2017.10.31. .    

 皆様まいどこんにちは。ぶどうの仕事が一段落して、ようやく心身ゆっくりできる季節です。春休みとGWと夏休みお盆休みをいっぺんにとるべく9日間の休暇。かねてから高知の友人に「必ず行くからねぇ~」と示し合わせていた通り、22日日曜日に出発。できればその日のうちに高知入りしたかったのですが台風21号に向かってまっしぐらという感じだったので高知入りは断念、なんとか淡路島を通過して徳島で1泊せざるを得ませんでした。それでも翌23日午前中にはしっかり高知入り。うわっ!、空が青い、空気が濃い。緑も濃い。明らかにまだ夏の名残りが残っている感じでした。


   
 観光客気分でまず向かった先は桂浜。もう何度も来ていますがやはり海のニオイが恋しくて......。


   
 今回の相棒は古い付き合いの盟友Tちゃん。目的地は高知からさらに西に200キロ。足摺岬のそのまた向こう。高知県の西南の果て大月町の海。Tちゃん曰く高知で一番海がキレいなところ。寝泊りはもちろんテント。夜は焚火。Tちゃんがチーフ料理長、自分はもっぱら焚火管理部長兼飲酒部長。


   
 高知県の最果て柏島。生け簀での養殖漁業が盛んなところのようです。あとダイビング。マリンショップがあちこちにありました。とにかく海がキレイ。透明度がすごい。夕方大月町に2店あるというスーパーに食料の買い出しに出かけたところ、果物売り場になんと我が松本ハイランド産のピオーネが!。生産者名の入ったシールを見てみるとなんとよく知った人だ!。松本からよくはるばるここへと少しカンドーいたしました。


   
 サーファーのメッカ、大岐の浜(確か..)。海辺にはハイビスカス。さすが南国。


   
 中土佐町久礼の大正市場。ここは高知の中でも黒潮が一番近いところということで、カツオの一本釣りの盛んなところ。獲れたてのカツオをワラであぶってまだ暖かいところで食べるのが一番!。極上のカツオタタキです。これを食べたかったんですわ。お皿の上にはあとイカとウツボ。イカは美味いがウツボの方はウーム........。雑誌に載ったこともあるしネットでもちょっとした評判の田中商店の店主はTちゃんの幼馴染み。おいしいカツオをごっつぁんでした。


   
 こちら四万十川。沈下橋を見てみたかったので案内してもらいました。沈下橋とは、増水時には沈む、欄干のない橋です。渡るのにちょっとコワい........。高松空港からレンタカーで来た中国人観光客で溢れかえっていました。今の時代中国人観光客はどこにでもいます。それはいいのですがこの人たちに共通する特徴。絶対に挨拶を返さない。ゴミを平気で捨てる。絶対に一人では行動しない。とにかくやかましい、その他諸々.....。
 
   
 高知のもうひとつの目的。元会社の同僚Nさんに会うこと。20年ぶりぐらいか??。南国IC近くの道の駅で待ち合わせ。会った瞬間、抱擁............。いやー懐かしい。彼は今完全無農薬野菜の農園主。ちょうど今は夏野菜と冬野菜の入れ替え時期で畑には何にもなかったけれど台風でハウスはひっくり返るわ芽が出て3センチくらいになった野菜が全部ふきとばされるわでもう大変って言ってました。奥様ともほんとに久しぶりでした。たくさんお土産ありがとね。また会おう!!。
 ここまでで4泊。ちょうど半分の日程を消化。今回の旅はなんとKトラを駆ってここまで来ています。この時点で走行距離は普段の1か月分を超えてました。ここから先はTELやLINEで話はしても日ごろなかなかそうそう会えない人たちを訪ねての飲んだくれの旅。淡路ではタマネギをダンボール2箱もいただき陶芸染色工房を見せていただきました。神戸と堺では日が変わるまで宴会とカラオケで大騒ぎ。そうそう、甲子園にも立ち寄りました。ママも年とったのう。最後の夜は名古屋。とってもうれしいひと時でした。


(左) 淡路の海。五色が浜。今回の旅の海の見納め。
(中) 談山神社。十三重の塔を見たかったので寄り道してちょいとお参り。なにしろ寺社仏閣めぐりが好きなもので。
(右) 室生寺。雨だったし団体旅行のバスもなかったので日曜日としては異例の静けさ。五重塔の端正な美しさに体が震えました。
 
 今回もあちこちで楽しい思いをさせてもらいました。みなさんありがとね。ということで今日は自宅でゆっくり静養。明日からフィールドでの仕事に戻ります。