9月28日(金) 詳細は、「18年度税制改定」 (ここをクリック) をご覧ください。
これまでは、昨年の9月議会に私が質問した際、 実は、この5億7100万円と実際の7億6369万8791円の違いについて調査している際、18年度の予算説明資料に、 「税制改正に伴う影響額 とかかれており、あわせると7億3490万円で、たまたま7億円台となり、「予算の段階では正しかった」かのように見えますが、それは違います。 定率減税廃止による影響額を5億2000万円と見た根拠は、17年度実績からの推定値ですが、その約5億円を5億7100万円に上乗せすれば、負担増が10億円を超えることになるが、それが7億円台になったのは、実際の定率減税廃止による影響額が、収入が増えない高齢者の所得が増えたかのような税制改悪以上に、市民全体の所得の目減りの影響が出ていると見るのが正しいと思われます。 文字通り、高齢者にその負担のしわ寄せした、肩代わりさせ、押し付けた自民・公明政治の悪政ぶりが改めてわかる中身だ。
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9月30日(日) 「軽すぎる」という評価がマスコミには流れていたが、「座敷童」が登場するあたりから、もともとそうした展開が予想されたもので、いろいろな有り得ないこと、初めて知る世界もありいつも通り欠かさず楽しませてもらった。
そんな中、その旅館の流儀に従ってもらうことが旅館のおもてなしであり、客の要望には最大限こたえていくというホテルの「サービス」との違いについても、なんとなくわかったような気がする。
ドラマでも紹介されたが、ドイツのローデンブルグという都市の城壁には「来る者には安らぎを、去りゆく者には幸せを」という言葉があるらしい。
観光戦略とおもてなしの心については、一昨年の経済環境委員長の時に少し触れた程度だったが、この分野にも改めて関心を持つことができた。
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9月29日(土) 先月の沖縄視察の3日目夜、沖縄県議団と懇談をした際、この集会の準備が行われていることが紹介されていました。
話を沖縄県民大会に戻します。 挨拶に立った仲井真弘多県知事は、 また、読谷高校の2人の3年生も、 沖縄県以外の地方自治体で、いくつか「意見書」が採択されましたが、われわれとして何が出来るか検討も行いたいと思います。
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9月26日(水)
記事でも、 新首相の青年政策は、この程度のものかと思ってしまうわけだが、今日の決算特別委員会で、松本市の青年対策・雇用問題に関しての質問が行われた。
6月議会に私は、 「無権利状態で働いている青年労働者、派遣など非正規労働者の実態を調査し、青年の使い捨ては許さないという立場から、体制をとって、調査指導が必要ではないか」と質問したが、答弁は、 「実態調査については、国・県の動向も注視しつつ、松本市単独でやれるかも含め研究してまいります。」にとどまっていたが、実際そのままで、とどまっていたことを示している。 ところで、その長野県社会部労働福祉課が、この9月に、「多様化する就業形態の労働環境実態調査」を始めたことがわかった。 「この調査は、職場における正社員・非正社員の処遇に関する実態や非正社員の就業実態を調査し、労働行政の基礎資料とすることを目的に行う」 |
9月21日(金)
19日の閉会日本会議、委員長は、委員会での審査経過について、 請願第8号「高齢者の医療制度に関する請願」でありますが、後期高齢者の保険料負担を軽減するために、その願意を妥当とする意見の一方、低所得者対策を講じるにしても、利用者に応分の負担を求めることは、致し方ないことである。また、広域連合議会での実質審議を前に、この請願趣旨には賛成しかねるなどの意見があり、起立採決の結果、不採択とすべきものと決しました。 と委員長報告を行った。 以前も、全ての会派から紹介議員を頂きながら、否決された例もあったが、今回のように訂正印で、紹介議員を取りやめた例は知らない。 実は、この議員、「請願8号」のほかに、「請願9号」「請願10号」でも、訂正印で取り消すというまったく同じことを行っていた。 「請願9号 医師・看護師不足なでお医療の危機打開、医療制度改善のための請願」 そして、9号、10号も 同様に否決される結果となった。 「高齢者から、確実に多くの保険料を取ることが目的」 「高齢者だけ別の医療制度に独立させ、死ぬまで保険料と患者負担を払わせるような制度は、世界にも例がない。」 「企業負担を軽くしたい財界・大企業の要望にこたえるもの。最終的には公費部分は消費税を財源にするのが財界の狙い」 いずれも、東北大学 日野秀逸教授の後期高齢者医療制度に対するコメント。 本会議の採決の結果も実に不可解だ。 本格的な、広域連合議会での議論を前に見直しを求める署名や運動が起こっている中、反対した議員は「KY議員」といわれても仕方がない。
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9月25日(火) 「しかし、松本市には、国保証の未交付世帯(=留め置き)問題が、残されています。国保税滞納者との連絡がとれないなどを理由に保険証が渡されていないのです。 「命を守る」、「お金の心配なく、安心して患者になれる」という点では、まさに国保証は「命綱」、「命と健康のパスポート」です。 国保証が交付されない事態は、直ちに正されなければなりません。」 として載せた事でもあった。 それについては、今年の3月23日の日誌をご覧ください。 清水とし子議員のレポートに寄れば、 短期保険証を市で保管する場合には、「少なくとも資格書の適用除外者となる人がふくまれていないか、すべての構成員について調査をするよう」求めたところから解決に向かったとあります。
詳細な調査は、今後必要だが、こうした経験教訓に学ぶ必要がある。 |
9月24日(月) 詳細な調査をしたいと思う。 ところで、昨日の議員団会議で、明日からの決算特別委員会に臨む基本的視点を次のように確認した。 1、大きく平成18年度(06年度)を政治的にも経済的にも捉えて分析を行うこと。 以上の5点をモノサシに据え、歳入構造、歳出の実際の審査を確認した。 いよいよ明日から4日間の決算特別委員会が始まる。 |
9月23日(日) 「政治と金」の問題は、国政の問題だけでなく、この長野市議選挙の中でも話題となっていた。 この間のチラシの配布と街頭宣伝などで、このことは多くの人に知られることになっていることが良くわかった。 「政治家に むかぬこの子の 下手な嘘」 今日は、ほぼ1日市役所控え室で、議員団会議を行い、深夜、長野市のHPから開票速報のPDFを開いてみた。 そして同時に東大阪市の9人全員当選も確認できた。 |
9月14日(金)
以上が、その部分だが、こうした見直しの背景として運営審議会で何が懸案だったかについては、
の点が紹介されている。 見直しの部分の文書は、実にわかりにくい表現となっているのが特徴だ。 率直に言って、かなり慎重な内容となっていて、「結局変わらない」という感想がもれるのも無理からぬ事だ。 狭い意味にすることは、誤解を招くかもしれないが、館の管理運営費の約5億円、事業費補助の1億円、合わせて「約6億円」の見直しが結局、争点である。
この問題は、「福祉か、文化か」の問題でもなく、「費用対効果」で図るものでのないと思う。 昨日の委員会でも、「現」監督の活動について、その評価との関係で、この制度の是非、継続に関して議論がされた。
松本に行けば、串田さんの芸術が見れる。 これが果たして、松本からの発信といえるのかも考える必要がある。 私は、芸術監督制度ではなく、現行の「支配人」などの制度で、いろいろな分野、考え方の「作品」の誘致、発信が行われること、そして市民の発信と享受の機会を増やすことが、必要だしそれが行政の役割と考える。
(少し荒削りな、議論かもしれないが、とりあえず発信します。) |
9月18日(火) 介護を社会全体で支える制度として始まった介護保険制度は、予想以上の対象者や費用の増大等、いくつかの課題をかかえながら、超少子高齢社会の中で高齢者の老後における介護の不安に応える社会システムとして定着してきております。
介護保険制度を持続可能なものとするためには、介護の必要な人に必要なサービスが適正に提供できることが求められており、今回の相談票の導入は、まさしくこの点で始めたもので、より良い介護の現場を守るしくみとも考えております。
今後も事業者と保険者が十分協議の上、利用者の立場に立ったサービスの提供を基本に、介護保険制度の適正な運営に努めてまいりたいと考えております。
本日の9月議会のまとめの議員団会議で、市長のこの発言について議論した。 キーワードは、「蛇足」と「心と頭を痛めている」。 「心を痛める」「頭を痛める」 いずれも保険者としての保険者ゆえの悩みであることは実によく伝わってくる。 蛇足とは、 より良い必要なサービスの提供を守ることは、こうした保険者の姿勢とともに、ケアマネージャーをはじめ現場で苦労する関係者と利用者の運動で作り上げるものだと確信する。
いよいよ明日は、議会最終日となる。 |
9月13日(木) その要因は、1つは、市民税の増税で収入が増えるからということで、国が削ったことに加え、さらに国が、松本市の「税収が強く見込まれる」として、交付税算定上での松本市の税等の歳入規模を示す基準財政収入額が、前年比、「7億3800万円増加する」と算定された結果だ。
まさに、市民にとっては、ダブルパンチの削減となる。 これに対し、松本市は、初めて「地方交付税法第17条の4の規定により、国へ交付税の額の算定方法に関する意見の申し出を行い、清算方式を導入して欲しいと交付税制度の改善を求めた。」
こうした「地方交付税法第17条の4の規定」による地方自治体からの申し出に対しての国の対応は、「一定数の申し入れがあると見直しに入る。」という。
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9月2日(日) 「集団自決とは、手を下さない虐殺である」 この作品の左下に書いてある言葉だ。 以下、このHP上で、展示を再現します。 沖縄戦の図
(梓川高校2年生による「沖縄戦の図」模写) 皆さん想像力を豊かにして、この絵を見てください。 兵隊が一人も描かれていません。 この絵の最大の特徴は、戦争にまきこまれた全ての人に目玉が描かれていないことです。 人の顔を描く時に一番大切なのは目です。
目は、人の心の状態、精神活動を象徴します。 その人の顔で一番大事な目を入れていないのはマインドコントロールされて意思をなくしてしまっていたからです。
皆さんはこの絵を見て、何を考えますか? (展示は以上です。) 参考に、佐喜眞美術館 をクリックしてみてください。
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9月12日(水) この「相談票」は、昨年、県が松本市内の訪問介護事業所への実地指導を行い、「適正でないサービスが行われている」ことを指摘し、「松本市は保険者として、こうしたサービスが行われていることを承知しているのか。」の指導が行われたことを契機に、今後同じような県からの監査・指導があった場合でも、松本市として利用者の立場にたって、必要なサービスが提供できるように、保険者として介護支援専門員(ケアマネージャー)とともに、「よりよい介護の現場を守る仕組みとして」現在実施に移されているものです。 もちろん、こうした認識に到達するには、松本市側も、そして介護の現場、ケアマネージャーの皆さんと市との間でも、紆余曲折と侃々諤々(時には、喧々囂々)の議論がおこなわれる必要がありました。 今、国からは、「適正化」と称して、介護保険についてサービスを制限する動きが強まっています。 この文書は、明らかにその作成の意図とは違って、ケアマネージャーとサービス提供に制約を与える結果となりました。 今回の私たちの質問は、こうした議論の経過と到達点を踏まえて、何よりも「介護はずしが問題となっている中で、介護サービスを提供する上でもっとも大切な役割を担っているケアマネージャーが、自信と誇りを持ってサービスを提供できるように、保険者がその責任として、それをサポートし、何よりも必要なサービスが提供できるようにする。」(倉橋議員質問)上での、サービス提供の基本と「相談票」の扱いについて質したものです。 もちろん、この「相談票」そのものにも賛否両論がありました。 そうさせないために、今回、倉橋議員の質問は、松本市に対しても、そして県や国からの「適正化の指導」からも、被保険者の権利を守るために求めたものです。 |
9月11日(火) 松本市は、以下のように答弁した。 高さの根拠 については、 経過 については、 問題提起されている争点はこうだ。 これに関しては、13日の建設委員会でも、陳情の審査が行われる。 今、手元に今回の答弁の冒頭にある平成12年9月21日付けの市長への「松本城の景観を守るため 周辺地域での建築物の高さ規制についての報告書」のコピーがある。
私ども中央地区町会連合会では、松本市の象徴であり、市民の宝である『松本城』の景観を守り、周辺地域との調和を図りながらの街づくりを進め、大切な景観を、時代の波に押し流されることなく守り育て、後世に引き継ぐことを責務と考え、地元住民を交え何回かの会合・勉強会を開き協議を重ねて参りました。 と書かれ、 冒頭の答弁の「1、」「2,」「3、」の3項目に加え、 いずれ、ご紹介したいと思うが、現在の地元町会の関係者の間でも、「必要最小限に」「活性化を優先すべき商業地域への規制は」「私権(財産価値)の侵害を配慮すること」の3点に関連して、複雑な思いの交錯の中、意見の完全一致は現在でも得られていないという話が伝わってきている。
資料を揃えて、検討を加えて、委員会に臨みたい。 |
9月10日(月) 去る9月5日付け「市民タイムス」では、「健闘」と報じられ、松本電気鉄道が目標とした1便あたりの目標乗車人員 11、12人に対して、8,7人との記事で、少し心配したり、又コースのことを考えると「さもありなん」と思ったりしたが、目標を達成していることで正直、安堵の気持ちだ。(市民タイムスには、事実誤認があった。) 詳しくは、 開設から1カ月間、合計465便の延利用者数は5824人に達し、1便あたりの平均乗車人員は12.5人、「順調」なスタートを切っているとのこと。
関連の 7月20日の記事は、ここをクリック 又、当初心配されていた渋滞との関係で、1周40分が守られているかに関しても、 私もまだ残念ながら一度も乗っていない。 (南風原陸軍病院跡 (その2) を 以下発信しました。) |
9月5日(水) とりあえず、良かった。 青年の雇用問題については、先の6月の議会でも取り上げた。 「残業について、割り増し時給で払ってほしいとは言えない。それでは確かに今の会社がだめになってしまうことはわかる。でも夕食を挟む残業のときはせめてその夕食の補償ぐらいはしてほしい。」 名古屋で働き、新たな夢の実現に向け、松本に帰ってきていた長男だったが、新年に入って、某デザイン会社に就職が出来た。 長男だけの問題でなく、今の青年に共通するものとして、再就職が一応決まって、「発信解禁」が出されたので、思い切って紹介することにした。
6月議会では、 ところで、先月このHPページのトップのリニューアルがされ、中学時代「元バスケ部」の選手が登場しているが、これも長男の「アルバイト」作品だ。
夜、ささやかな再就職のお祝いを行い、事務所の泊まり勤務に入った。 |
9月4日(火)
ベースにしたデータは、ここをクリック もちろん昨年の日誌でもお伝えしたように、正確に言えばこの経済指標のジニ係数とは違うが、それに近似したもの(勝手にそう思っているのだが・・)として、括弧をつけて、松本市の「ジニ係数」を出してきたものだが、その結果からも、2004年は、急激に上昇し、昨年(06年)から今年にかけて、この「ジニ係数」でも、記録を更新していることがわかる。 この「ジニ係数」に関しては、関連の日誌(6月7日)をクリックして見てください。 |
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