8月31日(木) 神よ 神よ この夜を 平安に過ごさすねたまえ 同じマロニエ荘にいて、画家を目指していたヤスジのところに、赤紙が来た。 私が、村山槐多という画家をはじめて知ったのは、無言館の館長の窪島誠一郎氏の講演の中だったと思う。 まさに、その場面が描かれた。 音楽には人をいやす力がある。 この作品のテーマには、戦争とともに、その中での絵や、音楽、芸術の力も描かれている。 ジャズもその一つだ。 ニュースの後、番組は、上原ひろみの特集となった。 |
8月27日(日) 今回千葉選手は、結果は残念なものとなったが、乗鞍でのあいさつの中では、確か「北海道マラソン向けての調整中です。この間3度勝っている大会です。」と語っていたように思う。
ニュース記事によれば、持病も悪化し、「2年前から、これが最後のレースと思って走ってきた。一生懸命やることが好きで続けてきたのに、一生懸命やるほど痛みが出てしまった」と語ったようだ。 千葉真子選手の公式サイトは、ここをクリック 「今回で、がんばるマラソンに一区切りつけます」とも語ったようだが、マラソンを通じて是非今度は、「生きる元気を与えられる」ようになってもらえたらと思う。 これまで熱烈なファンというわけではなく、笑顔と独特な甲高い声が印象の選手だったが、印象深い選手となった。 |
8月29日(火) そして、更にいわばソフト事業として、 以下の4本の商工関連の事業が組まれた。 地場産業振興ものづくり伝承事業 108万円 以下、関係者からの取材に基づいて事業内容を紹介します。 1、ものづくり伝承事業 2、健光ツーリズム事業 3、産学共同研究助成金 4、観光とまちづくり関連団体連携推進事業 いずれも、昨年の経済環境委員会の審議・活動の中で、かかわってきたことに関連している。 |
8月28日(月) 7月の豪雨災害の復旧関係は、11億5906万円だ。 1つは、いわゆる「足元工事費」と言われる公共事業費が9515万円盛られている。 2つ目は、放課後児童クラブ(学童クラブ)建設事業費として、旭、山辺、寿の3小学校区の実施設計、地質調査の予算が、748万円組まれている。
その他にも、注目点は、指定管理者制度を採用し、昨年度から民間企業へ完全民間委託した「ウェエルネスうつくし」について、1年を待たずして「赤字」になったということで、管理委託料を「1068万円」増額する予算が組まれている。 尚、今回の補正予算で、2億3170万円の市債=借金が行なわれるが、当初予算編成方針で確認されている、公債費における元金償還額は、越えていない。
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8月26日(土) 説明をしてもらった1500人収容の大ホールでは、舞台上で、今晩行なわれるピアノコンサート用に、音響反射板の設定や、引き続いてピアノ調律が行なわれていた。 芸術監督制度は採っておらず、プロデューサーが一人、嘱託職員として財団が1年契約で雇用している。 自主事業は、年間14、5本 予算は、高松市からの収入が、約2000万円。 そして、最後にその職員は、この施設のいわば「売り」の部分に案内してくれた。 もともと、倉庫にする予定の場所だったが、今では、高校生などが音楽の練習場として使い、若者の居場所にもなっているとのことだった。
「こうした施設の建設費を使用料で回収するということは、もともと無理な事。50年もたてば、どうせ壊さなければならないんだから、それなら、その間に市民の人にどれだけ使ってもらえるかという形での還元が大事。」
資料に拠れば、こうした練習場は9室、会議室は、13室あり、利用率も練習室76%、会議室は70%。 そしてその他にも市民ギャラリーがあり、その利用率は、68%。
(分母はいずれも355日) まつもと市民芸術館の数字は確認していないが、少なくとも文化芸術の振興の条件整備として、こうした場所は実に重要だ。
引き続き詳しい資料を取り寄せて分析したい。 |
8月25日(金) その2 先日の22日の日誌では、設計者が同じ伊東豊雄氏と勘違いしたが、(既に日誌は変更済み)基本構想の段階で、本杉省三日大教授(当時は、助教授)が係わっているということが共通点だ。
「サンポートホール高松」のHPは、ここをクリック まず建物に関して。 総事業費は、191億円。 また、バリアフリーという点では、車椅子利用者へは同伴者が横に座れるスペースの確保、また動線の確保にも違いが見られる。
残響時間に関して言うと、落成時 70%の入場者のもとで1.7秒と、「正直ちょっとがっかり」の結果だったが、設計者にお聞きすると内装の木が乾くと、2秒ぐらいになるという。
大ホールの稼働率は、初年度は、86%とかなり高い。 (もしかすれば、香川県民ホールと使い分けがされているのかもしれない。) 以下次回に続く |
8月25日(金) この玉藻公園は、高松城の城址公園にもなっている。 いつものように、朝5時に起き、ジョギングにでた。 話を聞いてみると事情は、こうだ。 確かに人件費のことを考えたら、これだけ早くあけることには疑問があると思うのは、この方だけではないだろう。 私は、お金を持ち合わせていなかったので、帰ろうかと思ったら、「お金は後でもいいから入って行き」といわれ、お言葉に甘えて中に入った。
実は、もう一つ見たいところがあった。 香川県民ホールのHPは、ここをクリック 今日は、確認できないだろうが、サンポートホール高松の大ホールの席数が約1500である事からして、席数のこと、2つの施設のすみ分けなどはどうなっているのか、関心が生まれた。
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8月23日(水) 1つは、行政改革の実態。 中津川市議団も一緒だったが、中津川市でも、7年前から4年間「与党」として活動してきた経験があり、そんな点では問題意識に共通点が多かった。
そもそもなぜ再建団体に陥る寸前の事態になった原因の分析は、今回文章としては確認できなかったが、今から8年前の時点で、「不正・腐敗にまみれた」市政であった事は間違いない。また、東大阪の場合には、同和行政が横たわっていたことも指摘されてきていた。 注) 財政再建団体(正式には準用財政再建団体)とは、地方財政再建促進特別措置法(再建法)に基づき、赤字額が標準財政規模の5%(都道府県)または20%(市区町村)を超えた破産状態になり、総務大臣に申請し指定を受けた地方自治体のこと。 そんな中で、1998年長尾淳三氏が初当選し、共産党員市長が誕生した。 用意された資料を見ると、昭和61年度の経常収支比率は、なんと105.2%で、100%を越えていた。
長尾氏の初当選の前年の平成9年度でも、96.1%と変わりない状況であった。 教訓の引き出しは、これから精査が必要だが、ひとつだけ注目されるのは、国保会計の問題だった。 いずれにしても、今後の東大阪市との窓口が出来た。 さて、今度の市長選挙に関係しては、興味深い話があった。 長尾市長返り咲きの勝因を、2人の候補者を立てた「自民の分裂」、公明党・創価学会の「簡単に自民党には勝たせない」という思惑などが働いた結果だけと見るのは、皮相だが、「相手が転ぶ、そして政治の変動、わが党の奮闘、強運も加えての何一つかけても勝てなかった選挙」であった点の話は、納得できるものだった。
自公政権の国民いじめ、負担増の政治から、市民を守る政治という点で、早速9月議会に向けた具体的な政策をお聞きしたところ、
介護保険料の段階のきざみを8段階にして、年収150万円までの方の減免対策を検討しているとのことだった。 その他、与党、ないしは与党的立場をとる上での教訓に関しても、貴重なお話をお聞きする事が出来た。 |
8月22日(火) (1)東大阪市(大阪府)(人口:510千人) (2)倉敷市(岡山県)(人口:469千人) (3)高松市(香川県)(人口:426千人) ご承知の通り、東大阪市は、先月7月2日、共産党員の長尾淳三氏が、返り咲いたところです。 倉敷市は、科学センターについて、松本市の教育文化センターの運営に関して、関係者が視察をしたという事もあって行くことにしました。 そして、今回の目玉の一つが、高松市の「サンポートホール高松」です。 |
8月18日(金) 7月21日の緊急申し入れは、ここをクリック 今年度(H18年度)からの公的年金等控除額変更、老年者控除廃止、高齢者の住民税非課税限度額の廃止 の3つの税制改定の結果、松本市内の高齢者の住民税の負担増=増税の実態が明らかになった。 回答の文書は、ここをクリック 昨年まで、非課税だった市内の高齢者の内、この3つの改定の結果、新たに9717人が、課税対象者となり、負担増となっている。 表の右下の5億7148万4800円の市民負担増は、他に定率減税の廃止分も含まれるので、全額が高齢者の負担増とはいえないまでも、ななりの部分(4億円を越えるか)は、高齢者からのしかも低所得者からの増税分だ。 参考)日本共産党の国会議員団の「高齢者への大増税の中止を求める申し入れ」は、ここをクリック
「三位一体の改革」で、補助金カット分の税源委譲としての増税と、さらにこの結果、自主財源が増えたという事での地方交付税の削減という形で、市民負担増と地方自治体いじめの実態そのものが、数字で明らかになった。 この結果の、国保税や介護保険料への波及については、回答は、これからだ。
詳細は、順次お伝えします。 |
8月19日(土) 「新自由主義」とは何か 「新自由主義」政策のもとで、格差が拡大するのはなぜか。 本書は、次のように述べている。 最近、大企業は、賃金を徹底的に抑制しながら、株への配当性向を大幅に引き上げており、2006年3月期決算では上場企業の配当総額は過去最高の5兆7000億円を越えると言われています。 (P39) 大企業が、これだけの儲けを上げているのに、その儲けは結局どこに「還元」されているのか。 |
8月18日(金) 新しい年次推移のグラフは、ここをクリック
18年度は、17年度の0.369591から0.379897と0.38に近づいた。 |
8月15日(火) テレビをつけると早速、小泉首相の靖国参拝問題が報じられていた。 とうとう小泉首相が終戦の日に、靖国参拝をしたのだ。 言いたい事は山ほどあるが、実に無責任な態度、そして世界にたいする不名誉な行為だ。 10時から行なった松本駅前での街頭宣伝で、私は、この問題「いよいよ日本の国民の全体としてこのことを正面から見つめるべき時がきた」ことを訴えた。 小泉純一郎氏は、「公約」を持ち出したが、日本が戦後の出発点として国際的に公約した「名誉ある地位」と絶対的に矛盾するもの。
さて、午前11時58分から、H8年以来毎年行なわれ今年で11回目を迎える松本市平和祈念式典が行なわれた。 「日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。」 と、日本国憲法の前文の一部を紹介しながら挨拶をおこなった。 ところで、式典の合間、なんと言っても靖国参拝問題が話題となった。 が、一方で南山議員に聞いたところ、ある議員は、「テレビ画面を正座して拝んだ。」という。 改めて、日本の国民の全体としてこのことを正面から見つめるべき時が来ていることを感じる。 |
8月11日(金) あまりに中身が事実と違うので、何度もNHKに電話とメールを送ったとその人は言っていたが、録画したテープを見てみた。 どうする「脱ダム」 と画面にテロップが入り、脱ダム問題が話題になった場面では、まず村井氏は次のように述べた。 村井仁) 続いて、 村井仁) 湊地区住民) 村井仁) 金子勝) 村井仁) 金子勝) 村井仁) 金子勝) 村井仁) 金子勝) 注) 金子勝氏 については、ここをクリック アナウンサーも質問したように、村井仁氏は、選挙中の訴えと今日のテレビとでは、明らかに今度の諏訪地域の水害に関する発言は変わっている。
そして、治山治水政策に関しての村井仁氏と田中康夫氏の違いは、金子勝氏の発言を通じてだが、実によくわかる中身だ。
それにしても、選挙が終わり、結果がでれば何でもありは通用しない。 |
8月10日(木) 詳細は、以下の通り。 そしてさらに正午過ぎに、岡谷市を訪れた際も、 それは、村井仁氏のこの選挙中の発言のトーンダウンに決着が見えるようです。 今回の岡谷市の土石流災害は、岡谷市長が「岡谷市政始まって以来の災害」と述べていましたが、ここ百年ぐらいの間災害が一回も起きたことのない、誰も災害なんて起こるとは思ってもみなかった小さな沢筋でおきた土石流でした。 現在の氏のHPは、ここをクリック (一番下にあります。) 明白に、事実と違う事だったのです。 そして、その後の論戦に関しては、 7月31日に発表された「11の政策」では、 「6、社会基盤整備による安全で安心の地域づくり 安全で安心して住める地域づくりのため、治山・治水・砂防の減災対策をはじめ生活道路の整備や中山間地の農業生産基盤の整備。 「脱ダム宣言」に伴う迷走した利水・治水対策については、安全で実現性のある対策を地域住民とともに早期に再検討。」 と述べ、 朝日新聞(8月4日付け)のアンケートにおいては、 公共事業の欄では、 「安全で安心して暮らせる郷土をつくらなくてはならないという意味で、必要な事業も一律に否定されるべきではないでしょう。まさにその地に根ざして暮らす方々、その地で命を育んでいらっしゃる方々のご意見を伺いながら、必要なものは必要、無駄なものは無駄とメリハリをつけた事業の推進をしていくことが大切と考えます。」
普通、選挙中のアンケートは、私の経験でも、回答の締め切りは、告示日後の一定の時限です。 ちなみにこの項目にたいする田中康夫氏の回答は、 「『脱ダム』宣言は、中央のゼネコンにお金が吸い取られる箱モノ的大型公共事業から、地域でできる仕事は地域の力で進める地域密着型公共事業へと転換する宣言です。既に入札制度改革などで公共事業のあり方が地元業者優先へと変わっています。 治水対策も、大型ダムに拠らず河川改修・遊水池などを組み合わせて促進します。」 ところが、投票日前前日の8月4日(金)、松本駅前で行なわれた街頭宣伝で、村井仁氏は、直接水害に関連しての話ではなかったが、補助金との関係で、思わず 「たとえば砂防ダムを入れる事は、長野県にとっても大切な仕事なんですが、脱ダム宣言でみんな断ってしまった。」 と触れています。 松本駅前で私が録音し、テープお越しした演説の内容は、ここをクリック 詳細に関しては、私もさらに精査しなければならないが、今回の水害が教えた治水対策の教訓と脱ダムとの関係で言えば、村井仁氏も、当初のような勢いで「脱ダム」「田中」批判で突っ走ることは出来なかった事は明白だ。 その後の岡谷市の関係者に確かめれば、「脱ダム」失政論は、早計であることがわかったのかもしれない。 ウソで論戦は成り立たない。 |
8月9日(水) 本格的な政策論戦としてはじめて行われたのは、松本市では7月16日県松本文化会館で行われたJC主催の討論会だ。
いわゆる、「借金は地方の宝」発言として注目されたものだ。 次に、翌17日に信濃毎日新聞が行った「対論」の場。 そして、告示日の第一声。 「岡谷市で土砂災害のあった場所は全国に30万ヶ所あるといわれる危険個所。他県では未然に被害を防ぐ作業をしているが、県内ではこの6年間、理念を優先させ、手立てが講じられなかった。それが知事選直前に明らかになった。まさに、天の戒めだ。」 (朝日新聞 第一声) 「脱ダム」問題にも関連する発言だが、考え方は伝わってくる。 そして 24日 松本市で行われた県測量設計業協会主催の時局講演会では、 ところがこれまでの主張のニュアンスが明らかに変わり始めたのは、市民タイムスのアンケートに答えての次の発言だ。 そして、文書とにして政策を初めて発表したのが7月31日。 この点は、以前の日誌でも指摘したことだが、こうして調べてみるとその変遷ぶるがよくわかる。 さらに8月4日付 朝日新聞に発表されたアンケートへの回答では、 「これからは歳入を増やすことで財政再建を進めたい。歳入、つまり税収を増やすには県内企業を元気にしなければならないと考えます。 県内企業を元気にして経済の活性化図ることによって、県税収入の増加や、更には国庫補助金の活用を行い歳入増加を目指したい。」 国庫補助金の活用で借金が増えることは間違いないが、そのことには直接触れていない。 (以下続く) |
8月8日(火) 「田中県政の評価するべき点というものが、理念の提示ということであるならば、それを充分に咀嚼(そしゃく)し、そしてそのような期待をお寄せいただいた方々の期待にこたえるべくいわゆる改革を決して後戻りさせない努力というのをしっかりやって参らなければならない。」 「改革を決して後戻りさせない」努力を行なうという宣言は、明らかに、前回田中氏を支援していた運動員、支持者を意識してのコメントである。
ところで、「超田中」とも、「以前の県政に戻すと言う意図で私を担いでいる人はがっかりする。」(告示日第一声)とまで言っていた村井氏。 一言で言うと、矛盾を抱え、ウソも平気、そして実に支離滅裂な発言で終始し、一貫性のない政策抜きの選挙であった事がよくわかる中身だった。 以下、いくつかそれをご紹介したい。 まず、投票日翌日の記者会見。 確かに、「ガラス張り」にして、視覚的に透明性「のみ」を示すものであるならば、それは必要ないかもしれない。 「改革をあともどりさせない」は、間違いなく県民の世論となった。 「日本は大きな改革の中にいる。それは国だけの問題でなく都道府県、各市町村に係わる大改革なのです。 長野県の現状に危機感を抱いている。 (その)改革に乗り遅れない、改革を先取りできる長野県を作るために立候補した。」 これは、7月27日付け 市民タイムスの「政策アンケート」に答えている部分だ。 田中康夫氏は、選挙結果が明確になった時点で、 今度の選挙は、自民党の国会議員として、そして内閣の閣僚として、これまでの進めてきた「改革」=小泉構造改革を「後戻りさせない」と聞こえるのは、私だけでしょうか。 支離滅裂さについては、「福祉政策」が象徴的だ。 ●8月4日付 朝日新聞アンケート ●発表された「11の政策」では、 ●冒頭に紹介したように、当選後 (以下次回に続く) 尚、6日付日誌は、当初発表したものを何度か試行錯誤して書き換えた。 |
8月6日(日) 田中氏、村井氏の発表した文書について少しく触れてはきた。 私たち共産党は、党としては、田中康夫氏を支援せず、「自主投票」で臨むが、古い県政への後戻りは許さず、「いいことは伸ばす」「悪い事はただす」の立場をつらぬくという今度の知事選挙での、選択の基準と党の態度を明らかにし、これからの長野県政のあり方としてその政策を「提言」という形で発表、中盤では、党の態度をさらに明確にして知事選挙をたたかった。
しかし、こうした方針は実際は初めての経験でもあり、戸惑いやためらいも生まれ、運動量も含めてその活動は不十分な結果に終わってしまった。
「ビラを見て、共産党は『田中』とわかったので入れてきた。」という人もいれば、 「これから投票に行くところです。村井さんって、元に戻っちゃうということなんですよね。」という方もいれば、 私が思うに十分な政策論戦が行なわれない中、投票日を迎え、 「県政のあともどりはいや」は、県民の世論となったが、田中康夫氏は、人心を集める事が出来なかった選挙だったといえる。 |
8月2日(水) 田中康夫氏: 村井仁氏: ボリュームに差があるのは、ご了解ください。 さて、この政策、一言で言って、 田中氏のそれは、在宅にシフトしている国の施策との関係で、在宅介護への具体的な支援と地域福祉の充実が特徴で具体性、現実性と実現性がある。
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8月1日(火) 「県政改革の主な主題」として、11項目上げられているが、詳細な検討は、後刻行なうとしてまずはご紹介します。 それにしても、注目点の一つは、「4、財政の健全化」の部分だ。 「県債残高の減少による安定的な財政運営」は、 などの主張とは明らかに異なってきている。 また、税収確保のための「経済活性化」とあるが、その活性化をどう進めるのかが見当たらない。 尚、7月29日の田中氏の松本駅前朝8時からの訴えのテープ起こしは完了しましたが、このHP上での発表は、公職選挙法に触れる可能性があるので、メールをお寄せいただいたご希望の方にお送りする方式をとります。 |
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