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(左) 昭平紅。完全に失敗でした。房が大きくなりすぎ。陽のあたらない房の裏側がまっ黄っ黄。糖度も思うように上がらず、今年は×でした。2回のジベ処理とか房づくりとか摘粒にたくさんの課題を残してくれたぞこのやろう。 (右) 伊豆錦。今年は色のつくぶどう(赤とか黒)の着色が全般に悪い年でした。この人がその典型のひとり。黒くならない紫ぶどう。本来の味を引き出すことができませんでした。 |
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(左) ウインク。今ごろになってやっと完熟状態。粒の付け根まで紫黒色になるのに随分日数がかかりました。めちゃ美味い。自分好みの食感。でももう遅いわ。 (右) サニードルチェ。やはり赤系ぶどうは天候に敏感です。房づくりから誘引から葉っぱの管理からやるべきことは全て丁寧にやったのですが、満足には至らず。しかしこのサクサクとした食感はなかなかいいです。 満足といえば、今年は翠峰が大当たりでした。一生懸命やった甲斐がありました。400ちょっいの房がほぼパーフェクト。これは嬉しかったです。満足も大満足。9月中になくなってしまったので写真がない!。がんばって写真撮っときゃよかった。シャインマスカットも同様。満足ではありませんが去年の反省をある程度は生かすことができて自分はそれほどの大バカではなかったことを証明できたことが嬉しいです。うーむしつこいな。黄華もまあまあ。しかし房が大くなりすぎて本来の食味の点では△か。今年実力を見せてくれたのがバラディ。しかし熟期が遅いことが難点。それから雄宝。こいつなかなかやるぞ。それから颯爽と大粒種前半戦の主役に躍り出たのがナガノパープル。熟期が早くて他のぶどうと揃えられないことが少々困るけれどこれだけ美味しければそんな文句は言ってはいけない。9月20日ごろまでのレインボーセットや4種セットにはたいてい入れましたがこれがまた美味い!!。毎年まいどまいどのお客さまで初めてこのぶどうを食べて絶賛していただいた方も随分いらっしゃいましたぜ。どちらかというと作るのがイヤな“キライ系ぶどう”だったのですが今年の出来を見て気持ちが変わりました。わたくし事ですが、ナガノパープルがあんまり美味しいので黄華とともに冷蔵庫に何房か保存して連日数粒をポリポリと食べておりました。さすがにそのうちになくなってしまい、じゃあ巨峰を食べよかと思って巨峰を食べたら、ん..............1?、なに!?、この面倒くささは一体何!?、皮が残るのが面倒くさい!、と実感しました。タネなしぶどうに慣れるとタネありぶどうは食べられなくなる、皮ごと食べられるぶどうに慣れると皮の食べられないぶどうは食べられなくなる、という消費者様のニーズを身をもって体験しました。 |
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(左) 第1巨峰園。もうスッカラカン。先日、お礼肥をやったところで、ただ今来年への力を蓄え中。 (右) Seven's葡萄園。これはシャイン。収穫忘れが1房くらいないかなと見渡してみたけれどやっぱりスッカラカン。 とにかく、ヤレヤレです。10月に入ってからハワーレベルを徐々に落としてきているのですが、明日でホントにぶどう終わりです。そのうち今年の総括をゆっくりやらせていただきます。 |
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