12月18日(火)
衆議院選挙でのお力沿えに心から感謝申し上げます。
実に久しぶりのブログの更新となります。
解散、公示とあわただしい中、時間が取れなかった。
今度の選挙、日本共産党は、議席倍増をめざして奮闘しました。
結果は、議席奪還を目指してきた北陸信越ブロックは当選に至らず、全国では改選9議席から8議席への後退となりました。 情勢が求める躍進を果たせなかったことに対して、責任を痛感しています。
長野県でも、中信地区でも前回と同じ比例での支持を得られていたら十分に当選できた選挙でした。
ご支持をお寄せいただいた有権者のみなさん、寒さのなか、ご支援をいただいたみなさんに、心からお礼を申し上げます。
議席を後退させたことは残念な結果ですが、みなさんのご奮闘、ご協力によって、2010年の参議院選挙時と比べ、比例票は増やすことができ、一歩ではありますが、前進への足がかりをつかんだことは、重要だと思います。
日本共産党は、この間2009年に続いて、2010年の参議院選挙で比例を減票し、2010年の時点を「私たちの出発点」としてきましたが、今度の衆議院選挙では、2010年参議院選挙比、得票数で13万票、得票率で0.03%とわずかですが前進させることができました。
自民・公明両党が、320を超える議席を獲得し、自公政権が復活する結果となりましたが、この結果は、3年4カ月の民主党政権の失政への国民の怒りの結果にほかならず、
自民党への国民的期待が広がった結果ではありません。
事実、自民も公明も全国的には、比例票を減らし、この中信地区内でも、同様の結果となっています。
4割台の得票で8割の議席を独占するという、きわめていびつな小選挙区制度の結果に他なりません。
選挙中、自・公両党は、いま日本と国民が緊急にその解決を求めている、デフレ不況の打開と消費税増税問題、原発問題の解決、TPP問題や米軍基地問題、領土紛争など外交の諸懸案に答えも展望も何一つ示すことができませんでした。
それどころか、憲法改定を公然と掲げ、国防軍を作ることを公言した自民党政権が生まれ、維新の会の伸長はきわめて危険な動きですが、こうした道を強行しようとすれば、平和を願う広範な国民世論、アジア諸国民の世論と、激しい矛盾を引き起こさざるを得ないでしょう。
どの問題についても、その帰趨をきめるのは、これからの国民の皆さんのたたかいです。 私たちは、総選挙で掲げた公約の実現のため、新しい国会で、また国民運動と共同して、全力をそそぐ決意です。
現状を、大局的な視野で見れば、60年間続いた自民党型政治がいよいよ行き詰まり、日本が新しい政治を求める、新しい時代に入っていることは疑いありません。
政治を変えるためには、国民と深く結びつき、日本の前途について展望を示す力をもった、強大な日本共産党の建設が必要だと思います。
来るべき参議院選挙での躍進をめざして、全党の知恵と力を総結集して、この仕事にとりかかる決意です。
昨年の2月以来、中信地区委員会の地区委員長代理を務め、選挙時は長野2区の選対本部長を務めてきた。
力不足の中、十分な責任を果たせなかったことにお詫びを申し上げます。

写真は、12月10日午後2時に松本駅前での街頭演説会に訪れた志位和夫委員長が、事前に駅前のお店を訪ねた時のものだ。
店の方は、「粘り強いのが餅です。そのように頑張ってください。」といちご大福を志位さんに手渡してくれたが、まさにこれからのそうしたたたかいが求められる。
今日をブログでの新たな出発点としたい。
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