4月30日(水) 全文は、ここをクリック (少し開くのに時間がかかります。) PDFで26Pの及ぶものだが、読んでみて、何で福田首相が「傍論」として退けたことが実によくわかる中身だ。 今回の裁判の請求は、次の点だ。 これに対する主文は、 だが、その理由は、「不適法」であるからというものだ。 裁判官ではないので、詳細な分析はできないが、「不適法」とは何か。また「傍論」の意味は何か。 裁判所は、「本件派遣の違憲性について」P3から、かなりの紙面を割いて、「認定事実」をおこなっているが、憲法9条及びイラク特措法との関係については、P16から展開、その結論をP19からP22にかけて書いている。
そして、続くP23で、「4 控訴人らの請求について」の部分で、「不適法」の結論を「導いている」ことが解る。 辞書によれば、 「傍論」は、「判決における裁判官の意見のうち、判決理由を構成しない部分。」 「傍論」の意味はよくわかったが、「不適法」の意味は実に不可解だ。 |
4月29日(火) それは、埼玉県議再選挙(西5区)。定数一を共産、自民、民主の三つ巴(どもえ)で争ったが、日本共産党の山川寿美江(すみえ)さん(65)は、自民党候補を六十八票差で振り切り、議席を獲得した。
面白いのは、本日(29日)付の現地埼玉新聞の1面報道。(コピーが手に入った。) 「県議選再選挙 共産候補当選 「国政への怒り」反映 自民・民主 衆院選対策再考も」 「共産党が反自民票を食う」現状を痛感した。「共産が擁立した選挙区では、与党批判だけでは駄目だ。」 これまで、かなり前になるが、共産党の候補者が、与党自民党批判をすれば、それが時には、社会党であったり、今では民主党に票が流れるという現象が何度もあった。
それが、この埼玉の選挙では民主党の幹部が先ほど紹介したような選挙総括として語った中身になったというのだ。 |
4月23日(水) 「個々の学校名を明らかにした公表はしない」と文部科学省は市町村教育委員会通知を出したが、大阪府枚方市では、市独自の学力テスト結果を情報公開で入手した学習塾が市内中学19校の成績ランク表を保護者に配るという事態が起きていた。
その「ランク表」には各中学校の国語、数学、英語、理科、社会の科目別と5科目の平均点が記され、市内の中学校のランクが一目でわかるものだという。
「少なくとも5年は続けたい」渡海紀三朗文部科学相は言ったとのこと。 「5年も続けるのか」(中日) 全文は、ここをクリック 改めて、松本市でもこの議論が必要だ。 |
4月22日(火) これで、3度目の攻勢、いよいよ来るべくしてきたという感じだ。 昨年7月5日の市長の「諮問書」(=松本市一般廃棄物処理基本計画について)に答えたものだが、その諮問書の中には、有料化に関する記載は見当たらない。
今回の諮問は、現在市が見直しを進めている「ごみ処理基本計画」の策定に当たってのものだが、平成13年に定められた「第2次ごみ減量推進行動計画」(平成14年〜22年)の中にも有料化の記載は見当たらない。 何度も何度もこうした「方針」提案が、結局、行政の側から出されることになるとすれば、実に残念な気がする。
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4月20日(日) それが、現在では、意が転じて、「実績作り」とか、さらにはある意味まったく反対の「存在証明」とまで使われる例がある。
確かに、高校生などの間の言葉では、たとえば、「やばい」という言葉は、いまや、「すごい」「すばらしい」とか「格好いい」などの意味で使われることが多い。
言葉には、その生い立ちと使われてきた歴史がある。 NHKの番組で「言葉おじさん」があり、時々見ることがある。最近は本も出版されたようだ。 これからも、辞書とはいつも仲良しでいたいと思う。 |
4月19日(土) 「その、月6000円分しか診てくれないという話は、新聞でもテレビでもやっていない。そりゃひどい。本当に早く死ねって言うことじゃないか。もっとそのことを文書にして知らせてほしい。」 1つ目は、通院の場合の「後期高齢者診療料」制度。これが「月6000円」といわれるものだ。
2つ目に、入院した場合の「後期高齢者退院調整加算」制度。
3つ目に、終末期を迎えた場合の「後期高齢者終末期相談支援料」制度。
以上、通院、入院、終末期といずれの段階でも、75歳以上の患者に対してのみにこうした制度は、今までになかったことだ。 ここへ来て政府は、盛んに「保険料負担は軽くなる」ことを強調し、言い訳に躍起だ。 このように、医療内容でも、保険料負担でも、これでもか、これでもかと、「高齢者の弱いところをほじる」やり方。 この制度こそ「長生き」させてはいけない。 (全日本民意連のチラシより) 著名な脳神経外科の上山博康氏は、 この制度は、2年前の「痛み押し付け」小泉内閣のときに導入されたわけだが、この医療改悪法が衆院で審議入りしてわずか一カ月余の〇六年五月十七日の衆院厚生労働委員会。
と主張し、審議を一方的に打ち切って強行採決しました。 集会での、「誰がこれを決めたのか」の問いには、ずばりこの点を紹介した。 そして、さらに言われたのは、どうしたらこの制度をやめさせることができるんですか。という質問だった。 |
4月18日(金) 「来年度、原油価格の高騰等により、食材費の値上がりとさらに今回の中国製冷凍食品事件による輸入食材離れの影響で、国産食材の値上がりも予想されます。
そこで学校給食では、献立の工夫や食材の調達方法の検討などの努力により、当面は給食費は値上げをせずに実施をしてまいりたいと考えております。
(今後については)その中で、給食献立への影響、児童生徒や保護者の意見、家庭への経済負担への影響などの実態を把握し、値上げが必要かどうかを慎重に検討したいと考えております。」
値上げの状況(一食あたり・円)は次の内容だが、「当面は値上げしない」と明確に答弁していたことから納得できないものだ。 確かにセンター給食と自校では、扱う食材の量からしていわゆるスケールメリットというのがあることは分かる。 委員会での議論の詳細はこれから調査するが、少なくとも2月議会での答弁との整合の点、また具体的に、どのように「献立の工夫や食材の調達方法の検討などの努力」がおこなわれたのか検証が必要だ。
ちなみに、今回の値上げで、錦部小学校は、市内の小学校で大野川小学校と並んで一番高くなるわけだが、現在給食日数が、204日だから、単純計算で、給食月額費は、現在の4400円から4930円、約5000円となることになる。 関係資料は、ここをクリック 負担の点で言えば、どうなのか。 両角議員には、地元の問題としても改めての調査をお願いした。 |
4月17日(木) 「計画的な道路整備が必要であり、そのための財源として」必要ということだが、今政府がやろうとしていることとの関連で、「ガソリンの暫定税率上乗せ法案」とその財源を「道路整備だけに使おうとする法案」の2つの法律が、果たして地方が望む計画的な道路整備につながるのか地方の立場でも吟味が必要だ。
確認しておかなければならない点は、この2つの法律が現在失効している今の状態は、福田首相が、「平成20年度から一般財源化する」ことを先取りしている状態という点だ。
すでに、今まで道路特定財源として道路のみにつぎ込むことを可能としてきた根拠法である道路特定財源関連法はなくなっているわけだから、政府の言い分からしても、これをもとに戻そうというのは、矛盾でありまったく道理がない。
実は、市長会は、この道路特定財源に関する決議とともに、もうひとつ「平成20年度地方税、地方交付税総額等の確保のための関係法案の早期成立を求める緊急決議」も同時にあげている。 2つの緊急決議には、「要請されて」あげている部分と文字通りの「緊急」のものがあることがよくわかる。 2つの緊急決議は、ここをクリック 市長会には、改めて事態の推移と住民の世論に応えた対応、決議の発展を求めたい。 |
4月15日(火) 松本市は、医療資源はあるもののほっておくと崩壊してしまうと危機感を持った医療関係者とともに構想をすすめてきたが、県はまったく反応しなかった。
「産科を担当する病院医師の不足により、産科病院の休廃止が相次ぐ危機的状況の中、県は、県内10医療圏単位に医療・行政等の関係者からなる検討会を設置し、各々その医療圏にあった具体的な対応・方策について検討を進めてきました。」 「これ以上の産科医療体制の崩壊をくい止める緊急避難措置として、病院産科医師の負担軽減と離職防止のため」に、 「松本地域出産・子育て安心ネットワーク」協議会を作り、 「 ア 病院・診療所の連携体制(ネットワーク)の構築 |
4月13日(日) 「記」と記された碑によると、この共同墓地は、最初は43人の方が共同で出資しこの小高い丘に設置したもので、いわゆる共同墓地の中には、親戚が共同して設置したものもあるが、これはそうではなくて、文字通り「浦本にゆかり」のある人で希望する人は誰でも埋葬することができる墓地だ。
糸魚川市の親戚の方の四九日の法要のため、青海を訪れた。 |
4月12日(土) 以前にも、BSEの関係で、それまで順調だった店の経営が悪化し廃業、文字通り生活の建て直しの期間に限っての生活保護申請を受理してもらい、実際に生活保護を受けられた相談の経験から、今回の場合も、生活保護の申請を直ちに行うことを、昨日の金曜日に勧めて、2時間を越える時間はかかったが、申請を受理してもらったとの電話連絡をいただいた。正直ほっとした。 昨日は、時間がなかったので、今日、改めて時間をとってもらって詳しく今の状況を聞かせてもらった。 横浜市、川崎市、東松山市と転々としたことは、冒頭紹介したが、実はその後、熊谷市、下伊那上郷町、群馬県藤岡市、富士見町を経て、前居住地のエプソンに勤め、その後松本市の「ハケン」職場にたどりついた経過を、話してくれた。
今はまったく失業中だが、小さいときからの経験から何とか米だけは確保してあるという。 国会での審議、赤旗やその他の文献で現在の「ハケン」の実態はいくつかの例で知ってはいたが、実際の青年からのそうした吐露は初めてだった。 昨日、共産党は国会内で記者会見を行い、労働者派遣法を労働者保護法へ抜本改正する日本共産党国会議員団の立法提案を発表した。
これからも松本市では、こうした相談が増えると思う。 |
4月10日(木) 番組の中では、貴族社会の中でのモーツァルトの苦悩や生活苦ぶりが描かれ、 NHKの番組紹介は、ここをクリック これまでも、オペラ「魔笛」序曲 は何度も聞いたことがあったその段階で止まっていた。 約3時間に及ぶ作品だが、近々に鑑賞したい気持ちが高ぶった。 |
4月9日(水) 本当に、高齢者への攻撃は、これでもかこれでもかとここ4年間の間続けられてきた。 署名は、全戸でやってくれた。 時間が来たので、切り上げて、塩尻へ母の夕食の介助へ飛んでいった。 寝る前に聞いたところ、今日は、「国昭さんだろう。わかっているよ。」と返事が返ってきた。 |
4月7日(月) まさにその雑誌の5月号に、「志位和夫の国会質疑がネットで大喝采?」という特集が6ページにわたっている。 最初のブログの最後に、「w」がついていますが、これは絵文字(顔文字)で、「笑う」を意味するものだそうです。
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4月6日(日) 論はこうだ。 1、 国防総省によれば、米兵が世界で起こした性的暴力事件は、06年10月〜07年9月までの間、申告されたもので、2688件。1日7件以上、世界のどこかでおきている。米兵1万人につき約19件。米国社会全体での強姦事件の約6倍。と一般社会と比べて異常に高い率で発生している。(あくまで被害者の申告にもとづくもので、実態はさらに深刻)
6、 米兵による性的暴行の問題を取り上げるとき、これを「規律のなさ」や個々の兵士の「資質」の問題に解消するのでなく、軍隊という組織がもつ構造的なものとしてとらえることが重要である。 7、 重要な点は、アフガニスタンへの攻撃、イラク侵略などアメリカが実際に戦火を拡大するプロセスと軌を一にして、米軍の性的暴力が深刻化していること。 8、 美術家でジェンダー研究家の若桑みどり氏は、「強姦がもっともその威嚇装置としての機能を爆発させる場、それが戦争である」「なぜなら、戦争における強姦は軍事的効果が高い。それは相手への威嚇であり、侮辱であり、その士気低下を招く有効な手段である」からだと指摘している(『戦争とジェンダー』大月書店二〇〇五年)。 9、 また、長谷川博子氏は、戦時におけるレイプは、戦争時暴力の一形態、「形をかえた戦闘」であり、「敵の男たちに精神的・身体的ダメージを与えることで、彼らの優位性と支配を『敵』の瞳に焼付け、刻印する儀礼である」と指摘する(「儀礼としての性暴力-戦争期のレイプの意味について」『ナショナル・ヒストリーをこえて』所収東京大学出版会一九九八年) 10、 アブグレイブ刑務所での虐待を含むイラク占領の実態や、米軍内での性的暴行の横行などは、これらの分析を事実で示している。今日の米兵の性犯罪の深刻化が、アメリカの戦争拡大政策のなかで進行していることをおさえておくことは、その出撃拠点を多数かかえる日本のケースを考えるうえで重要である。 11、アメリカの海兵隊は、軍隊のなかでも、その性差別的、攻撃的体質をもっとも顕著に備えた集団である。それは、この組織が「殴りこみ部隊」といわれるように、全軍の先陣を切って、「敵地」に乗り込み、躊躇なく眼前の人間を殺害し、「障害物」を除去して橋頭堡(きょうとうほ)を築くという特別な任務を持っている。 そのなかでも沖縄の海兵隊の攻撃性は際立っている。それはこの部隊が、「常時前方展開部隊」と言われるように、常にアメリカの戦争政策に対応できる状態におかれているからだ。実際、沖縄から多くの海兵隊員がイラク戦争に従軍してきたことはよく知られている。 12、そして見逃せないのが、沖縄の海兵隊のこうした暴力性、無法性を助長しているのが、日本の異常なアメリカへの従属性である。不平等な地位協定などにみられる米兵への特権、使い放題の水光熱費にみられる財政的「思いやり」などが、米兵たちの中に、優越感や支配者感覚を浸透させていることは疑いない。 13、こうした構造のなかで、沖縄県民、とりわけ女性にたいする暴力的蹂躙に、米兵が抵抗感を感じないとしても不思議はない。 14、近年のあいつぐ米兵による女性暴行事件は、わが国の軍事優先政治のなかで生まれている「病理」でもある。 15、米兵犯罪の完全な根絶は、基地撤去、米軍撤去以外にはない、というのが結論である。 雑誌「前衛」で、13ページに及ぶものだが、果たして正確にダイジェストできたか時間のなさの中で、十分な検証はできないが、繰り返される全国での米軍の犯罪の本質を見て取れる内容だ。 かつて沖縄に海兵隊員として駐留したことがあるアレン・ネルソン氏は、次のように語っている。 |
4月4日(金) 私たち議員は、あくまで職員間の連絡システムであるこの庁内LANを正式には直接見ることはできないわけだが、プリントアウトされたものを読むことができた。
「第1回定例部長会議 市長あいさつ骨子」と題されたその文書には、新年度最初の部長会議において、平成20年度のスタートに当たり、菅谷市長が自らの考え方を述べた内容が書かれていた。
以下、今回の発表の主旨に沿い、そのままお伝えする。 第1回定例部長会議にあたって 2 トップマネジメントの方向性について お分かりの通り、職員が話題にしていたのは、1の5番の項目であることは間違いない。 2期目に向けた意気込みがかなり強く伝わってくる内容だ。 |
4月1日(火) 週刊朝日: 「日本共産党宣言 志位和夫 資本主義を叱る」
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