2月28日(火) いよいよ、松本・四賀直結道路市民意向確認研究会も、3月13日(月)の第9回(Mウィング)、3月23日(木)の第10回(松本市役所)の2回を残すのみとなった。 そのほかにも、2月15日付けで、各市会議員あてに「松本市政の舵取り役、議員諸氏に訴える」という文書が届けられた。
「仔細に検討した結果、直結道路の建設は協議会の中で、しっかり確認されていた」もの、いわば合併の「条件」である。
という内容だ。 今、この問題は、市民の皆さんの意向の確認のプロセスが行なわれているわけだが、 どうも、「市民の皆さまのお考えを広くお聞きした上で、この道路構想の実現の是非を判断したい」という市長の意向とは異なり、 「今なぜ住民の意向調査なのか。そのための検討機関設置なのかどうしても腑に落ちない。 しかし、今度の問題は、「合併条件だから作る。」「いや条件ではない。」だけを論点に、問題の組み立てをすることほどおろかなことはないと(今までは少し遠慮してきたが・・)敢えて申し上げたい。
第11回の合併協議会の会議録が、先ほど紹介した一連の動きの中で、取り上げられているが、その議事録のいわば部分だけ取り上げて、「条件としての証左」にしようとするやり方はあまりに意図的であり、無理がある。
たとえば、第10回の合併協議会での、議事録P13の中ほどの 第10回合併協議会の議事録は、ここをクリック
(P13を見てください。) 四賀地域の住民の皆さんの願いをどうしたら、そしてどこまで叶えることができるのかの段階、論点整理の方向に早く進むことが求められる。
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2月27日(月) 一般質問は、3月6、7、8日の3日間、委員会審査は、9、10日の2日間。 さて、今日は、懸案事項であった懲罰特別委員会の報告、採択が行なわれ、該当議員による陳謝文の朗読が行なわれた。
「混乱させることが、作戦だから、素直に読み上げることはしないだろう。」という見方が大方だったが、「拍子抜けしてしまった。」という感想が、本会議終了後、議員の口々から漏れた。
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2月25日(土) そして、この上体を優雅に反らす「アラカワ」とも呼ぶべき技は、しきりと新採点方式では、得点にならないことが報じられていた。
NHKの番組を見る限りでは、そこまで解らなかったわけだが、興味深い分析は次のものだ。 無断だが、リンクを貼り付けるが、次の中身だ。 イナバウアーにこだわって、そして自分らしさを忘れずにスピンでのレベル4を追求した荒川選手の金メダルの価値の大きさを改めて知ることになった。 おまけ:まったくの素人の私だったが、ジャンプの種類を解説した次のサイトは大いに参考になった。
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2月23日(木) この資料の狙いは、合併特例債を、借り入れ可能限度額の70%(=217億円)を借り入れた場合、H32年までの見通しを示す中で、「合併することによる財政効果」を示す資料だ。
この資料によると、平成18年度予算は、870億8800万円となっている。 考察しなければならない点がいくつかある。 四賀地区に限らず、旧4村の合併した地域の皆さんからの要望が確認されている中で、それがどれだけ実行に移せるのか。 聞こえてくる話として、 しかし、慎重に検討しなければいけない「論点」の一つにこの、将来の財政見通し問題は不可欠だ。
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2月21日(火) そして、昨日お伝えすべきでしたが、障害者に対する福祉医療でも所得制限が、次の対象者に限定ですが、廃止されました。 これは、合併に伴って、すでに安曇・奈川・梓川地区で行なわれていたものを、旧松本市、旧四賀村まで拡大したもので、いわば合併に伴って、「サービスは高いほうに」合わせたものです。 06年度予算案に関しては、順次お伝えしますが、今度の予算案の大きな特徴の一つに、民生費の全体に占める割合が、いよいよ4分の1を越えて、25.3%になったことが上げられます。
明日(22日)は、防犯条例に関して、武蔵野市へ視察に行ってきます。
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2月20日(月) 発表された「当初予算案の概要」も、この方針に沿って、 一般会計の総額は、812億3000万円で、そのうち「10の縦糸3つの横糸」で織りあがった「暮らしてみたい・暮らしていたい街づくり」に該当する予算は、総額で約25%にあたる201億1058万円(保育料の値下げは、予算上では△1280万だが、明らかにプラス要素だ。)。 目につくものをそれこそアットランダムに、いくつか紹介すれば、 ・危機管理・防災センター調査研究 などなど、他にもあるが 「菅谷カラー模様」が浮き出る中身となっている。 障害を持つ人たちへの対策も、県の制度に上乗せするものの他、障害者の就労促進策など市が単独で行なうなどは、きめ細やかな部分だ。 いちだんと光るものとしては、「乳幼児福祉医療費(0歳から就学前)における所得制限の廃止 9754万円」が上げられる。 「市民負担」との関係で言うと、 国保会計には、引き続き5億0200万円の一般会計からの繰り入れを行なう。 「一般会計における市債発行額を元金償還額の範囲内に抑え、市債残高が平成17年度末時点より減少していくよう道筋をつけます。」(予算編成方針案) については、借金額70億0790万円に対して、元金償還額は92億6085万円で、その差額の22億5295万円が、借金残高から減る初めての予算となりました。 「農林業・商工業の振興や観光に磨きをかける施策の推進により地域経済の活性化に努め、税源基盤の強化を図る」(同上)点では、今までの「経済部」分野を、「農林部」と「商工観光部」の2つに分けて編成、農業分野では、農業担い手育成、地産地消の推進に力を入れる予算となっています。
余談だが、懸案(?)であった鎌田小学校の大規模改修事業も、第一期工事費(3億6654万円)が計上、いよいよ(やっと?)新年度から工事が開始されることになる。 時間がないので、詳細な分析は、今後になります。
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2月18日(土) 最初、13人の討論者が、自らの提案を述べたが、それについては、市のHPに掲載されている。 全員の提案発表が終わり、休憩を挟んで、村上委員長は、(あくまで私のメモでは、)次の12点にわたって、論点整理を行い、その各々に関して、討論参加者の発言を求めた。 村上委員長がまとめた12の論点整理 1、合併の条件であるかどうか。認識の違いがある。法律の専門家に聞いてみたらどうか。 討論が終えた後、村上委員長は最後に次のように、まとめを行なった。(要旨) 「13人の討論者にいろんな意見をたたかわせてもらった。 初めての取り組みで、企画する側もそして討論参加者にも戸惑いがあった事は否めない結果だと思う。 また、そもそもトンネルをはじめてとした、4村の「要望事項」は、全て、実施するかどうかの検討の対象となっているわけで、中でもトンネルに関しては、事業規模が大きいから本日までの意向確認のプロセスであったはずだ。
それよりも大事な事は、新市建設計画の中で、要望事項であることは間違いないこの「四賀トンネル」が、果たして「悲願として」四賀住民の皆さんが望んでいるような結果をもたらすかどうかの検討ではないだろうか。
それには、検討しなければならない関門がある。 その1つは、現在検討中の判断材料としての「80億」という総事業費の枠に関してだ。 2つには、討論の中でも出されていたが、合併特例債にしろ、借金に変りはない。 こうした点のほうが、「論点」だと思われるが、違うだろうか。 もちろん、重要な論点にふれた議論も行なわれてはいたが、冒頭に書いた、今回の討論会のテーマとの関係で、この企画は、その目的を達成できたのか改めて考えさせられる中身だった。 (今日の発信に関しても、再び考えるとして、引き続きお伝えしたいと思います。)
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2月16日(木) 「2000万円。そんなに赤字だなんて考えられなかった。」 横浜市西区役所で、 横浜市の「ハマちゃんバス」説明してもらった後、実際にその「ハマちゃんバス」に乗って、駅まで来た。
松本市のタウンスニーカーと同じ小型ノンステップバス「日野ポンチョ」のバス。 横浜市といっても、いわゆるランドマークタワーのある「みなと未来」地区は、埋め立てで平坦だが、少し内陸(?)に入ると、まさに日本のサンフランシスコという感じ。 詳細は、松本に帰ってから報告します。
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2月15日(水) 上條議員が処分要求書で「議会の品位を損なう」と使った意味は、 1月6日の私の質問に対して、「本会議場において、事実無根のことをあるがごとく、言うなれば誣告的な発言というのは、議会の品位を著しく傷つけるというふうに考えますので、そのように品位という言葉を使った。」と上條議員自身が答えたことに明確なように、あくまでこの「発言」に関するもので、私としては、ここで議会の品位という言葉を使うことには、違和感があった。
懲罰特別委員会の発足の時には、「4つの選択肢全てを視野に入れて」と考えたが、結局、議員個人として侮辱を受けたことの処分要求書に沿うことで、「陳謝文」という懲罰になった。 陳謝文全文は、20日の議会運営委員会で、明らかになります。 明日、あさってと2日間巡回バスに関して、横浜市と四日市市に視察に行ってきます。
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2月14日(火) 今回も、昨年の12月議会に続き、消防行政について一般質問を行なった。 松本広域連合始まって以来の広域連合の職員の方が殉職されるという痛ましい事故。 「まことに恐縮ですが、十分な準備をせず臨む中で、関係各位の皆さんへの配慮が足りずに、私の発言でご迷惑やご心痛を与えることがございましたら、あらかじめお許しを頂けたら幸いです。」と前置きして、質問の本題に入った。 消防局の任務と言えば、消火、救命、救急に重点があるという認識に陥りがちだが、もうひとつ絶対に忘れてはならないものに、消防職員や消防団員の皆さんの安全管理という点だ。
「災害現場において指揮活動を行なうため、指揮車を配置する」 今回の塩尻の場合は、指揮隊長として殉職した職員の方は、当時は「司令補」で、非番の隊員1名を伴って、しかも現場に「指揮車」ではなく、「レスキュー車」にのって出動している。
このことを指摘した。(詳細はいずれ) そして、私はもう一つ具体的に、「レスキューコール」をすべての隊員に携帯させることを提案した。 そのほか、 (詳細は、次回)
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2月13日(月) 私たちの案は、今回の「処分要求書」に沿い、必要かつ十分なものという観点から、なるべく簡潔に、そしてこの間の懲罰特別委員会の議論の到達点に沿っての内容に限定して作成したものだ。 この際、いわば何でも言わそうというのが、「陳謝」ではない。 今回の懲罰特別委員会は、上條議員から出された「処分要求書」に関して議論したわけで、確認事項は、「襲われたという事実は確認できないこと」と、「処分要求書は、妥当」という事だ。
今回の場合は、出された「処分要求書」が、この中身である以上、ある意味「感情的に」、行動に関してまで許されないことに言及できないし、するべきでない。 そうした議論を踏まえて、改めて、正副委員長が原案(これは今の段階では公表しませんが・・)を出してきたが、「どうしても」の委員の意向が、まだ残っているもので、残念ながらこの議論の争点をクリアーするものではなかった。 審議の過程では、多数決でという方向まで提案されたが、(ここでこの言葉はいいかどうか時間がないので後ほどの吟味が必要だが、)多数決はなじまない。 私は、時間が欲しいという事で、延会を提案し、明日午前10時再開という事になった。 明日は、午後1時から、広域連合議会もおこなわれる。
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2月11日(土) 卒業生の中で、私は変わり者の一人なので、「卒業後の進路」というテーマで、長野県政に関して、脱ダム宣言にかかわって、1年生を前に「講義」をしたことがある。
私は、いわば、数学科始まって以来の「政治教室」の最初で最後の卒業生だとも言われ、在学中から既に赤旗の仕事もしていたので、「特別待遇」で卒業させてもらったようだ。
講義の中身は、図形に関するもので、1月19日に行なわれた最後の講義を再現したものだという。 添付したPDFには、「次の問題を解いてみよう」があるが、これはその最終講義の際の演習問題だ。 テニスが好きな先生で、テニス協会の役員もしている。 可知先生には、数学科に入学してから、卒業時の「可知ゼミ」まで、本当にお世話になった。
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2月8日(水) 協議の上で結論を出すという姿勢についていえば、理事者、および賛成した議員からは、はじめから最後まで、そうした点は感じられず、いわば最初から「条例制定ありき」でしかなかった。
以下議論の経過を紹介すると(順不同) パブリック・コメントで寄せられた意見については、 公表に関しては、 監視社会となることを問題とする意見が寄せられていることについては、 この条例を新しくどうしても制定しなければ、今後行政として取り組みができないことはあるのか? 積極的な防犯活動を行う上で、今回の条例が「不可欠」ならばともかく、それがなくてもできること。またすでに現に行われていること。
今度の件を通じて、パブリックコメントに関して、その運用に関する規定(=内規)が必要なことが明確になった。 今回のパブコメは、「四賀直結道路の意向確認とは違うので」という理事者からの答弁もあったが、これでは、「理事者に都合の悪い意見は、はじめからその運命が決まっていた」ことになり、41通のほとんどがその扱いとなった。
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2月7日(火) タウンスニーカー100円バスに関しては、03年の市会議員の選挙の際に、私は「100円バスのルート拡大」を公約として掲げ、本会議をはじめ機会あるごとにその実施を求めてきた経過がある。
庁議に出された資料によると、 「公共交通機.関の空白地帯に居住する高齢者など市民の移動手段についての対応策を講ずるなど、市内全域を視野に入れた地域交通システムのあり方を研究するため、職員による地域新交通システム研究会を設置する」 庁議に出された「公共交通機.関の空白地帯」に関する資料は、ここをクリック (PDF かなり重いです) 現状の認識と課題に関しては、 (1)中心市街地は、バス路線等について比較的充実していますが、バス路線が松本駅前ターミナルを中心に放射状に伸びていることから、郊外に向かうほど空白地帯が大きくなります。また、一日の本数や運行時間などで利便性に欠ける部分もあります。 研究会は、 研究内容は、 ア) 各地区ごとの地域内公共交通機関の実態(路線、本数、時間など) ご承知の通り、タウンスニーカー100円バスは、すでに「北」、「東」、「南」がすでに松本駅から発着しており、駅の西口からの方面が残されたコース(=西コース)となっています。
第1回研究会は、昨日すでに行なわれ、今後、月1回程度の開催を重ね、 何度か議会で取り上げる中で、「西コース」に関しては、市内バス業者が「採算が取れるかどうか」が鍵を握るとされてきたが、
いずれにしても、タウンスニーカー「西コース」に関しては、現在整備が進んでいる西口の駅前広場の設計の中には、路線バスのほかにタウンスニーカーの発着場所が計画されています。
尚、私たち議員団は、来週の16、17日の2日間、横浜市(コミュニティバス運行について)と三重県四日市(生活バスよっかいち について)へ地域バスに関する視察を予定しています。 また、22日には、生活安全条例に関して武蔵野市を訪問することも予定しています。 明日8日には、「松本市防犯に関する条例(案)」についての協議が、午後1時半から行われます。
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2月6日(月) 私は、今回の上條議員から出された処分要求書に基づく懲罰として、処分要求者が求める「名誉回復」には、本人の発言による訂正と謝罪が不可欠という性格の問題であることから、「陳謝が妥当」と発言した。
後は、陳謝文を、どうするのかという事に尽きる。 「陳謝」という事で、結論が出た時点で、正副委員長の「素々案」としての陳謝文(案)が提案された。 委員会は、正副委員長から提案された「素々案」を持ち帰り、検討し、その結果を持ち寄ることになった。 次回の委員会は、2月13日(月)午後1時半から行なわれる。
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2月3日(金) 「日本は資本主義の世の中だから、社会主義の選択したわけではないのだから格差が出るのは当たり前。」(主旨) この発言は、これもなんとなくTV放映の中で聞こえたもので、誰の発言だか調査が必要だが、言い得て妙な感じがした。 小泉首相が登場して、約5年。 昨年の総選挙では、「改革を止めるな」の一言で選挙が行なわれ、若者の支持も得た中での「大勝」だったわけだが、「勝ち組」の象徴としての「ホリエモン」の逮捕で、明らかに変化が起きて来ている。 3週間後の27日(月)からは、2月議会(予算議会)が開会される。
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2月1日(水) 一昨日(30日)は、松本商店街連盟の新年会にお招きいただいたが、これでほぼ新年会は終わりになる。 去る16日に行なわれた、毎年恒例の松本市議会が行なう経済懇談会においては、講師の日銀松本支店長松永氏は、 また、29日(日)に行なわれた松本商工親和会連合会の新年会を前にして行なわれた講演会で、村井仁元衆議院議員は、全体としては少し理解に苦しむ面もあったが、その中で 確かに、政府発表の資料によれば、「景気は回復しつつある。」といえるようだ。 たしかに、景気循環の基本的指標を企業利潤の動向という面でとらえるならば、 大企業経営の面では、経常利益の連続的増益、損益分岐点比率の低下(改善)、株価の上昇などの面で、景気回復を示す兆候が明確に現れているようだ。
手元に、「経済」の2月号がある。 以下引用すると、 大企業の経常利益の急速な回復については、次の三点を指摘しておく必要があります。 引用は、ここまでだが、続いて、雑誌「経済」は、 二つ目は、 「資本市場でのバブル的現象。株価は、小泉内閣発足後、一時は日経平均が7000円台にまで落ち込みましたが、〇五年一二月には1万5000円台に回復し、株式売買高は、すでにバブル時を超える水準にまで膨れ上がってきていること。」 三つ目に、「大企業の巨額な純利潤の一部が株式配当などをとおして、少数の高額資産家などの階層に滴り落ちる現象があらわれていること。」 論文は、さらに続くわけだが、ここまで読んでもすでに、今度の景気回復の実態が、 実に解りやすい説明であるとともに、この1ヶ月の冒頭に紹介した関係者の「あいさつ」、講演などは、それを裏付けるものであることがわかる。 そういえば、昨年12月11日付けの日曜版に、 詳細は、ここをクリック 国の法人税だけでなく、地方の法人市民税も少なくなる仕組みが、こうした「二極化」を加速しているのだ。 間違いなく、今年はそうした政治の実態が明らかになる年だ。
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2月2日(木) さて、そのフィギュアスケートに関して、興味深い記事が手元にある。 「トリノではここをチェック」 と題して、安藤美姫の4回転ジャンプを取り上げていた。 ジャンプ成功の是非を決めるのは、跳躍の高さ。 下図という部分は、テレビ画面をそのまま伝えている。 実に興味深い中身だが、残念ながら私はそのテレビを見ることができなかった。
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