2023.4.16.   

 まいどこんばんは。カラッカラの天気で空気も土壌も乾燥しきりだったのですが昨日はいい雨。ぶどうたちも発芽順調。金曜日は久々に外飲みの会合があって夜11時まで騒いでいたので雨の昨日はゆっくり休めて人間も順調。心配している左腕も今のところ変調はありません。ぶどうたちが発芽すると、今年もさあいよいよだぞという気分が高まってきます。
 
 第3ブラウェア園の早生デラくん。剪定で残した枝から芽が6つ出てきました。このあと芽欠き作業というのをやって残す芽を3つか4つに決めます。基本は、先端から2芽目を欠きます。何で2芽目を欠くかというと説明するのが長いから省略。でもこれはぶどう道の基本中の基本。 
 
 
 生育の早い芽は今こんな状態。デラ姫の房の原型が見えます。このあと遅霜が心配です。この状態で朝の気温が0℃-2℃になって霜が発生するとひとたまりもありません。週間天気予報が気になるところです。
 
 
 
 こちら第1巨峰園。早生巨峰「紫玉」。2芽剪定した枝から芽が2つ出てきました。心配はやはり遅霜。ぶどうは発芽時期が今ごろなので不安はまだ少ないのですが、発芽済のモモやナシは不安度大です。
 
 
 第1巨峰園では「クイーンルージュ」23本がスクスクと生育中。早生巨峰「紫玉」を脅かす存在になっています。「クイーンルージュ」というのは「ナガノパープル」に次ぐ長野県のオリジナル品種で皮ごと種なしの大粒種ぶどう。巨峰に代わってお金儲けを企んでいます。5年後にはおよそ6,000房を想定していますがさあどうなるか....。
 
 
 発芽はとりあえず順調。欧州系の若木なので500グラムサイズの大房にはまだまだ。今年はせいぜい300グラムいけば御の字。レインボーお試しセットに入れます。どうぞお楽しみに。