2021.3.31.   

 まいどこんにちは。暖かい日が続きます。デラも巨峰も芽がどんどん膨らんできました。生育が例年より早いです。あちこちのぶどう園でちょこちょこ仕事がありますが、優先順位を変更して毎日あれやこれやとやっています。
 で、昨日今日の主な仕事場は人呼んで皆さまの第1巨峰園。

   (左) 昨年、ぶどう棚の線を張り替えてぶどう棚自体が頑丈になりました。清潔でとても居心地がいいです。
 (右) 巨峰の芽。殻が割れて中が少し見えてきました。

 
 
   (左) 長野県オリジナルの赤系新品種クイーンルージュを24本植えています。数年後にはぶどう園の様子がガラリと変わると思います。クイーンルージュは想定およそ4,800房。目指せ大金持ち!!(いや、小金持ちでいいです)。目指せ住宅ローン繰り上げ返済!!。
 (右) 第1巨峰園にはSS(スピードスブレヤー)が全部で4機。中古機展示場のようです。SSはぶどう作りのまさに心臓部。これらみな違うぶどう屋さんのもの。一番奥の一等地が自分の。しかしSSってどうして赤色ばかりなんやろか。軽トラックも最近ではいろんなカラーバリエーションがあるのに(特にダイハツ)。

   
   (左) 水場もきちっと整備。これから半年間の命綱になります。
 (右) ぶどう御殿裏庭には伐採したぶどう木たちの太枝がズラリ。もらってきたものが大半です。30センチ位に切って半年間乾燥させて来年の薪ストーブ用にします。



 学都松本っていうくらいなので、市内には博物館美術館資料館なんかがいっぱいあります。クルマで5分のところに松本民芸館ってのがあります。幹線道路からちょっと入った閑静な場所に立つなまこ壁の落ち着いた風情の古民家風の建物がそれ。特別展をやっていると町会の回覧版にあったので日曜日にちょっと出かけてきました。

   特別展とは、「アフリカとアジアの民芸」。こういうの好きなんですわぁ。これら全て一個人収集の所蔵品。世界の美しい日用品を集めることをライフワークとした人だったそうです。クメール王朝の小壺(中)。カンボジアではないですか。アンコール王朝ではないですか。イランの帽子(右)。イランといえば絨毯。この帽子もよく見ると絨毯みたい。

   アフリカのお面(左)。こちらパプアニューギニアの魔除けのお面(中)。ワタクシ、お面大好き人間です。地獄の入口で罪人を裁く十王様(右)。こわい顔.....。



 

 照ノ富士、いいっすね。3年前に大関になった時より今回の方が感慨が深いでしょう。“やることは全力でやる”という結果ですね。この先、目指せ横綱!。

 9筆にわたる遊休荒廃地の解消モンダイに取り組んでいますが、当該農地の登記簿謄本(土地の戸籍です。)なんかを調べてみたら地権者(所有者)が推定江戸時代の生まれだったりしています。推定江戸時代生まれはが2人います。相続する人がいるのかいないのか全く不明なのが致命的。大正時代に抵当権が設定されてその後ながらくほったらかしになっている農地もあって、身うち内でのなあなあ契約でもない限り、これでは正式な売買はおろか賃貸契約もできないという袋小路に陥っています。“ナカガワさんパンドラの箱を開けてしまいましたよ”と司法書士のセンセイが言っていました。“パンドラの箱を開ける”とは“タブーに触れる”とか“触らぬ神に祟りなし”なんかと同意語ではないか...。ふーむ....さてどうする........。困った........。