2025.2.8.  

 まいどこんばんは。連日わっせわっせと剪定作業をやっているおかげで今年は例年よりやや早く剪定作業が終わりそうです。何しろ1月は降水量(降雪量)がほとんど無くて休む日がほとんど無いから。なので空気は乾燥、地面は土ぼこりが舞うという乾燥状態です。先日1センチほどの降雪がありましたがその雪はすぐに融けてなくなり地面はあっという間にカラカラになりました。今日本のあちこちで大雪の予報がありますが松本盆地というところは降雨降雪のない日本のタクラマカン砂漠のようです(思いつき)。

 
   (左) 昨晩はちょっとだけ降雪がありました。朝8時。気温氷点下3℃。いつもの通勤経路は真っ白のツルッツル。初めてスタッドレスタイヤが役に立ちました。
 (右) Seven's葡萄園を南向きに見たところ。今はここにかかりっきりです。手前の自然形整枝が黄華、真ん中から奥が平行整枝形のシャイン、ナガノパープル、ピオーネその他諸々です。

 
   (左) 剪定終わった平行整枝形のピオーネ(左)とシャインマスカット(右)。1週間に数日、お手伝いのYさんMさんに来てもらっているので作業スピードがとても早いです。極寒の中で一生懸命やってもらっています。感謝感謝...。
 (右) 2芽剪定のシャインマスカット。枯れ込みが入らないように次の芽のところで切って切り口にはしっかりと癒合剤を塗布。枝が太くて硬いのでハサミを持つ手が疲れます。指がバネ指になって整形外科へ行く人がいるのがちょうど今ごろの時期です。最近は電動の剪定ハサミが売れているのですが、確かにこれは楽チン。ただ値段が高いこととハサミ自体がそこそこ重いので一長一短。しかし数年後には自分も使っているかも.....です。

 
   (左) 今日のメインメニューは自然形整枝のオリエンタルスター。剪定前。この品種は枝っぷりが素直で枯れ込みもほとんど無いのでとても気持ちよく剪定作業ができます。剪定中はマウスポインタを上に。ここに剪定のセオリーがいくつか隠されています。よおく観察してください。それに左の側枝と右の側枝は微妙に形が違いますがこれでいいんです。ここに来年の剪定へのメッセージがあります。中味を知りたい人には教えてあげます。東村山のWさん見てる!?。
 (右) 剪定後。隣に片枝の黄華があります。オリエンタルスターが大きくなればいつか伐採する予定ですが、でもはっきり言って黄華の方が美味しい...。どうしよ..。

   
   (左) ナガノパープルNo3。古黄華1本を伐採したところなのでその空間を丸ごともらって喜んでいます。
 (右) こちらも片枝になった黄華と期待の新品種マイハート。ただ今午後2時。雪がすっかり融けてしまいました。

 
   黄華の何がイヤなのかというとそれはこの変則的無理やり平行整枝形。15年経って木がこんななって(右)しまったのでで自分的にもう限界。品種の特性と下手剪定が最後に行きついてしまったところです。なので近い将来古黄華は全て伐採予定。後継の自然形黄華3本が成木期に入っています。



 先日、2泊3日で横浜、三浦半島と何故か飯能(埼玉県)へ行ってきました。

   
   (左) 横浜根っこ塾。ここは田畑と地域を学び舎にする子供たちの学び場。作物の栽培、商品開発、一次加工、マーケティングからパッケージデザイン、売り上げ目標の設定と販売戦略作成から販売そのものまで何でもあり。アグリの経験で五感を刺激し、ビジネスの経験で試行錯誤を重ねて子供たちをリアルに自然と社会、経済と繋げてみようという取り組み。なのでここには中学生の社長と副社長がいます。(マウスポインタを上に。)
 (中) 厳寒期なのに三浦半島は気候穏やか。冬物の葉っぱ野菜が収穫真っ最中でした。厳寒期に畑に何もない地域の農業者から見れば大変に羨ましい風景でした。
 (右) 三崎口の漁港。山に囲まれた盆地に住んでいると何だか妙に息苦しくなって無性に海の空気を吸いたくなる時があります。この日はいい機会でした。思いきり深呼吸して海にちょっとだけ手を浸してきました。マグロメインの漁港だけあって、マグロの専門店がいっぱいありました。お昼に大トロ中トロ赤身ミックス御膳3400円を食べてきました。高っ....!。あと生ビールと。満足満足。

     
   (左) こちら江戸東京たてもの園。帰りの特急あずさ立川発16時22分に乗り遅れないように時間を計って一巡りしてきました。けっこう面白かったです。神田の万世橋にあった交番を移築したもの。奥に2畳のタタミの部屋が。昔のオマワリさんはここに寝泊まりしてたのか.....。狭い、狭すぎる......。 昔都内を走っていた都電(マウスポインタを上に)。これは自分にも見覚えがあります。乗ったこともあるように思います。車内に入れましたが、昔懐かしい木の床でした。
 (中) 台東区にあった鍵屋という居酒屋を昭和45年頃の姿に復元したものだそうです。木の温もりがとても優しい。冷奴60円、ゆどうふ80円、御新香60円、雀焼き150円・・・とある。それにしても後ろにあるあの看板(ポスター?)は一体何か??(
マウスポインタを上に)。KABUTO BEER(カブトビール)とある......。知らんぞこんなビール..。Wikipediaで調べてみたら、明治31年から昭和18年にかけて半田市(愛知県か!)で製造されていたビールだそうです。このポスターは赤玉ポートワインのあのヌードポスターと雰囲気が似ていると笑ってしまいました。
 (右) フツーに見ると壮強と健保と読める。何となくそれっぽい意味に感じられるところが面白い。球油肝とは雀焼きの同類か?。それとも中華料理?。この雰囲気の銭湯は覚えがあります(
マウスポインタを上に)。
 突然思い出しました。道路を走っている業務用のクルマやトラックで側面や後ろ面に会社の名前や住所を載せているものがよくあります。文章は普通は左書き(左⇒右)なのでクルマの左側(助手席側)はいいです。ところが右側(運転席側)が右書き(左←右)になっているのをよく見ます。壮強と健保、球油肝状態です。すごいのになると、会社名はロゴになっているので左書き、その下の住所は右書きになっているのをまれに見ることがあります。これって変じゃないのかなぁ....と思っているニンゲンはワタクシを含めて世の中にどれだけいるのだろうか...........(笑)。