| 6月30日(金)  そういえば、縦糸横糸といえばと菅谷市長が、「10のまちづくり」と「3Kプラン」を縦糸横糸の関係とし、新しい「松本織り」をつくる構想を発表したが、この菅谷市長構想の「松本織り」と総合計画での「織物」との関係はどうなっているのか。 
         今までの総合計画は、あらかじめ行政側が作ったいわばたたき台を、「100人委員会」の委員に検討してもらうと言う策定経過を取ったが、今回の場合はほぼはじめから市民参画の形で作られたその違いとも思われるが、そのためいろいろな意見、考え方が盛り込まれている。  それはともかく、総合計画の「子育て支援策」の部分を見直してみた。  今回の「放課後児童健全育成事業の見直し」に関しては、触れられていない。   ところで、実に残念なニュースがマスコミで報道された。    10人以上19人以下  113万4000円    見ての通り、4つのランクによって、委託料に、約100万円ぐらいの違いがあるのだが、児童数に関して申請と実態が違っていた。 
           いろいろな矛盾は、前進の原動力だ。   
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| 6月28日(水)   の条項を加えるというもので、既成事実の積み上げで、生徒を居なくさせた結果として廃止する事を防止し、しかも、廃止議決には、「3分の2以上の者の同意」が必要とする中身にするものだ。 
          もともと、県議団が表明しているように、私たちも高校の統廃合の一切を認めないという立場をとらないが、今回の高校改革プランの「実施計画」のやり方は、一言で言って強引過ぎる。 
          実は、15日に行なわれた教育民生委員会で、高校改革プランの「実施計画」の平成19年度実施を見送ることを求める請願の審査が行なわれた。 
          松本市の教育委員会は、その見解を次のように述べた。  それに対し、南山議員は、「その見解は、本末転倒そのものである。」事を鋭く指摘した。    もともと、今回の取り組みには、強引さが目立つ。 県議会の動向を注目したい。  (注 実際の提案は、「3分の2以上」でなく、「過半数」に修正されて提案された。29日記す) 
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| 6月27日(火)  四賀地区では、会田病院のほか旧村役場内の図書館、福祉ひろば、つどいのひろば、そして、会田中学校と4つの小学校を廻る。 
           新基準で建設された中川、五常の除いて、耐震診断は、やっと現在行なわれているところで、危機管理という点では、遅れていると言える。 
           その会田中学校は、外観はこれまでも見たことがあったが、中に入ったのは初めてだった。  見学を終えて、玄関に戻ってきたが、吹き抜けの壁の上には、この玄関を飾る5種類の大理石などの石版がかなり高い位置に並べて飾ってあったが、何か違うだろうという感じを持った。 新市のなかで、一番新しい中学校と、一番古い小学校を同時に見る視察となった。  午後、奈川小中学校も視察した。 25日に続いて、安曇地域にも足を踏み入れた。  学校の視察だけではなかったが、4村が加わった新松本市、改めて広くなった事を実感させられる一日だった。  
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| 6月25日(日)  第1回信州乗鞍天空マラソン。    さて、今日の私だが、とにかく「レース」と名のつくものとしては、初めての挑戦。  駆け下りてくる千葉選手が確認できた。   千葉真子選手の紹介は、ここをクリック 
         
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| 6月24日(土) ジャズとピアノが好きな、宮アあおい演じる主人公の有森桜子(ありもりさくらこ)。 そして、複線があるのだが、「冬吾」が別れを告げる際に残した手紙に、この「方丈記」の一説がつづられ、その部分を、視学官が見守る中、「防人の歌」を教材に、政府の軍国方針への「服従」の証としての授業をするはずが、その「防人の歌」を聞き、出征する兄を思って泣き出した生徒を前に、途中から「方丈記」をその教材に換え、「悲しく思ってなぜいけない。自分らしく生きてください。どんなことがあってもどんな世の中になっても自分の考えや気持ちを変えないで生きてください。」と最後の授業を終えるシーンだが、率直なところ「方丈記」が、反戦の詩となるとは思っても見なかった。 もともと国語は苦手の私だが、鴨長明の「方丈記」は、仏教的無常観を詠ったもので、世の中のはかなさを描いたものとしてだけ教わった記憶しかなかった。 有名な書き出しについて言えば、大学時代に、弁証法を習ったときに、自分なりにただ物事を固定的に見てはならないということで、「行く川の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。」  果たしてどんな作品だったか。改めて読み直すことになったが、読み返してみたが、やはり直接の反戦の詩でないことは、私の浅い読み方かもしれないがわかる。 しかし、事の本質は、どんな教材を使おうとも、「愛する」とか「悲しむ気持ち」など、人間の内心にかかわることへの強制があってはならないことという点では、「火の山―山猿記」を原作としたこの作品。 
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| 6月21日(水)  少し解説すれば、6月5日の開会日には、  詳細については、今の段階で私は委員でないのでわからないが、そうした経過を踏まえての結果となった。  市長としては、この複雑な事態の経過に即しての発言となったのだろう。 しかし、この状態を膠着させてはいけない。  私たちも、今後は具体的に施策の提案をして行きたいと思う。 
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| 6月19日(月)  既報の「放課後児童健全育成事業の見直しについて」は、私たちは放課後児童対策を「3K」の子育て支援策の一環として、松本市が責任を負う形で、公設・公営で行なう立場に踏み切った点を評価し、今後、保育の質の問題、現在の学童の指導員の雇用や身分保障の問題、200人を越える需要が見込まれる中での運営のあり方についてなど、重要な不安材料、懸案事項は、これからの関係者との話し合いの中で、納得と合意を前提に進めることを確認して、この方針を歓迎する態度を明らかにしました。 
          この間の学童保育の運営は、運営委員会の方々のご協力をいただき、父母会は、財政的な脆弱さをカンパ、バザー活動などを通じて、そして、指導員の皆さんには、そうした台所状況をご理解いただいたうえで、不十分な身分保障のなかでも、長年ご苦労を重ねてきた経過があります。 
         15日に行なわれた教育民生委員協議会では、以下のようなやりとりがありました。  Q:現在の指導員の今後の採用は、身分保障は、どうなるのか?運営委員会はそうするのか?   Q:施設の基準面積等は、どうするのか?  Q:関係者との常設的な話し合いの場を、全市的に持つ事については?  Q、個別の運営委員会との話し合いの積み上げだけでなく、全市的に投げかけて協働の取り組みが必要ではないか。 という事が確認されています。  関係する個別学童クラブとの話し合いは、緊急に解決が求めらている事への対応として必要ですが、それと平行して、各種団体との懇談会もすぐに必要です。  これこそは、関係者の知恵と力の発揮のしどころです。  電話の方とは、そうしたお話をした。 続きは、後に) 
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| 6月18日(日) 「後世の"審判"受ける偽り」と題された記事の全文は、ここをクリック  この記事の中身は、知る限り、現在まで国内のどの放送局もマスコミも報じない中身だった。   又、同じくスポーツナビの写真もある。 4年前と違って、今回のW杯は、可能な限り、HDDに録画してあるので、あとで確認してみようと思う。   実は、この記事に関心を持った理由は、もう一つあった。  そうした意味では、実に複雑な思いにさせられた。  「審判に気づかれないように、やるのもプロの技だ。」という声も出るだろうが、次男に、このニュースを見せると即座に「フェアープレイじゃない。」と反応した。 
           ところで、今晩はいよいよクロアチア戦が行われる。  
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| 6月15日(木)   いわゆる「つくり運動」から始まった私の学童保育・学童クラブとのかかわり。  私が議員に初当選したのは昭和62年の4月。  委員会終了後、図書室に行って、探し出しコピーしてきた。   「共働き家庭、母子・父子家庭で働く親の権利を守り家族全体の生活を守ること。   と質問は始まっています。   歴代の市長3人、そして健康福祉部長(社会部長 当時)課長、そして、教育委員会の関係者など、何人もの方と侃々諤々論戦を繰り返してきた。 
          委員会終了後、 「共産党の池田さんが言ってきたことだから、反対しなくてはいけないと思ったが、」と、本音ともいえることを言ってきた議員もいた。 
           今回の方針転換は、誰もが今までの方針であった「児童センターへの一本化」が、今ある問題を解決する方法としては、見直さなければ事態を打開できない点で、時の流れを必要としたが、議会でも全員で一致できたという事が何よりも大切だと思う。  さて、問題はこれからだ。   確かに、これまで、かなり以前までの市側の「対応」の中には、こうした思いをさせるに十分なだけのものがあったことは、偽りのない気持ちとして私も十分理解できる。 
          委員会では、南山議員とともに、今後考えられる問題点などの指摘と、その解決の方向等に関して発言したが、課題はたくさんある。  などなど関係者の知恵を合わせることが不可欠だ。  
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| 6月13日(火)  ところで、本会議終了後に、各議員宛のポストに、「放課後児童健全育成事業の見直しについて」が、協議事項として、15日の教育民生委員会に提案される主旨の文書が配られていた。 
           放課後児童健全育成事業とは、私たちが使い慣れている名称でいう「学童保育」と、現在児童館・児童センター内で行なわれている「登録児対策」をさすが、これまでは、「学童保育はやめて、登録児対策に一本化する」が方針であったが、この方針の根本的な転換となる中身で、この間、学童クラブの関係者や私たち日本共産党も求めてきた中身に基本的には沿った内容となっている。 
           詳細は、15日の委員会での協議後にお伝えするが、基本的には学童関係者の願いが実現した方向だが、いろいろな不安や課題が多い事は明らかだ。  追伸) 6月議会速報「こんにちは 日本共産党松本市議団です」を発行します。   
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| 6月12日(月)  その2   「資格証明書」については、    「短期被保険者証」については、    この交付基準は、いずれも平成18年10月の資格証明書・短期被保険証更新時から適用する。 見直し基準に関しては、ここをクリック  松本市は、今年の4月30日現在で、  果たして、これで、「健康は何よりも大切」というものさしに照らして十分かどうかの検証は当然必要だが、いずれにしてもこの面でも、改善が図られた。 (詳細は、後日) 
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| 6月12日(月)   「生活保護制度は、生活に困窮された方々に対して憲法第25条に規定された「健康で文化的な最低限度の生活」を保障する最後の砦であると同時に、その方々に生活面の自立を支援する制度です。」 先月の5月24日、教育民生委員会で、「くらしの資金」については、「貸し出し上限額(5万円)の増額も含めて、制度の充実を考えて行きたい。」との意向が表明されたが、早速本会議で正式に、制度を運営している社会福祉協議会と連携を図り、「困窮の度合いや世帯構成等その方の状況に応じて、当面の生活に困らないよう」貸し出し金額の増額を考える答弁された。  これで、また一歩だが貴重な前進方向に踏み出した。  
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| 6月7日(水)  この冊子には、年度ごとの課税所得の状況を示すデータが掲載されている。  グラフを見ると解るが、先日の日誌でお伝えしているように、日本全体とは違って、経年変化は一様ではないことがわかるが、傾向として「1」に近づいていると言え、格差の広がりを確認できる。 
           さて、今議会で、格差社会の問題を一般質問では、倉橋議員のほかにもう一人の議員が取り上げる。  
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| 6月8日(木)  また、今日のしんぶんには、先日お伝えした志位委員長の講演「教育基本法改定のどこが問題か」のテキスト版も発信されている。 いよいよWカップは、2日後に迫った。 次男がサッカーに夢中になってから、早4年が経ったという事だ。 6月議会準備と重なるが、寝不足にならないようにしたい。 
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| 6月6日(火) インターネットの録画中継は、ここをクリック  志位委員長は、教育基本法を全面的に作り変える狙いが、「海外で戦争をする国」「弱肉強食の経済社会」づくり――この二つの国策に従う人間をつくることにあること。 
           一人は、元教育課程審議会会長で改定を推進した作家の三浦朱門氏。  もう一人は、教育改革国民会議で座長を務めたノーベル物理学賞受賞者の、江崎 玲於奈氏。   正に、お国のための人づくりの狙いが明確だ。  今日、正午に今議会の質問の通告が締め切られたが、この教育基本法問題を取り上げるのは、南山議員だけである事がわかる。  質問者と質問項目の一覧は、ここをクリック 
          抽選の結果、倉橋、南山議員の質問は、12日(月)の午後3時過ぎからの予定となった。   
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| 6月5日(月)  去る5月29日の定例記者会見では、「(代案については)場合によっては6月議会以降になることもやむを得ないかというふうに思っております。やはり拙速な形でやるべきではないだろう。」 
           先日行なわれた審議会や説明会の中身が、必ずしも四賀地域の皆さんの現時点での意向を表すといえない事は明らかではあるが、事態の本質を良識を持って理解していただくのに時間は必要だ。 
         「トンネルに代わるもの」という事になれば、「トンネル断念は承服できない。」以上、事態は進まないのが現状だが、危機管理に関する施策は、日々の危機管理という観点からも、それとは関係なく、直ちに具体化が求められる事を否定する方はいないだろう。 そのほか、市長は、以下の項目 ・市役所庁舎の耐震補強工事の進捗状況について  議会は、12日(月)〜14日(水)の3日間、一般質問が行なわれる。  
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| 6月4日(日) 5月17日に行われた松本市四賀地域審議会では、「きちんと耳を傾けていただけず、残念ながら、『認めがたい』との集約」となったが、本日は、四賀地区の将来を見据えた「建設的な対話」を節にお願いする。  と開会の挨拶で述べ、説明会は始まった。    理事者の事実の経過の説明に嘘はなく、市長の決断にいたるまでのその取り組みに公平さを欠いたものはない。   「監督」が蓋し至言であることは、28日が済んだ後、四賀地域の方から私に寄せられた電話の話で裏付けられた。  そして、その「監督」が最後に「総仕上げ」としてあらかじめ用意し、語った台詞は、まさに牽強付会それそのものだ。 「私は最後ですから、3分間といわないで下さい。まず市長さんが本当に誠心誠意、市民に語ろう会で説明した。四賀直結道路の財源内訳を説明した。総事業費は80億円、うち半分の40億円は国庫補助金、残り40億円の95%の38億円を合併特例債、5%は2億円。これで事業を開始しますと言い切っております。市長さんがこれをやりますと市民に説明なさってます。 (以下続く) 」  しかし、この説明は、合併前に行われた旧松本市の30地区の「市長と語ろう会」での資料の1部分だけを意図的に取り出しただけの物です。  それを、今日に至っても、最後の語りの中で、自らの保身の為に使っているわけです。    「怪文書」の場面は、またしても登場しました。  そんなことのやり取りで、ほとんどの時間が費やされてしまった。 この日の説明会には、「別の代わる施策の基本的な考え方等」 ということで、「資料5」が出されたが、「対案もねえじゃねえか。バカ」という野次も飛び、実質的な話し合いには至らなかった。 まさに、「やくざの世界」との感想も寄せられた。  しかし、この状態で膠着させてはならない。    明日5日は、6月議会の開会日だ。   
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| 6月1日(木) 本日撮ってきた写真は、ここをクリック 逆茂木[さかもぎ]・乱杭[らんぐい]は、先を尖らせた杭(乱杭)や、鋭い枝の付いた木を斜めにたくさん立てて(逆茂木)、敵の侵入を防ぐバリケードの役割をはたしていたと考えられているものだが、お城の総掘りの立ち上がり部分の逆茂木の発掘は、米沢市の米沢城に続き、全国でもたった2例目で、かなり貴重なものだ。 米沢城の発掘の様子は、ここをクリック  城の逆茂木については、東京国立博物館に所蔵されている「大阪冬の陣屏風」にその様子が描かれている。    土塁の保存状況は極めて良好(土塁の面積東西6m×南北12m 72u)で、5月16日には文化庁文化財調査官が現地調査を行い、松本城築城当時(1593年〜1594年)に築かれたと推定され、城郭構成上極めて資料的価値の高いものとしての評価を得ている。 
         なお、6月18日(日)には、現地の一般公開も検討されている。 
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