10月30日(金)  

WindwosXPダウングレード版   
    

  

 とうとうパソコンが壊れた。  
  OSの再インストールを試みるも、まずセットアップ画面にならない。
  何度か挑戦してやっとその画面になっても、今度は数字が入力できず、先に進めない。
  こんなことを繰り返しながら、「偶然」にそれこそ偶然に再インストール画面が起動して、セットアップまで終わったが、結局、全面ブルーの白地抜きのメッセージが出て、いよいよ万事休す。  

 新しいPCの導入ということになったのだが、時は、Windows7が発表されたばかり。
 現在使っているノートPCは、Windows VistaからWindwosXPへのダウングレード版があって実に助かったのだが、果たしてWindows7からはどうなるのか。
  2段階のダウンの「ダウングレード版」はないだろうと思いながら、思い切って店に聞いてみたら、すでに「XPは出荷停止」と実につれない返事。
  それでもと思い、別の店に行くとなんとオプションのPCならば、「あります。」ということになった。
  実にほっとした。

 Windows7には、擬似的にXPを動かすバージョンもあるとのことだが、それでもやはり少し遅くなる。  
  しかも、「新発売」のOSには、どなたも感じる通り、不安は拭えない。  
 車に「新古車」というのがあるが、「新古PC」では、スペックは古いまま。それなら中古PCの方がいいが、それもあまりにも古いものしかなかった。  
  そういう点では、実に助かった。  

 ただし、このWindows7からWindwosXPへのダウングレード版は、「WindowsR XP Professional (WindowsR 7 Professional正規版のダウングレード利用)」と、「Professional」に限るもの。
  でも事実上、XPは無償でついてくる「WindowsR 7 Professional」。  
  やはり、企業ではこうした需要があることに応えたものだ。  PCの更新を考えている方がいましたら、この方法も一考です。  

 現物は、早ければ「2営業日」で届くとのこと。 来週早々にも連絡が来るはずだ。  


 

 

 

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10月25日(日)  

「新焼却プラント建設」ファイル 発見!!  
    

  

 「入札に関する緊急の申し入れ」と翌日付マスコミのコピーを発見した。
  現在住んでいるところに引っ越した際、ダンボールに詰め込んだままの「新焼却プラント建設」とタイトルがついたファイルが見つかった。  
  サイズは、今のA4版でなく、B5版。  
  これだけでも懐かしいものだった。

  「新焼却プラント建設の入札に関する緊急の申し入れ」は、ここをクリック
 
  また、平成7年6月28日付中日新聞のコピーは、ここをクリック

 そのほかにも、2枚の紙に書いたメモが出てきた。

 1枚には、ランダムに
  「ハキハキ 40〜50代 男性 党の中に共産党の人(議員)がいるか (新)焼却プラント対策特別 市内からと思われる」と。  
  そしてもう一枚の紙には、「クボタ」と書いて、「03−」で始まる電話番号とある人物の名前が書かれていた。  

 さらに、1994年(平成6年)10月14日(金曜日) 付け 長野中日 の新聞の切抜きもあった。  
  それについては、ここをクリック  

 以下続く)  


 

 

 

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10月23日(金)  

新焼却プラント施設入札「談合」に関連して  
    

  

 平成7年6月入札、同8月1日に開かれた第2回臨時会で、工事請負契約の締結についての議案として出され、可決された松本市新焼却プラント可燃ごみ処理施設、リサイクルプラザ建設工事に関わって、「談合入札」があったと、15日にマスコミが報道した。
  この件に関して、私たちは19日(月)に開いた定例の会派会議で議論をした。
  実は、私はこの会派会議には参加してなかったので、夕方届けられた会派会議資料でそのことを知ることになった。

  この工事請負契約の入札に関しては、私たちに少なからず関わりがあった。  
  実は、私たちにその「談合情報」が入ったのは、入札予定日の平成7年6月27日のまさにその日の朝だった。
 急遽私たちは、その日の午前中、市長応接を訪れ、その事実を伝え、日本共産党として当時の坪田財政部長(現副市長)に入札の延期を申し入れた。
  それに対し、坪田財政部長(当時)は、「匿名の情報では対応のしようがない」ということで、入札は予定通り実施された。
  結果は、私たちに入った談合情報通り、日立造船がみごと落札した。

 後になって聴いた話だが、実は行政側には、別の業者が落札するとの他の「談合情報」も寄せられていたこともあり、いずれも確認しようがないということで、入札に踏切ったとのことだった。

 こうした経過があったが、2006年になって、公正取引委員会が談合を認定し、これに対しメーカー側が提訴して、今月の6日最高裁がメーカー側のその上告を棄却し、敗訴が確定して、「談合」が認定された。

  このことに関しては、来週27日(火)の臨時議会終了後の総務委員会に報告事項として明らかにされるが、会派としても裁判所の上告棄却の内容も含めて独自の調査を過去にさかのぼって行い、臨むことを本日の会派会議で確認した。

 細部に関しては、今後明らかにしたいと思います。  


 

 

 

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10月20日(火)  

「公契約条例」 ルーツは ILO
    

  

 千葉県野田市で、地方自治体が最低賃金を定める条例「公契約条例」が、全会一致で可決成立した事をお伝えした。
  9月29日日誌

 実はそのルーツは、ILO(国際労働機関)条約九四号 (「公契約における労働条項にかんする条約」)にある。
  日本は、いまだにこれを批准していない。
  参考のサイトは、ここをクリック  

  もう1つ。
  それはこの五月にできた「公共サービス基本法」。(2009.5.20 公布)
  そこには、「地方公共団体は、安全かつ良質な公共サービス」のため、「適正な労働条件の確保その他の労働環境の整備」が盛り込まれています。(第11条)。

  「公共サービス基本法」は、ここをクリック

 今のところこれは努力義務ですが、今後こうした点からも、「公契約条例」は話題になる。
  松本市でも、制定が必要だ。
 


 

 

 

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10月14日(水)  

政権党の守るべき基本原則について
    

  

 衆議院選挙の総括と参議院選挙に向けた方針、第25回党大会の召集を主な議題とする第9回中央委員会総会が、昨日、今日の2日間の日程で開かれている。
  志位委員長の幹部会を代表しての報告は、昨日の午前中に行われたが、早速そのDVDを入手、すぐに再生した。

   「過渡的な性格をもった政権」と日本共産党の「建設的野党」としての役割 など重要な報告の中で、特に次の点が印象に残った。  

 それは、民主党の政権運営の基本姿勢にかかわる問題点の中の、「マニフェスト絶対主義」にかかわる部分だ。  
  志位報告は、次の内容。

  「政権交代した今、(マニフェストは)国民と新しい政治との契約書、国民からの命令書」として考え、訓示したということに関してだ。  これは、民主主義にてらして大きな問題点を感じざるを得ないという指摘だ。
  「選挙で多数の議席を獲得したとしても、一つ一つ政策を実行するさいには、国民の世論に耳を傾け、理解と合意を得る努力を尽くすこと、国会での十分な審議をつくすことが大前提になることは、どんな政権でも欠くことのできない民主主義のプロセス」  
  と報告は強調している。  

 幹部会の報告の全文は、ここをクリック  

 これは、民主党にだけ言えることではない。
  将来のいかなる政権にも共通するいわば普遍的な民主主義の原則といえる。  
  こうした視点が、国政のみならず、地方政治の首長選挙の際の「マニフェスト」にも共通することは、もちろん論を待たない。  

 先月末から今月にかけて、9月議会終了後に行われた平成20年度の決算特別委員会に関しては、安曇野市の選挙の応援のため、十分な取り組みができなかったが、改めて菅谷市長2期目の選挙公約と2期目初年度の予算執行の内容の関係の吟味が必要だ。  


 

 

 

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10月13日(火)  

 「激動の世界はどこに向かうか」 不破哲三 
    

  

 この本のページを開き中に入ると、そこは実に奥深く、そして広がりがあり、しかもそこには、マルクスが「資本論」を著すまでの人類の所業を受け継ぎ、マルクス、エンゲルスそしてレーニンに引き継がれ、修正、発展、転化してきた科学的社会主義の理論とその歴史が縦横無尽に語られ、現在起こっている問題に解答と問題提起を与えている実にスケールの大きい著作というのが、まだ全部を読み終えたわけではないが実感だ。

 先週の金曜日9日以来、かなりまとまった時間が取れるようになったこともあり、これまで読みたいと思っていた本をいくつか取り寄せた。
  1つは、「『資本論』全三部を読む」の7分冊と、もうひとつは「激動の世界はどこに向かうか」の2つ。
  いずれも著者は、不破哲三氏。
  前者は、2002年に約1年間にわたって党中央本部で開かれた「代々木『資本論』ゼミナール」の講義集、後者は、今年の4月、北京で開かれた日本共産党と中国共産党との間で開かれた理論会談の報告集だ。  

 最初に7分冊を順に読み進める中で、中途から表題の本が入手できた。
  7分冊を中断して、早速後者に移る。 付箋をいくつも入れながら読むのが私のやり方だが、新自由主義にかかわる箇所にそれを入れた。  
  この「新自由主義」については、このブログでもそして、昨年の12月議会でも用語として使った経過がある。

 例えば、 08年12月31日  09年3月2日
 
  これに対して、不破さんは、次のように実に新鮮な(私にとって)定義づけを行っている。  

 まず新自由主義の概念をどう捉えるか。

 新自由主義は、 「アメリカが採用して世界に押しつけた政策体系としてとらえる」 そうすると「さまざまなことがよく整理できる」 その特徴には、3つの柱がある。
  1つは、資本の横暴に対する社会的規制を否定し、これを排除する。そして弱肉強食主義を社会に横行させる
  2つは、経済のシステムを、利潤獲得の主舞台を金融経済に求める逆立ちのシステムに切り替える。
  3つ目は、以上の2つの特徴を持ったアメリカ型資本主義を、資本主義のもっとも現代的な形態として世界に押し付ける。
  というものだ。  

 今までにもいくつかの定義、概念付けを見てきたり、紹介もしてきたが、事態の本質を理解するに実に役立つものといえる気がする。  
 
  そのほかにも、いくつもの新しい発見があるのがこの著作。 そのため付箋の数は、今までになく多くなっている。    

 今回の経済危機を、中国側は、「金融危機」と表現して、いくつかの質問をあらかじめ日本側に寄せて、今回で3回目になる理論会談の主題を組み立ててきたが、不破さんはそれに対し、今回の経済危機に関して、 「金融危機」は、今日の世界経済危機の重要ではあるが1つの側面あって、危機の全体は、「金融危機と過剰生産恐慌の結合」ととらえることの重要性を説明したとかなり配慮しながら発言したことも紹介されている。

 早くもこのあたりからがこの本をして読む人をひきつけて余りある中身だ。  

 まだ全部を読んではいないが、多くの皆さんに一読をお勧めするにふさわしい内容と思える。
  今しばらく、これらの本との格闘が続く。  

 

 

 

 

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10月12日(月)  

「常に最高のパフォーマンスができる体調管理こそ、もっとも重要な課題」
    

  

安曇野市の選挙が終わった。
結果は、共産党から立候補した3人は、全員当選。
得票も前回の5人立候補して4人当選したときの票には、わずかに及ばなかったものの、先ごろ行われた衆議院選挙の比例票5111を1.3倍伸ばした。
全国的にも、この間行われている中間選挙は、衆議院選挙比で、平均、1.4倍伸ばしているとのことで、少し足りかなったが、当初掲げた目標である「得票を伸ばして、3議席の確保」をクリアーすることができた。
9月議会と平行して準備に入り、議会終了後は、直ちに明科の下里さんの応援に入って、約半月間、毎日の明科通いが続いたが、残念ながら、投開票日には、事務所に行くことができず、結果は、昨夜、安曇野市選管のHPで知ることとなった。
やっと、松本市に帰ってきたというのが実感だ。
実に大変な選挙で、候補者本人の奮闘はもちろんのこと、地元明科そして今回は豊科の支部、地域の支持者、後援会の皆さんのご支援、ご支持、そして事務所スタッフの奮闘の賜物といえます。
改めて、心からの感謝でいっぱいだ。
これで、下里さんの選挙は、7回目。今回の同様いずれも厳しい厳しいたたかいだったが、勝利することができた。
いろいろな意味で、正直ほっとしている。
民主党政権が誕生して、地方自治体、地方議会の役割の重要性は、9月議会での私の質問のテーマでもあったが、安曇野市でも同じことが言える。
 今回の選挙戦での経験をこれからの松本市での仕事に生かしたいと思います。

ところで、久しぶりに、テレビをじっくり見ることができた。
「イチローの単独インタ 大記録への道をすべて語る」
30分弱の番組だったが、今の自分の心境で印象に残った内容を、順不同に私流に書くと

「細かいことにこだわること」
「すべては、日々の積み重ね」
「常に最高のパフォーマンスができる体調管理こそ、もっとも重要な課題」
「ルーティンは、集中のためのリセット」
の4点だ。
 最後にイチローは、野球が好きだからという点を強調していた。
好きなことに、常に向上心をもって取り組むようにしたいと思う。 


 

 

 

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