9月21日(土) 

  「争点に徹底した論戦もなく、国民の関心の高まりが欠けた選挙」  
  


  参議院選挙後、初めての議会だった今回の9月議会。
  他の議員は、誰一人として正面から「選挙結果をどう見るのか」のテーマに質問するところはなかった。
  9月3日付日誌にもそのことは書いたが、「参院選挙結果をどう見るのか」の質問を今回第一番に挙げた。

  それに対する菅谷市長の答弁は、

  「今回の選挙は、昨年12月に政権に返り咲いた自由民主党が連立を組む公明党と合わせて過半数を獲得できるかが最大の焦点だったと考えますが、残念ながら全体を通して焦眉と考えられる争点に徹底した論戦もなく、そのために国民の関心の高まりが欠けた選挙であったと感じております。 結果として、戦後3番目に低い投票率の中、自由民主党が圧勝し、衆参両院のねじれが解消されることとなりましたが、日本共産党はじめ野党政党の一部は議席を伸ばす結果となりました。」
  にとどまった。
  今後の問題に関しては、全体をご覧ください。

  私の質問(この部分)とそれに対する答弁は、ここをクリック

  時間の関係で、2回で質問という形式はとらなかったが、私は次のように発言した。

  「市長から答弁いただきました。選挙の結果は、論戦がなかったわけではないと思うん です。
  冒頭紹介したとおり、有権者の中に当初は入れるところがなかったと、でも、そんな中でも、(入れるところが)あったというのが選挙の結果にあらわれた。
  私は共産党が伸びたことを評価してほしいとか、そういうことを言っているわけではないんです。
  大事なのは自民党政治に代わる対案が支持された、そこが大事なんだともいます。」

 




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