2022.4.20.   

 まいどこんにちは。ぶどう通信1ヵ月ぶりになってしまいました。この春はいくつか慶事がありました。同時に世界的レベルの憂い事も複数あって、正直心中なかなか穏やかではありません。毎年この時期になるとさあいよいよぶどうシーズンが始まるぞという緊張感がフツフツと湧き出てくるのですが、今年はなんかちょっと違うところに緊張感があるみたいな何だか不思議な感覚です。応援、勇気にやる気、元気に期待、そこに不安や不信、寂寞憂鬱、恐怖が交錯した妙な浮遊感みたいなものがあって、何だか変な“春”です。
 そんな息苦しい人間界に生息している園主様がぶどう界に生息している我がぶどう木たちと会話を試みるのですが、うーむ....この人たち、人生に悩んでいるのか悩んでいないのか、よくわかりません。

 こちら今日の第1デラウェア園。
   
   (左) 中梢剪定。7つの芽が出てきました。週間天気予報を見ると、この先低温に遭遇することはおそらくない見込み。この次期一番怖いのは遅霜です。ぶどうより一足早く発芽を迎えるリンゴやモモやナシが去年は遅霜で大打撃を受けました。今年はみな大丈夫そうです。
 (右) ただいまこんな芽がついています。

   
   (左) 先日日曜日に一回目の消毒作業をやって、今日のお仕事はワラ敷き。
 (右) 午後2時過ぎ。園内とっても清潔で気分が大変によろし。