2025.6.22.  

 まいどこんばんは。最近の「ぶどう通信」の中で園主様がドレイドレイと言っているのを面白がってくれる人が何人かいますので今回もドレイを登場させます。


 月曜日の朝に巨峰の2回目ジベレリン処理の予定でしたが予報によると月曜日は雨。そこで急遽ドレイ夫婦を呼び出して朝6時からジベ処理スタート。粒の直径が9-10mmになってところです。目的はズバリ粒の肥大。

 ジベ液が雫のまま乾いてサビ果になってはいけないのでホーキで軽く雫を払います。これでok。

 朝9時にSeven's葡萄園に移動。集中力を100%に高めてひとりピオーネの摘粒作業に没入してきました。
   高妻。摘粒前(左)と摘粒後(右)。軸長7cmの中に30粒を配置します。

   
   ハサミで切った跡がこうして残ります(左)。食べたぶどうの軸をよく見てみてください。こういう切り跡がたくさんついているはずです。ぶどう屋さんが手間をかけている証です。双子粒(右)。ピオーネにはけっこういろんな形の粒がついていたりします。ハート型粒とかトンガリ粒とかカボチャ粒とか。

   
   シャインマスカット。週末位に2回目ジベ処理を予定しています。摘粒作業はそのあとにしますが、まずは軸長を固めます。10cm位あるところ(左)を上下切り落として8cmほどの長さに揃えます(右)。出来上がりを左右する作業なのでけっこう気を使います。

   
   優美な粒の形はシャインマスカット(左)。ジベレリン錠剤に添加するものとしてフルメット液剤というものがあるのですが、シャインマスカットというぶどうはその調合具合によって姿形や食味、甘さや皮の渋さに微妙な違いが出てきます。プロの人はこの写真の粒はフルメット●ppmかわかります。自分も何年もやってみて最後この形に行きつきそうです。ブラックビート(右)。2回目のジベ処理をしない数種類のぶどうのうちのひとつ。摘粒完璧。消毒後、袋かけ1番乗りなるか。

   
   (左) 雄宝。とりあえず軸長を5cm程度に切りつめました。摘粒作業はこれから。ナガノパープル(右)。出来上がりからは想像もつかないゴツゴツさ。週末に2回目ジベ処理予定。摘粒を見直して袋かけです。

 明日から1デラの摘粒作業に入る予定なんですがどうやら梅雨が戻って雨の気配...。どうしよ.....。