2022.5.3.   

 まいどこんにちは。春の関門をクリアしました。遅霜です。昨日全てのぶどうたちに霜よけガード剤を散布して、なおかつ地面にほど近い高さに芽が出ている苗木たちにはやさしくワラを巻いてあげました。今朝は最低1℃まで下がったようですが空気が乾燥していなかったこととやや風があったことで、遅霜被害はどうやら回避できたようです。ホッ.....。

   
   (左) 今日のRainbow葡萄園。向こう側のこんもりしたところは実は地域でモンダイの一区画。先代が亡くなって相続者がここにはいないといういわゆる不在地主ってやつです。敷地はとてつもなく広く、家建物はおそらく朽ち果てる一歩手前、もう何十年も管理していない庭や元畑には雑木がうっそうと生い茂り、その木の枝が道路の上まで被ってきて迷惑この上なし。何より見た目キタナイ。地域の連合町会長さんがこの不在地主に連絡とったりしているそうですがどうも梨のつぶて状態。ホントに困ったもんです。
 (右) 紅環。強風による枝折れをいかに防ぐかに勝負がかかっています。 

   
   (左) 翠峰。今年も頼むぞ、と声をかけたら「うむ、わかり申した」と言ってました。
 (右) サニードルチェ。もう少し大きくなったところで副芽をとってきれいにしてあげます。

 
   (左) ウィンク。このぶどう園は定植・間伐・伐採・定植・脱落・置き換え......と目まぐるしい生存競争が繰り広げられていますがこの木は初代からあるぶどう木のうちの1本。替えのきかない1本にまでなってくれました。
 (右) マニキュアフィンガー。なかがわ葡萄園の新顔。大化けしてくれることに期待。

   
   (左) レイトリザマート。裂果対策が成否のカギを握ります。
 (右) コトピー。なかがわ葡萄園の中でどうしたわけかあんまり存在感が感じられない赤ぶどう。シャインの子なのに。

     
   (左) 昭平紅。美味しいんだが課題はやはり裂果対策。
 (右) 貝甲干。園主様がいよいよ見限る日はそう遠くないかもしれない......。そんなことを言って脅かすのですが聞いてんだか聞いてないんだかわからない我が道を行く困った系ぶどう。

   
   (左) こちら第3デラウェア園。発芽状態はとりあえず順調。ただいま芽欠き作業中です。
 (右) 早生デラくんにはもう房が見えます。これからどんどん枝が伸びていきます。