2024.9.1. 
 
 まいどこんにちは。デラウェアの収穫が終わってただ今大粒種ぶどうの収穫準備に入っています。それにしてもあの台風10号ってのは一体何だ!?。ノロノロとあっちこっち動きまくって。ダラダラと毎日のように雨が降ったので、思った通り、ぶどうの裂果がところどころ見られるようになってしまいました。開花期の高温、8月の高温乾燥。その後一転して連続降雨。今年の大粒種ぶどうの作柄、去年ほど良好ではないことが確定しそうです。
 
   
  (左) 巨峰。着色いまひとつ。また全体的に小ぶりです。房型が軽め。2キロ箱に4房では2キロにならないと思います。4キロ箱にするには10房入れないといけない.......。
(右) 早生巨峰「紫玉」。今年こいつはさっぱりダメ。開花期に蕾(ツボミ)がパラパラと落ちてしまったので粒が極端に少ない。今年の巨峰はハズレ年です。

   
  (左) ナガノパープル。カラスに150房ほど喰われてしまって残りは250。レインボーセットに直行です。
(右) 黄華。なかなかいいです。シャイン並の光沢と翠峰並のボリューム感。実は今年あるご依頼主様から誰もが知っている超有名芸能人へのぶどう詰め合わせのオーダーがあるのですが、その中にこのぶどうを入れる予定です。

   
  (左) どうだお見事!。これがなかがわ葡萄園のシャインマスカット。
(右) カラスに襲撃されたシャイン。痛んだ粒を取り除いてもう一度袋をかけ直しましたがやっぱりどうもダメそうです。こんなのが400房以上。痛すぎます....。

   
  (左) クイーンルージュ。長野県オリジナルの希少ぶどう。食味良好。しかしよく見ると裂果が始まっています(右)。もう雨降らないでお願い.......と願うばかりであります。

   
  (左) サニードルチェ。レインボー葡萄園のぶどうたちの出来は概ね良好です。その代表格がこの人。
(右) 昭平紅。どうもよくわからない系のぶどうなんですが、今年は如何に?。

   
  (左) オリエンタルスター。作りやすい・着色良好・裂果しない・食味もそこそこという優等生ぶどう。オールレインボーセット直行です。しかし地味過ぎてあまり注目されていません。隠れファン募集中です。
(右) マイハート。ハート型のかわいい粒が特徴。しかし若木ということもあって裂果が見られます。お彼岸までもつか..。

   
  (左) 翠峰。パワフルボディは今年も健在。ピオーネの仲間です。黄色いピオーネというか。ジューシーさが魅力。
(右) 雄宝。特大粒の爆弾系ぶどう。ここから先、余計な雨さえ降らなければ、極上ぶどうになるかもです。

   
  (左) 高妻。ピオーネの仲間です。メチャメチャ美味いです。ジューシーさがたまらん。
(右) ピオーネ。2回目ジベ処理やってすぐに袋をかけたので房への消毒の回数が一回少ないです。なのでブルームが落ちないでとてもきれいです。なかがわ葡萄園のピオーネ、外観も食味も特級品が数多く産出されます。

   
  (左) マニキュアフィンガー。ところどころ裂果が見られます。不安...。
(右) ベイジャーガン。レインボーセットのすき間埋めにするために小さく小さく作りました。糖度低いのでそのままだとあんまり美味しくありません。なんじゃこりゃ??ぶどう。輪切りにしてサラダに混ぜて処分するのが一番いい方法。

 
  (左) 紅環。晩腐病が毎年悩みだったので、今年は摘粒作業、袋かけ作業をがんばって1週間早くこなしました。その結果は9月中旬に判明。注文はこのぶどうだけという熱烈な信者もいる、存在感、極甘の食味抜群のぶどうです。
(左) ウインク。小さく作っても想定以上に粒が大きくなって結果大房になってしまうので毎年箱詰めに苦労します。しかしこの紫色の存在感はなかなかのものです。
 
 何か忘れていると思ったらブラックビートを忘れていました(笑)。

   

 なかがわ葡萄園の倉庫作業場。箱詰め用のダンボールは全部で5種類。大粒種のスタンバイOKです。
 
 画面左下のアクセスカウンターを見ると、いよいよ10万回が秒読みになってきました。皆さまよくこんなバカウェブサイトなんかを見ていただいてと感謝申し上げる次第です。