![]() ![]() |
|
2024.2.9. | |
![]() |
まいどこんばんは。いい雪が降りました。北アルプスの累積降雪量が平年の60%ほどで山の地下水が極端に少なくてこのままいけば夏には渇水状態が起きるかもという心配は払拭されたようです。ぶどう園も雪景色。標高が一番高い第1デラウェア園では25センチ程の積雪でした。 こちら昨日の第1巨峰園。 |
![]() |
![]() |
(左) 平行整枝形の短梢剪定です。 (右) 芽を2つ残したところで切ります。切り口には癒合剤を塗布。 |
![]() |
![]() |
(左) 短梢剪定平行整枝形仕立ての欠点がコレ。芽座(芽がついている部分)が年を経るごとに主枝からどんどん離れていくこと。発芽しない芽が毎年5%ほどあること。このことは、10年経ったら芽の数が半分になってしまうことを意味します。黄色↑は本来芽がついているはずなのに芽が欠損している箇所です。そこでそうならないで必要な芽数を確保するためにあっちから枝を持ってきてこっちからも枝を持ってきてと小細工を弄することになります。そしてそれが樹形を乱す元ということになります。なので短梢剪定平行整枝形仕立てはおよそ20年が限界(?)ってことになるのが自分の見解です。自然整枝形と違って寿命は短いです。 (右) とはいうものの、きれいに平行に誘引しさえすればその後の作業効率の点で桁違いのコスパを発揮するのがこの短梢剪定平行整枝形仕立てです。この葡萄園はそういうことで割り切っています。 |
![]() |
![]() |
(左) 定植後18年ほどが経過している早生巨峰「紫玉」の後継が「クイーンルージュ」。「ナガノパープル」「シャインマスカンット」と共に長野県大粒種3兄弟と期待されている赤いぶどうです。近い将来、こいつでひと稼ぎしようと企んでいます。 (右) こちらも2芽剪定。元が1芽目、先が2芽目です。1芽目がしっかり発芽すれば2芽目は欠きます。2芽目ばっかりを毎年使うと10年後に上の巨峰みたいな形になってしまうことがわかっているので。 |
![]() |
![]() |
(左) 左にいく主枝と右にいく主枝の分岐点(上の写真の黄色↓)。角度最低でも90度以上を確保(赤い↓)。角度がないとこの枝の太さが10センチくらいになる10年後の将来、ここに裂け目ができて両枝が共倒れになる可能性が大です。実は5年位前にSeven's葡萄園のピオーネで痛い目に遭っています。人間は学習する生き物なので、こんなワタクシでもバカはバカなりに過去の反省をここに活かしているつもりです。 (右) 「クイーンルージュ」が伸びるところの「紫玉」は芽座を切り取られてちょっとカワイソ..。 |
|
![]() |
![]() |
![]() |
|||
雪が降る前の日ですが、ぶどう御殿の薪ストーブの燃え方がどうもよくないのでメンテナンスに来てもらいました。簡単なメンテなら自分でやりますがこの際せっかくなので煙突の中まで見てもらうことにしました。屋根の上はさすがにコワい(左)。この煙突の長さなら溜まる煤は1シーズンで100グラム程度が標準だそうです。ということは10年なら1キロか..。我が家の場合は10年でわずか650グラムでした(中)。それだけ煤が溜まらない良い焚き方をしていることが証明されました。するとよく燃えなかった原因はどこに??。原因は薪ストーブ本体の中のちょっとした部材が灰で埋まってしまって通風が遮られていたことでした。なんだこんな簡単なことだったのか..........。煙突の塗装が日光で剥げてしまっていたのでこの際でしたので真っ黒に塗り替えてもらいました(右)。新品同様になって黒光り....。 |
![]() |
![]() |
![]() |
|||
やはり火はいいですね。暖かみがあります(左)。ガーデンの一画にクリスマスローズがひっそりと(中)。真冬に咲く数少ない花です。所要で松本市役所へ。すき間時間に松本城をグルリ一周(右)。季節によって違う風情と威厳があります。 |
|
|||||
![]() ![]() |