2023.1.7..   

 新年あけましておめでとうございます。
 今年も美味しいぶどうを一生懸命作ります。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 新年の仕事は4日からスタートです。1デラの剪定です。

   
   (左) 5日未明、少しだけ積雪がありました。こちらRainbowぶどう園。氷点下5℃。
 (右) こちらSeven's葡萄園。ここは入口に厳重にカギをかけてあるので、めんどくさくて園主様もなかなか中に入ろうとしません(笑)。なので外から眺めるだけ...。

   
   (左) 1デラ。ピリッとした空気感が好きです。日中は暖かいのでお昼ごろには雪はほとんど融けてしまいました。
 (右) 今朝7時50分。ようやく日の出です。

 下の方から剪定作業をやっていて、ようやく最上段まできました。傾斜地なので上に来るまでにけっこう大変です。10年後にはこの傾斜、けっこうきついかも...です。 
   
   剪定前(左)と剪定後(右)。このデラ木は推定樹齢40年、自分とは18年のつき合いで、いいこと悪いこと、喜怒哀楽いろいろ共有してきた“戦友”みたいなものです。“俺あと10年やるからちゃんと付き合ってな”などと声をかけると、“10年って言えば私もそろそろ寿命だからちょうどいいかも”なんて言葉を返してくれます。そういえばまだ名前がないなとふと思い、「ルイ(Luis)」と命名しました遅ればせながら。同じように隣のデラ木は「マリー(Marie)」と名づけました。ちなみにこのデラ園には他に「エリザベス(Elizabeth)」と「チャールズ(Charles)」がいます。その他特に名のない執事クラスが何人かいます。
 
   
   若木など樹冠面積を拡げていく剪定と、成木や老木など、または樹勢がやや弱くて樹冠面積を縮めていく剪定は、考え方が基本的に違います。その中間もあります。ぶどう木たちとの対話が楽しいひと時です。


 
   
   お正月は埼玉県の実家へ。ヒマなのであちこち出歩いてきました。玉川上水。江戸時代初期、江戸に飲料水を供給するために多摩川から取水して水路としたもの。昭和30-40年代には汚染水でいっぱいでドブゴミ河川化していたとのことですが、その後にきれいに整備され今に至っています。遊歩道も整備されていて、都会のオアシスです。

     
   玉川上水に来るならせっかくだからもうひとつついでに目的を達成してきました。絶滅危惧種の鉄道車両に乗っておくこと。西武鉄道9000系。正面の黒い手すりが目印のひとつです。製造が30年前って言えばたしかにそろそろ限界です。無くなる前に意識して乗っておいてよかったです。右は新101系の旧塗装レア車両。鉄オタっぽいですがこれでいいのだ。

     
   神明社(右)。神明造りという屋根が特徴。伊勢神宮と一緒。実家そばからは富士山が見えます(中)。川越・時の鐘(右)。川越は自分の心の故郷です。

 今年は、去年のリベンジプランをあちこちで設定しています。▲160万の収入を取り返さないといけません。倍返しでは気持ち的に全く足りず、3倍返しでないと気がすまない心持ちです。今年こそは、秋にいい思いをしたいです。