7月30日(土) 今回の会議(国連軍縮会議)全体の感想を言うと、 今回の国連軍縮会議に参加した黒澤 満 氏(大阪女学院大学教授)の発言だ。 そして、氏は、最後にも次のように発言した。 (本日の集会の)パネリストの方が、現実の生活の中で、この問題に関わり、そして、より平和な、安全な世界を求めて、活動されていることに、こころから応援を送りたいと思います。 今まで政府間の動きで、原発の社会には、原子力村があって 自民党の政府、電力会社、が既得権をもってやってきた。 やっぱりNGOの われわれが、われわれが、日常の生活の中で、選挙は意思表明の機会ですが、こういう活動を盛り上げることによって、日本が世界が変わっていく。 今回の会議でも第一に NGOの重要性をおかれて、もう政府に任せてはなかなか動かない。 だから、平和で安全な世界にするには、市民が動後かなければだめだよ。 そして政治を変えていかなければだめだよということで、頼もしいメッセージをいただいた。
「最も良いものの1つ」 私もこの会議、ほぼ全日程参加したが、まだまだテープお越しも含めてまとめには時間を要する。
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7月29日(金) その2 レベル7と言うことで、 チェルノブイリと 福島とレベルは同じだが内容が違うということで、
そこで受ける健康被害と障害は医学的には同じ、 ですからレベルの問題ではなくて、受ける人たちが今後 晩発性の影響と言うのは、わからないわけです。
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7月29日(金) 質問に答えての1回目) 質問に答えての2回目) 尚、「被曝」に関わる部分に関しては、いずれも割愛してあります。 今後さらに続く)
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7月27日(水) 「今年3月11日東日本大震災が発生しました。 それに続く原子力発電所の事故は、『ノーモア ヒバクシャ』を訴え続けてきた長崎の市民にも大きな衝撃を与えました。 被爆国日本でなぜ放射線によって苦しむ人々を再び生むことになってしまったのか。 私自身も今、自問自答を繰り返しています。 もし、日本の原子力発電所は安全であるという神話があり、それが多くの日本人を思考停止にさせていたとすれば、核兵器についても抑止力という脅しは有効であるという神話、核兵器は使われることはないという神話があり、それが世界の多くの人々を思考停止にさせてるのではないか。 しかし、福島の原発と同じように 取り返しのつかない悲劇が起きてから神話であることに気がついたのでは、おそい。 原発事故により放射能のもたらす恐怖について、理解がすすんだ今こそ核兵器の危険性についても、しっかり伝えなければならない。」 以下、全文については、ここをクリック この後、IAEA国際原子力機関事務局長天野之弥氏の基調講演が行われた。 次回に続く
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7月25日(月) それについては、ここをクリック 知らなかったことなので、「YouTube」で流れている映像をいくつか確認してみると、確かにPK戦が終わった後にアメリカ選手に歩みより、抱擁して一人ひとりの健闘をたたえていた青いユニフォームの選手を一瞬だが確認できる。 たとえば、 この画像でも、「2:52」の時点で確認できる。
サッカーでGKをやっている三男は、このことを知っていたらしく、「潮流」を改めて読んで、「うんー いい話だ」とコメントした。 アメリカ選手のコメントも実に味わいのあるものだ。
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7月22日(金) 「きょうは、三つの角度からお話をさせていただきたいと思います。」と切り出し、以下の3つの教訓を述べている。 第一の教訓は、「原発は安全」とする「安全神話」こそが、最も危険であるということが証明されたということです。 第二の教訓は、原発という技術のもつ「異質の危険」が、原発事故をつうじてはっきりあらわれたということです。 第三の教訓は、なぜ日本のような世界有数の地震・津波国に、まともな安全対策もなしに、原発が林立するようになったのかという問題です。私は、その根底には、日本の政治の二つの歪(ゆが)みが横たわっていると考えています。 そして、 「原発から撤退するたたかいは、日本の政治の歪みを正すたたかいにもなります。財界が中心にすわった「原発利益共同体」="原子力村のペンタゴン"を解体するたたかいになります。エネルギーの対米従属をあらためるというたたかいでもあります。」 と講演を結んでいる。 詳細、全文は、ここをクリック "原子力村のペンタゴン(五角形)"とは、財界、政界、官僚、御用学者、一部メディアによる"ペンタゴン"ですが、 昔から、「ちょうまいよみ」と言われてきた「朝日」、「毎日」、「読売」、の三大メディアが、「広告料」によって電力業界から買収され、"ペンタゴン"に加わっていく経過の部分は、実に興味深い。 ぜひ、全文をご覧ください。
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7月21日(木) 「おひさま」効果で、安曇平は観光客が増えていた。 ところで、「丸庵は現在の市内のどこにあるのか?」。 「丸庵」はいまの県1丁目1番地付近にあった。 そのブログは、ここをクリック このほかにも、このブログは、この間、地域名、のれんの向き、あがたの森の撮影での時間差による不思議 など、実に興味深い内容を発信している。 「おひさま」とこのブログが、今の私の楽しみの一つとなっている。
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7月19日(火) いよいよ、一週間後に迫った。 会議そのものが注目されるわけだが、2日目、28日の午前に、菅谷昭市長の「原子力安全と医師の視点」のスピーチが予定されている。 この国際会議は、傍聴者にもすべて同時通訳のイヤホーンが渡されると言う。
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7月18日(月) 1つは、市内の業者にお願いしたが、「仕事がいっぱいで、すぐには出来ない。」と言われて困っている。
など、「広報まつもと」を見ての相談だった。 また、まだ「広報」が届いておらず、「制度」を知らない人も数多くいた。 既に述べたように、「住宅リフォーム助成制度」の制度の詳細は、9月議会で、補正予算も含めて、明らかになる。
8月9日には、臨時会が開かれる。 ご意見、ご要望をぜひお寄せください。
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7月17日(日) それは、13日の建設委員会へ報告があった中身より、「助成を受けるためには『り災証明書』が必要になります。」 より踏み込んで文書になっている。 「裏の壁に亀裂が入った。1階から2階までなので、足場を組まなければならなく、費用が心配だった。」
など、松本震災の実態が明らかになり、助成制度が喜ばれている。 地震で被害を受けた建物への自治体の助成制度は、市レベルでは松本市が全国でも初めて(?)ではないか。
大河原町(補修工事費20万円以上なら20%の補助 上限10万円) が紹介されている。 宮城県・柴田町の制度については、 ここをクリック
松本市で、この制度を受けるには、「り災証明書」に加えて、「改修前後の写真」も必要となることを住宅課と確認した。
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7月15日(金) 福島原発の事故に伴う「節電」のキャンペーンで、今年は昨年以上に「扇風機」が引っ張りだこだという。
昨年の段階では、「今年の暑さは例外だ。」と言われていたが、「福島原発」は「想定外」としても、何とか対策をとらないといけない。 昨年取り上げたときの日誌は、以下をクリックしてください。 週明けになって、実情の調査も含めて対策を考えたい。
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7月14日(木) 農産物は大丈夫かという疑念は、消費者側だけでなく生産者にとっても生業として実に緊急の課題だ。
県が行っている土壌調査に関しては、農用地土壌及び牧草の放射性物質の測定結果も出ているが、ご覧になっていただければ明らかですが、松本市の分は、4月下旬のデータでは明らかになっていない。(調査されていない。)
いわゆる風評被害との関係だけでなく、実際にリスクのことを考えても、行政や東京電力の対応の遅れや怠慢との関係で、既に市民団体、NPOが独自に放射能測定器を購入しての市民測定所の運営を始めているところも生まれている。 たとえば、それについてはここをクリック 松本市としても、現在までの対応でいいのか。 先ずは、県の調査で、4月下旬以降の最新の調査結果はないのか。 また、希望する市民には貸し出しできる測定器の設置も松本市としても求められる。
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7月13日(水) 制度の概要は、 工事費が5万円(税込)以上であること。 助成金額は、対象工事費の20% 上限額10万円(多世代同居に関わる増床、増築又は設備の増設の場合は、限度額20万円) 対象となる工事は、 (1)既存住宅の増築、一部改築工事 注:(1)又は(4)の工事で、増床、増築又は増設工事となるものについては、多世代同居に係る住宅改修の助成対象となります。 また、対象とならない工事例は、 (1)車庫、倉庫、物置、店舗、工場、事務所のリフォーム という内容です。 委員会の議論の中では、 「1住戸に対し、一回限りの助成とします。」となっている点に関して、 この助成制度本来の「住宅の長寿命化、多世代同居に係る住宅改修の促進」ということを考えるならば、今回の松本震災に関わっての修繕は、いわば、急遽の「復元」の内容となるため、別枠として考えることが必要ではないか。 と提案したところ、 「そうしたことに関して、内部でも議論があった。提案、ご意見として受け止め検討してみたい(主旨)」との答弁がありました。 申請受付については、 既に、屋根瓦の工事を行っている方は、工事施工前と後の写真、請求書、領収書等の必要書類を保管して置いてください。
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7月11日(月) 一つは、被災補助制度はありませんか。 1つ目の被災補償については、残念ながら現在の制度で、使えるものは、「災害弔慰金」制度ぐらいだが、該当するケースは半壊以上の家屋が対象となる。 「災害弔慰金」制度については、先ずここをクリック 次に 用語検索 を選択 「災害弔慰金」と入力してください。 最後に、「松本市災害弔慰金の支給等に関する条例」を選択してください。 もう一つの民法717号に関してだ。 (土地の工作物等の占有者及び所有者の責任) WEBで調べてみると、 「工作物が通常備えているべき安全性の欠如とは、通常予想される危険に対応した安全性を指します。
ですので、異常な自然力(不可抗力)により生じた危険に対する安全性まで備えている必要はありません。 本件のように、地震によって屋根瓦が落下し他人に損害を生じた場合には、もともと瓦が落ちそうであったということでない限り、「設置または保存に瑕疵がある」とはなりません。
と書いているものもありますが、それでも、 「本件は天災によって起きたことですので、相談者が法律上責任を負うことは無いといえます。しかし、ご近所付き合いのことですので、なるべく誠意を尽くされるのがよいと思います。」 とあり、いずれにしても最後は話し合いで決めることを勧めている。 震度5未満の場合は、「損害賠償の必要がある」が、「5」以上なら大丈夫との話もあるが、震度によって決まると言うことは、正確ではないことがわかる。 最近では、既に震度5以上の地震が頻発し、予想もされている中で、それ対し事前に備えるべきだと言われていることもある。 最終的には、関係者との話し合いが結論のようだが、そうした相談の窓口がやはり必要だ。 いずれにしても日ごろからの危険回避、安全確保が重要だ。
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7月8日(金) 半世紀以上ににわたり核兵器廃絶を訴えながら、全国各地から8月の広島・長崎にむけて歩き続けてきているこの平和行進、現在では、全都道府県と8割をこえる市区町村を行進し、毎年10万人の人々が参加する国民的行動となっています。
今年は、3月11日、東日本を襲った巨大地震と津波、そして深刻な原発事故の被害がいまも続いている中での行進、核兵器廃絶とともに震災被災者支援、原発事故をくりかえさせないために、原子炉の総点検、さらに原発に頼らない自然エネルギーへの転換を訴え、歩いています。
また、さらに松本市では、7月27日〜29日に「第23回国連軍縮会議」が開催される。
菅谷市長が特別スピーチを行う予定になっていますが、その発言の中身も注目されます。
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7月6日(水) 「議員の言うとおり、地震災害の規模とすれば、松本市のわれわれの記憶の範囲では、最大のものであると認識しています。 この中で現場の職員は多くのことを学んでいるはずです。 提案されていることも、考えていることばかりだと思います。 具体的にお答えすることは出来ないことばかりですが、これを契機として、ご指摘のことについては、今後、もしおおきな地震が来たときには、対応できるように、・・ いくつかご指摘いただきましたが、災害を契機に制度もそうでありますが、充実させていきたい。」 5日に行った申し入れと重なる内容の提案を行ったわけだが、その場での具体的に答弁はなかったが、「制度の充実を」述べていた。 そんな中、来週の13日(水)に建設委員協議会の開催通知が届き、その中に、報告事項として、「松本市住宅リフォーム助成制度について」の項目が入っていた。
【遡及効】そきゅうこう〓法律の効力がその施行以前に生じた事項にまで及ぶこと。 ところで、今回の「震度5強」、専門家の間で、それ以上の揺れではなかったかの見解が出されている。
いろいろな教訓を早く引き出して、「災害に強いまちづくり」、「福祉と防災のまちづくり」が必要だ。
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7月5日(火) 今日は、午前中、表題の「申し入れ」、午後は長野で会議の予定だったので、とりあえず、市の関係者に対応をお願いして、夕方訪問した。
予定していた申し入れ文書に、早速その項目も入れることにした。 今回の申し入れは、先日の1日の議員全員協議会の場での発言、その後の市内の状況把握の中で確認したことで、既に口頭では市の各部署にお願いをしてあったものも含めてまとめて申し入れた。
それにしても、市内のすべてを回ることは出来ないが、ブルーシートが南のほうではかなり目立つ。
写真は、高層団地から双葉町を写したものだが、市内を上空から見ることが出来れば、「ブルーシート」はかなりの数になるのだろう。 申し入れの中には、「『住宅リフォーム助成制度』の前倒し実施、遡及効扱い」を改めて書いたが、是非9月議会待ちでない対応が必要だ。
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7月4日(月) 地区別世帯比率(%)をグラフにしてみた。 地区別で見ると、芳川、寿、島立、鎌田、笹賀の順で被害割合が大きいことがわかる。 ところで、2日付け市民タイムスに、6月29日〜30日の一連の地震の震源域の地図が掲載されている。 震源域と震度だけで、被害の分布が決まるわけではないが、一定の関連性を確認する頃ができる。
次の写真は、通学路の塀が倒壊したものです。 つっかえ棒の向こう側に倒壊しているのがわかりますが、右がその写真です。 これは、鎌田小学校への通学路の一つで、これまでもその危険性が言われていたところですが、今回写真の通りあるスパンは完全に倒れてしまった。
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7月3日(日) 昨日に続き、今日も被災地域を回って歩いた。 11階建ての高層マンションでは、写真の通り玄関にヒビが入り、水周りの配管が損傷し、上階から水漏れがあるという。 お墓の被害は、並柳、井川城、笹部、等で確認できる。 墓誌の倒壊が目立つが、右の写真は、接着面からではなく、石がはがれ折れている
土日ということで、破損した食器などの片付けが進み、ゴミの集積場が山のようだ。 下の写真は、前市長宅の門柱です。久しぶりにお話をしてきました。
次の写真は、赤羽前議長宅の農業倉庫です。
右隣に立派な土蔵があるのですが、左側の倉庫は、地震の際、土蔵にくっつくほどゆれたそうです。
明日、議員団会議を開催し、整理して申し入れを行いたい。
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7月1日(金) 報告された被害状況も、 会議の中で、一人の男性(44歳)の遺体が10時07分に発見されたという報告もあったが、私たちとしては、今度の震災は過去最大級の規模と被害であり、松本市民にとっては新たな経験・体験であったことを先ず踏まえることの重要性を指摘し、なおかつ、現に起きている被害対策・避難対応も含めた今後の危機管理について、既に他の議員が質問した点を除き、いくつかの点を質した。 (順不同) 1、 瓦の破損対応では、ブルーシートが不足していた問題と今後備蓄項目に加えること。また屋根の修理業者の紹介、そして実施することが決められている「住宅リフォーム助成制度」の前倒し実施、遡及効扱いの提案。
しかし、それに対し、議長が「今日の会議は被害の実態報告を受けるための会議ですので、今後の対応に関する質問はまた別の機会に(主旨)」と言うことで、答弁をさえぎる運営が行われ、他の議員からも、「それは一般質問でやることだ。」との発言も飛び交い、結局、理事者からの答弁はなかったものがあったことは実に残念な事態だった。 市内の地域によって被害に差があることで、今度の震災の規模や実態を正確に把握できていないことから来る「話が合わない」無理からぬ結果だったということを知らされたわけだが、それにしても後味の悪いものとなった。
副市長は答弁に立ち、「今度の震災を過去最大のものと受け止めております。」とだけ述べたが、でもそれは結局他の答弁は必要なしということにつながってしまったと言える。 昨日もいくつか写真で現状をお伝えしたが、今朝と議員協議会終了後の取材分を合わせて、以下ご紹介します。
2枚とも松本城の内部です。
南松本 県営住宅 出川の通りに面したお宅の門柱
以上4枚は、いずれも多賀神社です。 今後、時間が経つにつれ、さらに震災の深刻さが内容としても数字的にも明らかになると思う。 改めて、今度の事態を受けて、議員団として市への申し入れを実施したいと思います。
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