2月25日(土)
「明るい会」は、今回もすげのや昭氏を支援します
夕方、加盟団体の松本民主商工会の会館で、「明るい会」の総会を開催、「『明るい民主市政をつくる市民の会』は、菅谷昭氏を支援します」の文書を決定した。
今回の市長選挙にあたっては、昨年の10月以来、「菅谷市政2期8年間を分析・検討」を重ねてきた。
態度決定が今日になったのは、加盟各団体に、事前に資料を渡し、団体によっては、構成員の中でアンケートを行うところもあったように、分析・検討をじっくり行ってもらい、時間をかけたことによる。
総会では、以下の声明を発表することと「(仮称)私たちの望む松本市政」のチラシを発行することを確認した。
2012年2月25日
「明るい民主市政をつくる市民の会」は、菅谷昭氏を支援します
明るい民主市政をつくる市民の会
一、3月4日告示、11日投票で行われる松本市長選挙で、「明るい民主市政をつくる市民の会」(略称「明るい会」)は、菅谷市政2期8年間を分析・検討し、前々回、前回に続き今回も菅谷昭氏を支援することを決定しました。
一、昨年の東日本大震災と福島原発事故、その後の松本震災は、改めて、住民の命と暮らしを守り、福祉を向上させることこそが地方自治体の最大の使命であることを私たちに示しました。
菅谷市長は、福島原発事故を受け、「脱原発」の立場から、これ以上原発はつくらず、原発に頼らない新たなエネルギー社会の実現に向けて積極的な役割を果たしてきています。
また、放射線の影響・内部被ばくの危険性を全国に向けて発信、ヨウ素剤の備蓄、防災計画の見直し、「原子力災害対策編」の作成、給食材料放射線調査など、迅速で、先駆的な対応は、チェルノブイリでの唯一の貴重な体験を持つ医師ならではの面目躍如たるものです。
一、長期の不況の下で、国の悪政は松本市政にも大きく影を落とし、国の「下請け機関」への傾向、市民へのしわ寄せが見られます。
国保会計へ初めて一般会計から繰り入れはしたものの8年間で5回2年連続の国保税の値上げ、市税など徴税業務での差し押さえの強化、正規職員の削減、民間委託、各種施設の指定管理者制度への移行など、公的責任・公共サービスを「市場原理」にゆだねる中、「福祉の心」が失われかねない事態の進行を指摘しなければなりません。
また、松本城の堀の復元・道路拡幅工事、「ヘルスバレー構想」など、今の市民生活の実態からも、いますぐ必要な事業か、慎重でなければなりません。
地域経済の立て直しという点では、農業、中小企業対策は不十分です。
このように、課題や問題点も顕在化しつつあることは事実です。
一、しかし菅谷市政は、「健康づくり」「危機管理」「子育て支援」など地方自治体の本旨である「住民福祉の向上」の面で、多くの実績をあげ、施策を前進させてきました。
また、予算編成過程の公表、市の「借金」の削減、住宅リフォーム助成制度の実施、「最低制限価格」導入など入札制度の改善、ごみ有料化の実施見送りなど、他の分野でも成果と前進を確認することができます。
菅谷市政の2期8年は、それまでの「大型事業優先」、市民の声に耳を傾けない市政から、「福祉の向上」「住民が主人公」の市政に流れを大きく変え、今日に至っています。
一、私たち「明るい会」は、菅谷昭氏のこれまでの命を守る姿勢の根本に変わりはなく、「原発」問題では世界的にもかけがえのない役割を果たしている点を評価し、引き続き菅谷昭氏を「支援」します。
評価点・前進面はさらに伸ばし、問題点・課題は大胆に指摘し、働きかけを強め、住民運動でただし、市政をさらに前進させるために力を尽くします。
以上
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