2018.12.2.     


 まいどお世話になっています。1ヵ月半に及ぶグータラの日々が終わり、11月末からデラウェアの剪定作業を始めています。年間通したぶどうのいろんな作業の中で剪定作業が一番好きです。時間に追われることはまずないし、デラ木と対話しながらゆっくりやってます。こちら今日の第3デラウェア園。

(左) 5本ある古木のうちの1本。(剪定前)
(右) 2時間後にはこうなる。(剪定後)

 剪定には大きく分けて2つのやり方があります。考え方が2通りあります。大きな木や樹勢の弱い木などは、樹冠面積を維持するまたは縮小するために切り返しという考え方です。若い木や樹勢の強い木などは、樹冠面積を拡大するために間引きという考え方です。何がどう違うの?という方はご連絡ください。ナイショで教えてあげます。

   
(左) 古い木は切り返しの連続。この木は樹勢が弱ってきたのでもう切り返しONLY。樹冠面積縮小中です。どこをどうやって切るかという剪定の基本技に毎年忠実にやっているので完璧にパターンが決まっています。思いのほか楽です。
(右) 天寿を全うする日もそう遠くないであろう違う古木。人間でいえば100歳超の表彰モノであります。この木にできる数百のデラ姫は、真っ黒になってしかもコクがあって(味が単純でなくもうひとつの奥行き感があるってこと)なかなかナイスです。

 
(左) 勢力拡大中の若デラの1本。こいつは献上デラといって、昭和の世に天皇陛下にデラウェアを献上したというそのデラ木を穂木として苗木にしたものを購入して現在育成中のもの。台木の性格もあるのでしょうが、樹勢が恐ろしく強い強い。だから間引きONLY。樹冠面積がどんどん拡大しています。将来の樹形を決める剪定でもあるのでけっこう考え込む時間が長いです。
(右) その木の反対側。たまたまここに傾斜があってそこに棚線を支える柱が立っているのですが、その柱が左に傾いてきています。本来は右に傾いていないといけないポイントです。来春にちょっとした土木工事が必要。

 12月は午前中だけですが週に4-5日ほどお小遣い稼ぎのため違う仕事してるのと、ぶどう部会の講習会とか会議体なんかの予定とか、農業委員会やボーネンカイのいろんな予定とかけっこうあって、しかもデラちゃんの剪定をきっちりやらねばいかん。スケジュールを整理すると、年末を除くと12月には何にも予定が入っていない日は12月18日(火)のたった1日だけではないか!!。この貴重な一日をどう過ごすかただいまムフフフとひそかに思案中。この日だけはどんな予定を入れられても絶対断わるからね。明日はたまたま偶然に同じ会場の東館と西館でほぼ同時刻の会議体が2連発。西館に30分いて途中抜け出して東館に約1時間、その後再び西館へという渡り鳥人生を歩む予定です。そういや今日は今日でいいことがありました。朝8時半からの町会の除雪機講習会に前後してちょっとした所用で合計4件のお宅を訪問。そこで蜜入りリンゴ約20玉、ダイコン3本、ヤクルト10本をゲットして帰ってきました。どうもごっつぁんでした。