9月30日(土) 「適応指導・学習指導改善教員」の現状について、教育委員会は、次のように答弁した。 現在、小学校で、14名配置、28校(一人で2校)を受け持っているが、今受け持っている児童の人員は、223名。 各学校は、指導改善教員が配置されていなければ、大変苦しい状況。 改めて、切実な現状が明らかになった。 松本市は、菅谷市長の姿勢として、 「(ハコモノではなく)人にお金を使う事が大事。」「特に子ども達には、」という事で、中学校にも市の単独予算で、今年度から現在3人ですが配置されていることは、お伝えした通りです。 教育の現場からの切実な、願い。 来年度からの、増員を重ねて強く要望します。 |
9月28日(木) 現在、国民健康保険会計には、菅谷市長が就任した平成16年度以来、「当面3年間」ということで毎年5億200万円が、一般会計から繰り入れられ、保険税の軽減が行われている。
そこで、改めて、健康福祉部長に、繰り入れをやめるということになれば、負担増しかないわけだが、「これ以上の負担増に市民は耐えられると考えるのか。」と質問した。
しかし、この問題は、実に深刻な問題だ。 それに対しての、明確な態度を、松本市は現在決めかねている。 現在の松本市の国保会計を「支えている」市民の実態はどうか。 答弁で確認できた結果は、次の通りだ。 加入世帯数 「6割」「4割」軽減世帯数 割合 見てわかる分る通り、国保会計を支える世帯のうち、軽減世帯の比率は、年々高まり、最近では、なんと約3分の1に近づいている。
実際に収入は増えていないのに、「所得が増えた」ということで、国保税が上がる結果になる影響額については、先日の日誌(9月5日)に書いたが、更に税額そのものが値上げされれば、どうなるか。 関連日誌は、以下をクリック ぎりぎりの生活をしている世帯が増えてきている中で、「これ以上の負担増に、市民は耐えられると考えるのか。」の質問は、改めて実に本質的なものだった。
「国保の加入者は、少ないのだから、市民の税金を繰り入れるのは、問題がある。」(主旨)との発言もあったが、そんなことはない。
明日で、決算特別委員会が終了するが、その後は一気に来年度の予算編成に作業は進む。 |
9月29日(金) それに対し菅谷市長は、次のように答えた。 「『松本・四賀直結道路』市民意向確認調査の手法やプロセスなど一連の取組みは、的確にして、客観的かつ科学的に市民の意向を確認できたもの」 私は、2回目に次のように指摘しました。 「こうした市民合意を図る上での貴重なこの経験は、公共事業のあり方のみにとどまるものではありません。 合併後の新しい松本市をどう作るか。 新市建設計画という、いわば狭いものにとどまらずに、今後の松本市政のあり方、すべての事業展開に、この経験を生かす必要があります。 『納得と合意』をキーワードに進められる、協働のまちづくりに生かしていくことが出来るし、生かしていくことがこれから必要です。」 この、2回目の私の質問に対しては、 「私自身、お答えした通りでございまして、これからのことに関しましては、もちろん今の議員のご意見も踏まえて、今後とも、良きまちづくりのために努力して参りたい。」 との答弁がありました。 私の質問の1回目、2回目は、ここをクリック (原稿、メモの段階で、実際とは異なる部分があります) 菅谷市長の1回目の答弁は、ここをクリック 決算特別委員会での様子は、順次お伝えしたいともいます。 |
9月27日(水) 個人市民税: 法人市民税: 以上、新松本市をベースで比較すると、個人市民税は、約3億4500万の増だが、昨日お知らせしたように、その内、税制の改定による増が、約2億7000万という事だ。
さて、決算特別委員会2日目。 約733万円かけて行なわれた市政史上特筆すべきこの決算額。 他の議員は、誰も触れなかったが、(あえて触れなかったと思われるが・・)最終日に改めて市長に総括質疑を行なうことを私は、求めた。 尚、この取り組みに関しては、意向確認研究会の一員であった水谷香織氏が、「土木計画学研究・講演集 Vol.39、2006」のなかで、「道路建設の可否を問う市民意向確認プロセスに関する一考察 〜松本・四賀直結道路における市民意向確認プロセスのを事例として〜」という論文を発表していることがわかった。
その中で、水谷氏は、次のように語っている。 「4、考察 「『利害・関心』に着目した定性的な分析と定量的な分析を駆使することで、人口22万人を有する松本市の市民意向の確認は十分にできたと思われる。」 さらに 「社会基盤整備への財源が削減される中で、今後はより一層の社会的合意形成が必要になると思わる。未だ過渡期にある市民参加型の社会基盤計画において、市民参加の理念、技術、実行体制などの更なる発展が期待される。」 全文は、関係者の了解を得られれば、掲載できると思います。 |
9月26日(火) 確かに、数字だけ見ると 市税は、335億8,046万3,214円(前年度対比26億8,244万1,145円、(8.7%)の増。
また、地方税制に関する改定について言えば、2005年6月に、住民税の配偶者特別控除の廃止がされた。 収入が増え、業績が上がっての税収増であるのかどうか。 増税、負担増によるものなのかどうか。 |
9月25日(月) 以下、政策部から出された資料に基づいてお伝えします。 (報告事項) 市制施行100周年記念事業の取組みについて 1、趣旨 2、イベントの概要 3、今後の取組みについて 資料は、以上だ。 概要は、これでほぼわかった。 明日から、決算特別委員会が始まる。 それにしても、HDDから聞こえた音のなんと強烈なことだったろうか。 明日は、PCは使えないかもしれない。 |
9月23日(土) 境港市議会には、共産党の議員は一人だけ。 定岡敏行議員の日誌は、ここをクリック 決議の正式名称は、 「地方税制改正にともなう住民負担増への軽減についての決議」。 この決議は、新しく非課税から課税世帯になった高齢者に対し、福祉サービスや各種の負担軽減を取ることを求めている内容だが、詳細は、月曜日に現物を取り寄せようと思う。 ところで、定岡敏行議員のブログ。 さて、この日のしんぶん赤旗には、 同じ4面に、「新潟市で国保料引き下げ直接請求」の記事と、先日視察に行った東大阪市の長尾市長の所信表明「市民守るために全力」の記事が載っている。
是非、ごらんになってください。 尚、今回9月議会では、触れなかったが、定率減税の半分廃止で、この分が、保育料に影響して、値上がりになっています。
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9月22日(金) 「単に巨大イベントに仕立て上げるのではなく、100年の月日がつくり上げたありのままの松本を訪れる人々に見ていただきたいということが私の基本スタンスであります。」
いわば、記念事業に対する菅谷市長の基本的スタンスが確認できるものだ。 まずは、この基準に帰っての議論が必要だ。 考えなければならないのは、「ウィーン展」が、「100周年事業」の「目玉」にふさわしいものになりえるかという事。 |
9月21日(木) 「名門ハプスブルグ家の栄華」とサブタイトルがついているこの展覧会。 約1時間かけての見学だったが、「ほぼ想った通りの展示」が、正直なところだった。 女帝マリア・テレジアの16人目の末娘、「マリー・アントワネット」は、「ベルサイユのバラ」で有名だが、今年はどうやら「生誕250周年」にあたるらしく、ハプスブルグ家に関係する展覧会は、たとえば、「マリア・テレジアとマリー・アントワネット展」などのタイトルで、現在国内でいくつか行なわれている。 さて、松本市の市制施行100周年記念事業との関連であるが、市長は9月4日の開会日の提案説明の中で、次のように述べている。 松本市の地域特性を活かすとともに、地域経済の活性化につながる文化イベントの開催につきまして、検討してまいりました。
松本市のものは、こうした展示を松本城の中で行なうことを計画しているようだ。 今年は、有名な作曲家の記念の年が重なっている。 シュウーマン没後150年、パッヘルベル没後300年、ショスタコービッチ生誕100年、そして言うまでもなくモーツァルト生誕250年が圧倒的だが、「楽都松本」とウィーンの関係で言えば、1997年に、サイトウ・キネン・オーケストラがウィーン公演を行なった。 「市川量造」を通じての松本城とウィーン万博の関係は、市長が提案説明で述べた通りです。 その他にも、「ウィーンは城塞都市、松本は城下町」「宮廷の食器調度と大名茶道具の酷似」など、「つながり」はいくつか挙げられる。
「両手をつきながら、登った天守閣」のフレーズは、松本市制施行90周年記念として作られた「松本のうた」(クリックしてみてください。)のものだが、この歌詞の意味を直感できない人も多いと思うが、私は、これまでも何度もこのうたを口ずさんできた。 好きな歌の一つだ。 |
9月20日(水) 今度の補正予算案=議案第22号 には、その他にもたとえば、放課後児童健全育成事業に関する予算など、すべてが反対ではないが、この「ウエルネスうつくし」に関しては、態度を明確にしておいた方がいいと判断した。 今度の議会のテーマは、いくつかあったが、そのうちの一つに「指定管理者制度の導入」の事があった。 さて、明日は京都へ視察の行ってきます。 現在、京都文化博物館で行なわれている「マリア・テレジアとシェーンブルン宮殿展」を見てきます。
後日報告します。 |
9月15日(金) 池田: 菅谷市長: 金曜日は、定例の議員団会議。 政府の「白書」に関してのコメントは、次回に譲るとして、高齢者の負担増の実態は、松本市内でも数字で明らかになり、その事実は誰が見ても明らかなこととなった。
そして、議会に続き、事態の認識とともに、その対策を求めた質問は、他の会派のどの議員からも取り上げられなかった。 直接、この事態に対する対策として、私は、介護保険会計への一般会計からの補てんで高齢者の負担を軽減する意味で、2回目で次のように質問した。 「これだけの、高齢者へのしわ寄せ、負担増を実際、地方自治体として見逃すことなく、そのいわば痛みを和らげる方法は、どこにあるのか。
今月末、26日から決算特別委員会が行なわれます。 (昨日日誌 地図のクリック設定が出来ていませんでした。ぜひご覧になってください。 ここをクリック) |
9月14日(木)その2 (全員が異議なく賛成のときは、「了承」。ほとんど全員から問題ありと指摘があった場合は、「聞き置く」。「報告を受けた」は、その中間で、一部の議員から異議や指摘があった場合であることは、昨年の経済環境委員長としてのまとめに関するレポートでお伝えした。) (仮称)東部学校給食センター建設予定地は、地籍は松本市原。 自校給食を望む皆さんの声は多い。 私たちは、西部学校給食センターの建設の際には、自校給食を求め、その建設に反対した経過がある。 問題のもうひとつは、本郷小、女鳥羽中での自校給食をどうするかという点での今後についてだ。 「センター化でやることは変わりない。竣工までには時間がある。その間に理解をしてもらう、その取り組みは十分やってもらう。 (しかし)オープンまでに納得を得られない場合には、その後も理解してもらう取り組みを行う。」 案の定それに対し、保守系の議員から、クレームが入った。 すったもんだの後、なぜか休憩に入り、その保守系の議員も、委員長と教育委員会と同じ方向に消えて、部屋を出て、しばらくして戻ってきて、再開されたとき、教育委員会は、今度は教育長が、次のように再答弁した。 「先ほどの件につきまして、本郷小、女鳥羽中は、センターへ入っていただく。 もしできなかったらということは、取り消させてもらう。」 私は、こだわった。発言を続けた。 信頼関係の自殺行為、合意に対する敗北主義に、豊かな未来はない。 |
9月14日(木) 施設の規模を決めることとも関連する、「5・6年生を、放課後児童健全育成事業の対象として認めてほしい。」という希望が、学童の関係者の中では1つの焦点になっているわけだが、それに関しては、 また、並柳、岡田、中山など市がセンター直営で事業行っている「市直営館」の代表、社会福祉協議会へその運営を委託している「社協委託館」の代表、そして学童クラブの関係者の「児童育成クラブ」の代表で構成され、すでに4回の会合が行われている「放課後児童クラブ代表者会」の性格と今後の予定については、 「代表者会は、参加者から意見をいただき、市の考えを示し、ディスカッションをする場であって、その場で決めてしまう場ではない。」
尚、健康福祉部長からは、 また、学童クラブだけでなく、運営委員会との話し合いも行うことが、報告された。 更に、新規の事業としての松本市の放課後児童健全育成事業を、子育て支援策としてどう位置付けるのか。 今日14日は、夜7時から第5回目の代表者会が行われることになっていたため、参加する学童の代表者には、早速今日の議論の経過と以上の確認点をお伝えした。 また、今日は、教育委員会関連で、東部学校給食センター建設に関する協議が行われましたが、「本郷小、女鳥羽中学校の関係者との話し合いで合意ができなくても、自校給食は継続しないことを条件とする建設」ということであったため、意見を述べてこのやり方は認められないことを表明しました。 詳細は、後日報告します。 追伸) 議会速報に続き、「松本民報」 (ここをクリック) を発行しました。
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9月12日(火) いつだったか、松井秀喜選手の番組で、ルーティン(routine )の事が言われていた。 さて、質問本番。 「適応指導・学習指導改善教員の増員」については、1回目の質問にたいし、教育長からは、 そこで、私は、2回目に次のように質問し、菅谷市長の答弁を求めた。 35人学級の完成は、たしかに先ほど私が申し上げてきた「根本的解決の部分に」属する施策の一つですが、それは、小学校の事です。
それにたいし、菅谷市長からは、 尚、議員団事務局肩の協力を得て、議会速報を作成した。 その他、質問の結果については、順次お伝えしたいと思います。 また、松本市のHPでは、インターネット配信 (ここをクリック) がされています。
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9月11日(月) その2番目は、 その第一回目の原稿の要旨は、次の中身だ。 「"介護とりあげ"問題です。 答弁によっては、2回目を行なう。 |
9月9日(土) 「学童問題はどういう方向に行くのかとても心配。このまますすんだら大後退になってしまう。」 話し合いが、始まったばかりなのに、もう既に結論ありき、先が見えない。と関係者に思わせるような事の進め方が行なわれているとすれば、それは、実に残念だ。 今回、私は、いわば初めて公設・公営で、これまでの学童クラブの良いところを生かして放課後児童健全育成事業を展開するというのならば、まずは、この事業の目的、あり方をじっくり議論をしてしかるところに位置付け、その上での具体化が必要だと考えます。
その際大事な点として以下の点の確認が必要と考えます。 事業を進めていく上での大原則として、 1、松本市の学童クラブの関係者と子供たちで培ってきたこれまでの実績、到達点を後退させることなく、現在の問題点・課題を発展的に解消し、子供たちの健全育成、子育て支援策として「放課後児童健全育成事業」が一歩でも二歩でも前進させる新しい取り組みとする。 2、そのためには、行政主導でなく、つまり上意下達、押し付けでなく、関係者のすべての皆さんの声を十二分に反映し、慎重かつ十分な話し合い積み重ねながら、事業の位置づけの明確化と実施の具体化を図ること。 3、財政的に困難に見える課題であっても、子供たち、保護者、地域と行政の協働した取り組みの中で、常に問題の解決を図る努力を怠らないこと。 質問は、12日(火)の午前10時からです。 尚、この間の関係HPは、今年の6月のところをご覧下さい。(19日、15日、13日) 明日(10日)は、長野市ビックハットで、第30回赤旗信州秋まつりが行なわれる。 |
9月7日(木) まさに多様化する子供たち。 しかし、子供の笑顔や生き生きとした表情は、「解る」ことや、達成感の中のものほど私たち大人を納得させ、安心させてくれるものはない。
今年から、高校に通い始めた次男の場合は、学校に通うようになってからは、放課後の時間、ひとえに担任の先生の人一倍の尽力に支えられて基礎学力をつけることができた。
多様化する子供たちの中で、現在配置されている先生だけの力では限界がある。 当面直ちに、中学校でも2校に1人の配置を求め、早い時期に各校に一人の配置を強く求めたいと思います。 |
9月5日(火) 7番目に、タウンスニーカー「100円バス」西コース開設について は今回も取り上げるが、 事前の調査を行なう中で、来春の市制100周年に向け、実現の可能性がかなり高いことがわかった。 「西コース」については、渚地区から店が消えた中で、買い物が出来ないという声や病院に通う交通手段がほしいという事で、要望が寄せられたわけだが、その後「渚ライフサイト」にスーパーマーケットができ、新たに病院が出来る計画もある。
関係地域の地図は、ここをクリック 地域の利便性と企業の採算性を統一する役目は、やはり行政の仕事だ。 さて、高齢者への負担増のことで、市民税の負担増が、国保料や介護保険料に「雪だるま」式に波及するその影響のついて申し入れてあったが、その調査結果が寄せられた。 1、平成18年度国民健康保険税税制改正の影響について 2、平成18年度介護保険料第1号被保険者税制改正の影響について 実に異常な事態だという事が、改めてわかる。 |
9月4日(月) こうした負担増については、昨年の6月議会で、菅谷市長は、 また、同年の9月に行なわれた決算特別委員会では、 坪田助役は、 どれだけの「しわ寄せ」があるかの認識が基本になる。 |
9月3日(日) 「私らには、年金は命綱なのに。 確か、市役所から「何で上がるのかを知らせる紙が来ていたが、あまりに小さくてよく判らなかった。」 「年寄りは、死ねってことだ。」 まさに、今の状況をそのまま言い当てている。 「経済が回復することによって、かなりの程度で解消できる」どころか、これからますます負担増はひどくなる。 明日から、9月議会が始まる。 |
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