2020.6.22.  


 まいどこんばんは。1ヵ月ぶりのぶどう通信になってしまいました。何しろぶどうの生育が早い早い...。この1か月間、デラと大粒種の仕事が重なって重なってもう大変でした。6月の記録を見てみると、消毒(農薬散布)作業を含めれば1日に4つ5つのぶどう園を掛け持ちするなんて当たり前。毎年の恒例となった雨中房づくり突撃隊、雨天摘粒突撃隊も6月は3日も出動。雨の中朝の4時から夜の7時までぶどう園で仕事してごらんなさい。そりゃ人間死にますわ。ところが死ぬわけにはいかないので死ななくて済む環境を整備することが年と共に上手くいくようになっています。例えば手首より下に雨水が入ってこないようにするちょっとした工夫、防水はもとより防寒にも気をつかった衣料の工夫、逃げ込むための休憩スペースのちっょとした工夫.....などなど。大規模な面積をこなすぶどう屋さんなら今の時期はみんなこうです。
 
 (左) 第1巨峰園。平行整枝形に枝を配列した両側の枝が交差するまでに伸びてきました。この時期、雨が降ると雑草が1日に10センチ以上伸びるので1週間前の時間のすき間に除草剤を散布しておいてよかったよかった。もしあのままだったら今ごろは全園が胸までの高さまでの雑草に覆われる惨劇に見舞われていたはず。
 (右) 樹木No1-6紫玉。摘粒作業を終えた巨峰たち。


 (左) こちら樹木No6-6高墨。昨日、2回目のジベレリン処理をやったところです。本来は摘粒作業をやったあとにジベ処理をするのが理想なんですが間に合わなかったから仕方がない....。こちら摘粒前。
 (右) ハサミでコツコツと丁寧に摘粒作業をするとこうなる。摘粒後。 


 (左) こちらSeven's葡萄園。摘粒前のブラックビート。
 (右) 摘粒後。


 まだまだ朝3時半起床の日が続きます。目覚ましがなくても勝手に目が覚めます。夜飲むビールがうまい。それではおやすみなさい。