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2017.12.29. | |
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まいどお世話になります。今年もあとわずか。皆さまいかがお過ごしでしょうか。 ただ今本気モードで第1デラウェア園の剪定作業をやっています。 |
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朝8時の第1デラウェア園。最上段から南方面を望む景色。今朝の気温は氷点下9℃。さすがにさぶいぜ。北アルプスの山々は真っ白。 この第1デラウェア園は面積が結構広いところです。登記簿上では17aほどなんですが中山間地の一昔前の測量ってのは結構いいかげんなもので、どう見たって面積20a程度はあるはずです。南西斜面で日当たりよく排水もよくぶどう栽培的にはとてもniceな地形です。ぶどう園入り口は園の南、つまり園の一番下のところ。例年だと一番下から剪定作業を始めてだんだんと上の方に登って行くのですが、今年は一番上から剪定作業を始めてだんだんと下に降りてくる感じでやっています。何故にというと、一旦雪でも積もったら程度によってはそこに辿りつくことさえ不可能になりかねないので、今年は一番遠いところからやっているというわけ。 1デラ上段の巨木。巨デラ。樹冠面積がやや大きくて樹勢の衰弱が懸念されるので若木を大きくしながら古い木は緩やかに縮めていっている感じです。 |
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剪定前(左)と剪定後(右)。縮める面積を埋めるために養成している若デラがいい感じで大きくなってきたので古い木は太い枝ごとごそっと切って面積縮小。 |
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剪定前(左)と剪定後(右)。房数を求めるあまり本来あってはいけない枝がずいぶん多いのが例年の反省ポイントなんですが、今年はけっこう妥協なく、枝数を少な目少な目を心がけています。 |
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こちら最上段の古木。入り口から70-80mくらい距離があるのでここまで登ってくるのが大変。気合いを入れてばっちり剪定作業完了。来年も頼むよ、と声をかけてあげました。 |
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枝数が多めで枝や葉っぱが重なり合うとどうなるか。弱い方の枝が枯れこんでしまいます。剪定の基本の基本の部分でここに絶対枝がないといけないという箇所がありますが、肝心のその枝が枯れこんでしまっているということがよくあります。しかたないので枯れこんでいないところまで切り戻してそのかわり枝を2本置くという技を使っています(左)。 乾燥防止のために切り口に癒合剤をしっかり塗布。 |
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癒合剤は枝先端の切り口だけでなく途中の部分にも必ず塗布(左)。 冬の間は日の出が8時ごろ。午後1時ごろから下の方からだんだんと日陰になり、午後4時になるとほぼ全園が日陰になります(右)。寒さ倍増。だから明るい日中のうちが勝負勝負!。 |
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