7月31日(金) 「公開討論会」に出された配布資料の中で、民主党の前国会議員が、 《分権問題と地方の活性化について》
の部分で、 これに対して、立候補予定者間の討論の中で、自民党の予定者から次のような質問が向けられた。 「地方を活性化するために、分権が必要だが、一方で産業がしっかりしていなければいけない。特に農業が大事だと思います。 民主党の戸別所得補償は、それだけ見るといいように思うが、一方でマニフェストの中で、米国との間で自由貿易協定を締結と書いてあるが、これによると米国から安い農産物が、ジャンジャン入ってきて、日本の農業が壊滅的打撃を受けるのではないかと思うがどうか。」 これに対し、民主党の予定者は、 「所得補償は、外国の入ってきた金額、価格とつくったコストの差を補償するもの。 つくるのに1000円かかったとし、自由貿易協定で入ってきたら500円だったとすれば、その500円分補償する。 何が必要かというとその所得保障の財源がいる。私どもは、1兆円必要と見ている。与党は財源は何処からか?というが、今、農林水産予算というのは、約2兆7千億前後です。 そのうちの公共土木工事が、半分以上1兆4千億近くある。 2者択一はなかなか難しいのですが、壊れたひびが入った農道や灌漑等を直す必要はある。残りの部分は、今、ここで農道をきれいにする予算につけるのではなくて、所得補償につけて農家の方が安心して農産物をつくれるように、他の国ではやっている、この国だけが今までやっていない。これを補てんすることが農業再生に繋がる。」 と、制度説明とその財源を述べるだけで、米国との間で自由貿易協定(FTA)のもたらす「壊滅的」影響に関しては、なんら言及は無かった。 日米間の自由貿易協定(FTA)の早期締結を求めているのは米国の巨大農業資本と日本の大企業です。
ところが、それに対するまともな答弁は無かったといえる。 喩えが悪いかもしれませんが、農産物輸入の「洪水」を防ぐ防波堤を壊しておいて、その「水害」分に関しては、補償しましょうというのに等しい。
自民党予定者の指摘は、実に正論だ。 ● 価格・所得保障でコメ1俵1万8千円に 公示前に配布する日本共産党の赤旗8月号外には、このように記されている。 一刻も早く、皆さんにお届けしなければならない。
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7月30日(木) 松本大会の実施要綱によると、 松本市には、歩兵50聯隊、三菱重工業の航空機生産の拠点工場ありました。中国人朝鮮人の強制連行強制労働の現場でもあります。 そんなこともあり、松本には、戦争傷跡が多く残っています。 そんな中、先日ある方から興味深い本を紹介してもらった。 牧野育雄著:最終決戦兵器「秋水」設計者の回顧 その方は、ラジコン技術関連の仕事もしており、自らもいくつも新しい機種を作って飛ばし、楽しんでいる方だ。
でも、そうした紹介の中で、「松本」で検索してもヒットはしない。 そして、5月には、「三菱と陸軍航空本部及び同航空技術研究所が、松本市に集結した。」と書かれている。
「秋水」の開発は海軍・陸軍・三菱の協力により完成させるものであるが、はじめに生産は三菱、機体は海軍主導、ロケットエンジンは陸軍主導と決められていた。 昭和十九年十二月の三菱大幸工場被爆により、ロケットの噴射実験場が破壊されたため、緊急に追浜に疎開して、海軍空技廠の運転場を使用していたが、追浜の空襲も激しくなったこともあり、ようやく松本に陸軍の噴射試験場が完成したので、三菱の秋水係も陸軍管轄下の信州松本へ移転することに本決定した。昭和二十年四月六日のことである。 と紹介され、浅間温泉の旅館や、市内の料亭などの名前もいくつも出てくる。 議会では、私たちの会派から両角友成議員が昨年の9月議会で、「語り部・山辺地区等の遺跡の調査及び保存活動」に関して質問した経過があるが、選挙終了後にも、少し調査してみたいと思う。
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7月28日(火) 全文は、ここをクリック 以前にも紹介した「幹部会声明」は、「国民への訴え」という形式をとっていない。 これで、自民党以外は、ほぼマニフェストが出揃ったことになる。 いよいよ本格的な政策論戦が展開される。
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7月27日(月) 問題は、あたらしいページに何を描くかということ。 今日も昨日に続いて、チラシの全戸配布を晴れ間を見て行った。 「自民党政治を終わらせるということならば、共産党こそが今までもやってきたこと。社会党を含めて、いずれの党もこれまでの政権の与党経験がある。そうゆう意味では、共産党には、今回は是非伸びて欲しい。」 短い対話の中だったが、このように言っていただいた。 明日には、新しいページへの提案=共産党のマニフェストが発表される予定だ。
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7月23日(木) 共産党には、「中途半端ではなくの伸びてほしい。」と語っている。 全文は、ここをクリック 是非ご覧下さい。
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7月21日(火) 「基本的立場」は、ここをクリック 6月に開かれた第8回中央委員会総会の段階から、方針を発展させた。 「古い行き詰まった政治の枠組み」とは、いうまでも無く自民党政治(=異常な財界・大企業中心、「軍事同盟絶対」)そのもののことだ。 では、今回何をどう発展させたか。(私なりに考えてみる。 ) まず、都議選後の情勢の発展を捉え、「民主党中心の政権が成立する可能性が大きい」として、その先への対応を明確にしたことだ。
大きな、未来への展望を切り開く可能性をはらんでいる総選挙。
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7月18日(土) 日本共産党は、独自の建設的野党の立場を堅持して臨みたいと思っています。
自公政権に替わる民主党中心の政権に対してどうした態度をとるのか。 この間私たちは、 ことを強調してきた。 今回、都議選後とその後の経過を見て、いよいよ「民主党政権」の現実味が出てきた中で、どのようなスタンスで臨むのか。 民主党とは、消費税引き上げ、憲法9条の改悪、そして比例定数の削減などを見た場合に、私たちは、政権を組む条件はありません。
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7月15日(水) 松本ハイランド農業協同組合から「降雹による農作物災害対策に関する陳情書」が出され、今日は、現地調査をした後、この陳情審査のため、経済環境委員会「移動委員会」が今井出張所で行われた。
「移動委員会」に先立って行われた現地調査では、関係者から次のようなお話があった。 以下、そのまま紹介します。 (カッコ内は、池田記載) ・H12年、波田町地方のときと違って、雹の大きさが違う(小さい)が、果実の傷みの状況は実に深刻なものがある。90%以上〜100%全滅の場所もある。 ・西の方から降ったので、りんごをしたから見た場合、裏のほうはなんとも無いが、上部のほうが大変な状態。(笹賀地域) ・ジュースに関しては、販売料金が心配。(ジュース用のりんごについては、昨年の青森の降雹分もあって、すでに工場には、ストックがいっぱいである。) ・今井のほうには、雹の直径が2cm以上の大きなところもあった。また、一度降って、やんで、また降った所もある。笹賀と違って、今井地域は、広範囲に、片面だけでなく玉の周り全体に傷になり、さらにひどい状況になっている。 ・今井では、20分間降った。玉によっては20箇所以上被傷、商品性がまったく低い。今、木についてるのは、来年のため。木にも傷がつき、葉っぱも痛んでいる。
・ これから、お金にならないりんごをふるい落とさなければならない。 今の時期、りんご農家は、 一段落 一休みの時期だが、今回は、こんな仕事が増えている。 ・毎日毎日、お金にならないりんごの面倒を見て、落としていかなければならない。 傷ついたりんごをあまり残しておくと加工も増える。その量は、決まっているのでので えりすぐって、なるべくお金にしていこうとしている。 ・私も外国の農業を見てきているが、政治に支えられている農家はやはり強い。生き生きしている。 いろいろな国を回ってみると。 日本ももっと政治に支えられてやっていけるような、農業を政治の道具にされないような農業にしてもらわないと。よろしくお願いします。 ・葉っぱがぼろぼろですけれども、隣に来年の花芽がある。これ(実を)をとってしまうと、これ(芽)が動き出してしまう。たとえ実はぼこぼこでもこれをつけておかないといけない。 ・ブドウのえだもぼこぼこ。来年芽が出るかの心配がある。 房から痛んだ実をとると、房の骨(軸)しか残らない。 昨年度(バラ房)も収入減になり、ことしは、生育も順調だったので大いに期待していたのが、経験のない降雹被害。期待も、希望も一瞬のうちになくなってしまった。 来年の事も考えて、木は相当のダメージを受けているので、傷がついていない房も、落とさなければならない。 今年は、もう、へい、しかたがない、早く1年終わってくれないか。 経済的にも精神的にも、参っている。 以下、次回に)
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7月11日(土) そんな中、12日付けしんぶん赤旗日曜版が、音楽ライターの柿沼信氏の「マイケル・ジャクソン 音楽史上に3大功績」を掲載した。
正直言って、印象としては、黒いマスクをして報道人に囲まれている歌手というものだった。 私と黒人音楽との出会いは、ハリー・ベラフォンティ。 そうした音楽の流れとマイケルは、自分の中では、残念ながら結びつかなかった。 「ビート・イット」や「スリラー」を改めて鑑賞したいと思う。 黒人差別の中での音楽活動。 これまでのイメージを払拭することができるだろう。 マイケル・ジャクソンのご冥福を祈ります。
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7月10日(金) 日本には、行政においてこの海岸を一括的に管理する部署がない。 しかしながら,このような遠浅な海岸に戻すには絶対的に砂の量が足りない。 具体的には、 侵食対策に関しては、ここをクリック (講師の方から紹介されたサイトです。) そして改めて、全体のまとめとして、 ■ 藤沢市の海岸は日本有数のビーチリゾート。 年間400万人の海水浴客、サーフィンなど年間を通して海岸利用がある。 ■水難事故防止には、社会システム、人・教育、自然環境の要因を総合的に解決する必要がある。 ■社会システムとしては、海岸管理体制をはこのままでよいのか? 年間400万人の海水浴客を守るのはボランティア団体でいいのか。また全国の16%の海水浴場にしか有資格者のライフセーバーはいないままでいいのか。 ■人・教育では、 次世代の子供達に誇るべき湘南海岸、海について学ぶ機会を提供、子ども達が安心・安全に海で遊べる環境・知識を提供する。 ■ そして、自然環境保全として、サンドリサイクルなど近隣海岸と連携しての総合的保全対策を図る必要がある。 以上が強調され、講演は終わった。 「水難防止」という直面する問題への対応とその解決の過程の中で、「次世代にこの海岸環境をどのように残していくか」という今後の総合的な課題が見えてくる。
治山と漁業の関係を環境問題として捉えた話を富山湾を例に聞いたことがあったが、それに勝るとも劣らない、そうした意味では、実にわかりやすく、十分示唆的な講演だった。 追伸) 「遊行寺坂」を上りきって、翠ヶ丘公園を経由し、ホテルに帰ってきた。
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7月9日(木) 氏の自己紹介から始まった講演。 そして、氏が所属する「NPO法人西浜サーフライフセービングクラブ(=西浜SLSC)」は、日本で最初のライフセービングクラブとのことだ。 全国の海水浴場数は1,441箇所,海水浴客数は4,230万人だが、藤沢市には、年間約400万人訪れるという。 なぜ毎年、このような水難事故を起こるのか? 氏は、この現状を @ 社会システムの問題 A 人的・教育的な問題 A 自然環境の問題 の側面から分析した。 @ 社会システムの問題としては、安全管理に関する意識の低くさ。 海浜利用者の安全を誰が守るのか、消防?・警察?・海上保安庁?・ライフセーバー?海岸管理者?非常に曖昧。
海水浴場・プールにおける水難事故防止に関する条例制定の遅れ(現在13都道府県のみ) と結論付け、ライフセービングの課題に話が移り、藤沢地域の水難事故を無くすための西浜SLSCの活動を紹介したあと、 話は、水難事故の防止との関係からも「海岸環境の保全問題」にと展開した。 西浜SLSCの活動については、ここをクリック
以下次回に続く)
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7月7日(火) 忘れもしない。4年前の総選挙は、「郵政民営化に賛成か反対か」だけで、「小泉劇場」が展開した。 もちろん選挙は、政策で争われるべき事は、論を待たないが、今回の騒動の「シングルイシュー」(シングルイシューポリティックス【single issue politics】)についてみても、「全国知事会の提言(6月)」を、知事ブログで見ると、問題点はいくつもある。 関係ブログは、ここをクリック 「新たな国民負担について議論を避けず、地方消費税の充実・引き上げを!」とか、直接ブログでは、紹介されていないが、しんぶん赤旗に拠れば、「分権型の道州制の検討」をもマニフェストへの書き込みを要求しているという。 「郵政民営化」もそうだった。 今回の選挙の「真の争点」そらしであり、さらに結局のところ、自民か民主かの「二大政党」の枠内に押し込める結果にしかならないところが一番の問題であり、危険な面だ。
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7月5日(日) ピラミッドには、大きな謎が2つ。 第一の謎。 第二の謎。 大回廊は、何のためのものだったのか。 関連サイトは、ここをクリック 2007年の正月に、「ピラミッドは、王墓ではない。」の日誌を書いたが、それ以来、ピラミッドを巡っては、吉村作治氏、考古学者ザヒ・ハワース博士の二人がこの2年間に何度も登場して、テレビで番組を提供してくれている。
夜9時からの番組。 今日は、事務所の泊まりの日だったので、録画したものを、11時過ぎから見た。 新たな、発掘や調査が進んでいると思う。
番組紹介は、ここをクリック エジプト発掘 第2集 「ツタンカーメン 王妃の墓の呪い」 は、7月26日(日) 午後9時00分〜9時49分に放映される。
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7月3日(金) 「リニア中央新幹線Bルート実現に向けての陳情書」は、松本広域連合市町村長OB会(会長 有賀正)から、4月17日に出されたもので、「Bルート実現のため、あらゆる手段により一層万進されますよう」という言葉で結ばれている。 この審査は、私が今回所属することになった総務民生委員会で行われたが、 委員長は、そうした委員の発言を踏まえて、「願意に沿いがたい」ではなく、「聞き置く」とまとめようとしたが、副委員長をはじめ、他の委員から多数決でも決めるべきだとの意見が何度かだされた。 消防の広域化に関しては、安曇野市の議員、塩尻市の議員から、この内容では疑問があることが、かなり語気を強めての発言としてあった。
なお、私から質問した松本広域連合下の住民にとってのメリットについては、「今年の11月議会までには明らかにし、議会に提出する。」ことが確認されました。 関連の日誌は、ここをクリック 議会人事に関しては、正副議長、各常任委員会正副委員長のほか、議会運営委員会のメンバーを確認。 私は、今回、議会運営委員会で、委員長を務めることになった。
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7月1日(水) 東西に33mに延びる最も長い石垣の南側には、8mほどの幅の水をたたえた堀があったと推定されますが、その中の堆積した湿地層から、多量の木製の箸や"かわらけ"とよばれる土器が出てきます。 茶臼、天目茶碗、葉茶壷といった茶道具が出土しており、その器形などから15世紀頃のものと推定されます。 茶の文化は、鎌倉時代に栄西や道元といった禅宗の僧が薬として日本に持ち込みますが、室町時代に村田珠光が"茶の湯"の様式を体系化し、安土桃山時代に千利休が大成させます。会田の地に、千利休が茶道を犬成する100年も前に茶の文化が入ってきていたことがわかります。こうした中央の文化を呼び寄せることのできる力を持った人物が居住していたことをうかがわせます。 そして、「専門家からの指摘」として、 (1)居館の構造について 現在中段にある屋根つきゲートボールについては、村当時の建設時点での発掘調査はまったく行われていないという。 遺跡の保存については、 (1)石垣について レプリカ保存といえば、紹介されている弘法山古墳のほか、里山辺にある針塚古墳がある。 文化財課の文書は、最後に次のように結んでいる。 四賀地区と殿村遺跡. 文化庁に殿村遺跡の調査状況の説明した際、四賀地区の周辺の文化財についても説明を求められました。その際、担当調査官から「非常に地域の文化財の豊富な場所だ。」という好印象の所見と、「周辺の文化財一帯を合せた将来的な町づくりについても考えていかなくてはいけない。その点では、この地域はメニューが多い。」という意見をいただきました。
ここへ来て、降雨があり、発掘は進んでいないことを審議会に出席した両角議員から聞いている。 引き続き、目の離せない発掘となる。
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