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新年明けましておめでとうございます。今年も一生懸命おいしいぶどうを作ります。どうぞよろしくお願いいたします。
仕事始めは1月4日。第1デラウェア園です。こちら1デラの最上段。雪が積もったら登っていけないところです。
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(左) きれいに剪定してもらって喜ぶMarie(マリー)。
(右) 次はこの人、Louis(ルイ)。 この二人、フランス風の名前がついています。1デラの旧園主(現地主さんのお父様。故人。)さんの20年前のお話しによると、この時もう40年くらい経っていた古い木だそうです。なので今の推定樹齢は60年。さすがに老齢なので現園主様としては日頃の健康管理に気を配ってあげています。その甲斐があってか(?)、樹冠面積はやや縮め気味ですが、毎年およそ1000房のデラ姫が誕生します。毎年、安心・信頼の1本です。
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老木なので枝が太くて長く、主幹から房までが距離が遠い遠い。このポイントは10年ほど前に太い主枝からたまたま不定芽が発生して、少しでも主幹から近いところに細い枝がほしいということで大切に養成してきた一画。今ではLouisの1/8くらいの面積を占めるくらいになってくれました。剪定前(左)と剪定後(右)。
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毎年切り返し剪定切り返し剪定の連続なので枝がギコギコに曲がっていますね。下から見ると過去の剪定で切った箇所がいっぱいあるのがわかります。ちょっと見ただけでこんなにいっぱい。(マウスポインタを上に。) 3年目4年目5年目くらいの中くらいの太さの枝を切って若い枝に更新していく。切り返し剪定の基本です。これが剪定作業の醍醐味でもあります。これをやらないと太い枝がとぐろを巻くように棚面を埋めるので始末に終えなくなります。この区画、ギリギリのところでまあいいか......です(右)。よかったなLouis。
明日で1デラの剪定全て終了予定です。20センチも雪が積もれば到達不能になる1デラの剪定が順調に終わることができそうでよかったです。1月2週目からは頼まれ剪定を2箇所、平行していよいよレインボー葡萄園に入ります。
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