![]() |
![]() |
||||
将来2デラが無くなることを想定して早生デラ、普通デラの若木をせっせと育成してきました。10年前には5,000房ちょいだったのが今では15,000房を超えるなかがわ葡萄園の稼ぎ頭筆頭の地位に昇り詰めました。しかしモンダイ点がけっこう山積。まず早生デラ。樹勢が強くない。従って樹冠面積が思ったより広がらない。前年ちょっと欲張ると翌年にガクッと樹勢が落ちる気配が丸わかりなので着果量にすごく気を使います。それから凍霜害の心配度がハンパではありません。まさに今のこと。昨日今日の寒さの分はしっかり保温剤を散布してあるので大丈夫だと思うのですが来週月曜日にもう一発寒さが来る予報。この時のためにもう一回保温剤やっとかないかんと思うともう落ち着いていられません。夏にはムクドリの軍団でやってくるし。次にフツーデラ。こいつら去年は丸ごと種あり混入果が発生したので今年もすごく不安。去年みたいなこと(ぶどう通信497)を今年は繰り返してはならぬ。そんないろんなことを思うとこの3デラは元2デラほどの安定感や安心感がありません。それらをどう克服していくかが課題です。今年想定16,000房 第1デラウェア園。 |
|||||
![]() |
![]() |
||||
傾斜地なので霜害の不安はそんなにありません。50年ものの古木から若デラへゆるやかに改植しています。最終形が見えてきたところです。なかがわ葡萄園の贈答デラ姫のほとんどはここで誕生します。ちなみにここはあと9年間やります。今年が当たり年であることを期待。ぶどう作業は5月6月は炎天下での作業になるのですがここには神社の木立によって木陰となる貴重なスペースがあります。昼寝をしにいくならココ、って感じです。今年想定15,000房。 第1巨峰園。 |
|||||
![]() |
![]() |
||||
巨峰の畑は一つだけなのに何で第1とわざわざ言っているかというと、今では信じられませんが大昔には巨峰園が3つもありました。第2巨峰園は近隣の人と農地の換地をして今ではRainbow葡萄園として生まれ変わっています。第3巨峰園は15年位前のことだしあまり印象にないのでもう忘れました。この第1巨峰園はなかがわ葡萄園のセントラルステーション。農機保管庫に農薬庫、水場に物置に各種ミーティングステーションといえばここです。いろんなことで一番人が集まるのもここです。ここには大きく2通りの巨峰たちが生活しています。早生巨峰“紫玉”と標準系巨峰“高墨”。紫玉がいかんかったです去年は。早熟すぎて収穫期がデラと重なって結局地面に返す結果となってしまいました。早生巨峰で痛い目は何年か間隔で遭っています。将来にわたってリスクを抱え込みたくないことと長野県オリジナルの新しい品種でちょっと稼いだろという下心で、全体の約半分を“クイーンルージュ”に改植を始めたところです。5年後には大きく様変わりをしている予想です。 Seven's葡萄園 |
|||||
![]() |
![]() |
||||
ここは黄華、ピオーネ、シャインマスカットが3大勢力。その他いろいろありますが今日は省略。山辺小学校の横にあり、公道に接しており車通り人通りが最も多く、わざわざ話しかけに来るこちらが知らない人も存在し、数年前には黄華の盗難騒ぎで刑事までやってきて一躍時の人(時のぶどう園か。)になって名を馳せた、何をやっても何をやらなくても良くも悪くもよく目立つぶどう園。これはシャインマスカット。 Rainbow葡萄園。 |
|||||
![]() |
![]() |
||||
言われてああそうかホントだとすぐにわかるなかがわ葡萄園の見た目の特徴が3つあります。①やや厚めにワラを敷いてあること。(ただし敷きワラはフツーなので特にウチのフィールドの特徴というわけではありません。) ②テーブル・イスが置いてあること。ここにはアンティーク調のテーブル・イスをこの度セットしました。③つ目さて何でしょうか??。わかります??。山辺地域広しといえどもこれはなかがわ葡萄園“だけ”です。これがわかる人はよっぽどのなかがわ葡萄園“通”です。ホメてあげます。写真は“紅環”。今年このぶどう園も大きく様変わりしています。“ゴルビー”と“伊豆錦”が生存競争に破れてこの世から去りました。かわりに“マニキュアフィンガー”、“コトピー”、“レイトリザマート”が樹冠面積拡大活動に勝利しています。しかしこいつら大丈夫か??。このぶどう園今年は単位面積当たりの最大収穫量、最大販売量、最大販売金額、最大収入をgetするべくぶどうの種類ごとに細かい作戦を用意しています。詳細はヒミツ...。 |
|
|||||
![]() ![]() |