2021.4.11.   

 まいどこんにちは。三寒四温。ここ数日は三寒の方です。日本全国シベリヤ高気圧に覆われた昨日は最低気温-3℃でした。さすがに朝は寒かったです。1デラの消毒作業をやる予定で前日の夕方に準備をしておいたのですが、朝、凍っていました。ホースとか。

 こちらSeven's葡萄園。ただいま敷きワラ作業中。
   (左) 20aほどの広さ。5つある葡萄園の中で標高の一番低いところにあります。北アルプスの眺めがいいです。松本平から見る北アのシンボル(どこからでも見える!。)といえば常念岳ですが、ここでは蓮華岳、針ノ木岳も見ることができます。針ノ木岳というのは自分にとってアコガレの山のひとつで、いつか登りたいと思うも未だ果たせず。実は日程的に去年がチャンスだったのですが、登山コースの針ノ木雪渓が暖冬の影響で雪渓が無くなってしまってシーズン通して通行止めになってしまった経緯がありました。こちらから見る針ノ木岳の向こう側が黒部湖になっていて、その黒部湖を眼下に見ながら剣岳を仰ぎつつ北アの核心部をいつか歩きたいと思っています。なんせ山小屋が10月10日ごろで終了してしまうので、毎年ギリギリで×です。カレンダーを見る限り、今年もダメだろうな.......。
 (右) 敷きワラの効果は、ずばり土壌の乾燥防止です。ここは元・田んぼなので土壌としては粘土質。保水性に難ありなので雨が降らないと地表が乾燥してひび割れたりします。そこに次に大量の雨量があるとぐちょぐちょになります。土壌水分の大小の変化の振れ幅をできるだけ小さくすることが目的です。敷きワラをする前はずいぶん痛い目に遭いました。ここのピオーネが降雨による裂果である日突然全滅になった7年前の苦い記憶(ぶどう通信299)は忘れることができません。

 
 
   (左) ナガマパープル。Seven's葡萄園の中で一番早い発芽です。超、がつくほどの極旨のぶどうですが.......、
 (右) 2年前の秋に大トラブル。天敵害虫クビアカスカシバの食害に遭ってしまいました。去年樹勢ガクッと落ちたところなので今年はおよそ1/3までの大きさに切り縮めました。今年これで復活してくれればいいのですが.......。

   
   こちら3デラの早生デラくん。低温に遭遇して死んでしまわないように、一昨日、霜ガードという保温材を散布したところです。-3℃の低温もどうやら乗り越えてくれたようです。

     
   こちら第1巨峰園。早生巨峰「紫玉」。

 さてと......、来週はぶどう作業の他に、大きな仕事が二つ待ち構えています。中身はヒミツ......。

 さてとさてと....、もう寝ますおやすみなさい。今晩はベートーベンの交響曲第8番を先日購入したスコア片手にじっくり聴きます。ここ1-2年はスクリャービンのピアノ曲にハマっています。お暇な方は“大人男子のclassic”をご覧ください。