2018.4.26.    


 まいどこんにちは。こちら今朝の第1巨峰園。

 
(左) 手前から樹木No1-1からNo1-8まで8本がズラリ。
(右) 入り口部分にスペースがあるので変形4本主枝にて高墨を育成中。新梢の勢力の揃い状態がなかなかよろしい。

 で、今日のメインのお仕事は第3デラウェア園で2回目の芽かき作業。
3日ほど前に先端からふたつ目の芽をかいておきました。ぶどうは何もしないでおくと先端から2芽目が一番強くなって後ろの方がヒョロヒョロと弱くなる傾向にあります。デラ姫の房と新梢の勢力をできるだけ揃えるために2芽目は必ずかかねばなりません。その結果、新梢の勢力がばっちりそろった結果母枝(左)。勢力が揃わない結果母枝(右)。生育が早い早いと言っていますが早くなくてフツー状態のものも多いので、結果、全体で見ると新梢の勢力がけっこうまちまちという感じで、ウームなかなか狙い通りにいきません。

 
(左) 芽かき作業したらこうなる(マウスポインタを上に)。先端の赤い2つが副梢。3番目は新梢ごと指でチョンとかきます。これで1本の結果母枝に左右で合計3本の新梢が残りました。ここでデラ姫が5人または6人誕生します。ところが、毎年のことですが、これから5月にかけて暴力低気圧がやってくると風で新梢がたくさん折れます。雹害もあります(ぶどう通信384)。この先、ぶどうの新梢の生存競争が始まります。
(右) 房が見えてきました。長さ1.5㎝くらい。

(左) 50年以上生きながらえている古木にとうとう寿命がやってきたようです。樹形もこんなだし(マウスポインタを上に)。主幹もボロボロのスカスカになりかけています。いつ沈没してもいいように生育中の早生デラくんが数本。新梢の伸びがいいです。やる気満々のようです。
(右) 2回にわけて芽かき作業が完了。来週から摘房、肩切り作業が始まります。ぶどうシーズンがいよいよ始まります。