10月31日(月) その2

 高齢化社会をかなり意識した「公共交通マスタープラン」  前橋市 
    

  

 前橋市は、今年の8月25日に、「前橋市公共交通マスタープラン」を策定している。  
  その中には、「公共交通に求められる使命とは。」と題され、 プラン策定の「背景」、「目的」について、次のように書かれている。  

 概要版によれば、 「背景」として、 高齢化率の高まりをあげ、
  「公共交通に頼らざるを得ない人は年々増加」し、高齢者による交通事故件数も増加していることからも、
  「公共交通サービスの向上を図り、市民の『安全・安心』な移動手段を確保することが求められます。」とし、
  「交通事故によって生活基盤を失う危険性は、高齢者に限ったことではありません。」
  「市民の方々の自家用車に依存したライフスタイルは、自家用車を運転する方、運転しない方にとっても事故の危険性が高まっているということを、市民の皆さんが認識することも必要となります。」  と、
  交通事故による生活基盤を失う危険性からも、 そして、「環境負荷の低減に努める」上からも、 「一人一人が自家用車利用から公共交通利用への転換を意識する」必要があると書かれている。  

 実に興味深い「背景」の記述だ。  

 そして、プラン策定の「目的」の部分では、
 「本市の現状として過度に自家用車に依存したライフスタイルが定着しているため、公共交通の利用者が減少し、減便や路線廃止など公共交通の衰退がみられます。しかしながら、バスをはじめとした公共交通は、高齢者はもとより、市民の皆さんにとって重要な移動手段であり、さらなる高齢社会に対応するためにも必要不可欠なものです。」
   と、記述し 「本市の公共交通の将来像を明らかにする」 としている。  

 概要版でないこの「マスタープラン」の実物は、ここをクリック

 その中の、「1 章 公共交通マスタープラン策定の背景と目的」は、ここをクリック

   ところで、松本市のマスタープランは、「松本市次世代交通政策基本方針」として定められている。  
    それについては、ここをクリック  

 読み比べてみると、実に面白い。

 次回に続く)

 

   


 

 

 

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10月31日(月)

 前橋市:「マイバス」「トランジットモール」視察 
    

  

 公共交通をテーマに、建設委員会の視察で前橋市(群馬)と京都市(京都)を訪問してきた。  

 前橋市の視察は、「マイバス」というコミュ二ティバスに乗ることから始まった。
 昼食を済ませた後、市役所に行くまでに、まずは現地視察を優先した。
  この「マイバス」名前の由来は、「私のバス」(公募)ということだが、語呂からも、「前橋のバス」とも十分に取れる。
  まず「北・南循環線」が平成14年6月に導入されたが、いわゆる8の字型に「北」と「南」は中心部の商店街で重なっているが、その部分は、いわゆる「トランジットモール」状態になっている。
  もっとも、その商店街は、もともと年中歩行者天国のところで、そこにいわばバスを乗り入れたというものだ。
  走行速度も10km/h以下、実際には、歩くぐらいの速度だった。
  市内には、このほかにも、「マイバス」路線がもう一つ(西循環線)ある。
  料金は、大人100円、小人50円、共通1日乗車券300円。
 
  市内には、これらの路線を含めてバス路線が、43ある。
  前橋駅を中心に放射線状に配置され、多くが隣接市町村との連絡を担うものになっている。  
  その「43路線」のうち、前橋市が業者に委託している路線は、マイバスを含めて、24有り、年間約3億円の赤字補填支出をしているとのこと。  

 前橋市は、人口33万9080人。面積は、311.64平方キロ。よって人口密度は、1088人。  
  (ちなみに松本市は、243472人、978.77平方キロ、人口密度248.75人。 2011年10月1日現在)  
  松本市に比べれば、人口密度で、4.38倍の群馬県の県庁所在地だ。

 以下続く)

 

   


 

 

 

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10月30日(日)

 藤野保史さん 松本駅前で街頭演説 
    

  

 日本共産党衆議院北陸信越ブロックの比例代表予定候補 藤野保史(やすふみ)さんが松本駅前で雨の中、街頭から訴えを行った。  
  藤野さんは今日1日、長野県下を一巡する超過密スケージュールで、松本駅には12時15分に到着、約30人を前に訴えを行った。

  

 
  藤野さんが活動を行う北陸信越ブロックの五県(長野、新潟、石川、富山、福井)内には、全国で54基ある原発の内、22基があり、原発問題では実に重要な地域となる。  
  今日の信濃毎日新聞は、「野田首相がTPP交渉参加へ、8日にも決定」という記事を報じた。  
  そして、原発問題でも、野田首相は、再稼動に向けての動きを強めている。  
  それに対し、阿部知事が、28日の定例記者会見で、TPP交渉参加反対を明確に表明した。  

 松本市でも自治体としての態度表明が求められる。

 

   


 

 

 

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10月29日(土)

 病んでいる青年が増えている 
    

  

 「就職先が決まらなければ、気持ちが落ち込んで病気になるのはある意味当たり前のこと。」  
  しんぶん赤旗の購読のお願いに伺ったお宅の玄関先でのお話だ。  
 
「高校生にしても、大学生にしても、今まで朝チャンと起きて学校に通う生活をし、ホントならば就職が出来て今度は会社に通っているはずなのに・・ 家にこもってしまえば心が病んでしまうのは当たり前のこと。とにかく今の社会本当におかしくなった。」
 「年金もちゃんともらえないなんてことになれば。私たちはまだ良いが、若者は本当に大変だ。」    

 私に周りにも、こうした話が少なくない。    
  26日の議会の意見の中でも、準備したが述べなかった部分があった。  
  まさに、大企業は、大きな儲けを上げているのに、国民の暮らしぶりは逆に大変になる。賃金を減らし、一番の国内消費者の内需を冷やしても、国民を儲けの対象とせず、外需で稼げば、十分な利益が上がる仕組みが一番の問題だ。
 TPPは、まさにそうした儲け優先の社会にさらに突き進む道。   
  若者の未来は、別に儲けのためには関係ないのが資本の論理だ。

 

   


 

 

 

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10月27日(木) 

 住宅リフォーム助成制度は、「TPP違反」として排除される 
    

  

 風雲急を告げるTPP問題で、緊急の街頭宣伝を駅前で、両角県議、南山市会議員と一緒に訴えをした。
  今日は、長野県下一斉の宣伝行動だ。
 
  配ったチラシは、ここをクリック

 今度のTPPは、まさにチラシにあるように、「国のかたちを変えてしまう大問題です。」
  TPPは、農林水産業に壊滅的打撃を与えるのは、もちろんのこと、地方の経済にも大きな影響を与える。
  TPPへの参加により、政府はもちろん、地方自治体の小規模な公共事業や物品の購入にまで外国企業の解放が義務付けられます。
 
  昨日の臨時議会での建設委員会に、この3日から受付が始まった住宅リフォーム助成制度の申請状況が報告された。
  約3週間が経過し、26日までに、582件の受付があったという。
  「実に順調な滑り出し」といえるが、こうした地方自治体が行う地元の中小企業の仕事を増やす施策は、TPP違反として排除される危険が十分にあります。
  そのほかにも、公契約条例も制度そのもの排除される対象となります。

  以上の内容で、私からは、訴えを行った。

 「がんばってください」と小さな声をかけてくれるOLの方もいたが、「TPPって何ですか?」と聞いて来る人も何人かいたという。
  チラシの受け取りは、今までになく良かった。
  TPP反対の一点での共同行動が必要だ。

 

   


 

 

 

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10月26日(水) その2

 新工業団地建設は、踏みとどまって見直す必要がある 
    

  

 新工業団地建設に関する意見表明は、一部割愛して行った。

  「意見」は、ここをクリック   (尚、国保分は、ここをクリック

  また、意見の表明のときの様子は、ここをクリック (私の場面は、38:00 ごろから始まります。)  

 今回の意見は、国保会計と新工業団地の2つに絞っての原稿予定にしていたが、またしても議長が、「15分」経過したことだけを持って、「簡潔に」という発言を行った。  
  前議長のときは、そうした「口を入れる」ことはなく、予定した原稿をすべて述べることが出来たが、今期の議長は、何度かそうした行為が目立つ。  
  あえて、私もごり押しはしなかった。  

 (議長の「口入れ」は、私の前の発言者に対して行われたが、私に対しては52:30のときに行われています。)  
 誠に残念なことだ。

 

   


 

 

 

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10月26日(水) 

 H22年度の国保税は、値上げする必要はなかった。 
    

  

 第4回臨時会が開かれ、9月議会から継続審査扱いとなっていたH22年度決算議案、そして、新工業団地造成工事の契約案件、開明小学校大規模改造工事関連、鳥獣被害防護柵取得に関する議案が提案された。  
  私たち日本共産党は、H22年度一般会計決算と新工業団地造成工事の契約案件に関しては、意見を述べて反対しました。  
  以下、国保関係と新工業団地の2回に分けてお伝えします。  

 国保会計決算に関する「意見」は、ここをクリック

 ところで、議会に閉会した後に、私の前に行った議員の意見表明の中に、事実に反する発言があったということで、理事者側からの苦情が私にも直接寄せられた。  
  事実か否かの判断は、直接関与していなかった私にはすぐ判断できなかったので、議員側から「議事進行」をかけることはなかったが、確かに事実に反するとすれば、ただ「言われっぱなし」は承服できないのは理解できる。  
  議会基本条例の制定で、議員の質問に対して、理事者側からの「反問権」は認められているが、議員の意見表明に対する反論は、認められていない。  
  見解の相違は別として、明らかに事実に反し、発言に関わる関係者のいわば名誉にも及ぶような内容であったとすれば、 その「反論権」を認めることは必要と思う。  
  議会としての対応が必要だ。

 

   


 

 

 

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10月24日(月) 

 糖尿病患者の中断例には、経済的困難などを抱える人が多い 
    

  

 今年5月、札幌市で開かれた日本糖尿病学会で、「糖尿病治療の中断例には通院困難、経済的困難、家庭的困難など社会的危険因子を抱える人が多い」という報告があったという。  
  それについては、ここをクリック  

 妻が、仕事上、自らの報告書を作成するに当たって、見つけ出したものだが、実に私にとってもタイムリーな内容だ。  
  H22年度の決算の審査を行っている中でも、国保被保険者の中でも「高額療養費」の方が増えているとの報告がされている。    

 事務局の澤田さんの調査でも、市内の中小零細業者の中でも、仕事にさしさわりが出るので、健康診断を受けない人が増えているとのことだ。  
  経済的理由に加えて、「検査して、要検査になっても、重大な病気がみつかってしまうとかえって困るからから、再検査に行かない人もいる」とのことだ。  
  そして、事実、業者団体内での健康診断の受診率も、下がって今は、1/3以下になっているとのことだ。

 

   


 

 

 

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10月23日(日) 

 「東京原発」 
    

  

 10月20日 「いのちをまもる10.20国民集会」が、東京の日比谷野外音楽堂で開かれた。  
  それについては、ここをクリック    
 
  松本からも、バスが出て、集会に参加したが、そのバスの帰途の中で、タイトルと同名の映画が流されたという。

 「東京に原発を誘致する」という内容だが、「コミカルに描かれているが、実に今のフクシマの現実を予想し、原発問題の本質を描いている」との参加者の感想を受け、私も取り寄せて、早速見てみた。  

 「東京原発」については、ここをクリック  

 実に、面白いといっては何だが、2004年の公開とは思えないほどリアリティがある。
 
  必見、お勧めの映画だ。

 

   


 

 

 

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10月22日(土) 

 国保問題の特集 
    

  

 2003年からはじめた私のブログ、8年間発信続けてきた。  
 26日の臨時会での態度表明に向けて、準備を進める中で、この間の国保に関する日誌を取り出し、トピックスに 「国保問題の特集」をまとめて掲載してみた。  

 それについては、ここをクリック   (トピックスからも入れます。)

 「国保」を検索し、まとめたものだが、印刷してみるとなんと197ページに及んだ。
 改めて、読み直してみて、当時の状況、そして今日までの松本市の国保会計の推移、そして何よりも市民の皆さんの暮らしぶりとの関係での問題の把握状況がよくわかる。  
  今にしてみれば、かなり甘い分析の部分もあるが、全体として今回の平成22年度の決算の分析に役立つものだ。

 平成22年度の国保会計への分析には、新たな要素も加えて検討したい。

 

   


 

 

 

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10月19日(水) 

 生活保護受給者の推移
    

  

 松本市の生活保護受給者の実態の調査を行い、この4年間の推移がわかった。

 以下のグラフが、その推移です。  

    

    (注:H22年度分からは、旧波田町の分が含めれています。 また、H23年度は、9月末現在の数字です。)
  波田地域の増分があるにしても、世帯数では、この3年前に比べ、1.4倍に増えている。  
  これまでも要望してきたが、職員の皆さんの人員体制を増員で見直さなければいけない。  

 受給世帯の内訳を見ると  

    

 特徴は、「その他」世帯の増加は、この3年間で、約3倍になっている。
 今の複雑な社会の実態を反映していることが良くわかる。

 

   


 

 

 

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10月16日(日) 

 藤野やすふみさん デビュー 
    

  

 第34回赤旗信州秋まつりが、3000人超の参加者で松本市「やまびこドーム」で開かれた。
 市田書記局長の記念講演に先立ち、長野県内で集めた原発からの撤退を求める署名5万人分を手渡し、来年とも言われている解散総選挙、衆議院北陸信越ブロック比例代表選挙の候補者として発表された藤野保史(やすふみ)さんが、以下のように挨拶した。

 

 私は、国会議員秘書、党本部で政策づくりに携わってきた経験と、41歳の若さ、スキーとサッカーで鍛えた体力を生かして、北陸信越の五つの県をかけめぐり、攻めに攻め抜いて、今度こそ必ず衆議院の議席を勝ち取る決意です。
 東日本大震災と原発事故は、日本経済・社会と政治のあり方を根本から問い直すものになっています。
 北陸信越地域は、豪雨や豪雪、地震、台風など自然災害が多いだけでなく、日本の原子力発電所の4割が集中する特別な地域でもあります。
 北陸信越地域が原発依存からどう抜け出していくのか、そのなかで、どういう社会や経済をつくっていくのか、これは、日本全体の新しい社会のあり方を指し示す、全国的意義を持っていることです。
 こういう地域だからこそ、日本共産党の議席が何としても必要です。
 財界や米国いいなりの政治というのは、一部の大企業にはいいけれど、国民に貧困や格差を広げ、日本社会・経済全体を弱くしてしまいます。
  日本経済の6割を占める家計を温める政治に転換してこそ、経済も活性化する道が切り開かれます。
 何よりも、子ども、若者も高齢者も誰もが安心して暮らせる社会をつくりたいと思います。
 みなさんとご一緒に全力で奮闘し、北陸信越ブロックの底力を発揮して日本共産党の議席を取り戻すことを心から訴え、ごあいさつとします。

 藤野さんは、41歳。 挨拶の通り、この地域を代表する日本共産党の国会議員に、どうしても私たちの力で押し上げたいと思いました。

 

   

   衆議院北陸信越ブロック 比例候補
  藤野保史(やすふみ)さん プロフィール

  ・ 1970年6年4日 福岡県福岡市生まれ。41歳。 現在は、東京都練馬区に妻と居住。
  ・1989年、京都大学法学部に入学。90年に日本共産党に入党。京都大学の民青地区委員長、党委員会委員長などを務めた。
  ・卒業後、「人の役に立ちたい」「司法試験で学んだ法律の知識を活かしたい」と党専従の道を選び、国会議員秘書を務める。
  ・ 2003年12月から中央委員会の政策委員会へ。特に、予算、金融、中小企業が専門。2010年4月発表の「中小企業政策」づくりなどを担当。
  ・2010年より准中央委員。
  ・趣味は、サッカー、スキー、旅行、読書、観劇(映画、歌舞伎、文楽など)

 

   


 

 

 

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10月14日(金) 

 順調な滑り出し 「住宅リフォーム助成制度」 
    

  

 10月3日から受付が始まった住宅リフォーム助成制度、昨日13日現在で、
  「住宅リフォーム助成」       1件
  「地震被災住宅修繕助成」  191件 
    の申請があったという。

 改めて、
  「住宅リフォーム助成」
  「地震被災住宅修繕助成」

 実は、同じ制度に、長野市では、前日からの泊り込みの順番待ちが出たということで、私たちも初日の混み様を心配し、しんぶん赤旗の記者も 前日の2日(日)夜に取材に来ていた。 
  ・・・が、松本市の場合は、違っていた。  
  他の自治体でも、当日は相当並び、ほぼ1日で予算枠に到達してしまったという話がああたが、松本市の場合は、予算額が多かったこともあり、そんなに混乱、混雑することもなく順調に約2週間が過ぎた。  

 そんな中でも、問い合わせの電話が1本入って来ていた。

  「住宅の所有者が、息子さんで、住んでいるのはお父さん。 息子さんは、いずれは自宅に戻る可能性が大きいのだが、現在は、市内の別のところに家族で居を構えているが、このケースの場合はこの制度は該当しないのか。」 という内容だった。  
  よくよく、調べ、いろいろ検討したが、残念ながら「該当せず」ということになってしまった。  

 私としても、あらかじめ想定できなかったケースであった。  誠に残念ではある。  
  訪問すれば、まだまだ、制度を知らない方が居る。  
  これからも、しばらく地震のことも含めて、こちらから積極的に紺も制度のことを話題にしていこうと思う。

 

   


 

 

 

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10月12日(水) 

 「総合特区等国の支援制度への対応について」
    

  

 「健康寿命延伸新需要創造事業」については、国の「総合特区制度」という支援制度を使うことを前提として進められてきている。  

 そもそも、この話は、昨年の4月1日、三菱総研が「プラチナ社会」の実現を目的としたプラチナ社会研究会を発足、その理念と松本市の「健康寿命延伸」の方向が重なるということで、菅谷市長と意気投合、7月に国が総合特区制度に関するアイデア募集を始めたことで、かなり具体的になってきたことだ。
  (実際の話は、もっと前から準備されてきたに違いないが・・・)  

 国の総合特区制度に関するアイデア募集要項は、ここをクリック  

 8月、国は、内閣府が予算(総合特区推進調整費)の概算を要求したが、そのときの金額は、823億円  
  それに対して、松本市は、9月21日に、 国へアイデアを提案してきた。
  その後、11月に「事業仕分け」が行われ、823億円の予定が、1/5以下の151億円と大幅に縮小されてきた経過がある。  
  「総合特区」ということで、当初松本市の「地元負担」は、ないといわれてきたこの事業、ここへきて、「国の予算の考え方により単独費が生じる可能性もあり、実施計画や予算編成の過程が必要」と、この9月16日に行われた経済環境委員協議会では、報告がされている。

  「これでは、特区でもなんでもない。単なる『普通区』になってしまった。」とは、ある市の職員の話だ。  

 同じく、16日の経済環境委員協議会では、「総合特区等国の支援制度への対応について」の文書の中では、 「今後の進め方として」、

 (1)総合特区制度(国際戦略総合特区)について  本市の「健康寿命延伸新需要創造事業」に係る取組みをさらに進める中で、今後、適切な時期に申請します。
 (2)庁内健康産業推進研究会の設置  協議会参加企業や三菱総研研究会松本プロジェクト会員企業からの提案を本市の事業ベースに載せられるかを検討する取組みとして庁内健康産業推進研究会を早急に発足し、部局横断する形で、全庁を挙げ、提案企業のヒアリング、参加施設・住民との協議、関係団体等との調整等を実施します。  

 と報告されている。

 

   


 

 

 

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10月11日(火) 

 健康寿命延伸新需要創造事業とは? (その2)
    

  

 10月6日日誌でお伝えした「健康寿命延伸新需要創造事業」。
  「新たな需要を創造し、新たな産業を創出し、課題解決を目指します」とありますが、では、どんな産業、事業が検討されているのか。
  10月5日の会議に出された資料から「想定される事業」を以下紹介します。

1、ITを利用した予防型・個別型健康サービス事業
2、生活支援ロボットによるアクティブライフ支援事業
3、プラチナモビリティ事業
4、アグリ・フード事業
5、脱無縁社会事業
6、「エコ」シティ創造事業

 の6つが、民間団体・企業から提案され、 「事業と企業名」を具体的に見ると

  [ITを利用した予防型・個別型健康サービス事業]

  ・「24時間生活活動量にもとづく生活習慣改善支援サービス」   キッセイコムテック株式会社
  ・「『予防型・個別形健康サービス』・『アグリフード事業』に医療的アビデンスを付与する疫学調査研究」     信州大学
  ・ 「機器とソフトを利用した健康生活支援サービス」      セイコーエプソン株式会社
  ・ 「インテリジェンストイレを利用した健康チェック」      大和ハウス工業株式会社
  ・ 「『WAM NET』の様式に基づいた、定期的で最新の地域介護事業者情報の展開について」 鍋林株式会社 医薬事業部
  ・ 「予防型・個別型健康サービス事業」    富士通株式会社
  ・ 「運動・食事をテーマとした健康づくりとヘルスツーリズムによる地域活性化」    松本大学
  ・ 「地域総合ライフスタイルクラブ」      株式会社ルネサンス

  [生活支援ロボットによるアクティブライフ支援事業]
 
  ・「自立支援ロボット『ロボットスーツHAL』とメンタルコミットロボット『PARO』を活用した社会参加(復帰)と介護予防」  大和ハウス工業株式会社
  ・ 「歩行機能向上」  パナソニック株式会社

 [プラチナモビリティ事業]

  ・「最高速度20km/hの性能でありながら高齢者でも安心に操作でき安全な一人または二人乗り電動二輪車(または三輪車)の開発ならびに実証試験」   株式会社IHIシバウラ

  [アグリ・フード事業]
 

  ・「栄養バランスのとれた食事に供する食品の提案と製造」    株式会社デイリーはやしや
  ・ 「アグリ・フード事業」      富士通株式会社

 [脱無縁社会事業]

  ・
「高齢者参加型の市民が主役の地域活性化策」    株式会社 アサツー ディ・ケイ
  ・ 「Web図書館システム」           キッセイコムテック株式会社
  ・「Webライフサポートシステム」         キッセイコムテック株式会社
  ・「語学e−learningシステム」         キッセイコムテック株式会社
  ・ 「電力センサによる安心見守りシステム」   キッセイコムテック株式会社
  ・ 「伝統和の集積とシーズの発掘事業」     株式会社総合環境研究所
  ・「環境保全活動参加事業」           株式会社総合環境研究所
  ・ 「水道・ガスメーターとITを利用した見守りサービス」    東洋計器株式会社

  [「エコ」シティ創造事業]

  ・「グリーンイノベーション研究開発事業」 信州大学
  ・ 「癒しの場創出事業」  株式会社総合環境研究所

 

 以上が、「想定される事業」ですが、加えて、プラチナ社会研究会松本プロジェクト参加企業からの提案事業も、次のように紹介されている。

  沖電気工業株式会社:
  「歳をとっても住んでいる地域で安心して歳を重ねるられる健康で元気に就労、安心・安全な地域を、『高齢者サポートクラウド』と支援する地域システムを実現する」
 
 株式会社 間組:
  「屋上を活用した菜園、庭園および空き工場・空き店舗活用のミニ野菜工場の提案」
  「生物多様性保全に向けた取組と河川遊歩道の整備」

 株式会社 博報堂:
  「ロコモチャレンジ社会運動化」

 日本エグジビジョン株式会社:
  「レインボー健康体操及び水中体操教室の開設とその長期的効果測定及びインストラクターの養成」

 株式会社 ニチレイフーズ:
  「地域の福祉施設などを利用した食による健康づくり教室の導入、及び地域の健康づくりの場の確立と関連ビジネスの創出(1)高齢者介護予防編」
  「地域の福祉施設などを利用した食による健康づくり教室の導入、及び地域の健康づくりの場の確立と関連ビジネスの創出(1)メタボ予防編」

 東リ株式会社:
  「超少子高齢型人口減少社会における社会課題の解決と産業創造」

 株式会社イトーキ:
  「健康寿命延伸施設環境創り」
  「高齢者生活支援のための情報コンテンツサービス提供」

 株式会社フジクラ:
  「ITを利用した予防型・個別型の健康増進サービス等」

 凸版印刷株式会社:
  「モニタリング健康維持・管理サービス」
  「ITを活用した予防型・個別型健康サービス事業(地域サービス及び医療観光サービス)実証実験」
  「まつもとプラチナ・コミュニティセンター」
  「電子ペーパーサイネージを活用した公共施設の分かりやすい情報化」

 

 そして、早速、
  10月14日には、 「プラチナモビリティ事業」 株式会社IHIシバウラ
     25日には、 「安心・安全見守りシステム」 キッセイコムテック株式会社

  の作業部会 が開かれる。

 

 

 

 

 以下続く)

 

   


 

 

 

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10月8日(土) 

 日本列島に巨大蠍(さそり)が住みついた 
    

  

  「銀河鉄道から下界のフクシマを覗いたらアメリカ産の濃縮ウランに蠍が紛れていた。」  
 
  松井武石 作 「放射能汚染地図」 という詩の導入部分だ。  

 松井さんは日本民主主義文学会松本支部の会員さんで、民主文学にいつも作品を載せている。
  この間私の選挙では、連続7回ともいつも大奮闘してご尽力いただいている人だ。  
  松井さんは、この作品をしんぶん赤旗に投稿したというが、採用されれば全国発信される。
 

   放射能汚染地図    
                   松井武石

  銀河鉄道から下界のフクシマを覗いたら
  アメリカ産の濃縮ウランに蠍が紛れていた

  蠍は大震災で大津波の直撃を受け溺死した
  遺骸は原発の爆発で大量の放射能を浴び
  ビックバンの急膨張を起こした
  放射能の濃度の高い胴体は福島県を覆った
  下半身は北上して岩手の南部に達した
  尾は平泉のあたりから東南へ折れ曲がり
  尾針を牡鹿半島から太平洋へ突き出した
  上半身は南下して二つの触手に別れた
  触手の一つは栃木群馬から奥多摩に達し
  もう一つは茨城から首都に侵入している

  悪いのは原発とウランを導入させた者たちと
  安全神話を捏造し国民を欺いて
  建設を強行した原発利益共同体の者たちだ

  蝋は昇天しても自らを真っ赤に燃やして
  大震災の被災者を必死に救おうとしている   

 松井さんは、先月9月27日の志位委員長の質問の際のパネルを見て、ひらめいたという。  
  そのパネルについては、ここをクリック  
  志位委員長の基本的質疑の内容は、ここをクリック  

   尚、パネルの出典は、群馬大学(火山学者・教育学者)早川由紀夫教授。  

 作品のように蠍は確認できるが、見方によっては、尾を南側に、そして2つの巨大鋏を、北は岩手県、南は群馬県、長野県まで振り回している姿にも見える。  

 いずれにしても、蠍としてのとらえ方は出色だ。
 解説は不要だが、作者は、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」に出てくる蠍を意識していることもポイントだ。
 そのため、この作品の蠍は、被災者救援の象徴として登場しているが、でも日本列島を覆いつくした放射性物質の蠍を二度と再び日本に住まわせる様なことは決してあってはならない。

 

   


 

 

 

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10月7日(金) 

 スティーブ・ジョブズ氏 逝く 
    

  

 スティーブ・ジョブズが、亡くなった。  
  氏は、私にとっても数々の関わりと特別な想いを持たせてくれた人物だった。  

 私とパソコンとの出会いと付き合いは、正確な時期は忘れたが、「新しモノ好き」と言われるとおり、かなり早かった。  
  記憶では、電源を落とすと、すべてのOSが消えてしまい、また使うには、カセットテープをセットし、いわば一からやり直して、仕事が出来るシャープ製(?)作品が一番最初だった。  
  それ以来、PC9800シリーズでは、何台か更新して使ってきた。  
  最後は、確か PC-9801 VX2 だったような気がする。  
  今では、ノートパソコンは当たり前になったが、携帯用のパソコンとしては、エプソンのハンドヘルドコンピュータエプソンPC-386BOOK・Lを持ち歩いて、市役所に通った。  
  当時、議員の中では、おそらく私が一番最初にパソコンを使い始めたと記憶している。  
  そして、そのときに「ごろごろマウス」と出会った。
  IBMのノートパソコンには、キーボードの間に、赤いボタン(トラックポイント)が付いていたが、そのノート(PowerBook)には、今のマウスパッドのところに丸いボール(トラックボール)がついていて、それがカーソルを動かす仕組みになっていた。
  タワー型のマックが先だったのか、その「ごろごろマウス」に魅せられたのが先だったのか記憶はもう定かではないが、このマウスの形もさることながら、当時は、「MS−DOS」でしか操作できなかったPCに対して、「アイコン」方式で操作できるPCがあるといくことで、これからは、これだと直感、 いわゆるマックに「乗換え」をした。
  その後、「リンゴ教」という言葉が出回っていたが、そのいわば「教祖」が、「ジョブズ」で、私たちはその信者と揶揄された時代があった。
  確かに、当時、マックの作品はいずれも割高、しかもハードだけでなく、当然のことソフトも2倍ぐらいした物もあり、明らかにこだわりの少数派だったからだ。
  それでも、「信者」なったのは、その「アイコン」への魅力と将来への確信だった。
 市の職員の間にも、PCが個人所有で仕事に使われていたが、そんな中、「信者」の方も何人かいたが、でも実際には「変わり者?」というレッテルは否めなかった。
  でも、逆にその変わり者の少数集団の一員といういわば、誇りみたいなものをそれらの職員と語り合い、共有することが増えてきた。

 果たして、PCのハードの主流は、アイコン型ウインドーズ方式に変わり、DOS/Vといわれ区別されてきた。
 
「ウインドー(ズ)」という概念も、実はマックから始まっていたのだが、なぜかそれまでの「MS−DOS」型PCが、それに変わるPCとして売り出す際にその名称を使ったため、とって変わられた感が生まれたが、これもハードにしろソフトにしろ、多勢に無勢という感じで受け入れざるを得なかった。
  タワー型のマックは確か2台で、その2代目の「G4」という作品が、いまでも私のデスクの右側に、今使っているこのPCとともに、対で、ディスプレーを挟んで、「聳え?」建っている。

 その後、どうしても逆にまた「乗り替え」ざるをえなかったのは、やはり、そのソフトの充実振りと安さからだった。
 後ろ髪を引かれるような、そして「信者」から離脱することに対する罪悪感のような気持ちがあったが、でも選挙等の宣伝物を作る必要の中で、ポスターなど発注するのに、それまでは、印刷業者はほとんどがマックだったのが、ウインドーズに変わったきたという事情があった。
  当時写真館でも、デジタルカメラが出回ってきたとき、先進的業者は、マックで加工して写真を作り上げていたが、そのとき、やはりマックとウインドーズとでは、「色」が違ういわれ、(それについては、そんなはずはないと疑ったが)、そのときも「乗り替え」に後悔の気持ちが生まれたことも事実だ。 そのころ長男が就職し、仕事の関係上マックを使い始めたということで、息子ともマックのことでは、何度か話をする機会が増えた。

 と以下、話せば長いことになるので、この辺で切り上げなければならないが、先日、市役所の控え室から、一時期お世話になったアップルのプリンターを思い切って捨てるために持ち出した。
 
そのことが、本日ローカル紙の記者のコラムに書かれていた。  

  私にとっても、ガレージから始まったジョブズ氏の仕事ぶりには常に関心寄せてきた。  
  そのことを伝える本は、確か大事に取ってあるはずだ。  

 今は、右側のマックG4は動いていないが、その分、iPhon4が、私の手の中で活躍している。  

 改めてジョブズのグッドジョブズに心から感謝。

 

   


 

 

 

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10月6日(木) 

 健康寿命延伸新需要創造事業とは? 
    

  

 昨日5日、第1回松本市健康産業推進研究会が、幹事会と合同で開催された。  
  議題は、タイトルの通り、「健康寿命延伸新需要創造事業とは」  
 
  当日配布され、マスコミのも公表された資料を要約すると、

 1 事業の目的
  (1) 現状認識
   ・地方都市は既に超少子高齢型人口減少社会に突入、無策では地域経済は縮小する一方
   ・松本地域は製造業の集積地、国内外需要の低迷、新興国の台頭で、大変厳しい状況
  (2) 松本市の基本戦略
  「健康寿命延伸都市・松本」の創造の推進
   ・ 地域社会が持続していくための総合的取り組み
   ・ 身体的、精神的、社会的な健康水準を高めることを目的とする
   ・ 高い生活の質を維持する社会の実現  

   そこで、ディカップリング(非連動)の発想が必要
  「新産業と雇用を創出」し、「寝たきり、要介護 高齢者一人当たり医療費」を下げる「高齢化ディカップリングモデル」
  (3) 事業の目的 従来の社会モデルの変革
  松本市の都市戦略を持続可能な形で経済面から支えること
  =健康寿命延伸施策に投じる行政資源は、コストではなく、将来に向けた投資であると認識すること  
  しかし、新たな需要・産業・雇用・税収が生まれるか否かが事業実施の判断基準    
  ⇒
   新たな需要を創造し、新たな産業を創出し、課題解決を目指します

 2 事業の概要  
  (1)一定の目標値の設定    
  健康寿命÷平均寿命=健康で生きることができる期間     
   この公式で、1.00 をめざす  
  (2)目標値達成のための主な目標    
    命題 「現在0.9のものを20年かけて1.0 にする」    
 
   0.1(=0.9を1.0にするのに不足する値 注:池田)の数字を達成するために、    
    =0.1×x+0.1×y+0.1×z+・・・
      ア 要介護・寝たきりの期間を減らそう     (効果0.1×x)  
      イ 孤立した生活から関わりあう生活へ     (効果0.1×y)  
      ウ 活動的な生活をしよう            (効果0.1×z)  
  (3)目標達成のための個別事業   
   0.1=0.1(a+b+c+・・・)+0.1(g+h+i+・・・)+0.1(p+r+t+・・・)+・・   
    注) abc ・・・ は、 生活ポイント、食、プラチナモビリティ など、施設、インフラ、まちづくり などの要素
  (4) 庁内研究会の位置づけ
   ア 検討課題  
    (ア)提案事業内容(事業内容、実施地域・施設、対象とする規模・人数、事業費、財源など)  
    (イ)設定目標の妥当性(提案事業と設定目標とのフィードバック。 総合計画、スマイルライフ松本21など市の各種計画との整合性)  
    (ウ)合意形成の可能性  
    (エ)効果の測定方法、事業効果の評価方法     
    (オ)国の規制緩和(国の規制緩和を求める必要性の有無)
    (カ)国の支援措置(提案事業が関係する既存補助金の有無)
    (キ)市独自の規制緩和や支援措置
    (ク)所管
  イ当面の目標
     実施計画第43号(25年度〜27年度)への計上  

 

 

 以上が資料1のその内容の一部だ。  
 会議は、わずか1時間で終わったようだが、どのような説明や質問が出たのか実に興味がある。  
  資料だけ見た範囲だが、「ディカップリング」の用語の使用法はじめ、私には理解できない部分がいくつかある。  
  確かに、「ビッグプロジェクト」の様相だが、果たしてこれだけの内容を誰が責任者で、どのような体制で行うのか、これだけ職員を削減してきた中で、これだけの仕事(実際には雲をつかむような内容でもあるが・・)どうするのか、吟味が必要だ。

 

   


 

 

 

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10月4日(火) 

 ダーク エネルギー (反重力) 
    

  

 「宇宙は加速しながら、膨張していることがわかりました。将来的には、ノーベル賞とも言われる大発見です。 ・・・ 宇宙の大発見、今日はその発見の物語です。」  

 おなじみの「コズミックフロント」。
 今日は、9月13日に放映された「ダークエネルギー 発見!加速する宇宙」ですが、冒頭に紹介したのは最初のナレーションだ。  

 2011年ノーベル物理学賞が発表された。
  はたしてその通りになった。
  ローレンス・バークレー国立研究所 サウル・パールムッター博士(ソール・パールマター教授と紹介するニュースもあった)。
 番組は、 「超新星で 膨張速度を計る」 という内容だったが、改めて熟視する必要がある。
  望遠鏡が借りられず、発見できないという事態が続く中、世界の科学者を動員しての観測の結果だったことが記憶にある。  
  加えて、オーストラリア国立大のブライアン・シュミット特別教授(44)、米ジョンズホプキンス大のアダム・リース教授(41)の二人の科学者も同時受賞だ。

 

   


 

 

 

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10月1日(土) 

 市街地南部循環バス 実証運行始まる 
    

  

 朝8時20分からなんなんひろば前で、市街地南部循環バス出発セレモニーが行われた。  
  1番バスは、8時30分に笹部団地を出発してこちらに向かっていた。
 バスは、程なく到着した。

    

 市街地の広大な公共交通「空白地帯」の南部での実証運行がいよいよ始まった。  
  「乗って残そう、公共交通」と副市長が挨拶の中で触れたが、まさにその通りだ。   
  それには、コースと停留所の場所が決め手だ。  
  今回のコースは、庄内から南松本駅を経由し、双葉、高宮、南原、笹部、両島、鎌田を経由するのだが、残念ながら、私の町会の井川城は通過しない。  
  確かにコース取りは難しくみえるかもしれないが、工夫次第だ。
  2〜3年の実証運行をする中で、コースも時刻表も本番運行に練り上げられていく。  

 運行コース 及び 時刻表は ここをクリック  

 参加した町会の関係者も、「ぜひ井川城も通過するようにしてほしい。」と改めていわれた。  
  私も春の選挙の中で訴えてきたことだった。
  「時間も、ぜひ夜の宴会から帰れる時間帯にしていただければありがたい。」 率直な声も寄せられた。  

 これからの、地域住民の足として、役立つルートに向けて、話し合いを進めたい。

 

   


 

 

 

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