2019.5.2.   


 まいどこんにちは。令和元年2日目です。皇位継承の一連の儀式をTVで見てました。けっこう感慨深いものがあります。自分にとっても家族にとってもぶどうにとっても世の中にとってもこれから始まる令和の世に幸あれと願うものでありまする。

 さて、今年のぶどうの生育は“遅い”です。去年が早かったこともあって余計遅く感じます。去年はGWったらデラ姫の芽かき作業とか3デラなんかは摘房・肩切り作業を始めていたのですが今年はのんびり。一昨日昨日は雨ということもあってグータラしてました。その前の日には旧知の友人と奥様、ご令嬢がぶどう園を訪ねてくれました。小学校2年生からのお付き合いなので、おおっ!、50年が経つ!!。川越市のCさん、あなたが私の一番古い友人です。

 で、今日はなかがわ葡萄園のいろんなぶどうたちの発芽状態をご紹介ご紹介....。
 まずは第3デラウェア園。昨日から1回目の芽かき作業を始めたところです。
 (左) 早生デラくん。
 (右) 4月28日の朝は-1℃まで気温が下がりました。ぶどう園一面が霜で真っ白でした。前日に霜対策をやっておいたのですがそれでも完全ではなく、一部の芽がチリヂリにやられて茶色くなってしまいました(左側)。恐るべし凍霜害。

 こちらSeven'sぶどう園。
 
 (左) 黄華。枝の黒い点々が気になります。毎年発生するつる割れ病のビョーゲンキンだと思われます。
 (右) 短梢剪定のシャインマスカット。芽が2つ出てきました。このぶどうは去年大失敗したので今年はしっかりリベンジしてご覧にいれます。

 (左) ピオーネですねこれは。6本のピオーネのうちの1本が枯れこんでしまったようで全く芽が出ません。いきなり200房損しました。GW中に伐採します。あーあ....。
 (右) ナガノパープル。どうも思っているようにできないのでバカノパープルと呼んでいます。今年こそバカ脱却なるか。

 こちらRainbowぶどう園。
 (左) 貝甲干(ベイジャーガン)。 (右) 昭平紅(ショウヘイコウ)。 この2つそっくりだな。どっちがどっちかわからん。

 (左) サニードルチェ。 (右) ゴルビー。 今年は赤系ぶどうの当たり年であることを祈っています。
 
 (左) ウィンク。 美味しくするにはどこまで小さく作るかがカギ。
 (右) バラディ。 別名バカディ。 ここにもバカがいます。バカ脱却のためにどうすればいいのかがわかりません。困ったぶどうの第一人者。

 (左) 翠峰。毎年発芽が揃わないのがモンダイ。今年はもう少し様子を見ます。
 (右) 紅環。去年は赤くならなかったので今年は秘策を準備しています。

 地元の山辺ワイナリーに農産物の生産者直売所があります。シーズンにはぶどうやいろんな果物野菜を求めるお客さんで賑わいます。なかがわ葡萄園でいえば「レンイボーセット」みたいないろんなぶどう詰め合わせを沢山出荷しているぶどうの大先輩がこの冬急逝されました。たぶん今年はぶどうセットが足らなくなるはずだからナカガワさんよろしく頼みますと店長氏に言われたところです。はーい頑張って作ります。これからこの先しっかり手を入れることができるかがカギ。

 こちら第1デラウェア園。
 3デラより標高が100mほど高いところにあるので生育も1週間程度違います。