2月28日(木)
|
2月22日(金)
|
2月21日(木)
|
2月19日(火)
|
2月18日(月)
|
2月14日(木)
|
2月11日(月)
|
2月9日(土)
|
2月4日(月)
|
2月2日(土) 「もう一度、メイドインジャパンをはためかせたい」 ![]() 「メイドインジャパン」全3回の2回目が放送された。 何ケ所か注目すべき場面があったが、「メイドインジャパンてなんですか?」は、予告編でも流れていたが、次にどんな言葉が出てくるか実に緊張した場面だった。 以下、私のメモによると 「メイドインジャパンてなんですか?」 「メイドインジャパンだけは守らなければならない。たとえ、すべての部品は、他社のものでも、自分の会社がモノを作っていることが大事だ。」 まさに、現在の日本の電機・半導体産業の実態をズバリ語っている内容だ。 今、私の手元に東芝製のdynabookノートパソコンがある。 実は、知人のもので、壊れてしまったので修理を依頼されているものだが、どうやらハードディスクが問題らしい。 そこで、ハードディスクの換装を考えているのだが、分解してわかったのは、中に入っていたものは、「Seagate」製のものだった。 そしてハードディスクの換装を紹介するHPのサイトには、同じくdynabookPCで、中には「富士通」製のものが入っていることが分かった。 改めてなるほどと思った。 すでに、日本で出回っているノートPC。東芝、NEC、ソニーなどの「日本製」ブランドだが、製造しているのは100%台湾企業だという。 日本メーカーの委託を委託を受けた台湾ODM(Original Equipment Manufacturing)企業が中国で生産したものを日本の電機メーカーが輸入しているのだという。(「電機・半導体産業で何が起きているか」経済2012.7 坂本雅子) 「ノートブックパソコンの世界生産における日本企業の生産シェアは、02年の26.55%から08年には0%になった。」(同上) それでは、日本の電機メーカーは、今何をしようとしているのか。 「電機メーカーは今、家電製品。電機機器類、半導体などの「単品売り」を「ばかばかしい商売と切り捨て、「システムまるごと売り」をめざしている。「社会インフラ」や「産業インフラ」部門で、システム設計、建設、管理・運営をそっくり丸ごと引き受けるビジネスを目指すというのだ。(同上) 番組を見ながら、もう一つの「疑問」?を解決しようとした。 はたして、タクミは、日本のどのメーカーがモデルなのか。 番組中に、「TAKUMI KS5」というカセットレコーダーが出てくる。 そして、もちろんノートPCも出てくるのだが、加えてプリンターにも「TAKUMI」のマークが張っているものが登場する。 さて、どこのメーカーか。 「リチウムイオン電池分野を一度は切り捨てた。」 その後、またその開発に乗り出し、自動車メーカー 「ヤマト自動車」と組もうとする。 はたして、「Sharp」なのか「Panasonic」なのか。 どうも、この設問は、愚問だということが分かった。 2回目の感想はほかにもあるのだが、個人的な私情、その人脈との関係で描く形になってきたことがちょっと気にはなるのだが、まずは、来週の3回目を見たいと思う。 それにしても、昨年の暮れに、地元のある起業家と話をしたことを思い出した。 「日本の電機メーカーの電機・半導体部門での再生はもう絶対にありえませんね。」
|