2025.3.9. 

 まいどこんばんは。3月3.4.5日に日本のタクラマカン砂漠の松本盆地に降雪がありました。10センチほどでしたが。沢の水はほぼ枯れ、地面は土埃リ状態だったところに恵みの雪でした。

 
   (左) O氏邸の山羊くん。先日、双子の赤ちゃんが産まれました(マウスポインタを上に)。ご近所の保育園の園児たちの人気者になることでしょう。
 (右) 巨峰。芽が少しずつ膨らんできたようです。 (3月9日)

 
   3月のぶどう作業は土木系が多いです。こちらクイーンルージュ。棚面の下20センチのところに真っすぐに2番線を張っています。2番線がグラグラしないように1番線と繋げてあげます。早生巨峰紫玉を20本を思い切って伐採しました。空がスッカスカです。 (3月7日)

 
   (左) 枝を2番線に固定。  (右) 期待の星、クイーンルージュ。今年は2,000房想定です。

   
   こちら第3デラウェア園(3月8日)。 雪がほとんど融けました。 樹皮削り開始。浮いている樹皮を鎌でガリガリ。細い所はイボ付き軍手でゴシゴシ。陰に隠れている害虫を発見することもあります。これから先殺虫剤もきれいにかかるように。

   
   Rainbowぶどう園の翠峰(3月9日)。 木が水を吸い上げる直前の時期(つまりちょうど今!)、発芽促進のために芽の先の部分に小さい切り込みを入れます。例えば長い枝があって芽が10個ついているとします。ぶどうの木の性質として先端の3-4芽は発芽しやすいですが基部の芽は発芽しにくいというのがあります。傷を入れて水の流れをこの位置で微妙にストップさせてここが先端部分だと勘違いさせて(?)この位置の芽を確実に発芽させることが狙いです。ぶどう業界ではこの時期の定番の技となりました。