども達に」であったが、最後は、 「借金でも、コンクリートでもない、緑の山々を守る。くらしをはぐくみ輝く長野県を。」  そして、「地域の雇用、地域の福祉を充実できる事業、子どもの未来を不幸にさせない財政改革、このことをお伝え願いたいと思います。」 「大変きびしい選挙です。」と訴えに変わった。

 選挙戦中盤にして初めての訴え、 最後のこのフレーズの前の、 「長野県が後戻りすれば、日本全体がますます、人々をあらゆることで酷使をする、傷つける日本へと折れ曲がってしまいます。信州での未来の選択は、日本の未来でもあります。」  には、導入部と違い意気込みが感じられ、説得力があった。  

 前回の選挙には多用されていた「息抜き」とも言える冗談や「軽いノリ」の部分は一度としてなく、真摯な姿勢は、実に共感できるものだった。  

 一方、村井氏の演説は、街頭も含めてまだ聞いていない。
  伝わってくる話では、
  「私は田中氏ほどあまり話はうまくありません。論戦でも負けてしまいます。ですが、お約束した事はきちっと守ります。」(主旨)
  とのみ語っている短めの演説だという。    

 田中氏の演説は、45分を超えるものだったが、その中に 政治理念、これまでの実績、そして現状の問題点と今後の政策がきちっと述べられていた。  
  発表された選挙公報を見る限り、田中氏のそれも「実績」重視で、政策に具体性は少し欠けていたが、法定1号ビラで、かなりの政策が掲げられている。  
  一方の村井氏のものは、選挙公報にしても、そして2号にわたっている法定ビラにしても、強調されているのは、「市町村が主役の輝く長野県へ」と目標はあるものの、 「市町村の特色をもっと花開かせる。」 「市町村をサポートする。」 「信念は、『言ったことは必ずやる』」  と述べるだけで具体性にかける。  
  聞きたいのは、『言ったことは必ずやる』の「言った事」はなんで、誰に言った事なのか。一部のどなたかには伝えてあるのかもしれないが、少なくとも私たち県民には、こうした発表されたもの、街頭での訴えを見る限り、聞こえてこない。  

 論戦で言えば、田中氏は、
  「地方交付税が、3年間で540億円も減らされた。 これは長野県だけではありません。全国の市町村が同じ状況です。  (財政運営は)かつかつの状況です。 だのに、国からお金を持ってこれるなどというのは、私のように財政破綻寸前の県の財政改革、職員のみなさんの協力を得て行なってきた立場からすれば、およそ非現実的な話です。  『借金は地域の宝だ』などとは、とても口が裂けてもいえないことです。」
  と述べている。  

 選挙戦も後1週間だ。
  公平性の上でも、村井氏の演説の内容を入手し次第、両氏の演説も紹介したいと思う。

 

 戻る


7月27日(木)

 奥の細道結びの地 大垣市 
  

 朝5時起きで、JR大垣駅前から城下町大垣マップに沿って、外堀を下り、奥の細道結びの地まで行ってきた。
  大垣城を囲む外堀に沿って、遊歩道には、芭蕉の句碑がいくつも並んでいる。

 今日は、教育民生委員会の視察3日目。昨夜は大垣市に宿泊。

 今回の視察テーマは、  
25日、「地域の支えあい活動の推進について」(東京世田谷区)  
26日、「協同居住型市営住宅について」 「外国籍児童の就学、学習支援について」(いずれも豊橋市)
そして、3日目の今日は、 「大垣城郭整備ドリーム構想について」 「大垣まるごと土曜学園について」 「大垣スイトピアセンター」 。

 視察先では、城郭があった場合は、なるべく事前に周辺を見ておくことにしていたが今回は、とりわけ城郭整備が項目に挙げられていたので、本丸については昨日、夕食前に注意してみてきた。
  そして、今朝は、外堀周辺を見てきたのだ。
  大垣城は、空襲にあうまでは、木造で国宝扱いになっていたが、昭和34年に再建されたが、残念ながら「鉄筋コンクリート」のお城となってしまったとのこと。
  また、整備対象地域は、30haとかなり広い地域だが、内堀を始め、外堀のかなりの部分は道路として整備され、そうした堀内部は、公共の建物だけでなく、ほとんどが民間商業・住宅地となっている。
  案の定、説明では、構想を打ち出し、昨年11月から検討委員会を発足させたが、既に計画の段階から、苦労しているという感じは否めなかった。
  木造に戻すかどうかなども含めて検討しているが、城の整備計画だけでも、「数億円」という試算が出ている。 「ドリーム構想」の中には、本丸だけでなく、「郭」に関連して、「歴史回廊整備」事業も挙げられている。
  それは、これまで「芭蕉元禄の街 大垣」として整備してきた事業と合わせて、「歴史・文化にあふれる『ロマンチックゾーン』の創出」を整備コンセプトに、再整備を図ろうとするものと思われるが、かなりの予算がかかることがわかる。
  こうした言い方は失礼かもしれないが、財政状況がきびしい折、文字通りの「ドリーム構想」に終わらなければいいなと思う。
  ただ、大垣城そのものは、既に屋根の瓦が落ちるため、周辺は、丸太の囲いで覆われ、「立ち入り禁止区域」に、周り中が囲まれていた。 この対策は行なわなければならないだろう。  

 お隣の岐阜県でありながら、通過するだけで、訪問する事はなかったが、現在の市長は、2期目で、それまでの市長さんは4期勤めたようだが、この間の経過を共産党の議員にも聞いてみたい気がした。

  ところで、芭蕉の句碑について。 残っている外堀に沿って、合計22の芭蕉の句碑が並ぶ「ミニ奥の細道」。
 それ以外にも、毎年のコンクールの入選作品の碑も多数見られた。

  「ミニ奥の細道」は、ここをクリック

 「奥の細道」は、学校で習って以来のものだが、一つ一つの解説版を読みながら、朝の散歩を終えてきた。

 「閑さや 岩にしみ入 蝉の声」

 これは、山形県山形市 宝珠山 立石寺(りっしゃくじ)で詠んだ句だ。

 

 戻る


7月22日(土)

 日本の貧困率は、2位 
  

 経済協力開発機構(OECD)は20日、日本経済を分析した対日経済審査報告書を公表した。
  データは、小泉政権による構造改革が始まる前の2000年の段階のものだが、 日本の貧困率は、13.5%。
  OECD加盟国の中で米国(13.7%)に次ぐ高さ。
  3番目はアイルランドの11.9%で、日米がずば抜けていた。

 OECD加盟国は、全部で30カ国。
  内訳は、

 EU加盟国が以下19ヶ国。  
  イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、オランダ、ベルギー、ルクセンブルク、フィンランド、スウェーデン、オーストリア、デンマーク、スペイン、ポルトガル、ギリシャ、アイルランド、チェコ、ハンガリー、ポーランド、スロヴァキア。
  その他に、  日本、アメリカ合衆国、カナダ、メキシコ、オーストラリア、ニュー・ジーランド、スイス、ノールウェー、アイスランド、トルコ、韓国の11ヶ国。

  その中での「2位」だが、事実上世界2位と言っていいだろう。

 この点で赤旗の報道は、ここをクリック
  グラフを見ることができます。

 OECDのこの調査での「貧困」は、国民の収入から税金や社会保険を引いた自由に使える所得で比較したもので、その所得の「中央値」の50%を基準にして、それを下回る所得しかない人を「貧困」と定めて、その人口比率を出したもの。
  平均値でなく、「中央値」の半分以下の占める割合を示したもので、「相対的貧困率」とも言います。
  調査対象は18歳から65歳まで。
 (所得での「中央値」とは、国民を所得順に並べたときに真ん中になる人の所得額です。)  

 先ほども紹介したが、今回の数値は、2000年の数値だが、日本の90年代半ばの相対的貧困率は11.9%だったという。
  政府は、格差拡大は、「高齢者が増えたため」といってきたが、18歳から65歳までの調査結果である今回の指標は、日本は働く人の中での格差が拡大していることを示している。
  三人に一人が非正規雇用となり、とくに若者の比率が高いことが今回の結果の原因だ。
  そして、もう一つは所得の格差を、政治の力で是正する「再分配政策」が、ヨーロッパ諸国では、おこなわれているが、日本の場合は、その「再分配政策」でさらに格差を広げるような低所得者ほど負担が重くなる「構造改革」がおこなわれていることを見過ごしてはならない。

  2005年のデーターの発表は、まだこれからだが、この数値はもっと悪くなることが予想される。

 

 戻る


7月21日(金)

 菅谷市長に、申し入れ 
  

 午前11時より、「緊急の申し入れ」を菅谷市長に行なった。
 予定としては、知事選挙が始まる前にと申し入れていたが、スイス・グリンデルワルト行きの日程等あり、今日になった。  
  先週の段階で、既に要望内容は、項目として出してあったが、17日からの大雨の水害もあったことを踏まえ、これに関しても基本的な点について申し入れた。  

 今回は、
  「国の税制改定にともない、定率減税の縮小に加え、老年者控除の廃止、公的年金控除の縮小などで、税負担が数倍から十数倍になり、それに連動して介護保険料や国民健康保険料などが『雪だるま』式に膨れ上がるという事態が松本市でもおこってい」る中での、松本市としての実態調査とそれに関連した市民負担の軽減策を求めるもので、国保、介護関連、障害者自立支援法関連、そして放課後児童健全育成事業に関しての内容とした。  

 全文は、ここをクリック  

 6月の市役所からの納税通知を受けての、負担増の問題では、松本市も例外でなく、 市長は、その点に関して、
  「市長への手紙にも、『負担が大きくなり大変』とそうした声が寄せられている。」
  「新聞の投書にも『高齢者が立ち上がらなければいけない。』主旨のものがあった。」 と述べた後、さらに
  「この負担増は、大変な事態と思う。社会保障は、本当どうなってしまうのかという気持ちだ。」 と述べた。  

 その場での対策の即答というものではなかったが、実態調査を行い、対応の検討が約束された。  

 また、健康福祉部長は、
  「(国保や介護保険、自立支援などの)制度が持っている矛盾点すべてを丸がかえで正すことは難しいが、そんな中でもこの間、松本市独自の軽減策を行ってきた。今後も、関係者の当事者の皆さんの声を聴きすすめて行きたい。」
  「自立支援法に関しては、ヒヤリングを行っているが、そうした中での声を今後の計画に生かして行きたい。」 
  旨回答があった。

 ところで、市長との会話の中で次のようなやりとりがあった。

 市長は、市民の負担増に関連して
  「社会保障については、少し良い方向性が出始めたのに、今後本当にどうなってしまうのか。これだけ国の借金が増えて、どうなるのか。本当に考えてしまう。」(主旨)との発言があった。
 
今回の申し入れでは、直接知事選挙のことは、もちろん項目の中に入れてはいなかったが、大事なポイントだったので、私のほうから、
  「それにしても、村井さんは、借金はしてもかまわないとおっしゃってますよね。」 と話すと、
  「そういうことですね」と市長は、苦笑いしながらその点を認めた。

  「支持表明」はしたが、この点に関しては、考え方の違いが伝わってくるものだった。  

 今度の、知事選挙、前にも述べたが、政策論争が行なわれ、その違いがはっきりすれば、実にわかりやすいものになることが、このやりとりからも大いに予想される。  
  「借金問題」は、大きな争点となる。
  その上、村井氏は、「消費税引き上げは当然」「増税しなければ国の借金は返せない」とも語っている。  

 市民負担増に対する考え方も重要な争点だ。

 

 戻る


7月19日(水)

 水害の教訓と対策 
  

 昨日からの雨による被害が広がっている中、今朝は、5時からのしんぶん配達の日。
  昨夜は、夜遅く会議が終わった後、事務所前の薄川と田川の合流点の様子を確認し、薄川の逢初橋付近が、危険水位を突破しているという事だったが、現場を見て来た藤沢県議の報告を聞いて自宅へ帰ってきた。
  地元消防5分団のみなさんは、10時半まで穴田川・頭無川をはじめ地域の警戒・見回りをして、分団事務所に集まっていた。
  前回、溢れた穴田川の場所に、土嚢を積んだとのこと。
  本当にお疲れさまです。

 3時ごろ、屋根を強打する雨音で、一度目が覚めたが、4時半過ぎに少し弱くなったと感じたので、配達に出かけた。

  まずは、事務所前で、薄川と田川の合流点を再確認。
  配達をしながら、 次に、2年前に床下浸水した渚4丁目。 溢水はなくひとまず安心。
  ただ、下水の逆流については、確認できず。
  次に、両島処理場の北側。既に2人の方が水路の水門近くで様子を見ていた。 ここもとりあえずは大丈夫。
 それにしても、奈良井川の水量とその勢いはすごく、新しく架け替えられた橋の桁付近は大きく渦巻いていた。

 なんやかんやで、配達終了後、まず中条付近を確認、途中、止まっていた消防局の車を確認、様子を聞いた後、ナカツタヤさんのトンネルを通ろうと思ったら案の定浸水していて通行止め。
  迂回して薄川をさかのぼると、第二地区付近で、回転燈の車発見。 2人の県の職員の方は、車の中で徹夜警戒をしていた。

 まず、新しく区画整理された庄内地区の河川と田川の合流点に。
  既設ポンプ2つと  臨時ポンプ 2つ関係者とともに警戒中。
  さっきまでは、橋の下ぎりぎりまで、増水したが、ちょうど水が引きはじめたという。

 次に、問題の和泉川と田川の合流点。 この間何度も水害が発生した地点だ。 2年前の前回に続いて今回も、既設のポンプ2つ、臨時のポンプ2つに加えて、6分団の消防ポンプ2つが、フル回転。  
  何とか徹夜で警戒していた関係者の皆さんの奮闘と思いも通じて何とか踏ん張っていたという感じだ。
  いずれも、田川の河床を掘り下げた事もあって、田川の水位が下がっている事が幸いしたようだ。  
  5時ごろには、1.8mほどあった水位も、私が行った時には、1.7mにまで下がっていた。

 次に、庄内町三番川付近。
  新しく水門が出来て、ポンプ2本で、三番川そのものは溢れていなかったものの、前回同様、下水が逆流、溢れた水を消防ポンプで、排水していた。  

  急ぎメモしたが、その後改めて、新しく架け替えられた奈良井橋の袂の心配な箇所に向かった。
  やはり心配した通り、上がり框のぎりぎりまで、水が迫ったとのこと。

 全体のこと、詳細はまだこれからだが、今回私が回ったところでは、対策が功を奏したところもあれば、結局対策が及ばなかったところもあった。

 改めて、教訓を明らかにしての対策が必要となる。

 それにしても、やはり防災課が市民芸術館にあることの「不便さ」が改めて露呈したようだ。
  関係者は、異口同音に「防災課があそこあるのがね。」とその事をこぼしていた。

 結局、市長を責任者とした会議は、夕方5時過ぎに本庁で行なわれた。
 関係者のみなさん、とりあえず今日一日本当にお疲れ様でした。

 

 戻る


7月18日(火)

 田中康夫、村井 仁 両氏の政策    第一弾発表 
  

 16日に行なわれた知事選挙出馬予定者による「政策を訴える」公開討論会の場で配布された資料が入手できた。
 田中康夫氏と村井 仁氏の2人のものだが、本当ならば、そのまま発信すべきものだが、PDFにすると重くなるので、テキストにし直して発信する事にする。
  (できる限り現物に近い形にしました。)
 「マニフェスト型公開討論会用資料」として、あらかじめ本人が用意したもののようだ。

順番に  

田中康夫氏の 資料 は、ここをクリック  

村井 仁氏の 資料 は、ここをクリック  

読み比べてみると、やはりスタンスと政策の違いが良くわかる。

18日の夜には、1チャンネルで、討論会の様子が、放映される。

ビデオにとって、視聴する予定だ。

 

 戻る


7月17日(月)

 政策論争が、始まった。 
  

 いよいよ知事選挙の告示が迫った。
  「反田中」の人選ばかりに話題が集中した為もあり、3人の立候補予定者からは、まだ政策が発表されていない。
  ある意味異例の選挙だ。

 マスコミによれば、田中氏は、「これまでの予算や条例が、すべて今後も実現すべき公約だ。」と述べ、村井氏は、「県と市町村の関係改善」「強い市町村の形成が時代の要請」と強調していることだけが伝わってきているだけだ。

 そんな中、昨日16日、出馬予定3氏による「政策を訴える」という事で公開討論会が行なわれた。
  私は、どうしても都合がつかずに参加できなかったが、参加者からその感想を聞いた。
  そのままお伝えすると・・・

  「(政策では、)勝負はあったという感じだ。ただ『市町村』のみ強調するだけで、政策が聞けなかった一方で、道理に適った、実に説得力がある話だった。」
  別な人は、
  「あれは、もうはっきりした!」
  「参加者は、みんなその違いが理解できたのではないかという気がする。」
  というものだった。

 詳細は、私も録音を聞いて検討できると思う。

 この間、私は先日お伝えした民主長野7月号を配りながら、対話をしている。
  「自主投票」という話をすると、 「そうだよね。確かに田中さんは何をするかわからないから、そりゃ支援できないよね。でも借金を減らしたのは、たしかにすごい。これは田中さんでなければ出来なかったことだ。」  と、グラフを見て語る人。
  「でも、『あの党』には入れられないよね。それだけははっきりしている。」
  「私は、決めているが・・。共産党には、(話を)聞いてみたかった。」
  などが、主な声だ。  

 とにかく、政策論争は、これからだ。
  日に日に、その両者の違いははっきりしてくるだろう。
 判断材料が提供される。


 

 戻る


7月15日(土)

 松本市の借金残高の推移 
  

 民主長野7月号に、長野県の借金残高の推移のグラフが掲載されている。  
  では、松本市はどうなっているのか。  

 早速、関係者の協力をいただいて、数値を確認。グラフにしてみた。  

 グラフは、ここをクリック
 
   (改めて、民主長野7月号は、ここをクリック

 菅谷市政とそれまでの市政では、その違いが現れている。


 

 戻る


7月13日(木)

 「頑張ってください。」  筑摩高校を訪問 
  

 筑摩高校に、民青同盟の皆さんとともに宣伝、アンケート活動に行ってきた。  
  あいにくの雨と事前の調査が不足していて、今日は、三者懇談の日。  
  校門近くのラインが引かれた自転車置き場には、もう自転車は残り少なく、高校生もほとんど居なかった様だ。  

 7月10日の県議会で、「高校設置条例改正案」が可決したが、その事を知らせるチラシをつくって配布したが、条例のことについては知らない子ども達がほとんどだった。     
  「私の学校をなくさないでほしい。」 高校生の集会でのこうした発言に対し、どうしたら、こうした子ども達の声に答えられるかという事で、共産党県議団が議員として、議会としてできることを「必死に」考え提案、改正案が成立した。
  まずは、その事を知らせることだけでも重要だと改めて感じる。

  「3日前に、校長先生から説明があって、話はわかったけど納得できない。反対だ。」
  「筑摩高校は、最後に受け入れてくれるとこ。しかも全日制で。だからなくなったら・・ 全日制なくさないで欲しいです。」

  シール投票とアンケートに答えてくれた二人ずれの女生徒が、私たちとの対話に答えてくれた後、最後に「頑張って下さい。」と声をかけて、傘をさしながら歩いていった。    

 筑摩高校のHPには、既にお伝えしたように、「本校は平成19年度から多部制・単位制高校に転換します」ことが、書かれている。   
  筑摩高校のHPは、ここをクリック     

 条例改正により、県知事選挙後の9月議会が改めての焦点となる。
  「頑張ってください。」の言葉には、ぜひお願いしますの強い気持ちが込められていた。


 

 戻る


7月12日(水)

 「旧態依然の組織型の選挙でなく、県民力の発揮を」 
  

 菅谷市長は、定例記者会見の席で、知事選挙に関連して、記者の質問に答え次のように述べた。

  「基本的な姿勢としては、市長会の有志の会の方針に従うということですから、有志の会が、村井さんでいくということになれば、基本的にはその形に従う。」  

 記者会見の様子は、ここをクリック    (7分から18分30秒の間です。)  

 テキストについては、ここをクリック

 私が思うに、市長会の有志の会として県政問題を考えるという事で始まった組織に参加し、結局「反田中」という事で一致して、その後この有志の会を主導する勢力に引かれる形で、「市長会の有志の会の方針に従う」という事で、結果的に一人の候補者をいわば組織として「支持する」ことにつながったことに問題の根源がある。
  仮に「入り口」は、市長会として、県政との関係で議論を始めたかもしれないが、「出口」は、「市長会の有志の会」で特定の候補者を支援するので、私も支持するというのでは、それは、市長は、 「(後援会の役員とか街頭演説とかは、)私自身は、市民を代表する立場ですから、いろんな方々いらっしゃいますから、この辺は慎重でありたいと思っている。」といっては見たものの、矛盾は避けられないだろう。

  「市長会有志の会」という組織は、その組織としての決定が下されるわけで、ただ「それに従う」という事だけを事前に自ら決めたとすれば、結果として自らの意思と仮に違う事でも従う事になるわけだ。
  現に、6月30日の記者会見で、村井氏を支持するかどうかは「答えられない」としながら、その後の「10人参加の有志の会」の決定で、村井氏支持が決まったと伝えられるのだが。

  「旧態依然の組織型の選挙でなく、市民主導型、県民力の発揮、政策論争を」という市長のスタンスは、理解できる。
 政策論争は、まだ始まっていない。これからだ。
 そして、2年前の松本市の市長選挙の最大の教訓の一つは、「反現職」という事だけではなく、どんな松本市を作るかの
ビジョンが問われた事を忘れてはならない。
  私も「自主投票」ということで、自らの判断と信念に基づいて、投票を行ないたい。


 

 戻る


7月11日(火)

 格差社会と貧困化の原因は? 
  

 「生活保護世帯や給食費未納は増加傾向にあるが、この増加傾向の原因については、生活困窮化をもたらした格差社会の影響によることも考えられますが、他方で急速進展する高齢化も大きく影響しているのではないかと考えております。 このことは特に生活保護世帯の増加において顕著な傾向を認めております。」

 この答弁も、6月議会本会議で行なわれたものだが、格差社会の現状と高齢化とが大きく関係しているという立場だが、果たしてそうだろうか。

  ここでは、給食費未納だけでなく、就学援助制度を使う家庭も、松本市の場合ほぼ5年前と比べると、5年前では、市内小中学校で、1クラス平均で、1人から2人だった児童が、5年後の今日では、1クラス平均で、3人から4人になっていることも取り上げていたのだが、いずれも、「高齢化」で説明できるものではない。  
  また、生活保護世帯が、たしかに高齢者の世帯の方が増えていることは、どうやら事実だが、だからといって、高齢化が、「大きく影響している」と言えるだろうか。  

 私たちは、現在の格差と貧困の拡大の原因と責任は、「構造改革」の名でおこなわれてきた小泉首相の元での政治にあると考える。
  そしてそれは、

  (1) 非正規雇用の急増など人間らしい雇用が破壊されていること。
  (2) 年金、介護につづき医療大改悪など社会保障制度の破壊、負担増
  (3) そして、前回指摘した「庶民に増税、大企業・大資産家に減税」という逆立ちした税制
  という三つの政治悪が、その根源にあると考えます。  

 この問題、順を追って、今後少しずつ解明して行きたいと思います。


 

 戻る


7月10日(月) その2

 「独自候補を立てず、自主投票とします。」  県知事選挙 
  

 6月定例県議会が、閉会。
  党県委員会が、来る7月20日告示、8月6日投票で行なわれる長野県知事にのぞむ見解を発表した。

  「日本共産党は県民に責任を負う政党として利権県政の復活を許さず、県民のみなさんとともに力を合わせてきた県政の改革をさらに前進させる立場から、独自候補を立てず自主投票とします。」
  が、結論だ。   全文は、ここをクリック

  そして、同時に、全戸配布するチラシ「民主長野7月号」も同時に発表された。   
   チラシは、ここをクリック (PDFファイル)

 これからは、直ちにこれを県内に配り切る事になる。

 閉会となった6月県議会では、去る6月30日、58名中39名の県議の賛同者を得て提案、共産党県議団が提案説明を行なった「高校設置条例改正案」も、議長と退席の1人を除く賛成44、反対12の賛成多数で可決した。
  当初、田中知事が、「再議」を行なうという情報も伝わってきたが、「3分の2」を超える議員の賛成があったため、それも行なわれなかった。

 いよいよ、県知事選挙だ。


 

 戻る


7月8日(土)

 格差社会と貧困の広がり 
  

 格差の拡大と貧困の広がりをどう見るのか。?

  「格差社会」が生じた主たる原因は長期にわたり低迷した経済不況にある可熊性が高いと考えられ、いわゆる貧困層の増加が、小泉内閣が推進した規制緩和によってもたらされたと言われる両者の因果関係については必ずしも明確でないとも指摘されております。 したがいまして、経済不況を主因としてもたらされた格差であると考えるならば、経済が回復することによって、かなりの程度で解消できるのではないか、と推測してもよろしいかと思います。

  こうしたやりとりが、先月の6月議会本会議でおこなわれた。

  「経済状況がよくなれば解決する」というのは、小泉首相が述べた言葉で、 実際には、既に財界・大企業が三期連続で史上最高の利益をあげるなど、バブルの時期を上回る空前の富を得ている。  
  にもかかわらず、貧困層が増大しているのが現実だ。
  政府の統計によれば、年収別にみて、この10年間で増えている階層が二つある。 年収200万円以下という低所得層が24%増え、1000万人に達しました。 その一方で年収2000万円をこえる高額所得層が30%増えましたが、この層は数では20万人とごくわずかです。
  政府統計で見れば、 この10年間で、極一部の大企業と大資産家が富めば富むほど、貧困層が広がり、格差が深刻になっているが、 「経済不況を主因としてもたらされた格差であると考えるならば、」を前提条件としている今議会の答弁は、ではいつごろから格差が「かなりの程度で解消できる」見通しがあるのか。
  格差が拡大したら、所得の再分配によってそれを是正するのが、政治の役割であり、税制の役目です。
  ところが、定率減税の廃止に見られるように、庶民減税処置は、取りやめても大企業や高額所得者への減税措置はそのままにする「庶民に大増税、大企業には減税」という逆立ちした税制がさらに加速しているのが現状ではないか。 さらにこの定率減税の縮小に加え、老年者控除の廃止、公的年金控除の縮小などで、税負担が数倍から十数倍になり、それに連動して介護保険料や国民健康保険料などが「雪だるま」式に膨れ上がるという事態が松本市でもおこっています。  

 こうした事態をまずどう見るのか。
  また、この事態は、果たして「経済が回復することによって、かなりの程度で解消できる」と「推測」できる根拠は、どこにあるというのか。  

 事実に基づいた分析と対策が求められる。


 

 戻る


7月10日(月)

 ジダンの退場は、「残念」ではない。 
  

 W杯決勝戦。
  延長線後半、ジダンがサッカーにふさわしくない行為で退場となった。
  アナウンサーは、「現役最後、『世界のジダン』とまで、評せられる」と紹介しながら、「そのジダンの退場は残念です。」と伝えたが、そうではない。
  絶対に許せない「レッドカード」行為だ。
  サッカー選手のヘディングは、ボールにのみ許されるのであって、日頃鍛えたヘディングの行為を暴力として相手選手に今回のようにあからさまに使うのは、やはり「サッカーを冒涜する」といわれても仕方がない程の行為だ。  
  次男は、ビデオを見るなり私の部屋を出て行った。  
  そして、ジダン退場後の競技場は、イタリアがボールを奪うたびに、ブーイングが起きていた。  
  これは、実に残念な事態だ。  

 いろいろな意味を込めて、イタリアの優勝でよかったと率直に思った。

 世界の舞台でのレッドカードの場面は、何度か見ている。
  98年のイングランド、ベッカムのそれも見たが、「レッドカード」にランクをつけるわけではないが、その比ではない。
  また、私の記憶の中では、許せないレッドカードは、ジーコの確かJリーグの試合での「唾吐き」の場面だ。  
  ジーコの評価は、いろいろあるが、私には、今でもマイナスイメージでしかない。

 繰り返し言うが、今回の事態は、「残念なドラマ」ではない。


 

 戻る


7月6日(木)

 メディアリテラシー(media literacy) 
  

 この言葉を、W杯の報道を通じてテーマにするとは思わなかったが、言われて見れば重要な視点だ。
  実は、昨日(5日)の朝は、毎週水曜日の新聞配達の日。
  そしていつものように朝5時前に起きて、車のラジオで「ドイツVsイタリア」戦を聞きながら、新聞配達をした。
  ラジオの中継でも、その攻守の切り替えの激しさが伝わり、まさに準決勝にふさわしいすさまじいたたかいとして、聞こえてきた。
  いつものように録画をしてあったが、ラジオの放送も録音しておけばよかったと思うくらい、かなりリアルに試合の実況が伝わってくるものだった。
 結果は、延長の後半、終了間際とロスタイムに点て続けに2点入って、イタリアの勝利となった。
  そして、帰ってくるなり、延長戦の最後の得点シーンだけを見ただけだった。

  グロッソの得点もデルピエロのだめ押し点も見事なもの。いずれも速攻での得点だった。
  次男からは、最近いつも「得点のシーンしか見ないんだから、もう」と批判されていたのだが、時間がない中で、昨日はたしかにそれだけ見て、今朝の新聞に目を通すことになった。

  いつものようにしんぶん赤旗には、和泉民郎氏の次のようなタイトルの記事が掲載されていた。
  「攻めの姿勢貫いたドイツ」  
  中身は、 「イタリアの延長に入ってからのたたかいは確かに素晴らしかった。
  しかし、試合全体を通して、前向きにたたかう姿勢をみせていたのは、むしろドイツの方だった。」
  そして、
  「イタリアのサッカーは『偶然のサッカー』。 これにたいし、ドイツは、パスという手順を踏み、得点の可能性を感じさせる『必然のサツカー』をしていた。」
  というものだった。  
      全文は、ここをクリック

 そして、実は、そのページの下に、同じく、これまでも紹介した事のあるスポーツ・ジャーナリストの永井洋一氏の「子どもとスポーツ 57」の連載記事があった。 そして、
  そこに「メディアリテラシー」の言葉が出てきたのだ。
  「子どもとスポーツ 57」の全文は、ここをクリック  

 今朝も、「フランスVsポルトガル」の試合を録画予約してあったが、実は、未明の中学校の火災現場に出かけたため、中継も録画も見ていない。  
  ただ、フランスが勝ったという事だけは、確認できた。  

 明日もしんぶん赤旗のスポーツ欄がとても気になるが、明日は、ビデオを見てからしんぶんを読みたいと思う。  
  先入観を持つことなく、自らのメディアリテラシーを磨く必要がある。

 ところで、今日はもう一つ。  
  中田英の引退に関する同じく和泉民郎氏の「鼓動」 (ここをクリック) をご紹介します。  
  ぜひご覧になって下さい。  

 また、本日 「松本民報47号」を印刷発行しました。    
    「松本民報47号」は、ここをクリック  

 (今日もサッカーの事ばかりになってしまいました。)


 

 戻る


7月4日(火)

 「介護保険への国の負担割合を増やす事を要望する」
                  松本市の提案が、全国市長会の総意に  

  

 介護保険会計中の「保険給付費の国の負担割合を増やす事を求める」松本市の提案が、全国市長会の要望事項として、厚生労働省などの国の関係機関に提出されたことが、報じられた。
  この6月議会で、倉橋議員が、介護保険会計に対し、国保会計と同様、一般会計からの補填で、市民の保険料負担の軽減を図ることを求める質問をしたことに対し、
  「一般財源投入については、原則できない事になっているが、公費の負担割合を多くするなどの見直しについて、松本市の発意により、全国市長会を通じ6月下旬ごろ、国へ要望書を提出する予定になっています。」  
  との答弁がされていたものです。  

 私たち、議員団は、介護保険に対しても国保会計同様、一般会計からの補填で市民負担の軽減策を求めてきました。
  一般財源投入について、「原則できない事になっている。」との答弁には異論がありますが、国へ要望書に関しては、関心持っていました。

 松本市が4月に長野県市長会総会に提出した議題は、
 
  「高齢社会が進行する中で、要介護者の出現率は増大を続けており、今後の介護予防をもってしても、介護保険財政の運営は予断を許さない状況にあります。 そこで、公費負担割合と受益者負担の適正化を図るなかで、調整交付金5%については、国の法定負担分25%とは別枠で措置するとともに、財政安定化基金に係わる財源は、国及び都道府県の負担とする事を要望する。」   
  内容ですが、  今回の要望書は、この長野県市長会へ提出された議題が、五月の北信越市長会を経て、全国市長会の場でも、全国の市の抱える共通課題として認識ざれ、全体としての要望事項となったものです。  

 提案理由では、
  「平成18年度からの第3期介護保険事業計画期間では、急激に進む少子高齢化により認定者も増加し、それに伴う給付額の増額により財政的には大変厳しい状況です。 現在の制度の仕組みとして、負担割合が公費と保険料で50%つつ負担となっており、特に、 65歳以上における第1号被保険者にとって今回の値上げは大きな負担となっています。 今後.これ以上の保険料の増額には限界があり、公費負担と保険料との比率の見直しなど、将来にわたって介謹保険財政が円滑に運営されるよう制度の充実を要望する。」  
  ことに触れています。

 6月7日に開かれた 第76回全国市長会議決定の重点要望事項は、ここをクリック
        要望事項は、ここをクリック

  現在、国・県・市の負担割合は、保健給付額(地域支援事業費を除く介護保険サービスでかかった費用)中、国が20%、県・市が各々12.5%で、それに加えて国から調整交付金が、5%前後来るわけですが、残り約50%が市民負担となっているもので、国は、調整交付金の「5%」を加えれば、国は25%を見ていると主張している。
  それにたいし今回の要望は、調整交付金の「5%」は、別枠にすべきであって、国は最初から「20%」ではなく「25%」を負担し、調整交付金の「5%」をさらに上乗せする事を求めるものです。


 

 戻る


7月3日(月)

 看護師 緊急募集中    松本協立病院 
  

 新しく出来た松本駅東西自由通路から、「看護師を募集しています 35-0791」という宣伝が見えます。
  いま、全国の民医連加盟の医療機関では、「国民・患者の医療を守るために、看護師増やせの声をさらに大きく」の運動を展開、看護師増員署名100万筆の達成に向け、運動を展開しています。
  そして、この運動は、何よりも患者さんのために、患者数に比べ、看護師配置が少ない日本の医療の現状を改善するとともに、今年4月の診療報酬の改定に伴い、看護師を一定割合配置する病院には、診療報酬の手当てが増額・新設されたのに伴い、看護師確保で病院の経営改善にも役立つという事で、現在各病院では、看護師の確保に重点を置いている傾向にあります。
  逆に、看護師が確保できない病院に対しては、診療報酬を引き下げて、結果として病院の経営を出来なくさせ、ベット数を減らす狙いもある中で、松本協立病院でも看護師確保の活動を強化しているところです。

 私も理事を務めるこの松本協立病院も例外でありません。
  緊急の課題として取り組んでいます。  

 是非日頃お世話になっているみなさん方にも、看護師のご紹介をいただけますよう、ご協力をお願いする次第です。

  お手数でも連絡先は、0263-35-0791 池田まさ子 まで

(詳細は、後日)


 

 戻る


7月2日(日)

 W杯 ベスト4決まる 
  

 今朝は、しんぶん赤旗の配達の日。
  4時半に起きて、まずPCで、「イングランドvsポルトガル」の結果を確認した。
  「ベッカム負傷交代 ルーニー退場」 PK戦でイングランド敗退となった。
  そして、既に最後の準々決勝 「ブラジルvsフランス」戦が始まっていた。  

 ルーニー退場のシーンを帰ってきて確認したが、「報復」と見られてのレッドカードだったが、誰が見ても98年のベッカムを彷彿させた。  
  これで、次男が「優勝国」として応援し、ユニフォームを買い込んでいたイングランドも消えてしまった。
  そして、ブラジルも前半は苦戦、後半は、配達しながら車のラジオでその経過を聞いていたが、「停車」、「配達」を繰り返しながら、断片的だが、中継を聞き、朝6時前に、5分ほど走ってかかる配達を終えて車に戻ると、結果は出ていた。

  ベストエイトのチームは、本当にどこが勝っても負けてもおかしくない実力伯仲の試合。
  スポーツに臨む姿勢、悲喜こもごもの選手の生き方が伝わってきて、いろいろ考えさせられる。
  そして、改めてこの間も紹介して来た赤旗記者の和泉民郎氏を始め、赤旗のスポーツW杯報道欄を読み直してみた。  
  スポーツ紙には、載らない赤旗ならではの記事を是非ご覧ください。

 6月27日付  
  「サッカーとはいえない」    
    これはもうサッカーではなかった。 最初はポルトガルのロナルドにたいする、ひどいファウルだった。
                                続きは、ここをクリック

  6月30日付
  「イエロー」はどっち?  
     国際サッカー連盟(FIFA)のブラッター会長の審判批判が気になります。              
                                 続きは、ここをクリック

 7月1日付  
   代表監督選び  検証なしの危うい性急さ    
      W杯が終わってもいないのに、日本サッカー協会は次の代表監督選びに走りだしています。
                                 続きは、ここをクリック

 7月2日付
   「敗戦で試される2つの姿」
       敗戦は、ときに選手の真の姿を映し出すことがある。   
       
ウクライナ・シェフチェンコは美しかった。  
                                 続きは、ここをクリック

 W杯も、いよいよ後4試合を残すのみとなった。
 勝敗の行方もさることながら、ゲームと選手たちに注目したい。


 

 戻る