6月30日(火) 「ほー」と言って、チラシを受け取る人。 実は、「自民党の野中広務さんが、載っています。是非ご覧下さい。」といって配っていたので、どうやら私を自民党関係者と間違えたらしい。 「共産党です」とあらためて、あいさつすると、その婦人の方は次のように立ち止まって話してくれた。 「自民党は、末路だ。私は今平家物語に凝っている。 いまの自民党は、あの平家とまったく同じだ。 私は、60年間自民党をやってきた。まともなのはあんた達だけだ。今度は共産党に頑張って欲しい。」 平家物語を精読したわけでないので、詳しくはコメントできないが、いよいよ自民党政治の古い枠組み政治の終焉を感じさせるに十分な対話となった。
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6月29日(月) 「私はかつてベラルーシ共和国において、5年半に渡り、チェルノブイリ原発事故による放射能被爆による後遺症に苦しみながら、汚染大地に生きる人びと、とりわけ子どもたちを中心に、癌の治療に当たる中で身を持って核放射能の恐ろしささらにはその悲惨さを体験したわけですが、かかる経験と、そのときの2度とこのときの悲劇を起こしてはならない。そして全世界において核廃絶をしなければ、人類の未来はないとの強い思いは、今の私の人生そして政治信条のなかできわめて重要な根幹をなすものであります。」 ところで、少しこだわりをもって提案説明での市長発言と本会議答弁で、比べてみると重要なことに気がつく。 提案説明では、 ご承知の通り、昭和61年9月に制定された平和都市宣言は、「核兵器の廃絶と戦争のない明るい住みよいあすの郷土を願い」となっている。
明らかに、市長は、答弁の中では、あえて「核兵器の廃絶」を「核廃絶」と読み替えている。 「核廃絶なのか、核兵器廃絶なのか。」では、歴史的には議論があった経過がある。 私たち日本共産党は、2003年の綱領の改定に関連して、次のようなに報告されている。 「現在の原発の危険性については、もっともきびしく追及し、必要な告発をおこなってきましたが、将来展望にかんしては、核エネルギーの平和利用をいっさい拒否するという立場をとったことは、一度もないのです。」
詳しくは、ここをクリック 温暖化対策との関係で、いまぞとばかりに、現在の原子力発電の有効性を強調する動きの中で、今回の菅谷市長の思いと答弁は、そうした意味では重要な発信となっているといえる。 今年の平和行進「2009年国民平和大行進」は、来る7月2日夕刻に松本市・松本城公園に到着、例年ならば、翌日、同じ場所から塩尻に向けて出発していくのだが、今年の7月3日の出発式は、松本市の正面玄関前で午前10時半から行われる予定だ。
あらためて、核兵器に向けた運動をさらに前進させる新たな誓いの場としたい。
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6月27日(土) なんと、野中広務氏が、憲法・戦争・平和をテーマとした特別インタビュー記事に出ているではないか。 遅れついでに、2面に渡るその記事を一気に読んだ。 「いま日本がおかしい」と題された、その記事の全文は、ここをクリック まずは、紹介まで。
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6月22日(月) (議員間の討議による合意形成) 条例そのものは、ここををクリック 松本市の場合は、 (会派) 全文は、ここをクリック 議会でとりあげる問題の中には、ある施策への考えや国に対する意見書などが、各会派問で立場の違いを超えて大筋で一致する場合もあります。
・政策提言のための検討組織の設置について ・本会議や委員会においてしている政策提言を12月定例会で議決し、政策提言として市長に送付する。また、これを議会広報に掲載することにより政策広報 として積極的な姿勢を示す 一見して問題があるようには見えないかもしれないが、慎重な対応が必要だ。 私たちは、行政視察や議員研修会のあり方、改善について取り組むことにやぶさかではない。 今日の会派会議での大きなテーマとなった。
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6月23日(火) 「今日のチラシには、やくみつるさんが登場しています。」と声をかけながら配布すると、いままでは受け取らなかった方も、視線を向けてもらって受け取ってもらえた。 「本当の対立軸なら、共産党でしょ」の直言。 「日本に健全な二大政党制を」と、よく言いますが、先に言葉ありきで、その実態はまことに健全ではないですね。
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6月21日(日) タイトルの記事が、しんぶん赤旗に掲載された。 「エコポイントの活用によるグリーン家電普及促進事業」(エコポイント制度)の宣伝も行われているが、液晶・プラズマテレビに関しても、疑問を伝える同様の記事が出ている。
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6月18日(木) 「石垣の積み方からして、15世紀のもの。 茶臼も5点、青磁は、13世紀の高級品そのかけらも出ている。 天目(鉄の釉薬)瀬戸茶碗の一部も出ている。 茶の文化が入っているとすれば、14世紀までさかのぼる可能性もある。」 解説していただいた方々の話だった。
実にわくわくする話。 15世紀は、茶道はまだ体系化されていない時代。 北畠氏館には、茶道具と石垣と庭園が残っている(城が寺になって、庭園になった。)
この茶道具と石垣と庭園は、戦国武将の3点セット。 などなどと話が膨らんだ。 そして、そうした関係者の解説を含めた会話の中で、誰と無くから出た次の内容が、参加者の共通の思いとなった。 「四賀には、直結道路という話が出たが、何も開発するだけが能じゃない。このすばらしい遺跡。かつては交通の要所だったが、陸の孤島となり、逆にその分歴史がパックされている。それは魅力であり武器だ。それを引き出すような まちづくりが大事。 見に来る地元の人が、みんな今すんでいるところを誇りに思えるようなまちづくりがこれからは必要だ。」 殿村遺跡は、「記録保存」ではなく、現地保存で決りだ。
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6月16日(火) 私は、12時5分ごろ浅間橋たもとに到着したが、その後、部隊は到着した。
今回の行進は、まさに、小銃をもって「『体力訓練』に名を借りた軍事行進」そのものだった。 15日夜、私は、どちらが正しいのかと、松本市の責任者に夜遅くだったが確認したが、HPで発表したものが「連絡があったもの」との回答で、どちらが正しいかとの確認はしてなかったようだった。 「危機管理」とまでは、言わないにしても、あまりに松本市としては主体性のない無責任な対応と言える。
追伸)その後の調査で、以下のことが判明した。
1、自衛隊から松本市への連絡は、郵送で四賀支所に届けられたのみ。
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6月17日(水) 反対討論の全文は、ここをクリック ところで、反対討論で紹介している福岡市。 福岡市議員団の見解は、ここをクリック 低所得者に関すること、応能応益割合など詳細な分析は、もちろん必要だが、2年連続の引き下げ、実際の市民負担が軽減された事は事実。
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6月13日(土)
毎日新聞 岩見隆夫氏の「近聞遠見」は、ここをクリック (他のブログを拝借) 「森田実の時代を斬る」 「上」 「下」 おのおのをクリックしてください。
森田実市の ブログ ホームは、ここをクリック ところで、11日(木)に経済環境委員会が行われ、昨年に続き「最低賃金の引き上げと中小企業対策の充実を求める陳情」の審査が行われた。
残念ながら、意見書の採択というところまでは、いかなかったが、資本主義の本質論にまで触れられるような議論が行われた。
わたしも何度か発言し、貧困論との関係も含めて議論に参加した。 地方議会の議論の中でも、まさに資本論が語られ、「マルクスも不破も生きている。」ことが実感される議論となった。
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6月11日(木) 「これ以上の負担増に、市民は耐えられると思うのか。」 今回、いよいよ負担増を求める引き上げ案を提案して来た段階で、あらためて、菅谷市長に「これ以上の負担増に国保加入者が耐えられると思うか。きちっとした答弁は難しいとした前議会を踏まえての答弁を」求めた。
「国保運協の答申では財源のすべてを税負担で賄うこととした場合、税率改定率が大幅増となるため、その緩和が求められたところでありまして、3年間で7億5000万円の特例繰入を行うこととしました。 また税率の改定にあたっては、経済的弱者への配慮として応能応益割合について、国ではそれを50:50を基本としていますが、高所得者にも低所得者にも一律負担を求める応益割合をこれまでどおり38%とし、低所得者に配慮したところであります。 一方、医療費も年々増大しておりますことから、相互の扶助による国保制度を将来にわたり持続可能なものにするためには、まさに今回の税率改定は、やむを得ないものであり、加入者の皆様には、今回の改定を是非ご理解いただければと考えております。」 詳しくは、動画をご覧下さい。 動画は、ここをクリック 議会本会議で、議案質疑に対して、「市長は答弁に立たない」という不文律があるわけではない。
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6月10日(水) 南山議員の生活保護の申請から保護費の支給までの間の生活費を貸し付ける制度の新設を求める質問に対して、大日向健康福祉部長は、次のように答弁した。 「生活保護法では、申請から決定を原則として14日以内に行わなければならないと規定しています。規定どおりに決定ができましても、申請日から保護費の支給までには、およそ20日間程度を要してしまいます。
昨年度末から期限付きで創設された「要保護世帯向け住宅等入居資金」は、社会福祉協議会が窓口で、実施されたが、答弁にもあったように、「借り入れが困難なケースもあり苦慮している実態」という認識は、私たちだけでなく、生活保護を担当する職員の皆さんとも共通する認識だった。
今回の資金の貸し出し上限額とか、条件などはこれから決められが、必要額を無条件で借りられる制度が求まられる。
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6月9日(火) 関係日誌は、ここをクリック
明日は、南山、両角両議院が午前中に代表質問を行うが、一般質問が終わった後、私は、今回の国保税の引き上げに対して、質疑を行うことの通告を今日行った。 通告項目は、次の通りです。
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6月6日(土) 志位委員長は、4日の報告で、「日本共産党の値打ちを語る」ことに関連して次のように述べた。 「『二大政党』の問題点はその両党に対立軸がない、政治の中身に違いがないということだけにとどまりません。両党の共通部分こそ問題であります。すなわち同じ古い政治の枠組みのなかで、競い合って悪政をすすめているところに、日本の政治にとっての重大な危険があることを直視する必要があります。」 報告の全文は、ここをクリック そして、5日の結語では、 「幹部会報告では、消費税の増税、海外派兵と改憲の推進、比例定数削減などで、悪政の競い合いの実態を具体的に示しました。そしてしばしば民主党がその先導役になっていることを事実に即して批判しました。そして、こうした危険にたいする最強の防波堤となるのが日本共産党を伸ばすことだということを強調しました。」 志位委員長 結語は、ここをクリック これまでの分析は、「二大政党の主張にその違いはない。」という段階だった。 悪政を競い合うということは、まさにここまで行き着くということだろう。 この問題でも、じっくり皆さんと対話していきたいと思います。
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6月4日(木) 昨日、写真代のお金をお貸しし、ハローワークに行ってもらったところ、なんと離職証明書の日付が、3月31日でなく、30日であったため、「1日足りず」、受給資格なしという残念な結果を知ることになった。
こうしたケースは、いままでも数多く知っている。 松本市は、年度末、緊急生活支援の具体的な取組として、失業等により生活困窮となった市民に対して1世帯5万円の「緊急生活支援資金」また、生活保護が必要な世帯に対して1世帯15万円の「要保護世帯向け住宅等入居資金」制度を新設した。 「緊急生活支援資金」の利用は、何件かあったが、「要保護世帯向け住宅等入居資金」については、結局利用者は一件も無かったという。
昨年来の「派遣切り」、失業の深刻な事態の中で、新ためて、これまでの制度の欠陥が明らかになり、その改善の必要性が急務となっているが、今ひとつ、そうした制度の充実と共に、その制度を運用する人の集団の寄り添い合いというか、ゆとりというか制度運用のこころが不可欠だ。 今回、私たちは、新たな制度が実施され、その運用が行われたことを踏まえてのさらなる充実を求めることを、南山議員が質問で取り上げる。 夕方になって、その方から電話が入り、生涯生活支援課の文字通りの「支援」もあり「くらしの資金」が借りれたという報告があった。
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6月1日(月) 5月21日付 しんぶん赤旗 に、麻生首相の「オバマ演説はすごい」発言が紹介されているが、「風知草」には、冒頭にさらにリアルに報じられている。 今回の「オバマ演説」に対しては、政治家としては、それをどう捉えるのかは、その政治姿勢に関わる実に重要な試金石となっている。
6月議会、私たちは、南山、両角両議員が、6月10日午前10時から一般質問を行うが、その中で、菅谷市長は、このオバマ演説をどうとられるのか。 「菅谷の手紙」が注目される。
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