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2021.3.14. | |
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まいどこんにちは。三寒四温。暖かい日は15℃くらいまで上がるようになりました。昨日朝の雪もあっという間に融けました。こちら第1デラウェア園。ただ今樹皮削り中です。 |
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(左) 浮いている樹皮を鎌とかイボ付き軍手でゴシゴシ。 (右) するとこうなります。越冬害虫が隠れていたりします。またこの先、農薬(殺虫剤)の効果を最大限に引き出すためです。何よりも、見た目がきれいになります。 |
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(左) 1デラB園の下から2番目のデラ木。 (右) 1本やるのに1時間弱。地道なコツコツ作業です。1日やっていると夕方には手がしびれてきます。 |
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(左) 芽がちょっとだけ動き出してきました。 (右) 夕方ちっょと3デラへ。こちらも水がポタポタ。 |
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土曜日は塩尻にちょっとした所要がありました。時間にゆとりがあるし+20分もあれば行くことができるので下諏訪まで行ってきました。下諏訪の魅力その1。温泉天国。となりの上諏訪温泉がどちらかというと観光開発された歓楽街系であるのに対してこちら下諏訪温泉はこじんまりとした小規模地元密着系。魅力その2。諏訪大社の門前町にして旧中山道の要衝にあたる宿場町。その名残りがあちこちに。魅力その3。「新鶴本店」の塩羊羹が絶品。これを食べたら他の塩羊羹は食べられません。魅力その4。新宿と松本を結ぶ中央本線の岡谷⇔下諏訪⇔上諏訪間がなんと単線。松本発の特急あずさが岡谷駅で対向列車の通過待ちで時間待ちなんてことがよくあります。この区間はカーブも多くて特急もややゆっくり走っています。 |
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(左) ますば諏訪大社下社春宮へ。御柱祭で有名です。 (中) 神明造りの茅葺き屋根が神々しいです。 (右) 万治の石仏。17世紀中期。おもしろい伝承がいろいろあるようです。この近辺、住所が下諏訪町石仏という一帯だそうです。 |
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(左) 歌川広重作の浮世絵風景画、中山道六十九次のうち二十九番、「下諏訪」。下諏訪宿は中山道のうち唯一の温泉地だったそうで、絵の左上にはお風呂に入っている人がいます。(マウスポインタを上に。) (中) ここは旧中山道そのもの。その昔、幾多の参勤交代の大名行列が通過したところ。皇女和宮の降嫁行列。甲州街道や伊那方面への分岐点だったこともあって旅人や商人の往来がとりわけ多かった宿場だったそうです。 (右) 間口が狭くて奥行きが広いのは昔の街並みそのもの。京都なんかもそうですね。 |
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(左) 今日の温泉は「丹過の湯」。下諏訪の温泉は基本激熱。「熱め」の47度は熱くて入れない。「やや熱め」の44度でもちょっと熱い。露天が43度くらいでちょうどよかった。240円は安い。 (中) 町中にはこんな蛇口があちこちにありました。さすが温泉天国。そういえば諏訪の温泉は1年4か月ぶり。その時の路地裏探検も楽しかったぞ。(ぶどう通信469) (右) ふらっと立ち寄った歴史資料館がおもしろかったです。皇女和宮降嫁の行列図。関係者含めて数万人規模の大行列で、前後50km。通過するのに4日間かかったそうです。ちなみに影武者(?)が3人いて、御輿は計4基あったそうです。 歴史の教科書では幕末の「和宮降嫁」は「尊王攘夷」や「公武合体」の流れの中で語られますが、こうした地方の資料館では、「地方の一宿場町では降嫁行列の受け入れをどのように準備してきたか、当日はどのようにこなしてきたか」というアプローチなのでこれはこれでとても見ごたえがありました。数々の大名行列をこなしてきたノウハウが最後にして最大に活かされたとのことでありました。 |
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(左) 4日間で数万人を通過(宿泊)させる。高度なプロモーション能力が求められたはず。 (中) 江戸中期に定められたという「摂取講定宿取扱規則」。宿場町としてのお客様へのおもてなしの精神を表明したものだそうです。現代語訳が記してありました。曰く、一、・・・・ご到着が深夜であっても宿泊をお断りしてはいけない・・・・・・、一、丁寧な接客をし、災難や病気でお困りの方へは一時的にお助けをすること・・・・・、一、酒、肴はなるべく安価なものを提供すること・・・・、一、お客様の忘れ物は確実にお届けすること・・・・・、一、たとえお一人であってもしっかりご案内すること・・・・・・、等々。ふーむおもしろすぎ。 (右) 資料から再現し宿屋の朝食の献立(左)と夕食の献立(右)の立体写真。サカナ関係は朝食がオイカワの塩焼き、夕食は鯉の姿煮、だそうです。オイカワとはヤマメのことでした調べたところによると。海のサカナではないところがやはり海なし県の信州です。 |
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