2018.11.18.    


 まいどお世話になります。ぶどう園の冬の準備です。

 こちら第1巨峰園。
(左) 雑草刈り⇒元肥施肥⇒堆肥施用⇒耕うん作業とこなして.今年の巨峰のお世話all finishです。葉っぱもほとんど落ちました。樹木No1-1、1-2あたりの樹勢の弱い木の登熟(枝が茶色くならないこと)があんまりよくないのがちょっと気になります。
(右) 今日は半日かけて愛機(スピードスプレヤー)のメンテナンス。夏~秋にボルドー剤の散布を随分やったので真っ白になってそのままでした。酸性洗剤を使ってゴシゴシ。そのあとワックスかけてピカピカに。今年は今までに手を入れたことのない部分まできれいにしようと思って愛機の後部のボルトをはずしてちょっとした分解掃除。最後組み立てた時、ワッシャーがひとつ余ってしまった.........。あれ??、どこのだろ.......??。内部凍結防止のため不凍液を入れてok。格納庫にしまってバッテリーを取り外してシートかけて完了。SSくんも冬支度okです。

   
(左) 第1デラウェア園。葉っぱもほとんど落ちました。早い人はそろそろ剪定作業を始めるところです。
(右) レインボーぶどう園。毎年安定しているぶどう、安定しないぶどう、これから期待するぶどうと見限ったぶどう......、全部で15種類20数本が生活しています。これからどう生産性を上げていくか、どう安定させていくかがポイント。

 こちら第3デラウェア園。
 
(左) 60年を超える老木。片枝になって数年たったかと思うと今度は主幹の一番地面に近いところがスカスカのコルク状になってきました。天寿を全うする日もそう遠くはないと思います。
(右) そんなある日突然天寿を全うしそうな木が3本あります。ほかにあと10年くらいかなという木が2本。古い木は合計5本。いつ沈没しても影響少ないように、若デラが20数本すくすくと生育しています。デラ園は全部で3つありますが、面積、房数、稼ぐ力の3点においてこの3デラ園がNo1の座を不動のものにしつつあります。こいつは早生デラくんのうちの1本。12月に入ったらいよいよ剪定作業を始めます。

 ところで、山辺地域の今年のぶどうの出来不出来です。JAが集荷したぶどうの数値です。デラウェアは対前年80%、巨峰に至っては対前年70数%という惨憺たる結果で終わりました。原因は7月8月の暴炎凶悪猛暑です。対前年の半分しかぶどうを収穫できなかったという人もいます。自分の場合は、もともとリスク分散を心がけているので、全然へっちゃら。終わってみれば被害は最小限で済んだと言えそうです。今年は数字的にいい人と悪い人がはっきり分かれた1年でした。