2024.6.26. 

 まいどこんばんは。連日、睡眠時間を除いて朝から晩まで眠いので、とうとうモノを考えるという思考能力が無くなってきました。同時に、あれ!?今朝何やったっけ..??、っていうことも思い出せないようになって記憶能力も欠乏しているようです。しかし昨日の日没前は1デラのテーブルセットに腰かけて、ここ4-5日間の予定をずっと考えていました。当面やらないといけない作業が5つの葡萄園で山ほどあって、その順序。28日には毎年恒例の地元山辺中学校のデラウェア笠かけ体験授業。それがある場合と雨天で中止の場合。中止の場合にもお手伝いの人を呼んで他の作業をする場合と呼ばない場合の作業をそれぞれどうするか。消毒作業は最低3つ。できれば4つ。雨降る前で風のない時間帯はいつか。天気予報とにらめっこしながらずっと考えてました。28日は雨で笠かけ体験授業は中止及びお手伝いの人もお休みという前提の作業計画を今日から実施することにしました。

 
 摘粒前のピオーネ。ハサミが入らなくなるけっこうギリギリのところまで大きくなってきました。よく見ると一番上にハート粒がついています。
 
   
 軸長7センチ。ハサミで粒を落としておよそ32粒の房に仕上げます。これでおよそ500グラムの房になるはず。この摘粒作業がぶどう栽培の一番のハイライトです。繊細な感性とハサミ技術と長時間耐えられる集中力が試されます。シロートには無理。なのでAI化の研究が産官学で進んでいる作業分野です。

 
 こちら第3テラウェア園。2週間前に除草剤を散布したので地面は清潔。摘房と摘粒の最終チェックを3時間かけてやってきました。
 
 
 
笠かけを待つデラ姫。ずいぶん粒が小さいうちから摘粒作業を短時間でやってきたので精度が今ひとつ。デコボコの多い房が多いです。でももうこれ以上はムリ。ここまでよくきました。あとは笠をかけて熟成を待つのみです。
   
   
 この3デラには推定樹齢60年を越える古デラが2本あります。18年前にここを借り受けた時には古デラが十数本あって徐々に若デラに更新してきました。そしてこの古デラは今年が最後。冬に伐採予定です。そう思うといささかの感慨があります。
   
 
 レインボー葡萄園で翠峰のチェックをしていたところに現われた雄キジくん。目が合いました。
 
 明日も殺人スケジュールです。朝3時45分起床。4時半から6時まで第1巨峰園で消毒作業。6時半から7時50分まで共同防除散布の当番に勤務。但しここでは朝食を兼ねて少し寝ます。8時から紅環の摘粒やって直後に2回目ジベ処理。その後シャインとオリエンタルスターの2回目ジベ処理。午後はシャインの摘粒。お手伝いの人をあちこち連れまわすことになります。夕方はレインボーとSeven'sで消毒作業。何しろ雨降られたらたまらん。この時間帯での風速がちょっと心配。その後もしできれば3デラの消毒までやりたいがさあできるか..........。それではおやすみなさい。