4月26日(火) 

 「空白の4年間とならないように」
    

  

 両角さんとともに、定例で火曜日に松本駅前で宣伝を始めてから既に1年以上が経っていた。
  選挙後、初めて両角、南山、池田と3人そろって、今日は松本駅前で、選挙結果の報告を行った。  
  私の訴えは、既に昨日付け日誌でお伝えした中身と同じ主旨だったが、声をかけてくださる方が多い中、「是非空白の4年間と言われることがないように」とわざわざ、近づいてくださった方もいらっしゃった。
 
  私たちの仲間の中で、今回の結果を受けて、「1からの出直し」という方もいるが、私は決してそうは思わない。
  少なくとも、議会では「2」人だ。
  さらに、これまでの皆さんに支えられての貴重な経験や歴史がある。  
  また、なによりも市民の皆さんからのご支援、ご支持は力強い。
  私は、そこを基盤と確信にして、本当に力を尽くして頑張りたい。  

 選挙結果の反省は、これからの皆さんからの声をお寄せいただく中で、しっかり総括したいと思います。  

 選挙中は、街頭から200回近く、訴えを続けてきた。 おかげで、顔は真っ黒に日焼けした。

 中盤の街頭宣伝の中身は、ここをクリック  

 選挙中の、公約実現、市民の皆さんの願い実現に向け、早速準備を始めたい。
 

   


 

 

 

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4月25日(月) 

 厳しい結果となった。
    

  

 定数大幅削減、合併後初の全市1選挙区、東日本大震災の未曾有の被害と危機の中、多数の立候補、激戦、接戦を反映して、選挙結果は、実に厳しいものとなった。
  私は、「力あわせて 救援・復興 命を守る 福祉・防災のまちづくり」を政策の基本に据え、いつもの通り街頭からの訴えに重点を置き、一人でも多くの人に聞いてもらおうと愛用の宣伝カーで走り、語り続けた。
  それこそ、初日の第一声の時を除き、ジョギングシューズを履き、宣伝カーも降りて、走り回った。
  火曜日に少しだけ雨に降られ、全体としては天気がよかったが、最終の土曜日は、朝からの雨の中、カッパを着ての訴えだったが、しっかり濡れてしまった背広上下を2回着替え、ジョギングシューズも一度履き替えて、夜7時45分に事務所に帰ってきたときには、それまでの最高のどしゃ降りとなり、文字通りずぶぬれとなっての「打ち上げ」となった。

 私の「武器」でもある宣伝カーの運行をはじめ、私の選挙活動を支えていただいたスタッフに心からのお礼を申し上げたいと思います。

    

  この宣伝カー、既に今回で4回目の使用となる。日ごろからの私のパートナーだ。

 

 実に選挙結果は厳しいものとなった。
  会派結成ができないと、議会運営委員会に加わることも難しく、加えて、決算特別委員会への出席もかなり難しいことになる。  
  4つある常任委員会は、もちろん2つが「空白」となる。
  発言・質問は、時間も機会もかなり少なくなるが、でも工夫次第で何とかできる。
  やり方はある。
  発言の機会を増やし、中身も充実させたい。  

 「議会では2人で、そして市民の皆さんとともに力を合わせ、公約、願い実現のために力を尽くします。」と今朝の街頭からの挨拶では報告した。  

 「貴重なかけがえのない一議席を失って、しまった。」
  残念ながら当選できなかった同僚議員からの無念の言葉だった。  

 4年間はまさに試練のときとなるが、「ありがたい」経験として受け止め、乗り越えていく決意を新たにした。  

 申し訳ない結果となり、責任を痛感しております。
  ご支援、ご支持、ご協力をいただいたすべての皆さんに心からの感謝を申し上げます。
 

   


 

 

 

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4月15日(金) 

 本番 第一声の原稿案 固まる。 
    

  

 昨日、今日と街頭での訴えを行う中で、どうやら演説の原稿が定まってきた。  
  昨日の日誌で、最初の部分だけ紹介したが、残りの部分が実はしっくりいかなかった。
  今回は少し苦労したが、何度か話す中で、形になってきた。  

 残りの部分を紹介します。

 続いて、震災の救援と復興の問題です。
  緊急支援策がまだまだ必要です。 今回も、県議選挙同様、この候補者カーで街頭募金を行いながら、訴えて行きたいと思います。
  私は、13日から街頭募金にたち、18日には栄村に行ってまいりましたが、今度はこの募金をこの選挙後、直接、東北地方に届けたいと思います。
  復興には、いずれにしても財源と時間がかかります。
  こんなときこそ皆さんの税金である政党助成金の320億円、またアメリカ軍への思いやり予算、寝室と風呂が多数ある住宅に使われている3200億円。 また、大企業への法人税減税をやめれば2兆円あります。
  こうした財源あるにもかかわらず、これをやろうとしないばかりか、結局、新しい「震災復興税」なる税金で国民から取ろうという話だけが出てくる。
  どこかおかしい。 やはりおかしいですよ。
  そうではなくて、日本共産党の提案は、このお金持ちの大企業に、復興国債を買ってもらうと言うものです。 出せと言っているわけではないのです。金利無しでの貸し出しを求めているのです。
  大企業は、この間244兆円の内部留保を抱えていて、使い道に困っているのに、結局そこには手をつけない。またアメリカのことにも手をつけない。 まさに、日本政治の2つの政治悪、ゆがみに行き着くわけです。
  この点でも、日本共産党を大きくしてもらって、こうした社会の仕組みを変えていこうではありませんか。
  私たち議員も、議員歳費を下げて、復興に当てようと思います。  

 さて、大きな2番目は、福祉と防災の松本市のまちづくりのことです。  
  これまでも、私たちは選挙のたびに市民の負担の軽減を公約し、保育料や、介護保険料の引き下げを実現してきましたが、この市民の負担を軽減し、くらしと福祉を守り、さらに地域経済を立て直すことと、災害に強いまちづくりは、住民の命を守るという点で実に共通する中身です。

 7年間で3回、国保税の値上げは、議会での他のすべての会派の賛成で行われてきました。  
  私は、改めて、高い国保税の引き下げを公約し、今度こそ 引き下げたいと思います。  
  また、子育て負担の軽減、子どもの医療費は、中学卒業まで、本当の意味で無料に それには、(お金の心配なく受けられるように、)窓口での無料化がどうしても必要です。  
  こうして、市民の負担を軽減し、また、本市が発注する公共事業や福祉のサービスを指定管理者制度で受ける場合でも、そこで働く人が人間らしく生活できるように最低賃金を保証する公契約条例を制定すること。  
  加えて、地域経済の立て直しと言う点では、 2月議会での私の質問に創設が約束された「住宅リフォーム助成制度」は、早期に実施することが、一刻も早く経済を活性化させる意味に加えて、住宅の耐震化の促進を図る上からも必要です。  
  こうすれば仕事も増え、少しでも景気がよくなり、くらしにもゆとりが出来ます。  
  地域経済の活性化と称して、20世紀にはやった工場団地造成による企業誘致より、地域の中小零細企業へのきめ細やかな援助こそ、今東北地方のこの震災の影響で経営が大変になっている実態もあります。  
  今こそ、すべての企業の実態調査を提案します。  

 そして、安定した市民生活と常日ごろから、「福祉の心」を持った専門集団としての行政があってこそ、地域の中で作られているネットワークとも連携していざというときに力を発揮できる地方自治体になれるのではないでしょうか。
  これまで行政改革として進められてきたことは、まったくこれに逆行することでした。
  市民負担は増やす、一方で福祉の専門家の職員を減らす。減らした分は、人件費が安い嘱託職員を増やし、さらに行政サービスは、福祉の分野まで、儲けの対象にして、落札で民間に安く委託される。その結果、ますます働く人の給料が下がっていく。 10年間 所得が下がっている国は、先進国では日本だけだそうです。  
  この流れを食い止め、正し、防災にも強い松本市を作って行こうではありませんか。

 最後に、  ちょうど4年前に、高い国保税ことを悩んで、いきる希望を失い、選挙後直後に自らの命を絶てしまった業者の方がいた、私はその方の命綱となれなかったことは、痛恨のきわみとして、決して忘れることが出来ません。  
  これ以上政治による犠牲者、人災による被災者を出してはなりません。  

 皆さんこのいわば国難と言える事態を乗り越える中、今までの人間より儲けが優先。 今回の東電など大企業の儲け優先、一方で働く市民の皆さんの暮らしぶりが大変になるような社会を見直し、一人ひとりの命とくらしを最優先し、働く人の生計と誇りが保たれ、「住民こそ主人公」の未来ある地方自治体本来の役割を取り戻そうではありませんか。
  財界からお金をもらわず、はっきりものを言う日本共産党を伸ばしてもらってこそ、そうした国づくりに進むことができます。

  私は、そのために力を尽くします。  その役割を私に託してください。
  市民の皆さんと力を合わせて、命を守る 福祉防災のまちづくりを行っていくこのことこそが、日本共産党の目指す道です。
  私は、このことに誇りを持って、力の限りを尽くして、皆さんに街頭からの訴え、対話してまいります。  
  (もともと、日本共産党は、政治の主人公は市民の皆さんという立場です。)  
  お集まりの皆さんのお力沿いをいただいて、なんとしても私を松本市の行政の場に押し上げてください、皆さんの思いをきちっと発言し、届けたいと思います。
  皆さんのお力沿いを重ねてお願い申し上げて、私の第一声といたします。  どうかよろしくお願いします。

 

 明日は、宣伝カーの仕上げだ。
  ほんとに多くの皆さんのご協力の下、準備が進められている。 本当にありがたいことだ。
 

   


 

 

 

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4月14日(木) 

 市内各所で街頭から訴え 
    

  

 昨日の日誌の内容にも触れ、市内各所で、街頭からの訴えを行った。
  夏並みの天気の中、汗が吹き出る中での街頭からの訴え、通行中の車の中から、「両角さんよかったね」」の声と「今度は池田さんだね」との激励を受ける中での宣伝となった。

 導入部分と最初の原発部分の原稿をご紹介します。

 県議選挙に続き、国難といえる大震災の元で、後半戦が始まります。
  県議選挙で、ご支援、ご支持をいた方に心からの感謝を申し上げます。
  そして、改めて、東日本大震災で被災された方々に心からのお見舞いをもうしあげます。
  私は、後半戦、力あわせて 救援・復興 そして命を守る福祉と防災のまちづくりへを政策に掲げ、この選挙戦、力を尽くしてたたかう決意です。  
  7期目の挑戦です。  
  皆さんのお力沿いを ぜひともよろしくお願いします。

 最初に、原発の問題です。
  事態は、好転するどころか、いよいよレベル7 最悪の事故となりました。
  私たち共産党の吉井秀勝議員が、2005年以来、何度も国会で質問し、今回の事故の危険性を指摘をしてきたのに、東電も国も、なんらの対応もしてこなかった。  
  このことが今の事態の本質。まさに人災です。
  先日ある識者が自らのブログで、 結局のところ「共産党を除く」とか、「言っているのは共産党だけだ」から、そんなに取り合う必要はないという、いわば反共主義ともいえることが、あの侵略戦争を招き、また今回の事態をも招いた。とずばり指摘しています。
  反共主義は、戦争への道といわれましたが、加えて反共主義は 放射能から人類の命をも危うくするまさに危険な道であることも今回の事態が示したというのです。
  長野県の周りには、14の原発が動いています。
  とりわけ、東海地震の震源域には、中部電力の浜岡原発があります。
 その 浜岡原発は直ちに運転停止、新しく計画されている14の原発については、それを白紙に戻す。
  そして、自然エネルギーに依拠するエネルギー政策への転換、松本市では思い切って太陽光に切り替えていく。

  私は、まずこの点でも、政治の舞台で、科学の立場でずばり問題点を指摘できる日本共産党を今度の選挙でなんとしても伸ばしていただきたいと思います。
  日本共産党の躍進で、今度は、この日本共産党の提案の受け入れてもらおうじゃありませんか。
  そして、二度とこうした事態、人災を起こさないことが必要です。

 以下続く)
 

   


 

 

 

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4月13日(水) 

 「共産党を除く」ことによって生じた大きな失敗 
    

  

 「五十嵐仁の転成仁語」 というブログの4月8日付日誌のタイトルだ。
  それについては、ここをクリック  

 かなり長いブログだが、今回の福島原発の問題に関しての、共産党の吉井秀勝議員の国会での質問を取り上げ、 「この質問はほとんどまともに対応されませんでした。マスコミによっても黙殺され、無視された」事をとらえ、それは、「共産党だから」と言う意識が根底にあった。  
  そして、そうした考え方は、あの侵略戦争のときも同じだったと指摘している。

 氏のブログは、別の日付にも、実に興味深いものがある。  

 五十嵐仁氏に関しては、ウィキペディアが氏のことを紹介しているように、ハーバード大学ライシャワー日本研究所客員研究員、法政大学大原社会問題研究所副所長、法政大学元教授の経歴を持つ方だ。
 

   


 

 

 

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4月11日(月) 

 接戦、激戦を勝ち抜くことが出来ました。 
    

  

 「絶対に勝ってもらわなければ困る。」
  他の人からは、「落としてもらっては絶対に困る。」とも言われた選挙だった。  
  まさに、接戦・激戦。
  結果的には、四強三弱の戦いとなった。  
  本当に皆さんのおかげで、かけがえのない日本共産党の松本市区での議席を引き続き実現させていただきました。
 ご支援、ご支持いただいた皆さんに心からの感謝を申し上げます。

   

 

 さあ、後半戦です。
 三陸沖を震源とする今回の大地震後1ヶ月が経過した今朝は、両角新県議は、都合がつかず、参加できなかったが、立候補を予定している5人そろって、藤沢県会議員ととも に、松本駅前の街頭宣伝に立った。

  

 

 力あわせて 救援・復興
   命を守る 福祉・防災のまちづくりへ
 

 今回の私のポスターに使うコピーを確定した。

 24日の投票日まで、残り2週間。
  より多くの方と対話し、政策を訴えて松本市の新しいまちづくりについて考えていきたいと思います。  
  どうかよろしくお願い致します。
 

   


 

 

 

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4月8日(金) 

 長野県の周辺には、14基の原子力発電所がある。 
    

  

 「この長野県にとっても原発は大変深刻な問題です。  
  まず南隣の静岡県には浜岡原発。これは地震の想定震源域の上に立っているんです。日本で一番危ない原発といわれているものの一つです。   新潟県刈谷崎柏原発、私も視察にいってきました。世界最大の巨大原発です。  それから石川県には、石川県がぐるっと原発に囲まれている。 長野県の周りには全部で14基の原発がある。これ忘れてはなりません。」

 昨日、志位委員長が松本駅前で紹介した事実だ。  
  実際に地図で見るとどうなるか。  

  

 ごらんの通り、建設準備中のものを加えると、17基になる。
  しかも、県境から一番近いところは、わずか45キロメートル。
  まさに長野県にとっても重大なことだ。
 

   


 

 

 

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4月7日(木) 

 「福祉の心」で、災害から住民まもる自治体に 
    

  

 県議選挙も、最終盤。
  日本共産党の志位和夫委員長が松本駅お城口の広場で、街頭演説を行った。  

    

 

 演説の概要は、ここをクリック

 私も今日は、午前中、政党カーに乗って、街頭からの演説・訴えを行いました。
  朝一番、松本駅アルプス口で訴えをしていたところ、なんと震災救援カンパ箱に、1万円を入れてくださる方がいらっしゃいました。
  スタッフ一同、目を合わせて感謝。
 明日は、候補者カーで街頭からの訴えを行います。
 

   


 

 

 

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4月3日(日) 

 どうする原発 どうするエネルギー 
    

  

 都知事議選の候補者が一同に会して、TV番組で討論会が行われた。
  石原都知事は、「フランスに出来て、日本に出来ないはずはない。」と原発推進の立場を改めて表明した。  

 果たしてそうか。
  私に言わせれば、ドイツに出来て、日本に出来ないはずはないと思う。  
  それはまさに、「どうする原発 どうするエネルギー」と言う声に答えるものでもある。

 フランスは、国内電力需要の80%を原発に依存している。  
 一方、同じ「80%」でも、ドイツでは現在16%の再生可能エネルギーを2050年には80%まで引き上げることを決めている。

 「どうする原発 どうする原発 どうするエネルギー」の赤旗号外は、ここをクリック

 原発問題が、いっせい地方選前半戦の大争点になってきた。
 

   


 

 

 

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