![]() |
![]() |
前夜は宿泊先ホテルがあったにもかかわらず滞在時間は延べ約2時間で全く寝ていないので、限りなく始発に近い電車を乗り継いで早朝の南海難波駅へ。快速急行とケーブルカーを乗り継いで一気に高野山へ。関西に20年住んでいましたがなぜか来たことがなくて、よしこの際まる一日かけてかの弘法大師様の世界にどっぷり浸かってこようと思った次第。朝のうちは静かでその世界にゆっくり浸ることができたのですが時間が経つにつれて観光バスの団体さんが来るわ来るわでもう大変。飛び交う言語は日本語中国語だけでなく弘法大師も知らない(はずの)英語にフランス語.......。奥ノ院入口から先は静かだろうと期待したけれど甘かった。奥ノ院のすぐ手前に駐車場があるのでそこに駐車した観光バスからはきだされる多国籍人間で弘法大師御陵前はもう押すな押すなの大騒ぎ。世界遺産に登録されたからといっていくらなんでもちょっとうるさすぎないかい、とブツブツ文句を言いながらそそくさと山を降りたバカ園主でありました。 ここはね、兵庫県西宮市・甲子園なんです。私の過ぎ去った青春(?)の舞台だったところです。 |
![]() |
![]() |
そうです。あの甲子園球場のあるところです。大学を卒業して入った会社の寮がここにあったので、自分にとっては特別の思い入れがあるところです。甲子園球場は改築され、海辺にあった会社の寮は取り壊されて無くなり、周囲は再開発ですっかり変わってしまっても太古の昔よりそのDNAが全く変わることのないシーラカンスのごとく30年以上経っても何も全く変わらないお店がここにあります(左)。Momとお嬢は相変わらずお元気でよかったよかった。ちなみにそのころの仲間といえば今は、自ら進んで山国に移住した自分みたいなオロカ者もいれば遠くは自ら喜んでミャンマーに左遷された者、片道切符で島流し同然に高知県に移住させられた者、なんとか関西周辺に踏みとどまってエラくなっている者もいるけれど行方不明者も数知れず。でも、変わらないところがある、というのはうれしいことです。松本みたいに周囲が山に囲まれたところに住んでいると無性に海が見たくなることがあります。ここは甲子園浜(右)。今回は昔よく遊んだこの海が見たかったんだ!。遠くに見えるのは神戸・六甲山。神戸も自分のテリトリーでした。ああ懐かし。目を閉じて潮風に吹かれ波の音を聞き貝殻を拾い、いいリフレッシュになりました。 |
|
![]() ![]() |