2021.7.13..  

 まいどこんばんは。ぶどう作りいよいよ終盤戦です。大粒種の摘粒もほぼ終えて袋かけ作業に入っています。しかし、連日の雨でぶどうの房が乾いている時間が少ないので袋かけ作業もなかなか予定通りにいきません。消毒作業も同様で、房が乾いている一瞬の時間を狙って、朝4時とか昼11時50分とか夕方5時半とかに突発的電撃的に出動したりしています。ぶどう作り本業の仕事とは別に月曜日は朝と午後に別件の予定が2件、今日も午前中に2時間半別件の予定があって、ふぅ......、よく体がもつわという実感です。就寝中は恐怖のこむら返り。こむら返りは一般的にはふくらはぎですが、自分の場合は太腿に発症します。水分補給を多めに摂るとかそれなりの対策をとっているので今年は発症する回数少ないです。しかし幾日か前、深夜1時頃、とうとうやってきました、太腿こむら返り。しかも左右同時に。これを恐怖と言わずして何と言いましょう。あぁきつかった............。

 ということで、今朝のぶどう園のぶどうたちの写真を撮ってきました。


    (左) 第1巨峰園。樹木No4-3。うーむお見事。今日午前中に袋をかけてあげました。
 (右) 同じく樹木No4-4。早生巨峰紫玉。去年過熟脱粒で痛い目に遭ったので今年は熟期を遅らせるために意図的に大きく作っています。それが吉と出るか凶と出るかは9月にわかる.........。ひと回り大きい袋をかけてあげました。

   
   シャインマスカット。2通りの作り方をしています。円突型長細粒で房型どちらかというとダラリ形(左)。ゴツゴツ型粒で房型どちらかというとガッチリ形(右)。どちらにも一長一短あり。美味しいのは絶対左です。作るのが易しいのは絶対右です。全体としてそのバランスをどこで取るかが現在の課題です。

   
   コトピー(左)と雄宝(右)。どちらもシャインの子です。

 
 
   なかがわ葡萄園のバカぶどう2種。バラディ(左)。園主からそのままバカディと呼ばれている汚名の返上がなるか。今年は2回のジベ処理体系にちょっと工夫を加えてみました。日除け用の笠もこいつ用に高価なものをわざわざ購入しました。貝甲干(右)。枝太いくせに貧粗な房しかできないので、粒を大きくするために業界では禁断とされている荒業を今年使ってみました。結果は9月に判明予定。


   (左) サニードルチェ。レインボー葡萄園のエース。今のところいい感じできています。
 (右) ウィンク。毎年変わらない安定した実力は園主の信頼度がNo1。


   (左) 紅環。5月下旬の暴力低気圧で痛い目に遭いながら(ぶどう通信521)も、可能な限りの復旧作業の結果、満足ではありませんがなんとかもち直しました。
 (右) 翠峰。ボリューム感溢れるパワフルボディは今年も健在。9月の長雨で裂果しないことを祈るだけ。


   (左) 昭平紅。摘粒作業が遅くなっていましたがなんとかここまできました。真っ赤に色づいてほしいのですが、今年はどうか........。
 (右) 黄華。Seven's葡萄園の絶対王者の座をシャインに奪われてなるものかと今年もがんばっています。摘粒作業が一番大変なぶどうですが、なんとかここまできました。明日袋かけの予定。


   (左) 幽霊みたいな顔してこいつは一体誰だ.......!?。はい、こいつはマニキュアフィンガーと言います。なかがわ葡萄園の新顔です。今年お試し的に22房。うち2房は自分で食べるとしてあとの20房はレインボーお試しセットの中に入ってどなたのところに行くのかな..........。
 (右) レイトリザマート。こいつも新顔。実力を見せてくれることを期待。

 今日は6時半位までSeven's葡萄園にいました。午後の2時半ごろにおよそ30分間大雨が降りました。その雨が一部の地域では降雹を伴っていたと知ったのが7時頃。その一部の地域の中にレインボー葡萄園が含まれているとわかって夕方は怖くて見にいけませんでした。明日朝見に行きます。まさか何ごとも無ければいいけど..........。