日誌詳細

 


 3月31日(月)

 「戦争与党」の、自民・公明に県民の平和の審判を

 3月29日(土)、松本駅前で、公明党冬柴幹事長が概要次のような宣伝をしたという。

 「毎日テレビは、どこのチャンネルも、イラク、イラク、イラクだ。イライラする。戦争で亡くなった人のことを思えば、平和の党、公明党、また私も戦争体験者だ。母も戦争で亡くした。涙の出る思いだ。
しかし、この戦争の本質を考えてほしい。
(中略)
フセインの手に大量破壊兵器をおいといてはいけないと国際世論になって、国連決議した。これを守らなかったのがフセインだ。だから武力行使してでも取り上げなければ、これがテロリストの手に渡れば大変なことになる。
(中略)
戦争の本質はこういうところにあるということを理解していただき、平和か戦争か、平和がいいに決まっている。最後まで戦争にならないように努力したが、戦争が起こった以上は一日も早く終結させ、難民などに日本は援助するよう、公明党は先頭にたってたたかう。」

 明らかな、戦争推進勢力の言い訳と合理化だ。

 査察委員会は、大量破壊兵器を発見したという報告を一度もしていない。
それに、引き続き査察を行う日程まで明らかにするなど、国連の決議にもとづいて、平和的解決のための取り組みと努力が行われていたのを、力ずく武力攻撃し、中断したのが、事の真相であり本質だ。

 国際的に確認されている平和のルールの中で、例外的に認められている軍事行動。
1つは、他国から侵略された場合の自衛の行為。
もう一つは、国連の決議に基づく行為。
 このいずれにも該当しない、文字通りの無法な行為が今度のイラク攻撃だ。

 「戦争反対は利敵行為」と発言したのは、同じ冬柴幹事長だが、平和的解決のための査察委員会の活動も、まさに「利敵行為」といってはばからない公明党。

 アメリカの無法は許せないとともに、戦争推進勢力である自民・公明に、憲法9条を持ち、世界に「戦争をしない」と発信している国の政治をになう資格がないことは明らかだ。
 この点でも、今度のいっせい地方選挙で、平和の声でノーの審判を突きつけよう。

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 3月30日(日)

 「正論を言い続けることが、大事だよ」

 4月4日の県議選挙告示を前にした、最後の日曜日。
 朝から、支部の皆さんと決起集会を行った後、松本民報号外とアンケート用紙をあわせたチラシの配布に追われた。

アンケート用紙は、PDFファイルでご覧いただけます。ご協力、お願い致します。)

 夕方は、地元町会を中心に、改めて選挙でお世話になるごあいさつをさせていただいた。
 「日本共産党は、いつでもはっきりものを言うことが大事だ。応援しているからガンバレや」とはげまされた。

 先日の井川城下公民館の語る会に参加された方からは、
「申し入れ文書を投げ返すことなど、市長の態度は許せない。この事実をもっと知らせるべきだ。松本市の財政が「赤信号」になりつつあるグラフは、よくわかった。宣伝するから、カラーでプリントして俺のところへ持って来てくれ。」といわれた。

 介護保険料の値上げ、上下水道料金の値上げをし、それでも市政100周年のH19年には、財政が赤信号になるという見通しを松本市が出していることは、驚きをもって受け止められている。
 市民会館「145億円」問題は、それそのものが、無駄な事業として重大だが、それよりも、その結果、市民生活へのしわ寄せと負担増が市民の皆さんにとっては重大なことであることがよくわかる。

 4年前、市民会館に関して警鐘を鳴らし、反対を言っていたのは、紛れもなく日本共産党の5人だけだった。
その後、1人加わり2人加わりして、合わせて8人まで、市民会館関連の予算に反対するまでになってきたが、それらの3人の方も、介護保険料値上げの予算には賛成している。
 同和行政の問題もこれほどまで、もう終結を求める声がでているのに、残念ながらその廃止を主張するのは、今でも5人の日本共産党議員だけである。

 市民会館問題は、無駄な公共事業にお金を使う一つの象徴であり、それ自身これからも運営方法に関して見直しを求めなければいけないが、何よりもこうした税金の使い方が、松本市政では一番問われ、地方自治体らしい自治体としての役割=この不況下での市民生活を支える政治になっていないところに一番の問題があることをあらためて知らされた。

 市民の皆さんの日々の生活に根ざして、市政を見直し、変えることが求められている。

 ぜひ皆さんの率直なご意見をお待ちしております。

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 3月29日(土)

 県下17市で2番目に高くなる  松本市の介護保険料

 松本市の介護保険料が、県下17市の中で、飯田市に続いて、2番目に高いことがわかりました。
介護保険導入4年目の見直しで、各自治体ごとに決められる介護保険料ですが、松本市は、基準月額2407円だったものが、3250円とUP率は35%。全国平均の引き上げ率は11、3%ですから、約3倍の引き上げ率です。

 以下、17市の順番を金額とともに列挙すると
  1、 飯田市  3380円
  2、 松本市  3250円
  3、 上田市  3100円
     塩尻市  3100円
     佐久市  3100円
  6、 長野市  3090円
  7、 小諸市  3059円
  8、 大町市  3000円
     更埴市  3000円
  10、岡谷市  2925円
     諏訪市  2925円  (岡谷、諏訪、茅野市は広域連合)
     茅野市  2925円
  13、須坂市  2878円
  14、中野市  2868円
  15、駒ヶ根市 2852円
  16、伊那市  2800円
     飯山市  2800円

 となります。 県下17市平均では、3003円です。

 松本市の値上げ額は、年間で約1万円の負担増。市民全体では、4億6000万円の負担増です。
この不況時に、これだけの負担を押し付けたら、ますます、くらしはたいへんになります。

 一般会計からの介護保険会計への補てんで、負担の軽減を図るべきです。

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 3月28日(金)

 「合併すれば、地方交付税は増える」  トンでもない答弁

 朝、早くから、藤沢のり子県議、5人の予定候補者他 支部の皆さんとともに、市場へ宣伝に行って来た。
 数字では、売上が落ち込んでいることを知っていたが、以前に比べ、人が少なくなり、荷物だけが置かれているスペースが増えた。明らかに不況の影響と大手の流通の変化が市場の活気に影響していることがわかる。

 午前中、市町村合併対策特別委員会があり、後半部分だけ傍聴した。

 午後は、その午前中の市町村合併対策特別委員会の結果を受けての議員全員協議会。
 議題は、山形村を除く松本市西部広域施設組合の1町3村(波田町、安曇村、奈川村、梓川村)からの市町村合併協議に対する今後の進め方についての協議。
 今後、(仮称)松本西部任意合併研究会を設け、4月15日に第一回の研究会開催し、時期をみて、研究会を任意合併協議会に移行する。
 研究する中身は、「事務事業の整備」。

 私は、質問の中で、「この研究会で、合併した場合としなかった場合の財政シュミレーションを明らかにし、この議員協議会の場で、再度議論すること」を強く求めた。

 それに関連して、助役が以下、妙な発言をした。

 「交付税(に関して)ですが、合併算定換え、合併すれば、10年ということで、その後5年間は段階的に落ちるが、10年間は合併しなんだとして算定して、交付税をよこすということで、(財政シュミレーションを)示すも示さないもなく、合併したほうが、(地方交付税は)たくさん来る。それが議論の余地のないもの。今回の合併により、合併したほうへ傾斜配分するので、合併しないほうがより減り方が大きくなる。」
と答弁、合併した方が、交付税がたくさん来るかのような答弁をした。

 私は、すかさず、その認識は誤っていることを指摘し、「助役は、どういう意味で増えるというのか。だからこそ、研究会の段階で資料を出してもらって、議論することの必要性がある」と質したが、
 それに対する市長答弁は、
「必要に応じて協議会を開いてもらって、議会の要請があればいくらでも、開く。
研究会の場で、意見が出れば、やるのはやぶさかでない。」と、議論することのこの時点で確約は、避けた。

 明らかに誤りである。
合併すれば、地方交付税が増えるということはない。
合併すれば、
10年間は、合併しなかったとして各構成市町村に来る交付税の合計額が来る。
その後5年間は、段階的に減らされ、「新しい松本市」の段階での交付税の算定額に下げられるのである。こんな事実に反することを平気で答弁しているようだから、研究会の場でも議論が必要と質問したのであるが、正直この程度の認識で合併を考えているとしたらトンでもないこと。

 (さすがに、その後、廊下で助役にあったら、「先ほどの答弁は、私がまちがっていた。」と、訂正があったが・・・)

 夜は、井川城下(しも)公民館で、県政・市政を語る集いを藤沢のり子県会議員ととも開催し、私のほうからも、市議会の様子をお話しさせていただいた。

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 3月27日(木)

 県政でも市政でも、日本共産党が果たしてきた役割、値打ちを訴える選挙。

 志位和夫委員長は、23日長野市の長野駅前で行った街頭演説で、長野県政に関連して「日本共産党がのびてこそ県政改革が進む」と概要次のように訴えた。

 「田中知事のもとで、県政の民主的改革がすすんできました。
 この県政がさらに大きく前進できるかどうか。今度の選挙で日本共産党がどれだけ躍進できるかそれが最大のカギになっている。
 日本共産党県議団が果たしてきた役割、値打ちはかけがえのないもの。

 端的に言って2つ申しあげる。

 1つは、
  大型公共事業には、湯水のように税金を使いながら、福祉・教育・環境にはお金を使わない この「逆立ち」県政の転換を一貫して主張し、県政を動かしてきた党であること。
旧「オール与党」勢力は、これに抵抗して知事不信任をやった。本当の改革への妨害勢力である。公共工事をめぐる政治とカネの問題を改革する政治倫理条例を提案したときこれを妨害したのもこの旧「オール与党」勢力である。

もう一つは、
  田中知事に対し、堂々と意見を言う。県民から見てよいことは大いに支援する。不十分な点があれば、あるいは間違った点があれば堂々と意見をいい、議論をし、そこでも前向きの変化をつくってきた。その役割を果たしてきた党である。
 30人学級。 これも 知事は最初はなかなか難しいといっていた。
 合併問題。 最初は知事さんも促進でした。
 同和行政。 最初は「人権」問題といっていたのが、不公正と言うことで、廃止の方向になった。
 「財政改革推進プログラム」これも基本方向は「逆立ち」県政をただす方向で、基本方向は支持しながら、福祉の切り縮めの介護手当て、高校授業料値上げ 問題などでは、よくないときちっと意見を言う。
 そういう党こそ、本当の意味で建設的な党の姿。」

そして最後にこれらをまとめて、次のように締めくくった。

 「『逆立ち』県政を本当にただす、そして問題があれば、ちゃんと意見を言い、前に向かって県政を進めために力を尽くしてきた党が日本共産党です。」 
 
 松本市政の問題も、市民の皆さんに、この4年間の実績は、率直にその事実をお伝えし、その役割と値打ちをいかにわかっていただけるか。
 ある意味では、遠慮なくアピールすることが大切だ。
 昨日UPした、松本民報3月号外は、ぜひ一人でも多くの方々にお読みいただき、ご意見をいただければ幸いです。

 そして、事実に基づく、日本共産党松本市会議員団の役割と値打ちを訴えられるかにかかっていると改めて思う。

今日は、朝は南松本駅前、午後は白板方面で、街頭宣伝を行った。

(時間の関係で、UPがかなり遅くなってしまいました。)

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3月26日(水)

 市議会議員選挙を前にして、 松本民報3月号外 発行

 新しくできた松本民報3月号外を持って、街頭宣伝に出た。

  (松本民報3月号外 PDF ファイル です。)

 お話しを聞いて、応援してくれるという方と握手をするとともに、ポスターがはげ落ちていたから、ガムテープで貼り直していただいた事を伝えられた。
 雨が降ったため、せっかく貼ったポスターが、風で吹きはがれているところが目立っていた。

 日ごろからこうして日本共産党を応援していてくださる方がいると本当に元気が出るとともに、ご無沙汰をお詫びした。
上から画鋲でとめ直すとき、少し曲がっていたので、一緒にまっすぐに張りなおしながら、「共産党は、いつもまっすぐでなければね。」といわれた。
 本当にその通りだと思った。

 夜の会議で、先日(3月17日)お知らせした、民医連と日本共産党を攻撃する「自由民主」号外問題のその後の話が伝えられた。
 諏訪市で、同じように、「自由民主」号外が配られたが、配布中の人物を確認するとやはり創価学会関係者であることがわかったという。
 しかもある民間会社の社用車を使って配っていたもので、その会社社長もまったくそのことは知らずに、それが発覚して、人物が特定できた。

 そういえば、2000年6月の衆議院議員選挙時、松本市でもある民間広告会社の社用車で、「謀略ビラ」を配っているところを発見、調査したらやはり創価学会関係者ということが明らかになり、抗議を申し入れたが、「知らない」といわれた経過がある。その後の調査で、本社の関係でのつながりがわかったのだ。

 いよいよ明日から、東京都知事選挙をはじめ、いっせい地方選挙の前半戦が始まる。

 正々堂々たる論戦でなく、民主主義を汚すどんな方法をやってくるか。何があっても、絶対に負けられない選挙である。

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 3月25日(火)

 イラク攻撃正当化論に、根拠なし。  小泉首相が答弁不能に

 駅前の温度計は3℃だったが、雨が降っていてかなり寒く感じた。
藤沢のり子県議と定例の駅前宣伝。今朝は、JR東日本労働組合の皆さんも黄色のチラシ「私たちは戦争に反対しています!」で宣伝。イラク戦争反対で一致した中身となった。

 24日の衆議院予算委員会での、木島日出夫議員の追及に対し、
「『イラクの対応を根本的に変えるための方策も見通しもまったく見いだせない。』(20日の小泉首相発言)との認識は、小泉首相個人の認識であり、国連安保理の中では意見が分かれている」
小泉首相は、安保理の認識ではないことを認めました。
さらに、
安保理決議1441の義務に対し、「さらなる重大な違反」(20日の小泉首相国会答弁)
があるから、と攻撃を合理化したが、これについても、「安保理で一致結束した認定はしていない。」と答弁。この点でも国連の決定に基づかないことを認め、
木島議員の「(それならば)イラクが決議1441に違反をしていないことを認めたことを意味する」との指摘に、小泉首相は慌て、答弁に立てなかったようだ。

 主張に根拠も道理もないとは、まさにこのことをいう。

午後は、会議終了後、宣伝カーの整備を行った。
この宣伝カーは、前回の選挙修了後以来使っているもので、普通車ではあるが、車体サイズは、軽のワンボックス。
この車種を選んだのは、実は、車幅が広いと、小回りが利かないだけでなく、狭い道路に駐車し、脇に立って宣伝しているとき、鼻先を大型トラックが急スピードで通り抜け、危ういことが1度でなくあったからだ。
議員になって以来、宣伝カーはこれで3代目。定期宣伝の一番の私のパートナーだ。
いよいよ本番という気持ちになる。

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 3月24日(月)

 人の命は復興できない

 午前10からの広域消防局の新消防通信指令システムの運用開始式に出席してきた。
  消防通信指令システムが更新された点もさることながら、マスコミの取材も全国でもトップクラスの新しい「119番通報のバリアフリー化」を実現した、システムに関心が集まっていた。私としてもタイミングよく、広域連合議会でこの問題を提案し、実現につながったと聞いていたものでした。

 聴覚障害者の関係者も招かれ、手話付きでセレモニーが行なわれた。
(これについては、後ほど詳しく)
式が修了後、見学会の場では、ある広域連合議会議員が、イラク戦争に触れていた。
 「今、こうしたハイテクの機械を使って、イラクを攻撃をしている。それにしても、壊しておいて、何が復興か。その負担を日本に求めるなんてとんでもない。」そんな会話だった。本当にそのとうりだ。
先日松本市の来て演説会で弁士を務めた筆坂秀世参議院議員は、参議院予算委員会で、「イラクの復興支援と言うが、人の命の復興はあり得ない。」と指摘した。

 科学技術と予算は、戦争でなく、こうした分野にこそ使うべきだ。
 

追伸)
SMAPのCDについては、やはり若者の集会などで、既に「反戦ソング」として扱われている事が、このHPを見ていただいた方から教えていただいた。赤旗新聞にも報道があったようだが、このところ忙しくて読み落としたようだ。
マスコミは、アメリカが「ピンポイント」「きれいな」戦争と宣伝していることを報じている。しかし、戦争に限定もきれいな戦場もない。無関係の人が傷つき、「ONLY ONE」が失われるのだ。こんな非道はない。
子どもたちには、真実を教えなければならないと改めて妻と話し合った。

 夜は、8時から、協立病院の患者さんのみなさんと県政・市政懇談会。藤沢のり子県議とともにお邪魔させてもらった。
会場に到着すると、協立病院のお医者さんが、アレルギーに関するお話をしている最中であった。
スギ花粉をはじめ花粉症の話の中で、患者さんが増えている要因に大気の汚染と地球温暖化が影響しているという話があった。
 以前から指摘をされていることだが、まとまった形でお話を聞いたのは、今回が初めてだった。
協立病院の友の会では、こうした健康に関する学習や健康診断が定期的に行なわれている。
お邪魔させて頂いた友の会のこの班には、既に何度もお伺いし、私のほうからは、その都度、松本市政の報告をしてきている。
 今日は、「議会と市政の裏話」という演題を頂いたので、それこそマスコミでは報道されない議会の様子、市長のことなどを、この2月議会本会議で使った3枚のパネルを使ってお話させていただいた。
 松本市の財政は本当に健全といえるのか。
 その場面では、2月議会、本会議場での、市長の暴言=「財政問題で不安ばかりを煽って、政府のことを信用できないような池田さんは外国に行ってもらって」といわれ、でも2度いわれたので、往復切符をいただけ、今はまた、松本にすんで居られます。とお話すると、驚きとともに、笑いがでました。
 もう一つは、議会の裏話として、松本医師会長さんから出された医療費3割負担の実施延期を求める請願を否決した話のそれこそ裏話の報告をした。

 それに先立ち、議会後、医師会長さんとお話をさせていただく機会があった。
私としても、請願を出していただくようにお願いをした経過の中で、結果「否決」は心から申し訳ない気持ちでしたので、そうした気持ちをお伝えしたが、その後に、「松本市の議員は、事情が解っていない。」ということを言われた。
まさにその通りで、市民の声が聞こえない議員によって構成されている議会の異常さを改めて感じた。

 時間が少なかったので、これくらいしかお話できなかったが、帰りに残った柏餅を箱更頂いてきた。
この班には、和菓子を作っている方がいらして、いつもいただきっぱなしである。

 会の修了後、早速、選挙時に使う私の事務所に向かったが、9時半を回っていたので、既に電気が消えていたが、選対役員の皆さんは、すぐ近くの共産党の事務所でまとめをして帰られるところだったので、みなさんにも食べていただいた。

 ほんとにご馳走様でした。

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 3月23日(日)

 「世界に1つだけの花」 SMAP

 今朝は恒例の子どもたちと一緒の日曜版配達。
子どもたちは、SMAPのCDを持ち込んで乗り込んできた。

 「NO.1にならなくてもいい もともと特別なOnly one」

 とても軽快な曲だ。二人の子どもたちも曲に合わせて、体でうたっている。
結局、配達の最中ずっとこのCDは、繰り返し流れていた。

 Only oneの発音と意味を聞かれたので、それを教え、子どもたちの感想を聞くと、納得したようで、「競争でなく、NO.1でなく、Only oneでいいんだよね。」と三男が応えてきた。
 この曲、おそらくわかりやすく軽快なリズムといい、子どもたちの間で人気の曲となるだろう。(もうなっているかもしれない)
 
 多くの子どもたちがニコニコしてこの歌を集団で歌っている姿が目に浮かぶ。
歌詞も、子どもたちの気持ちをピッタリと捉えているに違いない。
 個性が輝くという言葉で表現されるが、「Only oneでいいんだよね。」という言葉には、親としても安らぎを覚える。
 誰もが、個性豊かなOnly one。 Only oneが輝き、生きていける社会づくりが政治の仕事。

 途中、ニュースの時間になったので、ラジオに切り替えたが、「戦争は、何があってもいけないよね。」と子どもたちが反応してきた。

 戦争とこのCDが、子どもたちの間でどう繋がっているはともかく、かけがえのないOnly oneを今、抹殺したり、傷つける戦争が行われている。こんな理不尽なことは許せない。
  この点だけでも、イラク攻撃は直ちに中止を強く求める。

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 3月22日(土)

 どう見ても、無法なイラク攻撃を美化する報道

  小泉首相が、「最小の犠牲で、最大の効果をあげるという戦術でしょうが、とにかく早く終わることを大事だ。」「(米英軍の侵攻は、)順調」と述べたようだ。
 「正義」の戦いが行われているという認識でしかないことの如実な表明。

 NHKは、毎日、アメリカ軍の作戦を解説付きで報道している。
ここまで、アメリカの情報をいわば垂れ流し的に報道することはない。
湾岸戦争以来、テレビから伝わる画面は、まさにゲーム感覚。その作戦がうまくいったかどうかの報道のみが目立つ。
 東京では、攻撃前と後で、街頭宣伝に対して足をとめる人に違いが出ていると言う。
 いわゆる複雑な意味のあきらめがあるとその人は指摘。

 その背景にマスコミの報道姿勢が影響していると思う。ヨーロッパのマスコミでは、爆撃によって犠牲を受けている市民の様子が中心に報道されているのに、日本のマスコミは、先ほど言ったように、どう見ても、無法なイラク攻撃を美化する、美化につながる報道が目立つ。
 マスコミの責任は大きい。

「壊しておいて、何が復興支援策か。最大の矛盾だ。それならば攻撃しなければ良い。」

 日本の外交姿勢の最大の問題点を別なある人は次のように指摘した。
「国連という世界の国々との関係を重視するのでなく、日米安保条約に縛られた『同盟関係』を優先することの結果だ。これだますます日本はアメリカの従属国であることを、世界の国々に示す結果となった。」

 28日(金)夜7時から、井川城下公民館で開催する、県政・市政懇談会のお誘いをする中での、いくつかのお話しだった。

 アメリカでは、ベトナム戦争以来の反戦デモが行われていることが伝わってきた。

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 3月21日(金)

 「北朝鮮」のことを考えれば、なおのこと、今度のブッシュの暴挙と小泉首相のとった行為は、逆行で許せない。

 「フセインが、余りにひどいから仕方がない。
北朝鮮が攻めてきたときのことを考えるとアメリカに協力を仰がなければならない立場上、小泉首相の行為もやむを終えない事と思う。でも戦争には反対だ。」
 複数の方からこうした感想を寄せられた。

 改めて、立ち入ってその方とお話し合いをさせて頂きました。

 「北朝鮮が攻めてくることを考えると今の自衛隊では不安。日本はアメリカの協力を得なければならない。という立場にある。武力で物事が解決できない。この点は納得できる。
平和的な解決ができれば、それにこしたことはないが・・・現実にはそれが望めそうもない。
フセインはどうしようもない独裁者だ。何をしてくるか分からない。北朝鮮も同じこと。」
 という心配からだという事が良く分かりました。

 さらに、「悪いものは、早くこちらから先制攻撃でやっつけてしまえばいいんだ」という強い気持ちからの思いでないことも、よく分かりました。

 そうゆう気持ちの方は、少なくないのかもしれない。

 でも、お話をさせてもらうと、こうした見解の違いの問題解決の糸口が見つかるということも、良く分かりました。

 今回のイラク問題は、ある意味では、平和の国際秩序の確立、という意味で、人類としての試練の時、正念場を迎えていました。

 今度のイラク攻撃を、簡単に言うと、

1、許せない、無法な行為であること。
2、大量破壊兵器問題を平和的に解決する道を、それこそ力ずくで断ち切ったもの。
3、罪なき人々を殺傷する、その人格を奪う非人道的戦争である。

  以上3点に集約されると思う。

 戦争が人殺しで、非人道的なものであるのは、誰もが認めること。
 そして何よりも、平和的解決の努力が行われている最中に、平和の秩序を侵し、独断で勝手な行動が許されるとしたら、今回のような「アメリカ」が許されるとしたら、第二、第三の「アメリカ」を許すことになってしまう。
 だからこそ、
人類史上未曾有の規模の集会、デモなどの運動がアメリカ国内を含めて、全世界で行われているのです。

 そうした世界平和の秩序ある体制作りという努力、その多年にわたる努力を踏みにじる行為こそは、仮に、(万万万が一)北朝鮮が攻めてきたときにも、道理の力が覆されても仕方がないことになってしまう。

 国際法と国連憲章は、先制攻撃を受けた場合と国連で決議した場合のみ、武力行使を認めていますが、今回のアメリカの行為はこの先制攻撃に当たるもので、この国際的な約束事を破っているのは、イラクでも北朝鮮でもないのです。
 今まで、先制攻撃を許さなかったのが、国連中心の努力であったのですが、これを壊すということは、かえって第二のアメリカに口実を与える結果以外に何ももたらしません。それは、仮にあわよくば、戦争攻撃をやろう言う意思がある国にとっては、格好の口実に使われるでしょう。

 と、こんな会話で、意見を共通させることができました。

 こうした一つ一つの話し合いの積み上げが、平和を確かなものにするという実感も得ることができました。

 今日は、駅前記念公園に急きょ午後1時から集まり、集会にも参加してきました。
アメリカは直ちに攻撃を中止せよ。

 長い間、ソ連が攻めてくる、ソ連が攻めてくるという宣伝が政府によってづっと行なわれて来たことによる弊害の結果だと思った。
 こんな時こそ、日本は、憲法の立場で、国際紛争を解決する手段としては軍事力を永久に放棄するの立場で、奮闘すべき時なのだ。

 今度のアメリカ支持の態度は、世界平和への敵対行為、自民党や公明党、保守新党には、平和や人命の尊さを語る資格はない。

(昨日は、事務所泊まりの日で、まとまりもなく、UPもかなり遅れてしまいました。お詫びします。)

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 3月20日(木)

 どっちが世界の独裁者だ。

 朝7時半から、藤沢のり子県議とともに松本駅前で、イラク攻撃反対の街頭宣伝を行った。
ブッシュ大統領が勝手に決めた、制限時間まで後、2時間半という時点での訴えだった。

 そして、ついに正午前、アメリカはイラク攻撃を開始したのだ。
明日は、休日のため市役所へ日曜版の配達に出かけたが、職員のみなさんの関心が高く、昼休み、ブッシュ大統領の演説が始まると歩きながらイヤホンでラジオを離さず聞いている人もいた。
 「どっちが独裁者か。」ある職員が言った。
まさにその通り。どっちが世界の独裁者か。

 国連の査察委員会は、査察の継続主張、具体的な査察計画書も提出している中での軍事攻撃。
まさに人類の平和的解決に向けた努力に対する挑戦である。
 合理化されるものはまったくない。

 夕方、5時半から再度、街頭からの訴えを行った後、本日の演説会の会場に、一人の方をお迎えし、向かった。

 筆坂秀世政策委員長は、「アメリカは世界の最大の無法国家となった」と強く糾弾した。
 今でもわすれない。湾岸戦争の時も、やはり選挙直前であった。

 7時からの日本共産党演説会では、持ち時間をオーバーしたが、私は大要次のような訴えをさせていただいた。

 

 お集まりいただき、本当にありがとうございます。議員団会派代表の池田国昭です。
先日終わった2月議会で組まれた来年度予算では、介護保険料の低所得者層の軽減策や同和行政関連の大幅な削減など、私たちの要望が実ったものでありますが、税収の大幅な落ち込みと地方交付税の減収を補うとして、約42億円の赤字国債の松本版の借金をします。その額は、今年1年間の借金返済額88億円の何と48%と約半分にも及ぶもの。
借金返済のためにまた借金をするまさに自転車操業的財政運営の状況です。

 そして、市民会館には、最高の額の65億円を計上。うち52億円は借金です。美術館の分も含め、その借金返済は、まだこれからがピークです。
市長は、口を開けば「健全財政」「健全財政」と繰り返していますが、実際のところは、市民の願いには背をむけ、介護保険料は、総額で4億6000万円の市民負担の引き上げ、年金の切り下げ、高い国民健康保険税など市民負担を増やしてのやりくりの上に成り立っているに過ぎません。
そして重大なことの、H17年前後には、水道料金も下水道料金も引き上げる計画が発表されました。

 こうした市民負担増を見込んでも、市制百周年のH19年には、松本市の財政は、国が示した指標、基準からいって、警戒ラインの黄色信号をこえ「赤信号」になる見通しを明らかにしたのです。
行政がこうした、嘘がつけない客観的な数字で「赤信号」になることを明らかにしたのは、今回が初めてです。
市民負担をこれだけ増やして、しかも赤信号。
何が、健全財政でしょうか。

 私たち日本共産党議員団は、この4年間、党派を超えてそれこそ、議会内外で一致点での協力協同を大切にし、住民運動や論戦をリードし奮闘してまいりました。

(松本市長が、私たち議員団が毎年提出している予算編成に当たっての申し入れ書を投げ返したことは以前にもご紹介しましたが、今度は、2月議会本会議場で、先ほど紹介した、赤字財政の実態を暴露した私の質問に対し、なんと市長は、「池田さん様な、財政不安ばかりあおる人は、外国へでも行って住みなさい」と暴言を吐いたのです。
まさにこうした発言に象徴的なように、今、日本共産党議員団の役割は、市長にとって一番の目の上のたんこぶ、市民の皆さんにとっては、一番の利益のまもり手、議会の中でも、市政改革の重要な軸となっていることを誇りを持ってご報告したいと思います。)
(以上括弧部分は省略したもの)

 市民会館建設事業の見直しに加え、H19年の市制100周年に向けた、イベントや、アルプス公園整備計画、庄内地区再開発事業、松本駅西口整備事業など、今、計画されている大型事業を見直しの提案は、現市長に代わる、日本共産党ならではの提案です。
この見直しで生まれる財源で、文字通り、この不況の中で、住民の暮らし、福祉を支える市政、自治体らしい自治体を、そして県政改革の流れを早くこの松本市で実現させるためにも、この来月の選挙は、私たち5人議員団の確立は、絶対に負けられない選挙です。
ともにたたかっていただけますようにお願い申し上げて、会派代表としての責任も含めて、決意表明といたします。
  どうかよろしくお願いいたします。


 いよいよ、県議選告示まで、2週間を切った。

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 3月19日(水)

 戦争ならば、無法が許されるのか。

 ブッシュが、文字通り勝手に期限を決めて、イラク攻撃の準備を着々とすすめている。
本当に許されないことだ。

 国連の査察委員会の報告は、「3ヶ月半で査察の扉を閉ざすのは筋が通らない」としている。さらに、査察委員長はイラクの大量破壊兵器問題は明らかにされていない点が数多く残っているが、査察団がイラクが大量破壊兵器を保有していると主張したことはない。と言明しているのです。

 本日行われた、党首討論で、「『フセイン政権に武装解除の意思がない』と誰が断定しているのか」との志位委員長の質問にも、小泉首相は答弁できないが、ただアメリカ攻撃を支持するという姿勢だけは決めてしまう。
 国連憲章、国際法に基づく、平和解決の努力が行われている中での、勝手なイラク攻撃の強行は、まさに、無法以外の何者でもない。

 明日(20日)は、夜7時〜県松本文化会館にて日本共産党演説会が行われる。
 平和を訴える演説会としても位置付け、多くのみなさんの参加をお願いします。

 さて、昨日の小学校の卒業式に続き、今日は、中学校の卒業式。
出掛けに電話が来て、遅れ、遅刻してしまった。誠に申し訳ないことになった。
 体育館の後ろを回って、何とか式次第に間に合った。
昨日の卒業式では、平和の文字は残念ながらなかったが、今日の式には、教育長さんが、用意された原稿に加えて、次のようにお話しした。
「大きな国際問題も生じているが、注意深く理解しながら、見つめていきたい。」
率直なところ、今日も誰も触れないのかなと思っていたが、救われた気持ちだ。
今最大の問題は、なんといってもイラク攻撃反対の声だと思うからだ。

 明日は、朝から全国いっせいに日本共産党も街頭に出る予定だ。

 さて、民医連と日本共産党を攻撃した「自由民主」号外に関して、電話ではあったが、正式の回答が寄せられた。
 以下、お電話をいただいた自民党第二選挙区支部の事務局の田中幸徳氏からのお話しをまとめると、

「自民党の村井仁国会事務所、公設秘書の小林一巳氏によると、自民党で作成したことは事実、確認できるが、地元で配ると問題になるだろうから、東京から、地元2区へ送ることはとり止めた。ゆえに、このビラは1枚も見ていない。
調査したが、部分的に松本市内に配布されていることが確認できた。 
何か別組織が行ったとしか考えられないのことた。」
というものだった。
別の調査では、
「自民党県連はこのビラを県下に下ろしてはいない。中央本部が選挙区本部におろしているものと思う。」という趣旨の話しがきている。
いずれにしても、自民党の責任は重大である。真相の究明は、今度さらに必要となるだろう。これも無法に近いやり方だ。

 今日はもう一つ。

 昨日卒年加配問題で、クラスは4つのままでどうやら維持できるようになったと喜んだのだが、実は5年生を担任していた一人の先生の転勤はもう決まって、それはとりかえしがつかないことになっていることが判明、昨日の時点では気がつかなかったのだ。
 何ということか。
夕方、学童クラブへ子どもを迎えに行ったときに、偶然、大きな荷物を抱え、非常階段を下りてくるその先生に行き会った。
 先生は、一度卒業生を送り出しており、既に在任5年目となっているので、辞めるとすれば、自分だと覚悟していたようですが、本当に内心はやるせない気持ちだと思うとあまりそのことでは言葉をかけられず、PTA会長の時、一緒にした仕事の思い出話に話しを移し、このHPのこともお知らせした。
後で、別の父母に聞いたら、卒業式後のそのクラスでは、本当に下校時間ぎりぎりまで、涙がぬぐいきれなかったようだ。
「卒年度加配」問題は、30人規模学級になっても、課題として残るもの。制度の復活を引き続き求めていきたい。

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 3月18日(火)

 次男、涙の小学校卒業式
  アメリカのイラク攻撃、正当化するものは何もなし。

 私事だが、次男については特別の感慨を持つ卒業式だ。
次男は、帝王切開で生まれた。今でもわすれないが、足は割り箸のように細かったことを覚えている。既に羊水がなくなり、子宮の収縮が、直接次男の体全体を締め付ける状態の中で、緊急手術となって生まれてきた。

 その次男には、もう一つ事件があった。
翌年入学式という保育園年長の年、右足ふくらはぎに腫瘍ができ、急きょ、県立子ども病院で、また緊急手術ということになった。
助手席に、次男を乗せ、豊科に向かう車の中で、退院のときは、「最悪の場合には右足が・・」と言われていたので、その右足をみて考え込んだことを覚えている。

 その次男が、壇上に並び、太い右足を左足にそろえて並べていた。
 今、次男は、昨年のワールドカップ以来、サッカーのことばかりに関心が強い。
 学童クラブでも、ほとんど毎日サッカーをやり、中学校へ行ったらサッカークラブに入ると張り切っている。
 フロに入った後、太ももの筋肉を出して自慢していることが、階段を上り下りしているのと同様、日課になっている。
 式では涙を見せなかった次男だったが、離任式を終え、教室に返ってきたときには、泣いていた。その後のホームルームの時間、小学校を離れる担任の先生の話しを聞いている最中は、づっと涙が止まらなかったようだ。

 後で、「泣いちゃったんだよね」という顔は、まさに6年生そのものだった。
 その他にもいろいろあったが、卒業おめでとう。

 下校時に、5年生に聞いたら、来年の6年生のクラス変えはしなくてもよさそうだという話しが入ってきた。
「卒年度加配」の署名運動と、県庁への要請行動は以前の日誌でお伝えしたが、子どもの数が増えて、どうやら、クラスの減少の心配がなくなったということらしい。もちろん本決まりではないが、努力したことが報われるということは、うれしいものだ。

さて、アメリカのイラク攻撃だ。

 いよいよ、国連での決議も国際世論の前に断念せざるを得ないアメリカが、最後の暴挙に出るというニュースだ。
 誰が考えても、イラク攻撃を正当化する理由は何もない。
 ブッシュの発言「21世紀の戦争には、国際的な協力が必要だ。国連は何らかの意味を持つべきだ。明日は国連が機能するように望む。」
 国連を戦争合理化のために利用することしか考えないブッシュは、その国連すら「利用できなくなると」、何の道理もないことを平気で行うというのだ。
 小泉首相は、直ちに支持を表明し、マスコミの論調も分れているという。
 情けない限りだ。

 戦争放棄は、人類の約束事であり、21世紀までの到達点だ。
 昨日も、「日本共産党に対して、最後まで力を尽くせ」というメールが2つ連続で入ってきた。

 あらゆる機会を通じて、戦争反対、平和を、そして今は、アメリカのイラク攻撃反対を声を大にして語らねばならない。

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 3月17日(月)

 「今度のビラについては、私たち事務局はまったく知らない。」と自民党第二選挙区事務所

 自民党の発行した「自由民主」号外については3月15日付日誌でお知らせしましたが、この点について自民党に申し入れをするために、松本の自民党の連絡先を調査した。

 結果、松本市には自民党の支部は無いことがわかった。
これだけの都市に、自民党の支部がないとか考えられないが、それでも考えてみれば、松本市議会には、保守系の会派が5つもあることに見られるように、まとまりが感じられない。

 自民党は、衆議院の選挙区ごとに支部があり、自民党第二選挙区の支部長は、現職の国会議員が勤めるということで、村井仁衆議院議員事務所に連絡を取った。
 「そうした苦情は、他にも来ている。通常、号外などビラは、事務局を通過するが、今度のビラについては、私たち事務局はまったく知らない。現在調査中であるので、改めて回答する」(田中幸徳氏)というものだった。

 「改めて回答する」という回答が、逃げの姿勢とは思いたくないが、それにしてもおかしなこと。
 いずれ真相は明らかになるとおもうが、中央クラスで、どこかと話し合いがなされ、配布実働部隊がいて、松本市で配ったことになる。
 いずれにしても、正々堂々と論戦ができないところに民主主義はありえない。
 まったく卑怯なやり方だ。
 調査結果は、後日お伝えします。

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 3月16日(日)

  まだまだ、「逆差別」の実態は変わっていない。
                松本市の同和行政の罪

 15日の夜の南原公民館に続いて、今日の午後の地元井川城中公民館で県政・市政懇談会を行った。
お忙しい中、お疲れの中お集まりいただき本当にありがとうございました。
 実は、この集会に向け多くの方にご案内して歩いた。
いろいろな御用があって出席できないとのお話しの中で、文字通りの「お休み」のために出席できない方が少なくないことに気づいた。
 明らかに、仕事がきつくなっているのだと思う。「悪いね」という言葉が印象的だった。

 井川城中に移り住んでから、約5年。初めての地元公民館を使っての日本共産党とみなさんとの懇談会。 私も何時になく上がってしまった。
 藤沢のり子県議からは、変わりはじめた県政の様子と私からは、市長が繰り返す「健全財政」の実態について、2月議会で質疑の際に使ったパネル3枚を使って、お話しをさせていただいた。

 2度の懇談会の場で、いくつかのご要望をいただいた。

 そんな中、同和行政のひずみが今でも残っている実態が明らかになった。
 市内の給食センターと保育園の給食材料に関する搬入問題だ。

 この問題は、部落解放同盟が、松本市に圧力を加え、それに屈した松本市が、あらかじめ「合意した」年間の売上額を保障する形で、学校給食会計と保育園での調理費を独占し、その結果、他の業者が締め出されている問題だ。
 私たち日本共産党の追及で、入札を行うことを約束したが、実際にはそうなっていないとのこと。

「見積もり」は一応聞かれるが、搬入になったケースはほぼ皆無。
足りないものだけ、持ってきてくれという形で、それも月2回ぐらいが最高。
「10万円におさえてくれ」という形の取引だけ。
などなど、

 結局は物資販売センター優先は変わらず、その「尻拭い的」な仕事しか回ってこないとのこと。

 まだまだ、「逆差別」の実態は変わっていないとの告発だ。
 大至急、実態調査をし、ご報告します。

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 3月15日(土)

 今度は、「自由民主」号外で、民医連攻撃

 公明党の「赤いビラ」に続いて、今度は、民医連問題特集号と称した、自由民主 号外が松本市内に配られていたとの報告が早朝に入った。
 公明党と自民党が相次いで配るというこのパターンは、既に全国で報道されているやり方です。
 ちょうど一週間前の土曜日に既にお伝えしているように、自民党が「知らない」中で配布されているケースが多い。
 いよいよ自公勢力が、全国的な「方針」に基づいての松本市でも配ったわけだ。
命にかかわる重要な問題を使った日本共産党への攻撃として許せない。

 早速午前中、藤沢のり子議員と市内で街頭宣伝で訴え、夕方の小集会の場においても、このビラについてもお話しをした。

 医師会をはじめ医療機関団体がその実施延期を求めている4月1日からの健康保険3割自己負担と国民との矛盾にあらわれているように、国民の政府に対する批判をかわすために、小泉内閣と与党公明党が、追い詰められる中でのこうしたやり方は、まさに日本の民主主義にとっても許せない中身。

 断固反撃して打ち破り、歴史を前に回転させなければならない。
        
(今日は、コンピューターのトラブルで、更新が遅くなりました。お詫びいたします。)

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 3月14日(金)

 「イラク攻撃反対」で、松本駅前でエールの交換

 今朝は、定例の松本駅前街頭宣伝日。いつものように駅に到着すると、JR総連の皆さんがチラシを配りながら、メガホン型のハンドマイクで訴えをしていた。
 うすいブルーのチラシの中身には、「米・英両国によるイラクへの攻撃に反対しよう」というスローガンで、「RAILWAY WORKERS INTERNATIONAL ACTION DAY 14 MARCH 2003 国際運輸労連(ITF)鉄道労働者アクションデー」とかかれていた。

 世界規模での統一行動デーということである。

 私の方が遅かったこともあるが、予定していた内容がイラク攻撃反対であったので、マイクで、JR総連の皆さんへのエールを送り、駅前での宣伝を取りやめた。
 JR総連の皆さんからも、私あてにエールが送り返された。

昨日お伝えできなかった、2月議会報告の続きです。
 市長は閉会あいさつで、次のようにふれた。

「特に、今議会におきましては、本市の財政問題についてのご心配をいただいたわけでございますが、本市では他市に比べ健全財政を堅持しておりますし、国の財政、制度についても信頼をしておりますので、今後とも自信を持って予算執行に当たってまいりたいと考えております。
 特に国の財政自体についてもご心配をいただいたわけでございますが、議案質疑の際にも申しあげましたように、我が国はODAにより開発途上国に対し年間約1兆円に上る世界一の財政支援をしておりますし、なかでもアフガニスタンの復興支援のために5億ドル、5百億円という多額の財政支援を行うなど、世界的に見ても財政的にゆとりがある証左であるわけであり、これらを考えるときプラス思考をもって財政運営に当たってまいりたいと考えます。」

 この財政問題は、私が質疑で触れたことに、改めて答えてのものだ。

 この点は、総務委員会の委員長報告にも次のように触れられた。

「ます、歳入では、先の当初予算説明会や本会議でも論議があった今後の財政見通しについて、委員会としても、理事者の見解を質したところ、理事者からは、市制百周年に向け、社会資本の整備が必要となる中で、景気低迷下、市税が減少となる部分は起債に頼らざるを得ない状況もあるが、中期財政見通しの中では、健全財政が堅持できる旨が重ねて強調をされましたので、委員会としては、これを了とするとともに、財政の健全化にむけた一層の配慮を要望いたしておきました。」

 この報告を見て、どうとらえるのか。

 私が大いに気になるのは、総務委員会委員長報告の次のくだりである。
「財政の健全化にむけた一層の配慮を」ということは、大型事業の見直しでなく、市民負担を増やし、サービス低下を招く形での「健全化」を松本市が目指している点だ。
 国から来る地方交付税のすべてが、借金返済に充てられる現状は、私が、質疑で明らかにしたことだ。

 H15年度予算は、このまま行けば、市制100周年のH19年度には、財政は「赤信号」というのは、私が言っているのでなく、国の基準に照らして、松本市が出してきた中期財政見通しからの結果なのだ。


(続きは明日へ)

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 3月13日(木)

 「松本市の議会はトンでもない議会だ。」
   「命と健康のことをなんと考えているのか。」
 医師会の出した、医療費3割負担の実施延期を求める意見書採択を求める請願を否決

 夕方、真っ先にメールが入ってきた。
 私のホームページを見て、議会傍聴に来た人から聞いたといって、電話も入った。
 本当にそのとうりだ。
 ある人は、「昨年の県議会の不信任劇を彷彿させる事態。」とも感想を述べた。

 本会議では、15対22の結果、否決。

 賛成した議員は:

 犬飼明美、南山国彦、上條庄三郎、牛山輝雄、平林軍次、早川史郎、倉橋芳和、高山芳美、渡辺聰、田口悦久、池田国昭、柳沢貞夫、高野拓雄、小原仁、百瀬常雄

注1) 牛山氏は、委員会では反対したが、本会議では賛成。本人は「間違えて」とも語っていたが・・どちらを間違えたのか。実は、委員会と本会議での態度を変えてはいけないのだ。もし変えるならば退場という手段をとるのが普通であり、ルールだ。

注2) 平林軍次、早川史郎、渡辺聰、柳沢貞夫、百瀬常雄の5名は、紹介議員

 反対した議員:

 武井福夫、太田更三、草間錦也、上條徳治、近藤晴彦、白川延子、芦田勝弘、小林繁男、小岩井洋子、黒田輝彦、増田博志、赤羽正弘、下沢順一郎、大久保真一、神田視郷、塩原浩、上條洋幹、塩原英久、中田善雄、秋山泰則、田口敏子、高山政彦、

 (酒井正志議長は、採決に参加せず)

                           (以上敬称略)

 

   本日のドキュメント
 
9:30  事務局の判断では、僅差も考えられるので記名投票もありうるとの判断で準備中とのこと。

10:00 紹介議員5人の会議が開かれる。

   会議後
  ある紹介議員となった会派長は、「自然流でやるということだ。」と発言。
   紹介議員として、会派内で可決に向けての営みの意思なしの発言。
 紹介議員となった責任はどうなるのだ。それならばはじめから会派として紹介議員にならなければいいのだ。まさに医師会長さんに失礼である。

10:30ごろ  議会事務局と議長との話し合いは断続的におこなわれる。
私も改めて議長室に議長を訪ね、「どちらに転んでも、前代未聞の事態。」とはなす。

議長室で、議長、議会運営委員会正副委員長 での話し合い。

11:00  議会運営委員会 開催

 昼休み)

13:00 議会本会議開会

「会派の中では、委員長報告どおりにしようではないか。という結論になった。」との話が聞こてくる。  この会派では、もう可決に向かって努力する意思は認められず。

委員長報告、意見を経て、

14:50ごろ   請願第一号 15対22で否決。

     (賛成反対の数が均衡しているのも、議会始まって以来。)

 
   

実は、この件に関しては、今日まで言わなかった裏話がある。

医師会長さんが、実施延期を求める意見書の採択を求める請願にお見えになるというニュースが、議会第一週の休会中に入った。
私たちも、この意見書については、提出を考えていた。
ところが、翌日になって、今度は、取りやめになったというニュースが入った。

私は、こんな残念なことはないと思い、出してもらえるように直接、丹羽医師会長さんと電話であったがお話しをさせていただいた。
その際わかったことは、一旦取りやめた理由が、「日本共産党が紹介議員となっていた同趣旨の意見書採択が、昨年の12月議会で否決されている経過もあり、再度提出することが失礼にあたるといけない。」と思われてのことということがわかった。
「そんなことはありません。同じ議会でなければ、再度出すことはまったく差し支えない点、私たちも再度採択に向けての準備をすすめていたところなので、失礼などということはまったくない。」ことをお伝えし、それで改めての提出ということになったのだ。

そんな経過もあり、この請願はなんとしても可決したかった。
そうした経過の中で、ある議員から、「何で、医師会長さんをたきつけるような、そんなことをするのか。既に決まったことに対して、意見書をあげたとしても、責任がもてるのか。」という趣旨のことをいわれた。
実は、そのときからこれは難しい問題となることが予感できたが、8つの会派の内、政党の会派三つ(日本共産党、社民党、公明党)を除く、5つの会派の代表の(内3つは会派代表)サインがあったので、これで松本市も何とか今度は意見書採択が実現できると思ったのは偽りのないところであった。

 ところが、6日(金)の「否決」劇である、しかも7対2という結果であった。
6日の日誌では、報告しなかったが、実はそのときもお伝えしなかったことがあった。

「ある紹介議員の手柄になるようなことは、避けたかった。」と言う理由で反対した議員もいたというのである。
何を考えているのか。本当にこれでは、市民の声に応え、市民の付託に応える議会でなくなる。
 こんなことで、議会の結果が左右されるようなら、議会制民主主義でなくなるという危機感から、私はこの意見書は、何よりも命と健康を守るための意見書という点と同時に、民主主義を守るという道理が通らないようなことは許せないという立場で、議員団も確認し、各会派へ申し入れをし、このHPでも差し支えない範囲で、その経過もお知らせしてきた。

 今日の議会本会議にも、私のHPを見て、「逆転可決」の可能性もあるということで駆けつけた医療関係者も少なくなかったのは、そのためだ。
 それくらい、この問題は、切実な道理のある課題であったのだ。
それを否決した。しかも「ある別な理由」から、反対の態度を取ったなどということは、2重に許せないことだ。

 議会は、今日で、今期最後、恒例の「万歳」が予定され、私も議会運営委員会のメンバーとして、「万歳」の次第に賛成した経過があるので、「起立」だけはしたが、万歳をする気にはどうしてもなれなかった。
議会は、いろいろな立場の人たちの集まりであるから、意見のちがいから対立や論争があるところ。
結果として多数決で私の思いと違うことが決められることは当然のこと民主主であるが、今回のこの、誤りを糊塗したままのやり方は許せないものだった。

 夜の会費制の懇親会の席で、議場で私が立ち上がったが、万歳をしなかったのをチャンと見ていた部長がいたことがわかった。
その方には率直に自分の思いをお話した。

 私のHPが可決を妨げたと話しをした関係者もいたようだが、とんでもないこと。
今回、私はかなり配慮して、今度の議会にも臨んだ。
実を言うと、委員長質疑も考えた。なぜこれだけの紹介議員がいて、教育民生委員会に出席した会派の代表が否決するのか。どんな審議がされたのか。結論だけの委員長報告でなく、その経過、全過程を明らかにすることを求めたかった。(松本市では、委員会は同時開催なので、私は傍聴できなかった。)
会派で代表者が、賛同の意味で紹介議員になっているのに、どうゆう理由で反対するのか。その点を一番知りたかった。(もちろん、会派の紹介議員がいるから、「反対してはいけない」と言っているわけでない。意見は自由だ。でもそれならば、紹介議員になる際には、慎重に行うべきこと。医師会長さんは、議員個人でなく、会派を回られてお願いをしたはずである。)

しかし、その委員長質疑を辞めたのも、可決の障害となってはいけないと思ったからだ。
でもその配慮の必要は結果的になかったようだ。


 結局のところ、5人の会派代表が、「義理」を果たす形だけで、ことを済ませたが、市民生活に関しては責任を負わなかったということだ。

 さらに、続きは、後で書く機会があるでしょう。
今日は時間がないのでこのくらいで。

今日は、南山議員が議案に対する意見を述べた。 (詳細は あとで)


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 3月12日(水)

 議会最終日を前に議員団会議

 いろいろあった2月定例市議会。
 最終日に向けた準備のために、すべての常任、特別委員会での審議の結果について、月曜日(10日)に続いて検討した。
 提出議案に対する態度を明確にし、南山議員が議案に対する討論を行うことを確認した。
最大の課題のひとつであった予算の修正については、この間の調査結果を私のほうから報告、慎重に検討した結果、今回は見送ることにした。

 議員が予算修正を出すには、かなりの限界がある。
議会運営上、予算修正には、「減額修正できるが、増額修正は市長の予算の発案(編成)権を侵さない限度において可能」とされている。

 今回の予算では、市民会館建設事業、市政100周年にむけたアルプス公園整備とイベント事業をはじめ、庄内区画整理関連した複合施設、駅西口・自由通路建設、福祉イヤーと称して行われるイベントのあり方、など計画されている事業で、見直し・検討を必要とする予算付けはいくつもある。
同和行政は、減額されているが、本質的には問題の解決になっていない。
そして、市長は「松本市の財政運営は、今後も市民負担を増やすことなく、『健全財政』で推移する。」と白々しい答弁をして、介護保険料や医療費負担を増やし、さらに今後上下水道料金の値上げを表明、将来の負担増まで明らかにした。
 合併問題は、いよいよ本格的に合併推進課を「部」に昇格して進めようとしている。
などなど、あげればきりがないほど問題点が、この議会の本会議、委員会の審議の中で明らかになった。そんな中建設的な提案も行ってきた。
それらを踏まえ、全面的な、予算編成の修正が求められるが、今の地方自治と議会ルールの中では、それには限界がある。

 同和問題などに限って部分的に修正案を出したにしても、仮にその修正案が「可決」されれば、それ以外の予算には、反対できないという、矛盾にも陥ることになる。
正直、全面的な予算編成を行うことは、時間的にも、ルールからしても困難であることは、実際のところだ。
そのくらい地方自治体の首長の権限は重い。

 開会中の県議会では、提出された議案が、さらに県民の願い実現の方向で前向きな展開をしていると聞く。
首長の姿勢と職員の変化がそれを支えているとの報告だ。
 残念ながら、今の段階では松本市の政治と議会には、そうした変化は期待できない。

 なんとしても市政を変えなければならないと強く思う。

 それでも、医師会からの請願の「逆転可決」の可能性は、確定しているわけではないが、昨日も粘り強くその話し合いが進んでいる。
 明日、11時から議会運営委員会が行われるが、それまでに紹介議員の話し合いがさらに行われるとの話しも伝わってきた。最後まで私も力を尽くしたい。

 いずれにしても、今期最後の定例議会、いくつかのドラマがあって、議会での市民要望実現の可能性をあらためて経験できた。
総合的、総括的な報告は明日になるが、今日はとりとめのない日誌となった。

 午後は、16日(日)午後1時30分〜 井川城中公民館で行われる「県政・市政を語る会」のご案内に地域周りをした。

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 3月11日(火)

 イラク攻撃反対 全国いっせいの日本共産党の宣伝行動  (全国で7800箇所)

 朝、7時30分から松本駅前で、日本共産党全国いっせいのイラク攻撃反対の街頭宣伝。
藤沢のり子県議は、7時50分までマイクを握ったあと、8時発のバスで県議会に向かったあと、南山議員・池田でリレーして音を出し、赤旗の号外を配った。
(12日付赤旗新聞によれば、全国で7800箇所で大行動が行われたことを報じている。)
 今開会中の2月議会でも、イラク攻撃反対の意見書提出を求める陳情が出たが、なんと倉橋議員の報告によると、12月議会に出しているから、今回は出さないということに総務委員会で、なってしまったようだ。
 12月議会では、日本政府に対して平和的解決を求めるという趣旨のものだったが、日本政府が平和的解決でなく、イラク攻撃を認めるアメリカの「新たな決議」に賛同し、他国に説得にまわっているこのときこそ、12月の議会で政府に提出した意見書の中身をさらに松本市の議会としても、事態が緊迫している中で市民の声として改めて提出する意義を認められないのであろうか。
 ただ出せばそれで済みということではないはずだ。なんとしても攻撃反対の声を、憲法9条を持つ国として、世界にあらゆる機会を生かして発信すべきときだ。

 第九条【戦争放棄、軍備及び交戦権の否認】
1 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

 前文にも「われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。」と記されている。

 さてもう一つの意見書、松本医師会からの「被用者保険3割自己負担の実施延期について」意見書を求める請願のその後について。

 今日も、一日議会があったが、各会派では、いろいろな話し合いが行われていた。
 私は、あらためて日本共産党の会派代表として、紹介議員となっている5会派を訪れて決議にむけて、可決にむけての協力をお願いし、議員提案で意見書を出す際には、共同提案者に参加する意思があることもお伝えした。
 議長にもお話しできる時間があったので、各会派を回っていることなどこの間の取り組みと、全国の医師会をはじめとした四師会の動き、医師会長さんの思いもお話しさせてもらった。
 どうなることか。結果は、あと1日にかかっている。
明日も私たち議員団は、朝から議員団会議をおこない、最終日の対策を確認する予定です。

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 3月10日(月)

 「またそろそろ、共産党に戻る時期かなと思う。」

 午前中は、議員団会議
 午後は、夕方開かれる県政・市政懇談会のお誘いを支部の皆さんと行った。

 夜7時からの懇談会。
 最初に藤沢のり子県議のお話し。
この間何度も藤沢県議の報告を聞く機会があったが、毎回新しい県政の展開が報告されるそれが特徴である。
 現在開かれている県議会でのリアルな話しがそれこそ毎日変化するからだ。
一つは、同和行政
県議会本会議で、社県連の議員の質問に対して、知事が解同などへの団体補助金の廃止を1年繰り上げて行うことを表明したことは以前ここに書いたが、その後の一般質問で、社県連の議員の質問の機会があったのに、この問題に触れた質問がなかったようだ。
そしてそれに関連して、知事が記者会見の席での、知事の次の発言が紹介された。
「部落解放同盟を助けずして、社県連はどこへ行く」

 同和行政といえば当時の社会党(社民党)は、それこそ「解同の代弁者」として松本市でも、議会の中では、私たちが同和行政の終結を言えば、社会党が市長に「同和行政の継続の必要性を答弁」させることの繰り返しだった。

 もう一つは、この間の税金の使い方の変化だ。
多額の県の借金 総額1兆6500億円、1日の利息が1億3000万円になる中で、財政再建を進めながら、その中で、福祉関連の予算は、300億円増やしてきているという。
「300億円というこれだけの予算を福祉に振り向けるためにどれだけ県民の運動が必要だったか。過去の県政では、ダムの建設には、簡単に平気で『400億円』をつけることが決まってきた。」
本当にその通りだ。
予算は、「市政の顔」といわれる。
私は、予算は首長の顔も含めた首、「首長の首」という気がする。
どうゆう顔つきをしているかの前に、どこを向いているのか。ここが前提と思うからだ。

 石坂団長が代表質問で、ADHD(注意欠陥他動性)児などへの教員の加配について要望する質問をしたところ、教育長職務代理が、ADHD児のいる学校現場を実際に見に行き、教室からとびだしてしまったADHD児を先生が追いかけていき、校庭の木にのぼってしまったその子を木の下でじっと待っている先生の姿を目にして、これは何とかしなければと検討して、新年度から「支援加配」の先生を配置することにしたと言う答弁があったことの紹介は、感動もの。
 地方政治はこうでなければ、と思わず松本市政とダブらせて聞いてしまった。

 懇談会の席で、懐かしい方の発言があった。
「またそろそろ、共産党に戻る時期かなと思う。」という発言だった。
 きょうの懇談会の会場は、私がはじめて日本共産党の専従活動家になったときに、つとめた事務所の北隣の公民館。
 そのときからのお付き合いの方だが、その頃は「俺も共産党をしっかりやっていた。」ということだ。
 「今共産党は、ただ反対でなく、解決を提案することが必要だ。」といわれたあとの「戻る時期」発言だった。
 以前も別な方で、同じような経験がある。それは、新進党が発足したときだ。
「俺も今までそれこそ、共産党と一緒に歩んできたが、今までのことを見直さなければ。」という発言だった。
 そしてその方は、今また日本共産党を支持してくださっているが、新政党、新進党などいろいろな政党が生まれては消え、今、野党は民主党である。小泉首相が登場したときの支持率の高さは、異常であったが、その時点での期待度の高さに変わりはない。
 今日の方も、同じように時間の経過の中で、日本共産党の支持に改めてなってくれているということの変化は、とてもうれしかった。

 反対だけでなく、改革の提案が出来る政党になること。地方の議会でも求められている。

 明日は、市民会館建設特別委員会が午後からある。

 朝は、駅前でイラク攻撃反対の日本共産党の全国いっせいの宣伝行動だ。
 イラク問題は、これだけ反対運動がおきているのに、日本政府の取る態度、そして、こう攻撃はやむ終えないと報道するマスコミの異常さぶり。さらに運動を強めなければと思う。

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 3月9日(日)

 公明党の「赤いビラ」の出所元、中信総支部の連絡先は・・・。

 「公明党 中信総支部ニュース」となっているこのビラ、公明党の長野県本部に確認したところ、中信総支部の代表者は、市会議員の黒田輝彦氏(松本市原448-4 電話46-1042)であることがわかった。

 この種のビラが、長野市でも、「公明党 北信総支部ニュース」という出所名で出されている。
 昨日の日誌でも明らかにしたが、今2月議会で公明党を代表して一般質問をしたのが、黒田輝彦氏である。
 このビラには、自民党の西野あきら議員が去る2月6日衆議院予算委員会で発言した事実無根のくだりをそのまま掲載している。
 塩尻市では、この自民党の民医連攻撃の自民党機関誌「自由民主」の改ざんコピーと見られるビラも配られている。
 勝手に自民党機関誌「自由民主」のコピーを配る行為は、「自民党が知らない」中で行われているのが、全国の例である。
  赤旗の記事は、こちらをクリック


 目的のためには、手段を選ばないこのやり方に断固抗議する。
以前の国政選挙では、日本共産党をひぼう中傷する出所不明の謀略ビラが配られたが、出所元は、責任者(団体)の氏名と電話番号くらい書くのは、論戦に責任を負うつもりがあるのなら、当然の初歩の常識である。

さて、7日(金)で行われた建設委員会でのこと。
 今発行され、各家庭に届けられている「合併だよりNo3」のP4 に 19 松本・四賀直結道路建設
の部分に、どうやら事実と違う誇張があることが判明。
 国道143号線は、「冬期間、所々で凍結し、しかも急坂であるため、交通事故が後を絶たない状況で、」という部分だ。
 どこの道でも、安全に通行できるように道路整備を行わなければならないことは当然だが、「トンネル」の必要性を「強調する」がために、事実を誇張する情報提供は、いかがなものか。
 委員会では、私の質問、「『交通事故が後を絶たない状況』という表現は、事実との関係でどうか」と質したところ、「『後を絶たない状況』という状況ではない」と一旦答弁が確認されましたが、休憩後、「人身事故は、2件のみである。」と訂正されました。
 実際、警察の交通事故(人身)発生状況調査によっても、国道143号線の豊科地籍での発生件数は、11月から翌年の3月までの冬期間、H12年度、13年度、14年度いずれも一件である。

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 3月8日(土)

 公明党が、民医連と日本共産党の悪口だけを書いた「赤いビラ」をまいた。

 昨日の夜から朝にかけ、公明党が京都や川崎でおきた医療事故・事件を使って、全日本民主医療連合会(民医連)の病院と日本共産党の悪口だけを書いたビラを集合住宅を中心に松本市内全市的に配布した。

 このビラ、赤い色紙に黒字で印刷されたもので、もう1面には、拉致問題を利用した日本共産党攻撃のものだ。
既に全国各地では、この間の中間選挙では同様のビラが配布され、いっせい地方選挙を前に、全国的に行われているもので、予想した通り、土日にかけての配布である。
中身を見て、急きょ、一晩かけて反論チラシ(ここをクリック  PDFを作成した。


堂々と論戦で行うべきところを、論戦では負けてしまうので、ビラにして一方的に配るやり方は許せない。
何よりも、拉致問題を含めて人命にかかわる問題を他党攻撃の材料にするやり方は実に公明党らしい。

それにしてもコソコソしたやり方だ。
なぜこんなことを言うかと言うと、塩尻市の議会では、公明党の市会議員がこの中身を実名入りで、議会の場でやったようだ。
もちろん議会の席ならば許されるというものでないことは当然だが、松本市でも、この2月議会で公明党が、不在者投票についてと称して「質問」したが、一般論の範囲でしか言えず、選挙管理員会から「何の不正もない」という答弁しか返ってこなかった経過があるからだ。

意気地のない話しだ。

 事実に基づき、問題があるのなら、正々堂々と公の場でやればいい。
 ビラの中に書いてある市田書記局長の記者会見の部分については、意識的に肝心の部分を落として書いている。

 しばらく仮眠を取って、再度チラシの作業をしていた9日朝方、早朝他の地域でも入ったという電話が来た。

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3月7日(金)

 医師会請願否決問題
事態の重大さに気がついた議員が、対策「ささやき」と「打ち合わせ」

 マスコミに報道がなかったのは、教育民生委員会をマスコミ関係者は誰も傍聴せず、取材していなかったせいだ。
一日たって、会派の代表者が昨日の事態に対する「ささやき」と「話し合い」をしている姿が目立った。

 ある会派代表は、「会派の代表の言うことを聞いてくれない。もともと会派じゃないということの証明となった。」とこぼした。
 南山議員からさらに詳しく聞くと、賛成した小原議員は
「(南山議員以外、誰も賛成しないと言うことになれば、)これだけ紹介議員がいる中で問題になる。だから自分が代表して賛成する。」といって起立したようだ。

 昨日もお伝えしたとおり、紹介議員の5名は、いずれも、会派代表または、いわゆるナンバー2といわれる人たち。
例えばグリーン21は、増田議員は委員長なので代わりの人が紹介議員となったのだ。 「これだけのいわゆる保守系の会派全部の紹介議員から賛同を得た請願が、委員会で否決された例は、自分は20年間議員をやってきたが、前代未聞」これもある先輩議員の話。

この事態は、2重に重大問題。

 何よりも各会派を代表して紹介議員になった議員は、直接医師会長さんから会派控え室を訪問を受けての承諾であったもの。そうした経過の中で、

 第一に、会派で言えば、ひとつとして「紹介議員になった会派としての責任」を負ったところはなかった点だ。
 中には、「賛成しなくてもいいよ」といわれたという議員もいたようだ。

 2つ目に、そうした経過を仮に不問にしたとしても、医師会をはじめとしての市民の声を聞かない、代表できないという点だ。
反対した議員の中には、「12月の議会で採択されていたものと思っていたから、反対した。」といったが、12月には賛成少数で否決されていたのだ。仮に忘れていたとしたらそれ自身も重大だが、委員会の席で確認するくらいの営みが必要である。
 なぜ、松本市の医師会が、すでに法律もでき、4月1日実施直前になって凍結を言っているのか。そのことの重大性すらわからないとすれば、本当に有権者から離れているとしか言いようがない。

 医師会長さんからの請願の中身は、ここをクリック

 私たち日本共産党議員団は、3日に控え室で医師会長さんの訪問をお待ちしていたが、どうやら昼休みの時間帯だけで、時間不足でお行き会いできなかった。
 私たちは、議員団としても3割負担凍結問題は、すでに赤旗紙上でも報道され、請願がなければ、議員提案を準備していたこともあり、また事前に医師会長さんには、私のほうから賛意は表明してあった。

 私も、今になれば正直ぬかったと思う。これだけの紹介議員がある中で、まさか否決されるとは思わなかったという経験からだった。
 後は、最終日の本会議採決で、この事態を糊塗する形で、否決させてしまうのか、それとも、議会としても、議員としても反省をこめ、誤りにきずいたならばそれを正す勇気を持てるかということだ。

 私は、最近思うのだが、対決姿勢ばかり強調しても正義は貫けない場面があることをつくづく感じることが多い。
そうした意味で、以上書いてきたことは、同僚議員を批判する立場でなく、市民の皆さんには、真実を知っていただき、そして議会としては自浄作用を働かし、誤りを正すことに勇気を持つことの必要性を思うからだ。

 議会は、政党・会派政治だ。よって意見の違うことは対立して論争しあう場面も多いが、お互いにまずいことときずいた場合には、政治的には違う立場にいる関係でも、お互いにただしあう道理にたった営みが、必要と思う。
 それは何よりも、今の医療や福祉を守る、小泉内閣の痛みの押し付けの政治から市民のくらし、国民のくらしを守るには、この時点でも他の会派の議員とも協力共同の関係を築くこと。道理ある点での一致は、今後の政策的な活動での前進にとっても欠くことのできないことと思えるからだ。
 そして、この教訓は、この4年間の市民会館の運動の中からも学んだことである。
 理由もなくただ、「共産党の議員は落とさなければならない」といって歩く公明党は別として、
道理がわかる保守系の議員さんとは、その関係を大切にしたいと思う。

 今日は、本会議に参加していた部長さんや、私のHPを見た職員からは、「すでに外国へ行って、委員会には来ないのかと思った。」とか、「パスポートの準備はできましたか」など、声をかけられた。
 「今日は日曜版を届けてくれないのかと心配した。という話をしていたところです。」という冗談も出た。

 実は、毎週金曜日は、市役所内の赤旗日曜版の配達をしている。
建設委員会の修了が遅かったので、配達が4時過ぎになったからだ。

 2度にわたって、市長が本会議場で、重大な暴言を吐いたことに対し、議事進行こそかけなかったが、私は、自席から、取り消しを強く求めた。でも市長は取り消さなかった。
 「もっと抗議しても良かったのでは」という、感想も寄せらたが、過去の私ならば、議事進行をかけて市長に撤回を求めたであろうが、おそらく市長は「本音を述べただけ」で、「取り消す意思なし」と答弁するだけであろう。
今回は、事態の重大性を知ってもらえる事で十分だとおもう。
 ある友人は、「市長はすでに末期症状。1度や2度ではないし、正面から採りあうことはないだろう。」といっていたが、私も今回はそのように思った。
 でも、市民の皆さんの思いからすると、この事態を放置してはならない。それは民主主義からして、池田個人の問題ではないからだ。機会を見て取り上げるつもりである。

 今は、何とか13日の議会で、多数決逆転裁決の結果をどうしても出したい。
改めて、市民の皆さんからも、関係議員に働きかけていただくことを心からお願い致します。
  
今日は大雪のため、渋滞と安全のことを考え、駅前での街頭宣伝は、失礼してしまった。

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 3月6日(木)

 松本医師会から出された「被用者保険3割自己負担の実施延期にについて」の請願を否決
  「市民生活の苦しさがわからないようでは、議員の資格はない。情けない限りだ。」

 夕方、南山議員から携帯電話。
「(教育民生委員会が)否決した。賛成したのは2人だけ。」という内容だった。
「一瞬耳を疑う」という表現があるが、まさにその通り。

 この請願は、既に日誌でもお伝えしたように、松本医師会の会長である丹羽康平先生が直接議会を訪れ、提出したもので、長野県議会では全会一致をはじめ、多くの県議会市議会で採択されているものです。

 このニュース、早速関係者にメールで送ったところ、すぐに返事。
「医師会の請願否決のニュースに唖然。市長も市長だが、議会もか。松本市の議会はおかしい。」(この人は、昨日の私の質疑のインターネット中継を見ていたようだ。)
「市民生活の苦しさがわからないようでは、議員の資格はない。情けない限りだ」

 南山議員からの話しをまとめると、

 賛成議員・・南山国彦、小原仁
 反対議員・・黒田輝彦、小岩井洋子、田口敏子、牛山輝雄、下沢順一郎、武井福夫、上條徳治
注)増田博志委員長は、採決には参加せず。

 審議の中では、
  発言者名は伏せるが、反対者の意見は、以下の通り。

「3割負担しないと国が絶対に破綻する。3割負担にしなければいけないからこの請願、願意は当てはまらない。」
「わたしは3割は覚悟している。何とかやっていける。社員からも何も言われていないし反対とはいわない。」
「国会で通ってきているこの時期に出してくるのはちょっとどうかと思う。」
「何でも見てくれではいけない。負担は必要。」 
「今決めなくてしばらく様子を見たらということで、継続で。」 

 南山国彦議員は、

「(3割負担しないと国が絶対に破綻する。)それは逆で、3割負担にしたら皆保険制度がだめになる。全国で四師会が反対し、各自治体でも、続々採択されている。本来国がもっと負担すること。国の負担分をもとに戻す事が基本。国民に負担を押し付けてはいけない。
医師会はじめ4団体がなぜ請願したか。このままいったら命が守られない。与党を支持してきた人たちが声をあげたことは大変なこと。市民の声、この状況を議員として理解すべきだ。」

 と反論したが、多数決で否決したようだ。

「こんな判断しか出来ない議員、議会に憤慨」と南山議員は語っていた。

 本当に何を何を考えているのか。
この請願は、5つ会派からは、紹介議員がそれぞれ各1名(内3名は会派代表)、名前を連ねて議会に提案され、私たち日本共産党の議員団も賛意を表明していたものです。
(松本市には、無所属を含めて、8つの会派があります。)

 会派については、ここをクリック
 

 本会議での採択は、13日の最終日です。「逆転」の可能性も残されています。(委員会の結果は否決でも、議会本会議では、再度全員の採決が行われます。)
反対の先頭にたっている公明党はともかく、他の議員は本当に何を考えているのか。
 これからでも、遅くありません。議員に皆さんの声を集中してください。
  
議員名簿は、ここをクリック
                           (詳細は後ほど)

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 3月5日(水)

 「池田さんのように、国を信用できない人は、日本から出て行ってもらって」と2度にわたる暴言、でも私は松本市を出て行くわけには行かない。
  
 午後2時半から、H15年度予算案に関して質疑を行いました。
国の基準に照らして、赤信号になる財政運営をしていても、健全を繰り返す松本市長。
松本市が発表した数値と実際の姿に基づいて、グラフを示し、質疑したが、
「不安ばかりをあおっている。松本がつぶれるときは、日本全国がつぶれる。(赤信号と言うが)全国の都市のランクでは上位にいる。もっと悪いところがある。借金をした分は必ず地方交付税で来る。日本国を信用しないのなら、どこか他の国へ行って住めばよい。」
と2度にわたって市長が発言、私はその発言撤回を求めたが、市長は応じませんでした。

(今日は、時間がないのですいません。)

質疑に使ったグラフとコメントはこちらをクリックしてください。

公債費負担比率  経常収支比率   起債制限比率

尚、一番下ですが、(まだ見れない場合がありますが、現在市役所で修正中です。)
松本市の公式HPから、質疑の中継が発信されています。クリックしてください。

明日は、建設委員会です。

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 3月4日(火)

 本会議終了後、直ちに明日の質疑の準備に

 議会本会議2日目、倉橋、犬飼両議員が日本共産党を代表して質問した。
 ハイライト部分をお知らせします。

市長答弁は、

同和行政:
「差別事象があとをたたない、「条例」があるということで、今後も続ける。
補助金を直ちに打ち切ることは避けるべきだ。H16年以降は、審議会の意見を聞く中で検討したい。」(田中知事が、その審議会の会長(社県連議員)が継続を求める質問に答えて、期限を決めて終結宣言したのとは、大違いだ。)
その点に対しては、「知事の判断に、関係団体がどれだけ落胆しているか。私は評価(ちょっと聞き間違いがあるかもしれない。)できない。」と答弁。

助役は

山形村への議員宅訪問問題:
山形村の議員宅を訪問したことに関連して、日本共産党の2人の議員を除いた点を、「後日訪れるつもりだったが、報道で激しく怒っているのを知り取りやめた。」と答弁したが、
まったく白々しい限り、2月11日の時点で、初めから「共産党は除いて」と言いながら他の議員宅を訪問していたのだ。

介護保険:
介護保険料の減免を、一般会計からの補てんでという提案には、
「国が、一般会計からの補てんは適当でないと言っているので、考えていない。」

保育料の軽減策:
長野市をはじめ、岡谷、須坂、小諸、伊那、中野の6市が、2人目の軽減を、すべての所得階層を通じて第2子の保育料を半額にする方式を採用しているが、  に対しては、
「3億4000万円の保育料軽減をしているので、」と答えるのみ。
財源がないことを理由にした。

障害者の窓口無料制度の廃止に関して:
福祉制度の後退ではないか。の質問に
「後退と言うことだが、検討委員会は広い層のメンバーの提言であったので、尊重すべきもの。後退と見える部分もあるかもしれないが、」と部長答弁。

以上、断片的ですいません。詳しくは後ほど。

 明朝の新聞配達を事務所の勤務員に交代してもらえるように無理を言ってお願いした。(大きく感謝)
現在も、質疑に向け準備中。
 グラフを作成中です。
質疑は、5日(水)午後3時頃からの予定です。(進行状況で、早まることもあります。)
インターネットでも配信されます。

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 3月3日(月)

 黙過できない重大問題
 「山形(の議員宅)へ助役が回ったことは、決して自治権侵害でもなんでもない。大いに評価している。」 市長が答弁

 今日からはじまった、2月定例市議会本会議一般質問、市長は、助役はじめ松本市の幹部が、山形村の議員宅を戸別訪問したことに、何の問題があるのかと居直り答弁をしました。
 以下その部分(要約)を紹介します。

 「山形(の議員宅)へ助役が回ったことは、正直申し上げて、私は出張していましたが、すべて助役と相談している暇がなく、助役と担当部の判断で行きまして、この行動は決して自治権侵害でもなんでもない。大いに評価している。
いま、大きな違いはあるが、アメリカの参戦、それを阻止しようとするフランスその他の国の行動、あの根回しあれは、他国への侵害でしょうか。
そんなことを言う人は一人もいない。
そんなことで動じるような議員がいるとすれば、私は議員を見くびることになる。
助役が行って誤解のある点は解き、それを参考にしそれを自分たちで切磋する。われわれと違う考え方が風聞しているから、これを是正に行っただけ。
しかも(私は合併しろと)言ってきてもいいと思ったのですが、合併しろとは一言も言ってこなかった。私は言ったってどうこうないと思う、どうこうないと思うが、一助役が行き、仮に市長が行ったって、(山形村の議員は)同ずるような議員ではないと思う。
アメリカがあれだけの強力な国で、財力、武力があるといっても国は国で安保の関係で国連などで行動をとるそのときに、国益でとるとらないはそのときですから、アメリカが来た、日本が来た何が来た、他の国へ(話しに)行ったというのと同じわけですから、そのときに国の侵害と言う人は一人もいない。
ですから地方自治のところで、助役が行って、言ったからといって、自由だと思う。正しい情報の提供に助役が行ったことには、その労を多としたい。」

  逆のケースを考えた場合、市長はなんというのだろうか。
 村では、村長も議員の大半も合併でなく自立の道を選択しつつあると聞く。
市長は、日ごろからよく「議会と理事者は車の両輪」と言うが、別の自治体の長が、この一方の車輪に工作に来たら、それでも市長はそれは自由だと言うのか。
村のことは村で決める。干渉はしないで欲しい。これが山形村民の皆さんの声である。
これを自治権の侵害と捕らえられないとすれば、地方自治体の長としての資格にも関わる政治感覚である。

 イラクへの軍事攻撃反対のために、国連という舞台での意思決定に際して、国の代表者の間で意見交換、話し合いが行われるのは、当たり前のことである。
 この例を引き合いに出し、自らの行為を合理化しようとするところにも、国際問題と内政干渉の関係や自治権の侵害ということの意味が何もわかっていないことをそのまま証明することになっている。
 「大きな違いはあるが、」と市長は断わっているが、大違いである。(もっとも市長は、国際問題と地方の問題というくらいの比較で、「大きな違い」と言っているのに過ぎないのだが、・・・)
 いわば松本市の主催で、山形村の議員を対象に、日本共産党の2人を除いて、山形村で「説明会」を行ったと同じこの行為、ある国の首相が、別の国にいって、その国の国会議員を対象に工作をしたら、これを内政干渉といわないでなんというのか。

 実は「見くびって、」説明に行けば何とかなると思ったのが、その真相ではないか。
ならば、なぜ日本共産党の2人の議員宅への訪問をはじめから除外したのか。

 いずれにしても、村の代表である村長に対しても、議員に対しても不快な行為であったことは事実であるのに、そのことさえも認めようとしないこの態度。

 殴っておいて、誰も痛いと思ってはいないと思う。そう思うことは相手を見くびる事になる。だからこの行為は暴力ではない。
と言っているのと同じではないか。

 ここまで言う事はHP上でなくとも、許されるであろう。それくらいこの問題は重要で黙過できないことだ。

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 3月2日(日)

 熱気あふれる「患者さんの負担増反対総決起大会」
         政府は国民の命を犠牲にするな

 先日の日誌でもお知らせしたように、長野市の「メルパルクNAGANO」ホールで、長野県レベルで、四師会(医師会、歯科医師会、薬剤師会、看護協会)共同主催の集会がおこなわれた。
 全国では、四師会が共同しての街頭での宣伝はあったが、このように集会を開いたいのは、長野県が全国初めてのようである。

松本協立病院の看護部長の妻も、看護協会松本支部長として集会に参加してきた。
帰ってきてからの報告を簡単にお伝えすると・・

 午後2時から、長野県医師会常務理事 土屋隆氏の司会で始まったこの集会。すでに会場いっぱいの約900名の参加。
開会宣言した長野県歯科医師会副会長 宮沢豊氏は、「命を犠牲にした経済優先の政策を行動をともに起こして政府を動かそう。」と訴えた。
 
 最初に来賓挨拶した村井仁衆議院議員が「皆さんの言うことはわかるが、私は自民党だから、反対できない。医療制度の将来を考えての結論である。」と発言し、都合で会場を「逃げるように」退席した模様。

 その後、挨拶した全国医師会長の坪井氏は、「会場を後にした議員がいるが、(医療制度の改革をめぐっては、)診療報酬の2.7%の引き下げで医療機関がその負担をのんだ。そうすれば患者負担は引き上げないということだった。強行採決して患者負担値上げ法案を作っておいて、いまさらよくいえたものだ。」と斬って捨てる発言。
 大会実行委員長の中澤馨長野県医師会長、続いて挨拶にたった一志忠廣歯科医師会長もほぼ同じ趣旨の発言、「早々とお帰りになった議員さんもいたが、与党の中には政策論議はないのか。国民を愚弄している。戦前はお金がないことで、医療が受けられない状況であったが、今まさに3割負担の導入は、戦前の状況になる。」と発言、「こんなことで、いっせい地方選がたたかえるのか。」ということまで言及されたという。

その他の主催者を代表した決意表明に続いて
来賓挨拶の中で、市長会を代表して挨拶に立った有賀市長は、
「こうした集会は、もはや時間切れのような気がする。早めにやればよかった。苦労して国民皆保険にした日本の制度はすばらしい。医療関係者の功績である。ぜひとも参加者の意思を貫徹する方向で、運動の主旨が永田町に届くように頑張ってほしい。」と言う意味の発言のみ。結局何を言いたいのだ。と言う声がでた。
有賀市長は議会でも、いつも、国政問題では都合の悪いことは自分の考え方を述べないことが多いが、今回もそうだったようだ。

集会名で採択された決議は以下の通りです。

決議

本大会は、主催団体の決意表明をもとに、参加者全員の総意として、次のとおり決議する。

1、 被用者保険3割自己負担の実施凍結

1、 高齢者の自己負担軽減

    平成15年3月2日
        
          患者さんの負担増反対総決起大会

 終わったあとのデモ行進では、シュプレッヒコールなどしたことのない参加者が多く、ましてや「・・・反対!」コールも初めてらしく、気持ちがこもりすぎ、長野駅前までのわずかの距離であるのに、声をからしていた参加者が多かったようだ。

自民党の強力な支持基盤である四師会が、文字通り「自民党に反旗を翻す」今までには考えられなかった事態だ。それほど小泉改革の正体が誰の目にも明らかになったと言うこと。確実に世の中は動いている。

明日からは、議会一般質問がおこなわれる本会議が開催される。
お昼休みには、松本市の丹羽医師会長さんが、凍結・延期を求める国に対する意見書採択の請願を持って松本市議会を訪れることになっている。

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 月1日(土)

 3・20日本共産党演説会(県松本文化会館)成功に向けて

 夜の藤沢のり子事務所での打ち合わせで、あらためて3月20日(木)よる7時から開催する 県松本文化会館での演説会の成功に向けて意思統一を行った。
 筆坂秀世 参議院議員、日本共産党政策委員長、藤沢のり子県会議員を弁士に行われるこの演説会は、選挙前最大の取り組みにしなければなりません。
 どなたでも参加できる演説会です。多くの皆さんのご参加をお待ちしております。

筆坂秀世 参議院議員、日本共産党政策委員長のホームページは以下をご覧下さい。

 http://www.asahi-net.or.jp/~mf2j-snhr/

 ところで、公明党が、夜、松本市で行われた時局講演会の席で、民医連攻撃と日本共産党へのひぼう・中傷を行った。
 弁士の漆原良夫衆院議員が、自民党衆院議員が国会で、全日本民主医療機関連合会(民医連)加盟病院の医療事故を利用して、民医連への不当な攻撃を中身とする自由新報の記事を使ってのもので、今、選挙を前に、公明党・創価学会は、拉致問題に加え、「医療事故」「事件」を利用した民医連攻撃を行い、あわせて日本共産党へも攻撃を行っている。(詳細は後ほど)

 詳しいことは、以下をご覧下さい。
 http://www.min-iren.gr.jp/search/01profile/voice/2003/0207.html

 http://www.min-iren.gr.jp/search/01profile/voice/2002/1226.html

 この間の活動報告では、「日本共産党の議員は、落とさなければ」といって、公明党への支持の訴えではなく、共産党落しの活動を執拗に訪問して行っているようだ。
 公明党は、政策論争ではなく、事実に基づかない誹謗中傷攻撃になってきている。前回の4年前には、実際に私たちの街頭演説を妨害するまでになっていたが、今度のいっせい地方選挙では、それがますますエスカレートしてきている。
 民主主義の社会でのこのルール違反は、断じて許せない。

(戻るクリックを付け、少しHPを修正しました。2月の日誌もご覧下さい。)


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2月の日誌に続く