2019.7.17.   


 まいどお世話になります。
 ここ3週間くらいず~っと雨です。雨の合間をぬって仕事している感じです。日照不足は全国的みたいで、なになに.......、東京では直近10日間の日照時間がわずか2時間......??。山梨では露地ぶどうのスタートが出遅れ。野菜も不足。雨はもういいです。ぶどうの消毒をしたいのだけれども棚面が乾かないうちにまた雨ではどうにもならん.....。消毒作業の間隔が開かないうちに雨のすき間を縫って大粒種の袋かけ作業をそれはそれはもう一生懸命。今日は合い間の晴れ日。おかげで今日、全ての大粒種の袋かけ作業を終了しました。地域の中で一番早い!!。どうだ!!。

 (左) 紅環。こいつは着色がとっても難しいバカヤロ系ぶどう。当たり年は3年に一度くらい.......?。旨いんだけれどもそれは着色があってのこと。なので今年は小さく小さく作りました。着色優先。結果は9月に判明。今年280房。
 (右) 伊豆錦。今年は粒肥大優先。毎年安全策をとって裂果しないよう粒肥大を抑えてきましたがそれでは巨峰ピオーネとそんなにかわらないため存在感が薄かったです。今年はジャンボ粒という彼の潜在能力を思い切り発揮してもらうため、今朝最終摘粒で粒数をまたうんと減らしてきました。結果全てパーでもよし(納得)。結果は9月に判明。今年240房

 
 (左) 貝甲干(ベイジャーガン)。 摘粒の加減が相変わらずわからないわけわからん中国のコンニャロ系ぶどう。でも中国ではここまで手を入れることは絶対していないことだけは間違いなし。レインボーお試しセットのすき間埋めでしかなかったという去年までの悲しい運命から脱却して贈答セットに入れてもらえるような存在なってほしいと園主は願っておりますがどうなることか。結果は9月に判明。今年130房。
 (右) 樹木No7-8高墨のハート粒。豊満おっぱい型と呼ぶ人もいます。JAの指導ではこういう変形粒は摘粒作業の段階で落とすことになっているのですが、なかがわぶどう園ではこういうのこそおもしろがって残すことにしています。このハート巨峰、だれのところにもらわれていくのかな.........。

 (左) 成木になったシャインマスカット。今年の記録を確認すると、房づくりから1回目2回目ジベ処理、荒摘粒に本摘粒、袋かけと雨の合い間によくやったなあと実感できます。余計な副梢の整理と先端の摘心を全てやって大粒種作業完了フィニッシュNo1の座を与えようと思っていたのですが午後5時半に雷雨来襲。明日に持ち越し。まったく.......。
 (右) シャインは作り方を3通り。収穫時に結果がわかりやすいように袋の種類を変えています。さて今のうちに予告じゃあ.....!?。今年のシャインは、申しわけありませんが、売り惜しみ、をさせていただきます。。シャインは第1世代成木シャインが650房。第2世代若シャインが80房。第3世代ひよっこシャインが110房。第2世代はレインボーお試しセット直行、第3世代は松本農林業まつりの提供品便に直行。第1世代シャインはレインボー贈答セットや山辺ワイナリー直売所用の詰め合わせ用を主とさせていただきます。よって、単品2キロ箱4キロ箱は限られた少数とさせていただきます。販売戦略的に、売りたいのはシャイン単品ではなくて詰め合わせセットなものでどうもシュンマシェン。でもどうしてもシャイン頼むというお客様は別ですこんなのいつものことですが。

 ぶどうのお問い合わせをメールやfaxでちょこちょこいただいています。ありがとうございます。今年は8月1日ごろをご注文受付とさせていただきます。なにしろまだまだぶどう作業でやらねばいけないことがあるもので.....。アタマ・カラダ・ココロをぶどう栽培モードからぶどう収穫販売モードに切り替えるのにまだ多少の時間がかかることをどうかご理解ください。明日は1デラへ行って副梢の整理、午後はSeven'sでピオーネやブラックビートなんかのフィニッシュ仕事をやってきます。しかし明日もまた雨の予報......。ふぅ.......。それではおやすみなさい。