2018.7.11..   


 まいどこんばんは。もうヨレヨレのクタクタです。1週間も降り続く雨のおかげで、予定していたぶどうの袋かけ作業ができない、雨のおかげで消毒作業を追加してやらないといけないけどそれもできない、仕方ないので違う作業をやろうとしても葉っぱがびしょ濡れなので自分もびしょ濡れになる....てなことで予定が全くその通りに行かずもう心身共に疲弊してきました。今日は朝一で第1巨峰園で追加消毒と第3デラウェア園で棚上散布の消毒を予定していたのですが、昨夜の雨のおかげでぶどう園はびしょ濡れ。結局第1巨峰園の消毒は今日はあきらめ、ようやく9時過ぎから第3デラウェア園で大事な消毒作業をやってきました。
 
 こちら雨に濡れたRainbow葡萄園。朝から袋かけ作業やりたかったのですが房がこんなに濡れていてはそれもできず。
 
(左) 貝甲干と書いてベイジャーガン。中国原産のぶどうを種なしにチャレンジ。摘粒の加減もわからないのでとりあえずテキトー。
(右) ゴルビー。栽培技術上はここまではそんなに難しくないのですがモンダイはここから先。裂果をどう防いでいくかです。

(左) マリオ。大粒種のくせに粒がまだこんなに小さい。おまえやる気あんのか.....??。
(右) クイーンニーナ。去年失敗したので今年はその反省を生かしているつもりですがさてこの先どうなるか....。

 
(左) 紅環。ゴツゴツ系の粒が今年当たり年の予感......。
(右) 翠峰。レインボーセット用サイズとJA出荷用サイズを作り分け。だんだんとコツがわかって自分のものになりつつあります。

 午後1時よりようやく袋かけ作業を開始。半日遅れのスケジュール。
 
(左) サニードルチェ。課題はこのあとの着色。
(右) 袋の一番上には針金がついていて雨や害虫が侵入してこないようにギュルっと巻き付けます。

 
(左) ゴルビーのハート粒。
(右) こちらクイーンニーナのハート粒。

 
(左) ピッテロビアンコ。
(右) 貝甲干。ぶどうにかける袋にはいろんな種類があります。どの袋が適当か今年は実験。白いのが巨峰等で使うノーマルタイプ。緑は遮光性を考慮したタイプ。判定は9月です。

 さて、今はっきり言って思考能力と身体能力が欠けてます。今日も作業のちょっとした順番を間違えたりとかちょっとしたものにつまづいて転びそうになったりとか、今心身ともにキケンな状態にあります。そしてその心身消耗状態は自分だけでなく、同じ苦労を共にするぶどう屋さんに共通するもののようです。実際、今日の夕方、ふらつきながら一生懸命ゴルビーの最終摘粒と袋かけをやっているところに同僚のN氏が突如あらわれ、普段は理路整然、温厚な彼があとでよくよく考えれば日頃は絶対言わないようなオカシなことをわめき散らして去っていくというような、そんなことがありました。うーむ、今みんな心身疲弊しているなと思った次第。自分も今脳内にわずかに残っている知力をふり絞ってぶどう通信書いています。明日は、昨日雨のために予定の半分しかできなかった山の上巨峰園の袋かけ作業の残り分と第1巨峰園で途中中断している袋かけ作業の続きの予定。ところが天気予報によると明日もまた雨っぽい。いやそれどころでない、今外では雨が降っている。ということは明日は午前中は袋かけ作業ができないということではないか.....。手伝いの人の日程の都合もあるしもうどうにもならん。もう知らねぇ勝手にしろや。ただし就寝中の両足同時のこむら返りだけは堪忍してくれ。あれは拷問に等しいぞ。

 と連日こんな状態ですので、このところぶどうのお問い合わせなどちょこちょこいただいているにかかわらずご返信できていない状態です。あと1週間もしたら脳内回路元に戻ると思いますのでそれまではこのウスラバカ園主の連日の愚行っぷりを想像して笑ってやってください。