2018.4.21.    


 まいどこんにちは。昨日今日と暑い暑い。今日のお仕事。朝5時起床、すぐに第1巨峰園へ。SS(スピードスプレヤー)にてRainbow葡萄園とSeven's葡萄園の消毒作業。消毒作業は風のない早朝がベストです。昨日のうちに準備をしておいたおかげで朝7時には片づけまで終えて全て終わりました。朝食をはさんで今日のメインは第1巨峰園だぜい。

 
(左) 第1巨峰園の棚線は物干しざおを兼ねています。消毒作業専用のカッパ類と長靴を日干し。
(右) せっせせっせとワラ敷き作業。

(左) お昼すぎに全体の2/3が終了。もう汗と埃だらけ。
(右) この人樹木No6-1高墨。1本の結果母枝から2芽発芽させる2芽剪定。この後の芽欠き作業で1つにします。

 
発芽状態がやや早いのが早生巨峰「紫玉」。気温が高いこともあって芽がぐんぐん膨らんできました。

(左) こちらSeven's葡萄園。
(右) 黄華です。こちらも芽がぐんぐん膨らんできましたよ。



 昨日は一日offにしていました。松本から東に向かってトンネル超えて上田市方面を走ってるとプリンの恰好をした山があって以前から気になっていました。調べてみるとその名が「子檀嶺岳」と書いて「コマユミダケ」。ふーむ地元の人でないと絶対読めない名前だ。標高は1,220mちょい。標高差は600mほどだからまあ楽だ。よーし天気もいいしいっちょう歩いてこようと即断即決でKトラを1時間走らせて登山口へ。

   
(左) うーむホントにプリン体だ。
(中) フリガナがないと絶対読めない。
(右) 頂上には祠。毎年元旦に地元小学生が登りに来て暖をとるためという薪がたくさん保管してありました。おおっ、そうか、ここの小学生は正月登山にここにくるんだそれはそれで生徒も親も町会役員もみんな大変だなぁと思った次第。

   
(左) 頂上から南に塩田平を望む。
(中) 自分と同類がいた!。朝の9時半過ぎには下山して駐車場に戻ってきましたがほんの5分ほど前に今から登るというオジサン一人とすれ違いました。二言三言の会話だけでしたがこのオジサンもKトラを駆ってここまできていたのでした。登山者用駐車場にはKトラが2台。自分と同様、Kトラを自転車代わりに日々使っているのでしょう。そのことだけでウレシイ気分。
(右) 本日の目的その2。国宝三重塔を見に大法寺へ。参道手前の水ため(?)にお坊さんがお花を散らしていました。それがまたきれい。

   
(左) 鎌倉時代の作という。大坂・四天王寺の棟梁とその仲間たち(?)が作ったという、素朴ではあるが当時としては決して田舎風の塔ではなく中央集権風の威風堂々とした塔であるという。なんかよくわからんがこれはこれで見ていてとてもすがすがしい気持ちになれる。
(中) 本日の目的その3。霊泉時温泉共同浴場。超がつくほどマイナーではあるが温泉道の探求者に(広く?)知れわたるその実力。公民館風の建物と赤い郵便ポストが昭和の名残りを感じさせる。
(右) 200円というのがいい。番台でおばちゃんが「ゆっくり入ってきてね」と言ってくれた。コンクリート造りの建物に青いタイル張りの浴槽というのがまたいい。アルカリ性単純温泉なんだけれども実は信州で唯一の石膏性苦味泉という化学的に意味不明ながら成分的にとても珍しい温泉らしい。確かにお湯の感じが“やや重い”気がする。サラサラスベスベではなく、ややヌメリヌメリという感じ。この感覚は確かに他所では味わえない。頭だけ出しうつぶせになりあおむけになり目をつむりしばしぼ~っとする。体がお湯に溶けていきそうだ。お湯の投入口近くで窓を開けたら外の涼しい空気が入ってきた。なぜか外に時計がある。なぜここに時計が?。そうか、長湯の人が多いから一応時間の目安にでもなればということで置いてくれたんだろうと納得。お湯から出て付近を散策しポスト横のベンチで一休み。太陽がギラギラ。再びぼ~っとする。そしてふと、「よし、そうか、俺はこんなところでのんびりしているわけにはいかないんだ!。ぶどう園で働かなければ。」と思い立ち、帰り際の鹿教湯温泉のそば屋でササッと遅めの昼食を済まし、30分で自宅に戻り、再び昼寝の旅路に出たバカ園主でありました。